2024年02月28日

いくらなんでも酷すぎる ( `ー´)ノ

昨日は、多くの不動産屋にとっては「花金」みたいな火曜日で、久しぶりに夜更かしをした。うちのが録画していたバラエティー番組をソファーに座って保護猫みーちゃんを乗っけて観ていて、寝たのは10時半。

私からすれば、いつもより1時間以上も夜更かししたことになる。電気毛布で温かい布団に入ると直ぐに睡魔がやってきて深い眠りについたのだが、日付が変わって0時15分、枕元のスマホが鳴る。画面を見たら海外からの着信みたい。後で思えば機内モードにしておけば良かったのだが、本当に「緊急事態」が無いとは言えないから出た。一番深い眠りのところで起こされたから意識は朦朧としていた。相手は入居者で、私が批判的な中国や韓国ではない別のアジアの国。日本の現在時くらい分かりそうなもの<`〜´>

詳細は住宅新報版ブログで書きたい。とにかく、「それ、今この真夜中でないとダメ?」と言いたかった。

自分のことしか考えていないんだろな、いくらなんでも、火事でもないなら大抵の要件は翌日でOKだろう。深い眠りを覚まされて、その勝手な願い事、というのでは人間性を疑うし、頃したくなるもの、ほんと。

さて、気を取り直して、Jonathan's のモーニングに行ってこよう。今日は暖かくなるみたいで嬉しい (^^♪

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2023年10月19日

昨日から凄く怒っている出来事があって・・・

いつも通り、Jonathan's のモーニングに行って気持ちよく羽を伸ばしてきたけど・・・、それからが地獄、

昨晩はなかなか寝付けなかった。詳しくは、このブログには書かないで住宅新報版のブログに書きたい。

相手は「不動産屋は今日は休みかな」なんて全く考えていないんだろな。本当に緊急性がある用件なら、そして、家主さんや管理会社に非があって、というなら仕方ないと思う。でも、違うんだよね。しかも、明らかに入居者の責任だと言えるしね。週に一日しかない定休日、仕事のことは考えずに休みたい。

何社かの業者さんに迷惑や面倒を掛けてしまったしね。そのお詫びも、こちらでしなきゃならないしね。

これねえ、ほんと(お菓子が欲しいワケでなく)菓子折りを持って謝罪に来なきゃならないレベル <`〜´>

なので、記事の更新はお休みさせて頂くことに、ハア・・・。

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2023年02月27日

予め同業者さんから情報は得ていたけど・・・

この仕事(賃貸仲介管理)を始めて36年、最悪の人間性の客が来た。人間、あそこまで自分勝手になれるか、と思えるくらいで、精神障害ではなく、ただただ性格が悪い、ということなんだろうけど。本音では、「アンタみたいな人は、死んだほうがいいよ」と思っている。詳細はここでなく住宅新報版ブログに書こう。

今年の初めに生活保護受給者の父親の部屋探しをして、困難な状況や属性だったけど、凄くいい部屋が見つかって管理会社の担当者が「審査を通すべく」頑張ってくれたのに、一方的に娘がキャンセルしてきて、どういうワケか私が悪者にされていたことがあるけど、どっちの性格が悪いか、「いい勝負」だと思う。

ちょっと会話したら不動産屋は誰でも「コイツの部屋探しはしたくない」と思うだろうけど、同業者が無駄な時間を費やすことが無いよう情報を共有したいと思う。ちょっとばかりの手数料になっても合わないから。

実は昨日の朝、ひょんなことから情報を得ていたけど、飛び込みで入ってきて、ちょっと話しただけで、「ああ、コイツか」と判った。常識の欠片(かけら)も無いのが直ぐに伝わってきたから。もう天然記念物だね。

それやこれやで寝つきが悪かった。目覚めも悪い。今日も「嫌な仕事」が目白押し。ストレスが溜まるわ。

そうだ・・・、昨日、真逆の人にも会っていたわ。横浜に転勤になるソフトバンクのお姉さん。「自分の娘がこんな性格だったら良かったのにな」と思えるほどで、携帯の番号も教えてもらったから、たまに電話してみよう。仕事も、カネも、人間関係も、上手くバランスが取れていて、押しなべてチャラ、ということか (^^♪


追記 】 先週(万歩計での月曜日から日曜日まで)一週間で、10万7千歩・・・、ちと歩き過ぎだよね。

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2022年11月25日

昨日、一昨日の記事を整理

一月前に生活保護を受け始めたばかりの単身の高齢男性が来店。

「今の家賃は68000円で生活保護の規定をオーバーしているので安い部屋に移らなければ」とのこと。

当社管理の8畳一間で広めの家賃42000円の部屋を案内。
「荷物が多くて入りきらない。娘が『1階でないとダメ』と言っている」と断りが入る。

「役所から契約金や引っ越し代が出ないから、その分は娘が出すから決定権は娘にある」とのこと。

別の部屋を案内するも、管理会社から「70歳以上はダメ」と断られる。

1階の物件で探すも希望条件に合う部屋はなかなか出てこない。その間に職場(調理師)を解雇される。

ようやくに、駅から徒歩圏のマンション(1階の部屋)が見つかり娘とともに案内。
娘も了解して申し込みをし、本人を連れて(保証会社の審査を通してもらうべく)管理会社に挨拶に行く。
保証会社の審査が通り、家主さんの了解も得られた、との連絡があり、今借りている部屋の解約通知を出さなければならず、一日でも早いほうが良いので解約の方法を教え、うかうかしていると次の家賃も引き落とされるので、銀行に行き「自動引き落としになっている家賃の振替え停止手続き」をするよう進言。

自分で銀行に行き手続き完了。

翌日、娘が当社に来て、「24日に契約金なんて振り込めない。市役所は『1ヶ月前に保護決定した人の契約金など出せない』と言っている。あなたにも言いましたよね。こないだの物件はキャンセルしてくれ」とのこと。
「お父さんのケースで役所が契約金を出さない、ということは無いから、役所の担当者に確認すべき。私が電話しようか?」と言うも、「とにかく、私が負担することも立て替えることもできないから無かったことに」と捲し立てて、どういうワケか怒って帰っていった。
私が役所に確認すると、「出せますよ」とのこと。ならば一時的に立て替えるだけで済む話になる。
父親の携帯に電話するも、父親でなく娘(妹のほう)が出て「キャンセルしたんだからもういいでしょ!?、あなたは信用できません」とのこと。

現在はここで止まっている。


当然に、一生懸命に審査を通すべく協力してくれていた管理会社のМさんに謝罪の電話を入れた。「もう少し待っててみましょうか」との有り難い言葉も頂いた。それにしても「契約金は娘が出す」という話は何だったのか。払うどころか、確実に還ってくる立て替えも拒否していて、親子で意思の疎通が図れていない。まあ、何度説明しても理解できない父親と、言い出したら聞かない娘とでは意思の疎通は無理かな。

娘二人は結婚していて、20万円ちょっとの額が立て替えられないほど、とは思えないんだけど・・・。法的に不動産屋が立て替えるワケにはいかないし、それが可能だったとしても、こんな親子を助けたくない。

役所からは「早くもっと安い部屋に移りなさい」と尻を叩かれるだろうけど、私は知らない、相手にしない。

せめて、「いろいろご面倒をお掛けしましたが、こういう事情で借りられなくなりました。申し訳ありませんがキャンセルさせてください」と下出に出てくれていたなら、そして、私のアドバイスに対して(冷静に)聞く耳を持っていてくれたなら、と残念に思う。この親子がしたことは一種の営業妨害だと言える、と思う。

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2022年11月24日

昨日は久しぶりに怒った、腸(はらわた)が煮えくり返るほど 2

昨日の記事の続編なので、一昨日の話になるが・・・、

娘が、うちの店のドアを開けて、挨拶も無く、血相を変えて「市役所が『一月前に保護が決まったばかりなのに契約金なんて出せない』と言っているんだけど、私も24日までに契約金は払えません。あなたにもそう言いましたよね」、だと。私は父親からもそんなふうには聞いてない。役所から契約金が出なければ当初の予定通り娘が契約金を出せばいいだけの話。だいいち、今回のケースで役所から契約金や引っ越し代が出ないハズが無い。「私が市役所に問い合わせてみましょうか?」と訊くと、「けっこうです、キャンセルします。あの話は無かったことにしてください」と、私がどう説明しても「キャンセルしたからもういいでしょ!?」と言って、私の話を聞こうとしない。父親も理解力に欠けるけど、娘も相当なもの、と思った。

だいいち娘も一緒にその部屋を見て、「この部屋ならいいね」と言っていたのだから、「何か、あの部屋を借りられる方法はありませんでしょうか?」と相談するのでなく一方的にキャンセル、それが解からない。

過去のどの客よりも面倒な客だったし、仲介料が飛んで行くのは辛いけど、私より、父親はもっと辛いだろう。娘が父親に何も言わせず独断で決めたんだろうな、と思う。役所からは「68000円の家賃の部屋からもっと安い部屋に移りなさい」と言われるだろうから遅かれ早かれ別の部屋を探さなければならないけど、父親も娘もそんなでは、どこの不動産屋も親身に相談に乗ってくれることは無いだろうな、と思う。

私としては、今回のケースで「契約金が市役所から出ない」とは考えられなかったので役所の生活福祉課に電話して問い合わせたら・・・、担当者が出て、「〇〇さんの場合、契約金はお出しできますよ。ただし、明細を見て、出ることが決まっても日にちが掛かります」とのこと。どう説明したのか聞いたのか・・・。

市役所の担当者が嘘を言っているとは考えにくいし、どう考えても娘のほうが嘘を言っているように思う。それでいて「あなたは信用できない」ねえ・・・。そう言えば1年前もそんなことを言った女性が・・・(^◇^)

これ、私が間違ったアドバイスをしたことで部屋が借りられなくなったとか何か損害を与えた、というなら「あなたは信用できない」と言われても仕方ない。だが、本人が「役所からは契約金を出してもらえない」と決め付けていたのを、「そんなハズは無いから担当者に訊いてごらんなさい」と勧めて、(娘は『役所からは、出せないと言われた』、と言っていたけど)「問題なく出してもらえる」と判ったのだし、むしろ(真相は不明だが)父親が「契約金は娘が払ってくれる」と言っていたのに、「払えない」「立て替えできない」と言いだした娘たちのほうこそ信用できないではないか。最初から「出す気は無かった」のでは?、と思う。

まあ、それだと、いつまで経っても引っ越しは出来ないことになるけど、その理屈も解かってないだろな。

それで、父親の携帯に担当者の言葉を伝えようとして電話すると、娘が出た。後で判ったことだが、さっきうちの店に来た女は姉で、その妹みたい。父親を電話に出させず自分が出るのだから、ロシア軍に占拠されたウクライナのキウイみたいなもの。通信も機能せずロシア軍に掌握されている、そんな感じか (^^♪

姉と同じで、「キャンセルしたんだからもういいでしょ!?、あなたは信用できないんです」と捲し立てる。それで、「モノには言い方というものがあるでしょう」と怒ると、「ほらほら、それ」と人を見下すように言う。

姉も妹も、「いろいろご面倒をお掛けしたのに申し訳ありませんが、実は、期限までに契約金を振り込むことができません。役所が契約金を出せないと言っていて、それだと私が負担することになりますし立て替えることもできないので、今回の申し込みはキャンセルさせてください、済みません」と、先ず言うべきだ。

今回のキャンセル自体は納得いかないけど仕方ない。そんなのいっぱい経験しているし。だけど、管理会社も誠実に対応してくれていたのだから多大な迷惑を掛けることになるし、うちの信用問題にもなる。キャンセルの理由を他人の所為にして非難するのが解からない。3人とも本当に常識が無く頭も性格も悪い。

父親が生活保護を受けている、ということは、娘たちは役所から送られてきた「申請者である親の生活を支援したり同居するつもりは無いか」との問い合わせの書面に「ありません」と答えていることになるし。

まあ、どのみち、近いうちに部屋探しをすることになるだろうけど、うちは関わらない。娘が、うちには行かないように言い含めるだろうけどね。仲良くしている同業者にも(部屋探しするな、というのでなく)「こんなことがあったからくれぐれも気を付けるよう」連絡しておこう。こんな不快な思いをするのは私だけでよい。

あ、そう言えば、今の部屋の家賃の自動引き落としを止めていたんだ・・・、自分で元に戻せるかなあ(爆

私は本当に思っている。人間のクズとも言える娘たち、地獄に落ちろ、と <`〜´>

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2022年11月23日

昨日は久しぶりに怒った、腸(はらわた)が煮えくり返るほど 1

11月18日付けの記事「昨日も、猛烈に疲れた一日」で書いた「理解力に欠ける高齢者の件」の続編。

うちの管理物件で、たまたま凄く良い部屋があって、一人世帯の生活保護の家賃の上限53700円を余裕で下回る42000円の部屋を案内したら、本人は気に入ったけど、契約金を出す娘がダメ出し。「もう歳(72歳)だし、今は良くても、1階の部屋でなきゃダメ」で却下。まあ、それは解からないでもないのだが。

娘が了解しなけりゃ決められないなら最初から娘が同行すればいいのに、と思ったので、次の案内からは娘の休みに合わせることにした。他社の管理物件で「いい部屋」があったので、その娘と一緒に内見して、1階が3部屋空いていたマンションの一部屋で申し込むことになった。その部屋は娘も同意していた。

引越しをするのは、現在の部屋の家賃が68000円で、生活保護の規定を超えているから。本人は「契約金は娘が出してくれる」と言っていたが、そういう理由なら役所が契約金を出してくれるかもしれないから、「先ず役所に問い合わせたほうが良い。と言っても、申請が通っても直ぐには出ないから一時的に娘さんに立て替えてもらえばいい。後で役所から契約金が出るなら娘さんも安心でしょう」とアドバイスした。

本人は「役所が出してくれるにしても時間が掛かるなら、少しでも早く明細を役所に出したいから明細が欲しい」と言うが、明細は審査が通ってからでないともらえない。だが、何度説明しても理解できない。

私も管理会社まで3度も出向いて本人の状況を説明して、うち1回は本人も連れて行って、何とか保証会社の審査が通るようお願いして、担当者も頑張ってくれてOKが出て、ようやく明細がもらえた。それを本人に渡して、「直ぐに市役所に持って行ってください。数日で契約金が出るかどうか判るでしょう。もし『出ない』となったら、当初の予定通り娘さんに出してもらうようですね」と伝えて、その時は理解したような。

解約予告は1ヶ月前なので、次が決まったなら1日でも早く解約を通知したほうが良い。今入っている保険も残り期間が1年ほどあるようで、解約すると返戻金があることも伝えたが・・・、解からないだろうな。

「審査が通ったから、今住んでいるマンションの解約をしなければなりませんが、家賃は振り込み?、自動引き落とし?」と訊くと、「自動引き落とし」だと。「ならば、銀行の窓口に通帳と身分証明になるものを持参して自動振替停止の手続きをしてください」と伝えたが、それがどうにも理解できない。正直、私も面倒になって「私が銀行まで一緒に行きましょうか?」と言ったのだが、「それは自分でやるからいい」だと。

私が指摘して説明しなかったなら、いつまでも家賃が引き落とされていただろうな、と思う。残高不足で止まるかもだけど。引き落とされてしまった家賃の回収は面倒なもの。そんなの私に泣きつかれても困るけど、きっとそうなるだろうな・・・。一から十まで私が先回りしてアドバイスしなければならず、それが辛い。

後で、「銀行に行って手続きしてきました」と報告に来て、引越し業者を紹介した。生保の場合、役所は「3社くらい相見積もりをとって一番安い引越し業者で決めるように」と言うから、それを踏まえて業者を紹介したり、一つずつ片付けていき、どうにか順調に進むかと思われたのが・・・、娘が障害になった<`〜´>


長くなりそうなので2回に分けさせてもらう (続く)

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2021年01月31日

「二度と来ない」と言って帰っていった老婦人

最近、泌尿器科クリニックとバーミヤンで私が「二度と来ない」と言って帰ってきた話を書いているが、私も、客から「二度と来ない」と言われたことがある。一度目の緊急事態宣言中の出来事、


昨年、ずっと家で燻っているワケにもいかず、GW に店を開けていると、変わった客が来店した。

売買でのご相談で来店してくださったお客様を店の外でお見送りしていたら、そこに老婦人が通りがかり、「ああ、今日はいたわ。何度か寄ったけどいなくて・・・。今、いい?」とのこと。最初は立ち話だったけど店に入ってもらった。年の頃は80歳を過ぎていそうで、難しい相談だと想像はついた。

「今借りてる部屋が6畳一間なんだけど、窓の下で野良猫がオシッコやウンチをしてくから臭うのよ。狭いし・・・、役所にも『引っ越したい』と伝えてあって・・・」と言うから生活保護受給者だと判る。

私は、「例の気違い」に対する立川市と武蔵村山市の生活福祉課の無責任な対応に憤慨しているので、ウインドーに「当店は立川市と武蔵村山市の生活保護受給者の部屋探しは致しません」と貼紙してあるけど、ま、そんなのは見てないんだろう。どうして私の店に来たかったのかは不明である。基本的に、難儀をしている人がいたなら私がポリシーを曲げることはやぶさかではない。「私のポリシー」と「お客さんが喜んでくれること」を天秤に掛けたら「どちらを取るか」は言うまでも無いこと。家主さんの事情もあることだし。ただし、売り上げの為だけにポリシーを曲げることはしない、それは絶対に。

で、その老婦人、言ってることに一貫性が無い。出てくる話は一方的に愚痴ばかり。高齢者によくあるパターンで、部屋探しは口実で、自分の話を聞いてくれる人がほしいだけだったりして。愚痴を聞いていて、役所が「その程度の理由」で引っ越しを認めるとは考えにくかったので、「役所の担当者は引っ越すことを了解していますか?」と訊くと、「ダメだと言ってる」とのこと。ならば部屋探しは出来ない。物件を紹介して気に入ってもらえても役所がOKしなければカネは出てこないのだから。

「順番というものがありまして、先ず役所から引っ越すことの了解をもらってください。でないと、どこの不動産屋に行ってもお部屋は紹介してもらえませんよ。私も、役所の了解を頂いてから部屋探しをします」と伝えたら、笑いながら「ここにはもう二度と来ないから」と言って出ていった。怖い・・・ (*´з`)

それは私も望むところ。年寄りの暇つぶし、愚痴の聞き役に利用されるのは真っ平である。他にも、現在「自分の立場や状況を理解していない客」が何人かいて、ほんと、疲れる。

私にとっては、この婆さんこそがコロナウイルスみたいなものである。

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2020年09月11日

母娘の部屋探しの顛末

このブログは当事者である娘さんも読んでいらっしゃるので、この記事を見たなら不快に思われるだろうけど、このままだと私が一方的に悪者にされそうなので事の顛末を書いておきたい。

私とうちのがランチ後に買い物しているところに娘さんから電話があって、「今、南口のウェルシア・ホームさんに来ていて、良い部屋が見つかって決めたのですが、緊急連絡先を頼める人がいませんので、本当に申し訳ないのですが、緊急連絡先になって頂けませんか?」とのこと。

なるのは構わないのだが・・・、ウェルシア・ホームなんて不動産屋は知らない。「南口のマクドナルドの側」とのことで、とりあえず行けば分かるかな、と思って、うちのと別れて南口まで行ったが見つからない。それで電話すると、「あ、間違えてました、〇ホームさんでした」とのこと。それならよく知っている。当社の管理物件に社員の方が入っているし、当社の募集物件に何度も問い合わせを頂いている。

駆け付けると、平謝りで図面を見せてくれたのだが・・・、私もいろいろ検索していて出てきた物件の一つで見覚えがある。私が「間取り」で却下した物件でもあるし。その物件で決めたと言う・・・。

その間取りが、こちら ↓

DSC09302.JPG

先日も書いているが、部屋が「振り分けタイプ」でなく縦に繋がっていて、一つの部屋を通らなければもう一つの部屋に行けない造り。しかも、奥の部屋が和室で手前がフローリング。お母さんは和室(畳の部屋)を希望しているから、新婚さんの部屋を通って自分の部屋に行くことになる。そう指摘したら、お母さんは「私が真ん中の洋間で良いから」とのこと。この物件は娘さんよりお母さんが気に入ったとか。

それで、〇ホームの担当者(20代半ばと思しき男性)に、「うちは手数料は要りませんので、振り分けタイプで何かご紹介頂けませんか?」と訊くと、困ったような顔をしていたが2件出してくれた。そのうちの1件が間取り的にも駅からの距離も問題なく、当然に担当者は「お母さんの足が悪い」ことも承知していて、その物件も案内したとのことで「どうしてこの物件にしなかったんだろ」と思っていたら、

「風水、というほどでもないけど占いみたいなものを気にしていて、玄関周りを見てすぐに『これはダメ』と思ったとか。私も○ホームの店頭で初めて知ったのだが、二人が決めた物件は、図面には書かれていなかった情報で、部屋が縦に繋がっているだけでなく、2方向に向いて2ヶ所あるベランダは鳩避けのネットがしてあって、布団や洗濯物が干せないらしい。洗濯や買い物はお母さんの役割とかで、それでお母さん推しで決めた、とのこと。店長が出てきて、「うちも何件か案内していますので・・・」と言う。それはそうだと思う。「ようやく決まったのだから余計なことは言わないでくれ」と言いたかったんだろう。

私も「本当にこの物件で良いのか」念押ししたし、決めるのは当人たちなのだから、意思が変わらないのを確認して、私が到着する前に記入が済んでいた申込書の緊急連絡先欄に記入した。

私自身、壁でしっかり分かれている2世帯住宅でも義父母との同居が上手くいかずに破綻しているから、「いくら当人たちが納得していても、この部屋では幸せな生活は長続きしないだろう」と危惧していた。○ホームの担当者は若いし、そんな体験はしていないだろうから解からなくても仕方ない。それに、自営業の私と違って上からの「何やってんだ、まだ決まらないのか!?」という圧も半端なかったことだろう。

○ホームを出て、二人から「そこらでお茶でも」と誘われたが受けずに帰ってきた。駅の改札までお送りして、二人が改札の中に入るのを見届けたのが5時ころ。

帰宅して、さあ晩飯前に風呂に入ろうか、と思っていた6時半ころに娘さんから電話。

「あの物件は断ろうかと思っています」とのこと。その理由が・・・、

「坂口さんから難癖をつけられたから」というもの。「そういう物件で決めても『いいこと』は無いと思うので」と言う・・・。私のアドバイスを「難癖」だと言うのだ。この仕事を31年もやっているけど、そんな言われ方をしたことはただの一度も無い。「だって、私たちがいいと思って決めた物件をあそこまでケチをつけなくてもいいじゃありませんか。母も怒っていました」だと。「○ホームの店長さんも『お客さんがこれでいいと言ってるんだから』って怒ってました」だと。我々が店を出た5時から私に電話を掛けてくるまでの1時間半の間に(電話ででも)店長と話をしたとは思えないのだが・・・。

「坂口さんは『他の不動産屋さんに行ってもいい』って言ってましたよねえ」と言う。「うん、言ったよ。うちが儲かるかどうかでなく、お客さんにとって良い部屋が見つかるかどうかの問題だから、それはかまわないし、私はそんなことで文句を言ってませんよね」と確認すると、「他の不動産屋さんに行っちゃいけなかったんですか?」と言う。「だから、そんなこと言ってないでしょ?」と言ったのだが、何度も(4〜5回)その話をぶり返された。「うちで決めなかったから、その物件に難癖をつけて潰そうとした」と思っている、あるいは、そう思いたいみたい。何度否定してもその言葉に戻る。

もう一つ、その電話で何度も言われたことがある。「明日、○ホームさんに電話して『坂口さんから難癖をつけられたからあの物件はキャンセルします』と言いますけど、いいですか?」というもの。やはり4〜5回言われた。たぶん、何度も言うのだから、言ってみただけ、でなく本当に○ホームにそう伝えているんだろ。もしかすると、店を出た後もまだ私が反対したと思われるかも。

○ホームとは今まで良好な関係を築いていたが、そんなふうに言われたら、何年もかけて築いてきた信頼関係が一瞬で破壊されることになる。良いワケがない。私は○ホームの担当者にも、「この先、私はこのお客様に物件の紹介はしません。でないと、この話を潰してうちで決めさせようとしていることになりますから」と伝えてある。信じてくれたかどうかは分からない。

その電話ではこんなことも。「坂口さんは『(いっぱい見すぎるとワケが解からなくなって決められなくなるから)物件を見るのは5件までにしたほうがいい』と言ってましたけど、探すのは私たちなんだから、もっといい部屋があるかも知れないんだし、20件見たってかまわないじゃないですか」だと。既に10件くらいは案内されているのかなあ・・・。一社で2件案内されたとしても20件だと10社・・・、ま、どこかで決まるんだろうけど、業者からしても「良いお客さん」とは言えない。

娘さんが、「じゃあ、私と賭けをしませんか?、これから坂口さんが私たちにとって良い部屋が見つけられるかどうか賭けましょう」と言う・・・。意味が解からない・・・。「賭け」になってないし。

途中で母親と電話を代わって、「坂口さんから間取りのことでいろいろ言われたから、私は娘たちと一緒に暮らしてはいけないんだろうか、と悩んでいます」とのこと。「そんなことは言ってません。彼氏が『一緒に暮らそう』と言ってくれているのだから、娘さんたちの幸せの為にどういう部屋を選んだらいいか考えればいいだけのことですよ」と伝えたのだが・・・、なんか、私は、全て責任転嫁されてるみたい。

むしろ、お母さんの立場として娘さんに、「私は足が悪いので私から付ける条件はそれに関してだけ、あとはアンタたちが決めればいいよ」と言えばいいのに・・・、と思う。家賃を払うのは実質的にお婿さんだし。どんなに人柄の良い親と同居していても、一緒に暮らしている人間にしか解からない苦労や辛さはあるもの。今は無くても必ず出てくる。それが解かっているとは思えない。

もし仮に私が、占いとかお母さんの直観に合わない物件を勧めて、私の意見に従ってその物件に決めたとしたなら、例えばの話、もし娘さんが流産したりしたら「この部屋を勧めたアイツの所為」にされるんだろな。夫婦関係が破綻したなら「私たちが上手くいかなかったのは最初に難癖(ケチ)を付けた坂口の所為」になるんだろな。電話で何度も「こう言いましたよね」と念押ししていて、それは言質を取って「私たちは間違っていない」と自分たちの行為を正当化しようとしているのに他ならない。

私としては親身になって相談に乗っていたつもりだが、伝わらなかったみたい。私が娘さんに「Sさんは頭が固いと思うよ。もっと柔軟に物事を捉えるようにしたほうがいい」と言うと、「頭が固いのは坂口さんのほう。私は頭が柔らかいです」と反論。へえ、そうなんだ・・・。

電話は着信から1時間26分も経っていたけど、私の話を聞く耳は持っていないから同じ話の堂々巡りで、これ以上話しても伝わりそうもないので、「もう関わりたくないから電話を切ります」と言って私が一方的に電話を切った。そうしなければ2時間以上は続いていたと思う。なので、○ホームには「坂口さんから難癖をつけられたからあの物件はキャンセルします」と伝えていることだろう。

その物件で決める意志が固いと確認したので緊急連絡先になって、保証会社から確認の電話があれば承諾の意思を伝えるつもりでいたけど、翌日、もちろん保証会社からの電話は無かった。

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2020年04月14日

昨日、強制執行に立ち会ってきました

大変な雨と風の中、27ヶ月と13日も家賃を滞納していた老夫婦の断行に立ち会ってきました。1時間の立ち会いで、私も弁護士さんもズブ濡れになってしまいました。弁護士さん、ご苦労様でした。

事前に、こちらのブログにいつも適切なアドバイスを寄せてくださっているAK さんからいろいろ教えて頂き、そのおかげで無事に終えることができました。AK さん、本当に有り難うございます。菓子折りでも持ってご挨拶に伺うべきところですが、感謝のメッセージだけになってしまいます、申し訳ありません。

詳細は、ここで書くのは問題があると思いますので、住宅新報版ブログに書かせて頂きます。少しだけ書いておくと・・・、必要なものだけ新居に移して、詫びの言葉もなく、20袋もある大きなゴミ袋と粗大ゴミを残したまま、つまり家主さんにゴミ処分させようというのですから、完全に人間のクズですね。

90歳で猫を飼っていますが、無責任この上ないです。新居はURで本来はペット不可の物件なのでチクッてやろうかと思ってしまいます。そんな不法行為をしていても「個人情報があ」になるんでしょうね。それに、その猫が保健所送りになったら可哀想ですもんね。猫には罪がありませんから。

とにかく、これからはもう入居者への配慮はほどほどにしようと思います。こいつの所為で9万も余計な出費をさせられました。不誠実な奴は情けを掛けるだけ無駄ですから事務的に対処しようかな、と。

とにかく、一つ懸案が片付きました。

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2020年03月09日

立場が同じ(?)でも、この差・・・

本題に行く前に、

高校の新聞室時代の後輩M君が所用で昨日今日と一泊二日で上京しているとのことで、短い滞在時間なので時間が無いだろうから「どこかで待ち合わせて美味しいお菓子を渡したいんだけど」と言ったのだが・・・、「こんどフランス料理のフルコースをご馳走になりますから」と決めつけた可愛げのない返事。

美味しいお菓子・・・、BUTTERBUTLER のフィナンシェキャラメルウィッチである。折角上京するのだから、その両方をどこかで待ち合わせて届けてあげようと思った。あ、PRESS BUTTER SAND も・・・。

で、たぶん「はとバス」のツアーだろうけど、「すき焼き鍋料理+浅草演芸場寄席コース」に行ったとか。参加者はM君夫妻と浜松からのご婦人の3人のみ。「新型コロナの影響でキャンセル続出!」とのことで、演芸場は他のお客さんも少しはいただろうけど、出演者もさぞかしやりにくかったことだろう。M君はどうしたか不明だが、私がそのツアーに参加していたら、浜松のご婦人とはその後も何かと付き合っていくかも。

ドタキャンが殺到したとしても催行中止にはできないだろうけど、ツアー主催者が気の毒。今に中小の規模の企業から「武漢コロナ倒産」が相次ぐことだろう。ただ、主に中国からのインバウンドで潤っている店や企業も、何かの原因でそれが消えた時のことを想定していなかったとしたら自己責任の部分もあるかな。想定していなかったとしても、その後の選択肢を誤らないよう十分に教訓にして備えなければ。


さて、本題、

ここんところにきて、うちで管理させて頂くことになった店舗、1年前から閉まっていて経営者は入院中。賃料も滞っているのだが、連帯保証人である妹に連絡したら、「私は勝手に名前を使われただけだから知らない」とのこと。よくある連帯保証人の逃げ口上、「不動産屋あるある」である。

いっぽうで、その契約には全く責任の無い娘さんや契約者の同居人が少しずつでも責任を果たそうとしてくれている。もし、連帯保証人となっている妹の言う通りであったとするなら、3人ともに責任の無い同じ立場であるのだが、「私には関係ない、知らない」と言って逃げる妹と、責任が無いのに「人様に迷惑を掛けるワケにはいきませんので責任を取ります」と言っている娘さんと同居人、その差は何??

私は、契約者の同居人と娘さんには「あなた方はこの契約には法律上一切の責任はありませんから、何も負担して頂かなくていいんですよ」と伝えてあるのだが、先日も3ヶ月分の賃料を届けてくれて、明日、残りの6ヶ月分を届けてくださると言う・・・。私に「要らない」と辞退する権限は無いのだし、家主さんも助かることだろうからそれは受け取って家主さんにそのままお渡しする。

店の明け渡しはまだ終わっていないが、家主さんも「当初、家賃は11月分まででいいと言ってあったんだから、それだと12月分まで頂くことになってしまうので、いいのかしら・・・」と相手を気遣う。

いっぽうで、無断で連帯保証人にされたと主張する妹(75歳くらい)は、「私は連帯保証人を引き受けてなくて支払い義務が無いことを証明するために弁護士を頼んでいて、契約書のコピーを頂きたいんで、明日、そっちに貰いに行くから」と言っていたのだが、夜になって「明日は都合が悪くなったから郵便で送ってくれる?」と言ってきた。「わかりました」と返事をしたけど、やはり取りに来てもらおう。

「私は一銭も払わない」と言っている相手に、たった120円であってもこちらが送料を負担するのは納得がいかないから。どうしても契約書のコピーが欲しければ送料着払いで送ることにしよう。封筒も他社から来た郵便物の封筒を裏返して再利用して。取りに来たなら、責任が無いのに責任を果たそうとしている娘さんや同居人を引き合いに出して説教してやろう。

だいたいが、弁護士に支払うカネがあるなら少しでも補填に回せばいい。だいいち、今まで「姉がご迷惑をお掛けして申し訳ありません」という一言も私は聞いていない。人として終わっていると思う。

原状回復に関しては家主さんと相談して、「娘さんや同居人の方が負担なさるのなら、造作の撤去までは求めず、ゴミなどの処分だけしてもらう」ことになった。それで負担は半分以下になる。家主さんも快く「ああ、それでいいわよ」と仰る。これが妹と同様に「知らないよ」と逃げようとするなら「当然に全額払ってもらいますよ」と言いたくなるが。それにしても、家主さんの手前、放棄はできないけど気が引ける。

コロナウイルス騒動でも思うけど、窮地に追い込まれた時に人間性の違いとか本質が浮かび上がるもの。人間性の良い人が得をする社会になってもらいたいから、ま、それでも同居人や妹さんに(本来は支払い義務の無いことで)負担を掛けてしまうのだが、私がなるだけ上手く調整をしていきたい。

posted by poohpapa at 06:20| Comment(6) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月18日

気分が悪い一日

昨日は、年に何回も無いであろう「気分が悪い一日」だった。

病気、ではない。客、である。お客様ではなく「客」である。ここで書かずに住宅新報版のブログに詳細を書きたいと思う。住宅新報は、読者はほぼ業者だが、こっちはいろんな方がお読みになるので。

要は、私の「優しい部分」(甘さ、とも言う)に付け込んで本来は自分が負わなければならない責任から逃れようとする卑怯な奴がいて憤慨しているのである。他にも、そういう入居者や連帯保証人が3組いる。一方で、自分には法的責任は無いのに「家主さんや管理会社さんに迷惑を掛けるワケにはいかないので」と弁済しようとしてくれる人もいるけど。家主さんと相談しながら話を進めているが、もう限界。

滞納者の事情にばかり配慮していたら仕事にならない。ま、「誰かの人権に配慮すると他の誰かの人権が護られなくなる」という感じ。私がどちらの人権により配慮すべきか、なんてことは考えるまでもない。

別件で、今日、26ヶ月も家賃を滞納している老夫婦の立退きの強制執行前の調査で弁護士さんがアパートを訪れる。私は立ち会わなくていいとのことだが、管理会社としていちおう立ち会おうかと思う。室内に入らなくても、側に控えていれば何かの役に立つかも。

その老夫婦、他に行く当てがあるとは思えないが、弁護士さんが「そんなことは心配してあげなくていいです、路上生活することになっても向こうの責任なんですから」と仰っていて心強い。私に「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません」と言うのでなく「私はあんたみたいなチンピラとは話をしないよ」と毒づいているくらいだから自殺したりはしないだろうけど、もし自殺したなら遺書に「不動産屋の冷たい仕打ちで」などと書かれてワイドショーなんかで「気の毒な老夫婦を追い出した冷淡な不動産屋」と騒がれるだろな。私は、そういうのは不愉快だけど気にしない。そんなことになったら顔出しで言いたいことを言う。

こんなになる前に、私が「市役所に生活保護の申請をしませんか。宜しければ私が窓口まで一緒に行きますよ」と言ったのに拒絶していてこのザマ。「人様に迷惑を掛けないように生きよう」などという考えは全く無く、自分のことしか考えていない。せめて奥さんのことくらい考えてやれば良かったのに。

世の中では「不動産屋は怖い」と思われているだろうけど、本当に怖いのはむしろ素人のほう。冒頭の話、先ず住宅新報版のブログに書いて、落ち着いたらこちらでも書きたいと思う。

posted by poohpapa at 05:33| Comment(9) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月15日

実に迷惑なキャンセル

当社で管理させて頂いている大きな貸家がある。空室になって入居者の募集をしていたら・・・、

広告を打って直ぐにエンドユーザーから問い合わせが入った。家賃も安く設定しているから、ま、そうなる。問い合わせの電話の時から口の利き方が上から目線で横柄で、「俺は客だよ」という感じ・・・。

案内すると気に入って申し込みが入ったのが11月下旬のことで、入居希望は1月10日から。今のご時勢、それくらいは許容誤差とは思う。その程度なら家主さんもたいていは快く了解してくださる。

だが、そこから私が振り回されることになる。当初は個人での申し込みで、後に「法人に変更してほしい」と言い出した。しかも、親族が連帯保証人になって家主さんの審査が通っていたのに、「やはり連帯保証人は頼みたくないから保証会社を使いたい」とのこと。それはかまわないが、個人で審査が通ったから法人に変更しても問題ない、ということにはならない。当然に保証会社の審査もあるし。

娘が離婚して子供を連れて戻ってくるし、アメリカから別の娘も家族で帰国するので、その娘夫婦を現在の持ち家に住ませて、自分たち夫婦と母親と、離婚して戻ってくる娘と子供とで借りた家に住む、とのこと。だが、持ち家があるのにどうして自分たちが貸家に引っ越して、アメリカから帰る娘家族を適当な大きさの賃貸に住まわせないのか不思議だった。グーグルアースで見てみたら割と大きな家だったから。

自営業とのことだが、もしかすると、持ち家は借金のかたに抑えられていて立ち退きを迫られているのかも知れない。「連帯保証人は頼みたくない」ではなく、「頼めない」のではないか。「保証会社を使いたい」と言ってくれたのは当方としては有り難い。イザという時、連帯保証人より心強いから。

自身が持ち家を出てアメリカから帰国する娘の家族に住まわせる、というのは、立退きの強制執行逃れ、という可能性もあるか・・・。自身が住んでいたら裁判の判決による強制執行で追い出されることになるが、娘と賃貸借契約を結んでいれば時間が稼げることになる。今から37年前、練馬区大泉学園での一家5人惨殺事件の被害者家族(の夫婦)と「やってること」が似ていたりして。

そして今度は、家主さんの審査は通っているのに「娘の帰国が4月になったので日割りを4月からにしてもらいたい」と言い出した。もちろん受けなかった。実は数日後に他社の仲介で別のお客さんからも「借りたい」という話があって、すでにその客で審査が通っていたので断っていたのだが・・・。

審査のための書類を整えて保証会社に申し込みして結果を待っていると・・・、キャンセルの電話。家主さんには申し訳ないが、内心ホッとした。入居していたら、いろいろ勝手なことを言い出しそうだし。

直ぐに二番手のお客さんに連絡したが、もう別の物件で決めていたから募集は振り出しに。

業法の規定はないけど迷惑料を請求したいくらいのケース。数日でも、キャンセルというのは家主さんや不動産屋だけでなく他のお客さんにとっても迷惑なもの。やむを得ない事情があるなら仕方ないが、今回のように身勝手な理由でなら赦しがたい。横柄で身勝手な人柄では取引先からも信頼されず経営も行き詰っていることだろう。少なくとも、不動産屋を見下しているのが透けて見えている時点でアウト。

「4月に、まだ残ってたら借りるかも知れないから宜しく」と言うが、あってもお断りしたい。


posted by poohpapa at 06:16| Comment(8) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月30日

優秀な弁護士と裁判長に救われた

昨日、当社管理物件の入居者で23ヶ月も家賃を滞納している高齢夫婦の立退き裁判、相手方は(なんと、これから代理人弁護士を選定するとのことで)誰も来ないと聞いていたのだが、本人が来た。

403号法廷の前で開廷を待っていた時、少し離れたエレベーターホールの角を曲がって本人が現れたのを家主さんが見て、「あれ??、Hさんでは・・・」と思ったそうだが、我々の姿を見てサッと待合室に入ったとか。90歳とは思えないほどに背筋も伸びていて立派なスーツを着ているのが凄い。

遅れて入廷してきたが、傍聴席にいる家主さんと私には会釈もしなかったし、そもそも全く顔を合わせることはしない。それどころか、退廷する際には、事務官のところに歩み寄り丁寧に挨拶している。少しでも心証を良くしよう、という魂胆だと思われるが「挨拶する相手が違うだろ!?」と思った。

裁判長は女性。H氏に意見を求めると、「来月の頭にはこういう売買の取引が成立しそうなので、遅くとも2月初めには全額が支払えそう。相手が相続の関係で(中略)入金は2月になりそうで・・・」と延々説明するが、それは1年前から私が聞いていた弁解と同じ。まだやってんのかよ!?、である。

裁判長も、「それは今回の立退きの件と関係ない話です。今までの滞納に対する立退きの訴えですから」と制止して、「判決は来週の6日、金曜日に申し渡します」でジ・エンド。「例の気違い」の裁判は1年半も続いたが結論が出ず、挙句に「立退料51万円を払う和解案」で妥結させられたから、今回の裁判長がいかに能力があるか判る。あの時は、家主が立退料を私に払わせようとネチネチ言ってきたから管理を降りているし。

弁護士さんも非常に優秀だった。相手がどんな弁解をしようが毅然として貸主側の気持ちを代弁してくれていた。いずれにしても「ああ言ってますから、もう一回だけ待ってあげたらどうですか?」にならなかったのは幸い。問題は、判決の後、相手がどうするか、である。素直に明け渡すとは思えないから。

「アパートの階段が急で家内が転んで骨折したこともある」 だの 「流し台の排水の具合が悪くて使えなくて難儀しているけど、言っても直してくれない」だのと訴えてもいたけど裁判長は無視。だいたいが階段のせいでなくアルコール依存症で酔っていたからではないのか。流し台の修理も、当初は「こっちで負担して自分の知っている業者に頼むから」と言っていて、家主さんは「費用は払う」と言っていたのだし。

こちらとしては、和解ではなく、とにかく(こちらの言い分を認めた)判決をもらうことが第一。まだまだ長い道程になりそうだけど、良い一歩にはなりそう。気を引き締めて進もう。



posted by poohpapa at 07:30| Comment(4) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月29日

今日は東京地裁立川支部へ

以前に書いていた「昨年の1月から1円も家賃を払わず居座り続けている高齢夫婦」の立ち退き裁判で、東京地裁まで出かけるのだが、先方は出てこない。5日ほど前になって判読困難な手書きのくしゃくしゃな文字で答弁書を送ってきて、「こっちも弁護士を付ける、その準備をしているから、29日の第一回の弁論には行けない」と言ってきた。得意の時間稼ぎと思われる。

過去に、自分でも立ち退きを何度も手掛けていて「追い出すほうの立場」であったから、「どうやったら家賃を払わずに居座れるか」は熟知している。それは、弁護士も驚いていたほど。

病弱な奥さんがいて、「私が一緒に役所に行ってあげるから」と言ったのに生活保護を受けることも拒否していて、「私が『払う』と言ったら絶対に払うんだよ」と言っていて、その都度約束を違えていて、以前に AK さんから頂いたアドバイスを参考にさせて頂いて家主さんと相談して、裁判で追い出すことを決意したのが初夏の頃・・・。もっと早く「滞納家賃は要らないからすぐ出て行け」と訴えれば良かった。

追い出されたら行くところはないだろな・・・、生活保護でもなく90歳なんだから、どこの不動産屋や家主さんも受け入れないだろな・・・、と躊躇ってしまったのが私の間違いだった。判断が遅れて家主さんにもご迷惑をおかけしてしまったのは申し訳なく思う。次の受け入れ先、私が心配することではなかった。

その家主さん、この夏に引っ越しをなさるので当時お住いのマンションを売却することになり、成約して「買主からも手数料が出ますし、ひどい滞納者もいるし、家主さんからの手数料は結構ですよ」と辞退したのだが、「いいえ、ちゃんと取ってください」と強く仰ってお支払いくださった。有り難くて涙が出た。

生活保護でなく、蓄えがあるんだか少しは収入があるんだか、家賃は払わなくても食べているようで飢死していないのだから、その気になれば少しは払えるハズだが全く払わない。そういう奴はたまにいる。開き直るのでなく、本当に申し訳ない、という態度でいるなら私も「お力になろう」と思うのだが、正直、「お前みたいなクズ、生きていてるだけで社会の害毒、野垂れ死にでもすればいい」と思っている。

(病弱だと思っていた)奥さん、実はアルコール依存症だったようで、失敗した、気遣うんじゃなかった。

なんだかんだで追い出すまでに1年くらいは掛かりそうだが、絶対に後悔させてやる <`ヘ´>



posted by poohpapa at 07:11| Comment(6) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月19日

これ、よく見かけます

と言うか・・・、当社と別の不動産会社の2社で管理しているアパートでもあった。

ショッピングカートを置きっぱにした悪い子はいねえが? BuzzFeed  2019/06/22 21:01

こんなのは、広い駐車場を設けている郊外型のスーパーではしょっちゅう見かける。

下の写真は、うちでも管理させて頂いているアパートの前でのもの。

DSC07109.JPG

このカートがドアの前に置かれている部屋には外国人が住んでいて、先日更新で来店した際に話を訊くと、「あれは私ではありません。たぶん隣の部屋の人だと思います」とのこと。隣の部屋の人・・・、

家賃を半年ほど滞納して夜逃げした後で、そのアパートに引っ越してきた男、である。

10年以上前のこと、最初、うちの店から他社の物件に申し込みを入れたら審査が通り、入居してしばらくして管理会社の社員と道でバッタリ会った際、「おたくで紹介してもらったMさん、家賃を半年も滞納して夜逃げしちゃったんだよ」と聞かされた。責任を感じたので当初は私も協力して取り立てを試みたが行方知れずに。その後、別の一社で契約して入居したもの。こんな身近に潜んでいたとは・・・<`ヘ´>

アパートの敷地や道で私に会っても悪びれた様子も無く笑顔で「ああ、こんちは」と挨拶する。私にバレていないと思っているんだろう。今は生活保護を受けていて、月初めに保護費をもらうと直ぐにパチンコ屋に行くのも知っている。保護費の支給日には部屋の前に怪しい男が立っているとも聞いた。

以前のアパートの管理会社に伝えようかとも思ったが、既に時効だし、請求したところで払えるワケがないからやめた。幸い、今の家賃は市役所から代理納付されているし、家主さんには申し訳ないが、その男が喰い詰めようが孤独死しようが私には関係ない。(入れた)もう一社が責任を取れば良い話。

しかし、スーパーで買い物をして、そのままカートを押して帰ってくる・・・、しかも他人の部屋のドアの前(横)に放置する・・・、無責任である。そのアパートから「ショッピングカートを用意しているスーパー」までは一番近いスーパーでも500mはある。ただし、カートはそのスーパーの物ではないような・・・。

近々、アパートに行って、まだ放置されているなら警察に通報しよう、罪状は不明だが。


posted by poohpapa at 06:08| Comment(4) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月14日

前日の言葉と涙はナンだったの!?

昨日の記事で書いた79歳の老婦人、一昨日の夕方5時半くらいには、「大丈夫、必ず見つかりますよ」という私の言葉に「ずっと悩んでいました。こんなことなら、もっと早くこちらに伺えば良かった・・・。不動産屋さんにこんなに優しくしてもらえるとは思わなかった」と泣いて喜んでくれていたんだけど・・・、

昨日の午後、つまり、一昨日から24時間も経っていない午後のこと、ドンピシャリの物件を見つけて資料を届けがてらマンションの様子を見に行ってきたのだが、不在で、ドアポストから物件の資料を入れて、その後に携帯に電話すると・・・、

「ああ、知り合いにも頼んでいたら、いい部屋を見つけてくれたんで、これから契約に行くとこ」だと。

へ・・・?、ナニそれ・・・??。てことは、かなり前に知り合いとか他の不動産屋に頼んでいて水面下で話が進んでいたと判る。でなければ、(今日)見に行って(今日)申し込んで(今日)契約、なんてことは出来ない相談。たいていは保証会社を使うだろうし、審査に半日は掛かるのだから。一昨日までは進展がなくて焦って、それで自分でも不動産屋を回り始めたけど、急に「借りられるよ」という物件が見つかったから飛びついたんだろう。言いにくくても「今、他でも当たってもらっているけど・・・」と先に言ってほしかったし、他で決まったなら電話一本ほしかったな、と思う。こちらから電話して発覚するのと、向こうから連絡をくれて知るのとでは大違い。それが不動産屋の宿命みたいなものだから愚痴っていも始まらない、とは解かっているんだけど・・・。

以前は、審査も通って契約書まで用意して待っていて、約束の時間に来ないので携帯に電話したら出ず、会社に電話したらしばらく待たされた後で本人が出て、「ああ、あれねえ、やめることにしたんで」とアッケラカンと言われたことがある。俄雨の中、濡れながら案内していて、凄く喜んでくれていたんだけど。

私は、手持ちの現金を使わずに役所に出させるべくアドバイスしていたのだが、契約金は自分で出すんだろう。何より心配なのは、役所は「役所では出さない」と言っておきながら、「そのカネはどこから出たのか」と不審を抱くであろう、そのこと。引っ越し代も併せれば30万くらいは掛かるのだから。

こちらは諸々心配して、お客さんにとって負担が少なくなるよう配慮していたのだが、そんなことは意に介していないと言うか、吹っ飛んでいる。だいたいが、手持ちの現金(ヘソクリ)が30万とか50万しかないなら、何とか役所に出してもらおう、と考えるハズで、100万以上持っているんじゃないかと思う。

昨日、たかさんのコメントで、

これは、理由を確認した方がいいのでは、なんで?どういう理由で?その原因は他の住人なの?もし、その原因(ゴミ屋敷とか)が高齢のご婦人なら考えるべきでしょうね。

とあったので、ことの経緯をたかさんに電話して話したら、「人を見る目が無い」と笑われた。残念ながら、よく、そう言われる。自分でもビックリするくらい直感、と言うか第六感が働く時もあるけど、外す時は「しばらく立ち直れない」くらい見事に外す。そういえば、元妻にも「お父さん(私)は人を見る目が無い」と馬鹿にされたことがあって、「そうだよな、だからアンタと結婚したんだよ」という言葉を飲み込んだこともあったわ (*´з`)

「今度ご挨拶に伺います」と言われたけど、来なくていい。いや、いいから来ないでくれ、と言いたい。歳を取って何が一番寂しいかと言えば「自分の話を聞いてくれる人が誰もいないこと」だと思っているから、一昨日は、「店を空けていることも多いけど、近所まで来たらいつでも寄ってください、いろいろお話ししましょうね」とまで言って励ましていたけど、もう知らない。もちろん、手数料にならなかったから怒ってるんじゃない。

人は変わるし人は裏切る、といつも自分に言い聞かせていて、最初からそう思っていれば相手の変節に腹を立てることもない、と思ってはいたんだけど、昨日の今日でコレはない。ま、人のことは言えないんだけどね。


今年は年の初めからいろいろあった。これ以下は無い、くらいのスタートで、今年がいい年になるとはとても思えない。半分は自己責任だが半分は貰い事故。あとは運気が上がるだけ、と思いたい。

ところで、昨日の記事のカテゴリーは「お客さん」だけど、今日の記事は「嫌な客」になっている (^◇^)


posted by poohpapa at 06:03| Comment(10) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月07日

不動産屋にモノを盗まれた

例の夜逃げしたゴミ屋敷の住人、私からの電話は着信拒否にしているようで出ないので、家主さんから電話して頂いたのだが・・・、「今は都内にいるから引越しの立ち会いには行けない」「不動産屋にモノを盗まれた」と言っていたとか。家主さんは通話内容を録音していて、先々使えることもあるかも。

そりゃあ引越しの立ち会いはしたくないことだろう。荒らし放題で出ていったのだし、猫も2匹飼っていたから原状回復費用は敷金を除いても最低でも30万、厳密に見積もれば、減価償却分を除いても70〜80万は請求されるだろうし。「都内にいるから立ち会いに行けない」というのもウソだろう。都内でペット可物件を借りるのは経済的に無理。家主さんも「近場に引っ越してると思いますよ」と仰っていた。だいたいが、都内にいるなら(北海道や沖縄に引っ越したワケじゃなし)立ち会いには来られるもの。

仕事で使うから、と言っていたDVDプレイヤー、1Kの部屋に(私がパッと見て)50台、(片付け業者が見て)100台はあったが、そういうのも、自分が監督だから必要になる、という妄想だったか。普通に考えれば、職場で編集作業をするものだろうし、一般家庭用の機器で出来るワケがないのだから、家にある必要はない。

で、「不動産屋(私)にモノを盗まれた」というのも、どうしてそういう発想になるのか解からない。業者が作業している時に様子を見に行ったが、あの部屋に私が欲しいモノなど無いのだし。強いて言うなら、劣悪な環境で飼われていた猫2匹を我が家に引き取ってやりたいもの、くらいには思ったけど。

逆に、小火騒ぎの時に消防署から呼ばれて、その日の晩飯や飲み物代にも困っているだろうからと2千円カンパしてきたくらいで・・・、たかが2千円だが、今思えば勿体ないことをした。

私が泥棒をやっていたとするなら、「どこかの家に侵入して家人と鉢合わせして話し込んでしまい、その家の窮状に同情してしまって逆に手持ちの現金を置いてくるような泥棒」になっていることだろう。

たぶん、半分くらいの不用品を本人も立ち会って「要る、要らない」と指示を出して片付けていて、後になって「スマホや必要なものまで棄てられた」と言っているから、直接的に盗まれたのでなく財産権を侵害された、との意味合いで言っているのかも。ただ、私が盗んだと言えば「私は泥棒」ということになる。

「私は、女性のハートは盗んでも金品は盗まない」、と、一度言ってみたかったりして (^◇^)

え、なに!?、「女性の下着は盗んでも現金は盗まない、の間違いじゃねえのか」だと!?( `ー´)ノ

直ぐに本人にメールして、「警察に訴えたらどうですか」と勧めておいた。100%受理されないと本人も判っていることだろう。私としては訴えてくれたら助かる。居場所が判るのだから。

家主さんも「完全におかしいですね」と仰って私を労ってくださった。「(大きなトラブルに発展する前に)出ていってくれただけでも良かったかも」と仰ってくれたので安堵した。

移転先で新たなトラブルを起こすことになるのは明らかで、新しい被害者を出さないためにも移転先の管理会社や家主さんに「こういうことに気を付けてください」と通報したいもの。(今、都内で問題になっている)ネズミも呼び込んでいたし。これは私怨でなく不動産屋の仕事だと思う。少なくとも、個人情報だとして護るべき事柄ではないだろう。これでは善意の家主さんや不動産屋が半永久的にババ抜きをさせられることになる。

ま、そのうち、風の便りで何かの噂が聞こえてくることになるだろう。

posted by poohpapa at 05:46| Comment(2) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月02日

的中した「嫌な予感」・・・

昨日の記事の「すっぽかし営業マン」のことではない。

ある日の午前中、たまたま来客中に店のドアが開いた。見ると高齢の男性が立っていて、こちらの商談中に構わず話しかけてくる。「こないだここにマンションの売り物の広告が出ていたけど、まだあるの?」と訊く。当社委任物件ではなく他社が元付業者で、あるにはあると思うけど問い合わせてみないと有無は不明である。

そう伝えると、「だったら、4000万くらいで他に何か無いかなあ。いえね、私でなく、姉に買ってやりたいんだよ」と言う。「失礼ですが、ご年齢的に申しましてローンは組めないかと思いますが、現金購入ということで宜しいですか?」と訊くと、「ああ、5千万くらいなら現金でいいよ」と言い、さらに、「午後にでも、姉に直接こちらに来させるよ。あ、私、中村と言います」と名乗って帰って行った。

そのくらいの資産を持っていても不思議ではない雰囲気だが・・・、話がウマすぎる・・・。

先客も、「今の爺さん、嘘くさいですね。お姉さん、来ないんじゃないでしょうか」と言う。私もそう思う。なんと言っても、まだ元気なのかも知れないが、おそらくは80歳ちかい姉を介護付き老人ホームに入れるのでなく現金で普通のマンションを買ってやる理由が解からない。姉だけなら3LDKの広さは要らないし、姉が家族と暮らすなら、後々カネ絡みで問題が起きることも考えられる。詳細は不明だが、何とも嘘っぽい話である。

以前はこんな客もいた。

防衛医科大学付属病院副院長を名乗る男

あの時とは別人であるのは間違いないが、いかにも紳士然とした裕福そうな雰囲気は似ている。パッと見は「頭がおかしい人」には見えないが、その実はとんでもない食わせ者だった。あの時の似非「防衛医科大学付属病院副院長」はもう亡くなっているだろうが、どっこい「亡霊」は今も存在していた。

思った通り、夕方になっても姉なる人物は来なかったし、名刺を渡してあるが電話もない。

来ないだろう、とは私も思っていたが、万一来たなら「準備できていません」ではマズイから、いちおう物件の検索をして資料の用意だけはしておいた。大した手間ではないからそれはかまわない。

翌日もその翌日も、姉も似非紳士も現れない。はたして姉が本当に存在するかどうかも怪しい。だいたいが高齢の姉を高額な買い物で一人で不動産屋に来させる、なんてことも考えにくい。愉快犯とまでいかなくとも立川にはこういう「頭のおかしな人」が多い。本人は幸せかも知れないが迷惑な話である。


posted by poohpapa at 03:41| Comment(2) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月28日

一昨日の記事の続編

一昨日の朝、私が店に行こうとして大通りに出る角で、「鍵貸して男」とバッタリ会った。

私が店に出るのを待ちかねて「たしか、アイツの家はこっちのほうだったハズ・・・」という感じで私の家の方向に向かおうとしていたみたい。顔を合わせると悪びれる様子もなく「鍵貸してよ。店にあるんでしょ?」と言う。そんな態度では、例え店にあっても「はい、どうぞ」とは貸せない。

「無いよ。どうしても鍵屋さんを呼びたくないなら五日市の大家さんのお宅まで取りに行って来るけど。ちょうど東中神の家主さん宅に伺うんで足を延ばして行ってくるから、12時半に店に来なよ」と言うと、「じゃあ俺が自分で行ってくるよ」と言う。「家主さんはアンタの顔を知らないから、突然訪ねてこられても鍵を貸せるワケがないじゃん。いいよ、私が行ってくるから」と断って、私が行くことにした。さて、気になったのは「昨晩、この男が家に入れなくてどうしていたか」ということ。

訊けば、「一晩中ホームレスをしていたよ」という。酒臭かったし、そんなワケがない。どこか友だちのところに泊めてもらって酒盛りでもしてたんだろう。立川にも何人か連れがいるのは知っているし。私が対応しなかったことで一晩中寒空の下で凍えて震えていたなら、もっと表情に怒りが出ているもの。

「じゃあ、それまで競輪場で待ってるよ。あそこなら暖かいから」とのこと。てことは、普段から競輪場に行っている、と判る。普通は思い浮かばないし、競輪をやらない人なら「行きたくない場所」だから。

男は1時過ぎに店にやってきた。「これ、失くしたらもうアウトだからね」と伝えて鍵を渡した。部屋に入りさえすれば予備の鍵が部屋の中にあるらしい。「オタクで鍵を預かればいいじゃん」と言うが、「アンタみたいなノがいるから預かりたくないんだよ」、である。何かの時に、こちらの都合には配慮せず自分の都合だけで「直ぐ届けてくれて当たり前」と考えるような入居者の合鍵は預かりたくないから。

鍵を預かると「有り難う」でも「すみませんでした」でもなく直ぐ帰ろうとするので、「東中神から五日市までの交通費、払いなさいよ、人件費はいいから」と言うと、「いくら?」と訊く。「310円の往復で620円。それに家主さんに鍵を送り返す費用とで千円ちょうど」と言うと、スンナリ支払った。財布を覗きこんだらお札がいっぱいある・・・。普通なら生活費が切れる月末なのに、なんで??、である。

はは〜ん、待ってる間に競輪で儲けたな・・・、と思った。ならば手間賃も請求すれば良かったか。「管理会社は何でもタダでやってくれて当たり前」という勢いだったのでスンナリ出したのは意外だった。

ここまで邪険にしてボロクソ言っても、険悪な関係にはならない・・・、そこが不思議である。言葉を選んで選んで柔らかく慎重かつ穏やかに諭すように話しても壊れてしまう関係もある。人間て面白い。

てなワケで、「そうだ・・・、後でカレンダーを届けてあげよう」と思い立ち、電話して昨日届けてきた。懇意にしているお仲間さんが保険会社のカレンダーを10部届けてくれて少し余っていたからである。

見てもらって、「ビックカメラの一枚のカレンダーより面積を取らないし、毎月写真が変わるからこういうカレンダーのほうがいいんじゃないかなあ」と言うと、「うん」と言い、「どうする?、使う?」と訊くと、「ふん」との返事。渡して帰ってきたけど、「有り難う」という言葉は出なかった。普通、モノをもらったら「有り難う」くらい言うだろうに。「うん」と「ふん」だけしか言わないから会話が成り立たない。要らない、ということではなく使うんだろうけど、今回の鍵の件でも3年前のお騒がせの時も、この男から「有り難う」とか「すみませんでした」という言葉は全く出ない。薄ら笑いはするけど笑顔は見たことが無い。

年齢は50歳を過ぎているが、もしかすると発達障害なのかなあ・・・。入居者だから関わらないワケにもいかないが、同じ仕事をしても(させられても)気分が良くないからあまり関わりたくないもの。霜降り牛肉など届けてくれなくていいけど、打てども響かない相手のために尽くすのは虚しいし疲れる。

posted by poohpapa at 04:44| Comment(4) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月26日

年末になって今年最大の怒り ( `ー´)ノ

昨日、夜7時半、これからゆっくり風呂に入ろうか、という時になって入居者から電話があった。

「〇〇だけど、鍵、落としちゃったんだけど・・・」と言う。そこまで言って後は沈黙。つまり「部屋に入れないからオタクで預かってるハズの合鍵を届けてくれ、と言ってるのを察しろよ」ということ。

昨日は当社にしては珍しく休む間もないくらい忙しくヘトヘトになっていたから、その時間に出直すのは辛いし、言い方が気に入らない。「もう家で寛いでいらっしゃるでしょうし、寒い中、申し訳ありませんが、合鍵はお持ちじゃないでしょうか。もしお持ちでしたらお借りできませんか?」と言ってくれたら「仕方ないか」と思うもの。「合鍵はうちの店にありませんから鍵屋さんを呼んでください」と言うと、「鍵屋を呼んだらカネが掛かるだろ」と言う・・・。「仕方ないでしょう。自分で鍵を失くしたんだから。じゃあ、管理会社に届けさせればタダで済むから届けに来い、ってことね」と言うと、「そうだよ」だと。

「鍵は預かって無いから、鍵屋さんを呼ばないのなら私が家主さんのお宅に借りに伺わなければならず、往復で1時間半から2時間は掛かるし、その分の交通費や人件費は出してくれるの?」と訊くと、「管理会社が合鍵を持ってないのはおかしいだろ。だいたい店と家は近いんだから直ぐ来れるだろ」と言う。何が何でも自分はカネを出したくない、管理会社がタダでやってくれて当然、という思考回路。

以前は別のマンションで、やはり真冬に「鍵を失くしたから合鍵を貸してくれ」と言ってきた男がいて、合鍵は会社にあったのだが、たまたまその日は背中(腎臓のあたり)が痛くて具合が悪く、店を早仕舞いして風呂で温まって「さあ寝ようか」というタイミングだったので事情を話したら、「それなら店の鍵を貸してくれたら自分で取りに行きますよ」と言うが、どこに鍵があるかを伝えるワケにもいかず、そう伝えると「じゃあ、ずっとここで待ってますから」と、やはり、この男と同様「何が何でも取りに行ってくれ」という対応。私の真上の部屋の住人で、仕方なく湯冷めを気にしながら店に戻ったが、凄く辛かった。そのことを記事にしたら、それを読んで激怒して退去してしまったが、ま、幸せにはなれないだろう。

「今から2時間、友だちの家か何処かで待たせてもらうことはできる?」と訊くと、「この近所に友だちはいなくて近くても福生だし・・・、どこで待ってろって言うんだよ」と言うが、そんなことは知らない。

その男は生活保護受給者。生活保護はみんなそう、ということではないが、「全部誰かがタダでやってくれるもの」という体質が染みついているようだ。ちなみに、この男とは真逆の生活保護受給者の話を明日アップする予定。人柄は天と地ほどの差があって面白い。

埒が明かないと思ったのか、こんなことを言い始めた。「もう公明党の市会議員に相談するようだね」・・・、意味が解からない。公明党の市議に相談すれば制裁が加えられるぞ、と脅しているつもりだろうけど、直面している「部屋に入れない」という問題は解決しない。仮に今日、公明党の市議から電話があって、その男を擁護して私を非難したなら「アンタ、それでよく市会議員が務まるね」と言ってやろう。

だいたいが、管理会社が合鍵を持っていたとしても、それは「入居者が鍵を失くした時のため」でなく「緊急時になるだけ早く対応するため」のもの。たまたま管理会社が合鍵を持っていて鍵が借りられて部屋に入れたらラッキー!、くらいの話。この男、何でも自分に都合よく解釈する典型である。

この男には(私に対して)前科がある。ちょうど3年前、2014年、私の「年内最後の大失敗」という記事を書いていて、その記事に登場する男、である。その時も、大晦日にさんざん人を振り回しておいて、お礼も謝罪の言葉も一切無かった。いい機会だからそのことも文句を言ってやったが開き直る。うちの管理物件ではなかったが、もしも貸室内で孤独死なんてことがあれば家主さんが困るだろうな、と思って管理会社を調べたり、別の入居者に家主さんの連絡先を訊いて訪ねて行って、家主さんにもご足労を掛けたが「本人は田舎に帰っていただけ」であった。3年前の大晦日はそれで半日潰れている。

「このお客さんのためなら夜中だろうが明け方だろうが何でもお役に立ちたいと思えるお客さん」(入居者)もいれば、「例えカネを払ってくれても役に立ちたいとは思えない奴」もいる。どんな商売にも言えることだが、相手(店員)を味方につける、ということは望外の利益を生むことになるもの。

私がこちらの事情を説明しようとしたら「そんなのは知らない」(何が何でもアンタが何とかしろ)と言うので「じゃあ私も知らない」と言って電話を切ってしまった。今日、もしも公明党の市議から何か言って来たら面白いのだが・・・、まあ市議も相手にはしないだろうな。

その後は電話は無かったから諦めて鍵屋さんを呼んだかも。いや「窓ガラスを割って入るしかない(けど、それでもいいのか)」なんて言ってたから窓を破って入ったか、いずれにしても中に入ってはいるだろうけど。今日あたり店に怒鳴り込んでくるかも。自分のことは棚に上げて「あそこの店は面倒見が悪いよ」とか吹聴したりして。もちろん、それはかまわない。どうせ「お友だちも同類項」だろうから。

「誠に申し訳ありませんが」の一言が言えないことで男が被った損害は大きいと思う。

posted by poohpapa at 06:41| Comment(10) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする