2013年06月21日

当社の向かいのDホームの新入社員Sさんが客から言われた言葉

他社で「うちでは紹介できない」と言われて部屋探しを断られた女性が火曜の夕方、当社に来店した。

パートではあるが勤め先はしっかりしているのに、どうして??、と、その時は不思議に思っていた。

昨日の午後、再来店してもらってDホームの(比較的審査がゆるい)〇〇ハイツを案内することにしたのだが、どうも体調が良くないので、朝、Dホームに行って社長に「今日の午後、オタクの〇〇ハイツ101号室を案内したいんだけど、血圧が低くて体調悪いからオタクで案内してくれないかなあ」と頼むと快く了解してくれた。「その代わりAD(営業担当者ボーナス)は放棄するから」と言うと、「最初からそんなモンは付いてない」と怒る。いいや、そんなことはない、私は確かに聞いているパンチ

〇〇ハイツは家賃も安く、初期費用も低く抑えられているし、さほど不便な場所に建っているワケでもないのにどうも人気が無い。私も過去に何度か案内しているが、私自身が気に入ってない物件だから強く奨めることもしないので一度も申し込みを頂いたことは無い。異常に空室率が高く、大きなマンションなのに、この1年半で新規の契約実績はゼロとのこと。管理会社が転々として今はDホームに落ち着いている。そんな状況なので、社長も一部屋でも早く決めたいと思って「ADを付ける」と口が滑ったのだろう。

それで、「ナニ言ってやがる。こないだ『AD付けるからお客さん付けてよ』と言ったじゃねえか。それを放棄するんだから有り難いと思え」と言ってやった。実は、社長も私もADには批判的で、本音では「出す気」も「貰う気」もハナから無い。ではあるのだが、なんとも無茶苦茶で失礼な言い方であるわーい(嬉しい顔)

ただし、こうも言っておいた。「もし、〇〇ハイツで決まらなくて別の部屋で決まったなら、うちの分の手数料は要らないからね」、と。うちが紹介したのは〇〇ハイツであって、それで決まらなかったとしたならそこから先はDホームの営業努力である。案内できないのは当方の事情なんだし・・・。ま、そういう場合でも当然に手数料が貰えるもの、と思う業者のほうが多いとは思うけど、私は貰わない、ということ。もちろん、貰う業者を批判するものではないので念のため。もっとも、どうしてもくれると言うなら貰うけど(オイ)

もう一つ「そこから先の手数料」を貰わない理由がある。それは、新入社員のSさんは(多くの不動産会社がそうであるように)固定給+歩合という給与制度で働いていて、彼女にとっては契約が即「収入」に繋がって、自営業の私より切実だからである。うちが手数料の分け前を要求すれば彼女の収入は減るのだ。

かっこ良く言うなら、同業他社の社員であっても周りの皆で新入社員を育てていくハートは必要だろう。

夕方、Sさんから「〇〇ハイツはダメで、駅の反対側の物件を案内しましたが結論は出ていません」との連絡があったので挨拶に行くと「驚くべき話」が出た。案内中にその客から「殺すよ」と言われたんだとか。

なんでも、初期費用を訊かれて説明した際に(当然に必要だと分かっているものと思い)仲介料の説明をしてなくて、後で「仲介料は別に必要」と伝えたら「殺すよ」とのセリフが飛び出したんだとか。冗談のつもりなんだろうけど初対面で言われたら怖かったろう。そのお客さんはそういう独特の雰囲気を持っていたし。

それより、勤め先の近くがいいと言うので駅北口の〇〇ハイツを紹介したのに、なんで「南口でもいい」と言い出したんだろう??。一昨日と言ってることが違っているし、他社でも紹介そのものを断られたくらいで、物件を選べる立場ではないのに・・・。なんだか、手間だけ掛かって内容も態度も悪い嫌な客の案内を頼んじゃったみたいでSさんには申し訳ないことをした。今度、何かで埋め合わせしよう。

社長曰く、「Sさんはおカネよりケーキのほうが嬉しいみたいだよ」とのことなので、今度、美味しいケーキでも差し入れしてあげよう。ただし、社長には食わせないけど(*^^)v

ま、それはともかく、今日もまた「そういう感じ」のお客さんが来る・・・。ちょっと気が重いふらふら


posted by poohpapa at 06:17| Comment(6) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月11日

こんな人物に部屋を貸さなくて良かったかも

一月ほど前の出来事、当社の貼紙広告を会社帰りに見た、という中年の女から問い合わせが入った。

「部屋を見たい」ということで、翌日の3時で約束していたのだが、4時まで待っても姿を見せない。それでこちらから携帯に電話をすると、「今、仕事で江東区にいるので今日は無理」とのこと。

当社の管理物件ではないので、管理会社に電話して私の名刺をFAXして現地対応になっている鍵の手配を済ませて待っていたのだが・・・、こちらから電話しなければ何の連絡もなかったものと思われる。

いちおう「すみません」とは言ってもらえたものの、「では明日の10時に」ということで再び予定して待っていたのだが、またしても何の連絡もないし店に現れることもなかった。実は一ヶ月前は私の自律神経失調症の症状がピークの頃で、本当は休みたかったのだが、案内の予定が入ったならそんなことは言っていられないもの。体調の悪い中、店に出て、11時半まで待っても来ないし、電話しても今度は出ない。無駄だとは分かっていたがちおう留守電にメッセージを入れておいたが、案の定、折り返してもこない。

こんな奴は自社の管理物件に入れたら苦労することになるし、他社の物件に入れたら信用問題になる。

不動産屋の業務にドタキャンやすっぽかしは付き物で、そんなことをいちいち気にしていたら不動産業などできないもの。だが、体調の良い時なら何てことはないが、悪い時にはキツイものがある。向こうは何とも感じてないだろうけど、自分の無責任で軽率な行為で誰か(相手)に迷惑を掛けていることはよくあるもの。

約束して相手が予定して待っているのだから、「来られなくなったなら電話くらい入れろよ!」であるちっ(怒った顔)

そういう内容では電話しにくいものだろうけど、電話一本で用が足りるし、相手に迷惑をかけなくて済む。そんなのは誰に言われるまでもなく大人としての最低限のマナーで、子供でも解かることではないか。

どんな仕事をしているか知らないが、私には社会人として世の中の役に立っているとはとても思えない。



posted by poohpapa at 07:21| Comment(8) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月13日

店のウィンドーを叩きながら話すな!

どこの不動産屋もそうであるが、うちの店のウィンドーには全面に募集物件の資料が貼ってある。お客さんが店の前に立って広告を見ている様子は店内からも分かるし、二人連れなら会話も丸聞こえである。

「これ、安くない?」
「でも、お風呂とトイレが一緒だよ」

「駅から18分だって・・・、バス便になっちゃうね」
「バス停から徒歩5分だって、遠くない?」

なんて、筒抜けである。その会話の雰囲気でどんな人柄のお客さんかも分かってしまうから、「遠慮せず入ってくればいいのに」と思う時もあれば、「絶対に入ってくるなよ」と拒絶したくなる時もある。

私が拒絶反応を示す客というのがあって、それは「ウィンドーを指で叩きながら話をしている客」である。たいていは馬鹿っぽい。

「これ、どうよ?」(コッツン、コッツン!)
「え、どれよ?」
「これ、これ」(コツコツコツコツ!)
「ああ・・・、ならこっちのは?」(コンコンコン!)
「どれどれ、あ、これ?」(ゴッツン、ゴッツン!)

よほど飛び出していって「何やってんだよ!」と怒鳴りたくなる。

本人たちは何の気なしに叩くのだろうが、中にいると「何事か!」と思うくらいウルサイのだ。だいたいが、その音が中に聞こえない、と何も意に介さない無神経さが許せない。


ところで、我が家にも似たような無神経な奴がいる。

ノルン、である。

最近、私がPCに向かっていると、背もたれの裏側からコツコツ振動が伝わってくる。何の音か、と思って振り返ると、ノルンが椅子の背もたれに掛けてあるカーディガンにじゃれているのだ(*^^)v

「お父ちゃんにバレてない」と思って無邪気に遊んでいるのが可愛いが、それはペットの猫だからこそ。


不動産屋だからイイようなものの、スモークガラスのベンツの窓をコツコツ叩いて「これ、けっこう古い型式のベンツじゃん。ヤクザ屋さんの世界も不景気なんだね」だの「BMWのアルピナのほうがイケてるよね」なんて話してたら、中から怖いお兄さんが出てきて暴行されかねないだろう。

窓を叩きながら話す奴だけではなく、中には窓ガラスに向かって痰を吐く奴もいる。翌朝、掃除する時には固まっていたりする。そんな奴らを入居させたなら大変なことになるから、他に行ってくれるとホッとするし、入ってきたなら適当にあしらってお帰り頂く。そんな無神経な客とは長い付き合いなどできないから。

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2012年10月25日

生活保護受給者である若者

2週間ほど前から、ワケあって短期の予定で生活保護を受けることが決まっている若者が来店していた。    
受給を決定したのは職場の所在地の関係で都下のH市。本人は当初「立川は市の生活福祉課がうるさいし好きじゃないからH市で探してもらいたい。オタクでH市の物件を扱っているか?」と言っていて、もちろん可能だが、数日後には「どこの市でもいい」と言い、さらに数日して「他の市で受給するためには引継ぎや認定に1ヶ月以上かかるから、急いでいるのでやはりH市で探してもらいたい」と変わる。

立川市が好きじゃない理由は「生活保護の人が今年に入って2組も餓死しているし、福祉課の態度が気に入らない」とのこと。「ネットで見てもらえば2chなんかに皆ボロクソ書いてますよ」とのこと。2chではないが私も身に覚えがある。当ブログで立川市の生活福祉課の横柄な対応を強烈に批判しているから。

「僕も立川市の生活福祉課に行ったけど、上限(53700円)いっぱいの物件を持ってくと『もっと安いのを探せ』と言われるし」と言う。それについては「今までが甘すぎたんであって、それで本来は当たり前。生活保護の人も、上限が設定されているならその限度額いっぱいを利用してなるだけいい部屋に住みたいと思うのが人情。最初から『風呂なしの3万の部屋でいい』とは言わないし、不動産屋が少しでも高い部屋を紹介して手数料を儲けようとしているのでなく、安い部屋を紹介したなら気に入ってくれないもの。上限金額を安く設定し直す必要があると思うよ」と立川市の生活福祉課や業界の姿勢を擁護しておいた。

仕事は事情があって休んでいるが大手建設会社の下請けの施工管理責任者。働いていれば月収30万にもなるし、問題が解決して職場に復帰すれば生活保護は打ち切ってもらう、とのこと。目途としては半年程度とのことなので、ならば生活福祉課の主張に合わせた「もっと安い部屋」で決めると直ぐ引っ越すことになるかも知れない。「私が生活福祉課にかけあってあげようか」と言うと、それは辞退する。

現在は某市のNPO法人の寮に入れてもらっているのだが、「そこでハウスシックのアレルギーが出ているから早く出たい」とのこと。「部屋は相部屋で、盗難が起きたり、寮長が自分宛の郵便物を隠して渡さなかったり、というイジメに遭っている」と私に訴える。私はその青年の主張が正確なものとは思っていないので、時折り「それはこういう事情ではないかな」と言おうとすると「まあ聞いてください」と私の言葉を遮り、いかにそのNPO法人がインチキなものか、自分がヒドイ目に遭っているかを述べ始める。

ここ数年、私は何人かの人から「夫からDVを受けている」「モラハラを受けている」「職場でイジメに遭っている」との相談を受けていて、今思えば、「本当にそうだったのか」は非常に疑わしい。人の話は両方から言い分を聞かなければ「どちらがどう正しいのか」は分からないもの。彼も同じ、だと思った。

彼の条件が変わる度に物件を用意して来店日時を約束して待っていたが連絡も無くスッぽかされたりする。携帯電話は持っているが着信専用。掛けても出ないし折り返しても来ない。最後は希望通りのH市の物件を数件選んで用意して時間も約束して待っていたが、ついに現れなかった。もちろん連絡もない。

そういうことで、彼が今まで私に訴えていたNPO法人や生活福祉課や同部屋の人たちに対する非難や不満や疑いへの信憑性は無くなるもの。だいいち、最低限のマナーやルールも守らない人間に、はたして建設現場の施工管理が務まるものなのか、考えなくても分かる。何より、感謝の気持ちが無いし。

私に「不動産屋さんにこんなに親切にしてもらったのは初めてで、部屋を決めるなら是非こちらで」とまで言っていたが、私にはジンクスがあって、「ベタ褒めする客が当社で決まったためしがない」というもの。どこか他の業者さんで決まったのだろうが、そこでも「こんなに親切な業者さんは初めてです」と言っているに違いない。他社では決まっても当社で決まることはない。当社のジンクスは常に揺るぎないわーい(嬉しい顔)

正直、途中から「人に対する非難ばかりで反省も感謝も無いし、ほとんど責任転嫁ばかりでは」と思っていたので、まあ結末は予想できた。そして、もう一つ予想できるものがある。それは・・・、



彼の「将来の姿」、である。

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2011年11月28日

昨日、年寄り二人を叱りつけて泣かせた(その2)

昨日から見て昨日、なので一昨日の話。

こちらは少し、いや、かなり辛い話。昨日の老婆と違って「ふざけるな!」とは言いにくい内容。

昨年、家賃を滞納したまま連絡が取れなくなっていた中年女性の連帯保証人と親族が仙台から来てくれて、きっちりと清算してくれ、その席には本人も来ていたのだが、更新手続き後、再び滞納し音信不通となった。連帯保証人に連絡しても「どこに行ったか判らない」とのこと。昨年の9月からずっと家賃未納になっていたので、春先に連帯保証人に請求すると、「もう、かまわないから荷物を放り出してくれ」と言う。

「そんなことは出来ません。もし本人が帰ってきて訴訟でも起こされたらこちらが負けることになります。現在の法律ではそうなっています。家賃を滞納されて、連帯保証人が許可をして、それで荷物を出していても、裁判となればこちらが負けます。そんなリスクは負えません。ならば、あなたがこちらに来て荷物を出してください。うちは関与しません」と言うと、「遠くて行けない」と言う。まあ、そりゃそうだろう。

それから数ヶ月して、依然本人とも連絡がつかず、仕方なく連帯保証人にこちらで作成した誓約書を送り、署名捺印してもらい、印鑑証明も添付して送り返してもらった。もちろん、滞納家賃と家財の処分費を支払ってもらう約定も入れてあった。6月末の話であったが、家賃は解約予告1ヶ月なんてことは言わず、6月末までの請求で、連帯保証人の辛い立場も解かるので滞納利息も頂かないことにしていた。

家財を処分したのは9月に入ってから。滞納になっていた9ヶ月分の家賃と業者による処分費の領収書のコピーを添えて、期限を切って請求したのだが、期限を過ぎても振り込みも連絡も無かった。

連帯保証人に電話すると、「こっちも地震で大変で、今はそれどころじゃないんで・・・」と言う。誓約書も印鑑証明書も出していて、その言葉である。地震の被害がどの程度なのかは判らない。身内といっても自身が作った借金でもないのに支払わされるのは辛いものだろう。だが、支払いが遅れることより、払えないなら払えないで相談の連絡をしてこないのが問題なのだ。仕方なく、1ヶ月支払いを猶予して、今月の末までに支払ってくれるよう伝えたが、一昨日の時点で振り込まれていなかった。

そこで「振り込みして頂けるかどうか」を確認するために電話をした。連帯保証人は不在で、子供が出て、その後お婆ちゃんに代わった。訛りのある言葉で「地震があって、こっちもそんなの払えねえし・・・」と言う。「払えそうもないなら誓約書を出さなければいいでしょう。分割にしてくださいとか、いついつまで待ってください、と最初から言ってくれれば相談に乗れるんですよ。私も、家主さんに対する責任というものがあります。後で本人から電話してくれるよう伝えてください」と言うと涙声になった。

夕方になって、奥さんから電話があった。同じように「地震で・・・」と言うので、「ならば、どうして連絡をくれないんですか?。こちらから連絡するまで何も言ってこない、というのは無責任ではありませんか。ご連絡を頂ければ相談にも乗れるんですよ。一度支払期限を1ヶ月猶予していて、それでも何も言ってこない、というのは間違っていませんか?。たぶん、月末になっても連絡もなく支払われないんですよね。そんなことをしてはいけません」と奥さんを叱った。

好きでやってる取り立てじゃない。直接的に責任のない人たちを叱るなんてしたくないし、被災者の気持ちは解からないでもない。ただ、それで「ああそうですか、分かりました。ゆっくりでけっこうです」と言ったのでは私も責任が果たせない。

家主さんは以前、「地震で実家も被害を受けた、というなら、こんなとこで良ければ(タダで)使ってもらってもかまわないんだよ」と仰っていて、私に督促するよう頼んでくるワケでもない。それはそれ、であって、滞納家賃は払わなければならないもの。

私から問い合わせの連絡を入れる前に「こういう事情なので、◎日まで待ってください」と向こうから連絡してくれていれば相談にも乗れたのだが、私から連絡した後ではもう相談には乗れない。こちらから連絡するまで黙っていたのでは「誠意がない」と思われても仕方ないものだろう。このままいっても支払いはされなかったようだし・・・。

もしかすると、誓約書を出しても、後で「地震で・・・」と言い訳して逃げられる、という安易な気持ちでいたのかな、と疑っている。去年のこともあるので最初は信じていたのだが・・・。

今度また「地震で・・・」と言われたら、私は「関係ありません」と言うだろう。

取り立ての依頼は数件受けているが、本来、そんなのは私(不動産業者)の仕事ではない。事の行きがかり上「仕方なく受けている」だけである。そんなので私が恨まれたら堪らない、とも思う。

日本の法律や制度をアメリカ並み(滞納とかの契約違反があれば荷物を放り出されても文句を言えない)に改正してくれたら、と思わずにいられない。日本ではむしろ逆に「居住者安定法案」が国会で審議されているくらいで、私は「家賃を払わないなら居住権など存在しないし保護されない」で当たり前なんだと思う。そう出来ないから他人に余計な迷惑が掛かることにもなる。

連帯保証人には月末までに連絡をくれるよう(伝えてくれるよう)お願いしてあるが、果たして何と言ってくることやら・・・。
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2011年11月27日

昨日、年寄り二人を叱りつけて泣かせた(その1)

一人は、5ヶ月前に申し込みをしてきて、約束した期日に契約に来店せず、その後1ヶ月分だけ振り込んできて「◎日に2年分の家賃を前払いするから待ってくれ」と言い、二度も約束を変更して待ったものの支払われず、その後も何度も支払いの約定を違え(たがえ)、契約上の日割発生日を1ヶ月ちかく過ぎてから「キャンセルしたい」と義妹が言ってきたケースの申込者本人。姉の部屋探しを妹が代行していた。

これはキャンセルには当たらず契約解除になるもの。キャンセルならお預かりしたお金は全額返金するが、この場合は入居してなくても一旦(敷金を除く)契約金を支払わなければならない。

うちや客付業者の手数料はともかくとして家主さんに対する信用問題である。途中から家主さんも「そういう人は払ってなどこないでしょう。その場合でも気にしなくていいですから」と仰ってくださっていたが、そうはいかない。私の信用問題だし、これで諦めたらいつか他の誰かが迷惑することになる。

本人は75歳で、歳の離れた(自身も不動産業に従事している)実妹が仕切っていて、妹に何度電話しても出ないし折り返しても来ない。メールしても返信はない。内容証明を送っても無視。仕方なく姉に連絡すると「妹が全部やってくれてるから私はよく解からない」と、いい歳をして妹に振って逃げようとする。

「ならば、あなたから妹さんに、私に電話するよう伝えてください」と言うと、「必ず払うと妹も言ってるから」と言い、「だったらいつ払うのか期日を聞いてください。そちらで約束した期限もこちらで切った期限も今まで何度も反故にされてるから、もう今月末までしか待ちませんよ」と言うと、突然泣き出した。

「今日、私の友だちが自殺して私は凄く滅入っているんだから・・・」

そんなことは知らないし、関係ない。ハッキリ言って、アンタが自殺しても私は知らない。その歳までそういう無責任な生き方しか出来ないでいるから、このまま生きていても他人に迷惑を掛けるだけ。消えても社会の損失にはならない。要は世間知らずの「お嬢さん」育ちで、今はその「成れの果て」なんだろう。

ま、「何でも人任せ」だから自殺が出来るとも思えないが。

請求額はたかだか25万である。それくらいのカネ、不動産の仕事をして地方を飛び回っていて、旦那が中堅企業の部長職をしている妹に「払う気があれば払える」もの。

「今度払う」「いつ払う」で5ヶ月が過ぎた。月末までに支払わなければ、同業者に警告のFAXを送るし少額訴訟も起こす。相手が年金暮らしであろうが容赦はしない。いい歳をして「泣けばいい」と思っている。私が23年間この仕事をしていて「最も不誠実な客」のうちの五指に入る。

もしも、この年寄りが自殺して「不動産屋に追い詰められた。絶対に赦さない」などという遺書でも出てきたら、マスコミは「血も涙もない不動産屋」と一斉に私を非難するだろう。そうしたらたぶん廃業することになる。それでも仕方ない。私はモザイク無しの「顔出し」で取材に応じてやろうと思う。

それにしても、なんとも不思議である。妹は姉から「不動産屋から何度もキツイ催促が入っていて辛い」と言われているハズである。そういう状況にあっても私からの電話には出ず、メールも内容証明も無視して放置したままに出来る、というのは、いったいどういう神経をしているんだろう・・・。「そのうち諦めるだろうから放っておけばいいから」とでも言っているのかも知れないが、もう「私が諦めない」ということは解かっていそうなものである。そんな無責任なことで商売になるのかねえ・・・。客が何千万、何億という取引を信用して任せてくれるとは思えないんだが・・・。だから払ってこないんだろうし。

姉が少額訴訟を起こされた場合、代わりに埼玉くんだりから裁判所(立川)まで来るつもりがある、とも思えない。少額訴訟の場合、原告の住まいや会社の所在地を管轄する裁判所でなく、被告の地域を管轄する裁判所で審理されることになる。まだ「こちらの本気度」を解かっていないんだろう。と言うか、何かトラブルが起きれば「時間稼ぎしてやり過ごすだけ」で今まで生きてきたと思われる。

相手も素人ではないから、こちらの失点を待っている、或いは後になって利用するかも知れない。客付業者にも状況は話してあるが、その客付業者の管理物件に現在も住んでいて、本来は支払わなくてはならないもの、と業者も解かっているのに、取立てに協力をする気配は無い。かかる事態の責任は客付業者にもあるが、面倒に巻き込まれたくない、というのが本音なんだろう。ま、それは仕方ない。改めて別の部屋を探すよう依頼されても受けないんじゃないかと・・・、受けるか(*^^)v

仮に、取立てに成功したなら「仲介料、どうしますか?」と訊いてみよう。「どうしますか?」だと嫌味になるから、むしろ率直に「要らないですよね」と言ったほうがいいものか。ん?、どっちも嫌味かわーい(嬉しい顔)

「契約金をもらったんだったら仲介料はください」と言われたら支払うしかないが、たぶん「けっこうです」と言うものだろう。もちろん、うちは頂くつもり。でもって差額は全額すぐに家主さんに送金する。

こんなので時間を費やされるのは非常に迷惑である。一種の営業妨害とも言えるだろう。私はお年寄りは好きだし、ふだんいろんな便宜を図ったりしているが、こういう年寄りは赦さない。


さて、昨日はもう一件あった。そちらは「気の毒なケース」と言えなくも無い。それは後日また。

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2011年08月21日

「桃色吐息」は大嫌い

これは、曲想がどうのこうのというのでなく、不誠実な客の携帯の呼び出し音になっているから、である。

6月下旬に、ある物件に申し込みが入った。入居者は76歳の老婦人。家賃97000円、共益費3000円の3DKのマンションで、今は古い貸家に入っているが立地が不便なので「家族が引越しさせたかった」ようだ。結婚して埼玉に住む妹が契約金を出すし今後の家賃も妹が面倒をみる、とのこと。

家主さんの了解を頂いて、先方の希望で7月1日からの日割発生ということになっていて、その後すぐに「7月5日からにしてくれ」とのことで、「まあ許容誤差の範囲」と考え、家主さんにも了解して頂いたのだが、約束の日になっても契約金の振り込みは無い。連絡すると「とりあえず10万だけすぐに振り込むから」と言い、10万は振り込んできた。そして「8日に契約金の残金だけでなく2年分の家賃も一括で前払いするから」とのこと。「ただし、日割は8日からにしてくれ」と言うが、既に契約書も用意してあるし、話がコロコロ変わったのでは家主さんから断りが入りかねない。そうでなくても入居者は高齢者であって、本来なら家主さんのOKは出ない客である。だが、私は家主さんにお願いして(日割発生は5日だが)振込を待つことにした。保険の申し込みも当方で5日入居ということで済ませておいた。

なぜ待つことにしたかというと、いちおう10万振り込まれたのと、その妹が「私も不動産屋だから(信じて欲しい)」と言っていて、「仕事で大阪に行っていて8日の夕方には東京に帰るので、8日の夕方本人と一緒に契約に伺うから」と約束したから、であった。だが、8日の夕方になっても連絡が無い。客付け業者にもお願いして連絡を取って頂くと、今度は「14日には振り込む」と言い、それが最終的に「28日には」になった。もちろん、途中で「もう振り込んでこないな」と判っていたが、こちらも意地である。

7月28日に妹に電話すると、「申し訳ないけど、10万は返してくれなくていいからキャンセルにしてくれないか」と言う。「それは通りません。ご承知のように、契約を交わしたかどうかでなく、契約は既に有効に発生しています。一旦契約した上での退去ということになって、それに基づいて清算してもらうことになります」と言うと、「なら、精算書をFAXしてくれ」と言う。「仲介手数料、礼金1、7月5日からの日割家賃、解約予告は1ヶ月前の約定なので7月28日から1ヶ月分の家賃、(ただし敷金は未入居なので請求しない)」で計算した精算書を自宅宛にFAXしたが、もちろん無視。期限を8月10日に切っておいたが振込も連絡もない。

連帯保証人は妹の旦那で、某企業の部長だが、申込書には連帯保証人とあっても、まだ保証承諾書も印鑑証明書も出してもらっていないのだから、もし旦那が「私は知らない」と言えばそれまでのこと。その内容で審査を通させたのだから仮に連帯保証人が知らない話だとすると、本人と妹が虚偽の内容で申し込みをしたことになる。とは言っても、この家族じゃあ責任を取ることもないだろう。話を進めていたのは本人の妹だし、本人にも電話したが「妹がやってくれてたから私は何も知らないんで・・・。それに、私はまだハンコを押してないんだから(責任は無いハズ)」と言う。76歳にもなってこの程度、である。歳の離れた妹に任せるのは仕方ないとしても責任くらいは感じていて欲しいものだ。

話していて、この人は「お嬢様」で育ったんだ、と思った。年老いて、残っているのはプライドと狡猾さだけ。何かあれば責任転嫁して逃げることしか考えない。自分では家賃を払わず妹任せにして、年寄り一人で暮らすのに3DKのマンションを借りよう(借りてもらおう)とするのだから。

再びFAXで督促文を送るがもちろん無視。電話を掛けても出ないし折り返してもこない。


で、こちらに聞こえる電話の呼び出し音がベルではなく高橋真梨子の「桃色吐息」である。3分呼び出して相手が出ないので「お呼びしましたがお出になりません」のアナウンスに変わるまで延々「桃色吐息」を聴かされることになる。それも一度でなく何度も電話しているから、好きな曲でも飽きるもの。ましてや、不誠実で大嫌いな客が呼び出し音として設定しているならなおのこと、である。

着信音を自分の好きな曲に設定するのは自由だが、呼び出し音(掛けた人に聞こえるベル代わりの音)に設定するのは考え物だと思う。商売しているならとくに注意が必要だろう。音楽はベル以上にイライラしたりするし。稀に若い客が、聴いたことないようなうるさいロックの曲に設定していて、そうすると「ああ、こいつは相手のことなど考えない奴だな」と、入居後に騒音トラブルを起こす可能性を考えてしまう。

どうしても、というならクラシックが無難だと思う。それも曲を選ぶものであって、個人的には、よく使われているパッヘルベルの「カノン」は眠くなるからNG。私ならモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の第一楽章あたりにするだろう。もしくは、クラシックではないけどTDLの「エレクトリカルパレード」のテーマ曲、てとこだろうか・・・。いずれにしても好き嫌いのありそうな曲は避けたほうが良いだろう。


さて、この不誠実でしたたかな婆さん二人、これから内容証明を送って、それも無視されたら少額訴訟を起こすことになる。これが一般客なら10万の放棄でかわないが、自分で「私は不動産屋」、つまり「プロ」だと言っているのだから、キッチリ責任は取らせようと思う。


それにしても、私の頭の中で、いつまでも「桃色吐息」がグルグル回っているふらふら爆弾


posted by poohpapa at 06:09| Comment(12) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月08日

悪質滞納者の退去後の室内の様子(グロ注意)

先日来記事にしている悪質滞納者の追い出しに伴う立会いに行ってきた。当初の予定では30日だったが、一方的に変更されて3日になったもの。それだけでも相当に不愉快な話。

滞納額は、双方の勘違いもあって、2227000円。これは利息を含まない金額、つまり、滞納の元本のみの金額。これだけでも家賃のナンと34.7ヶ月分。貸主にとっては天文学的な数字になる。

退去後の7月8日の夜、家主さんのお宅で話し合いをすることになっていたが、「(連帯保証人である)母親は来ない」と、これも一方的に通告してきた。「それを決めるのはアンタじゃないよ」と言ったのだが断固拒否。母親が「話し合いに出たくない」と言っているようで、となると、なにも8日の夜に私が再び出向いて話をする意味がない。立会いの日に集まるメンバー、つまり本人と家主さんと私の3人でフルキャストなんだから。立会い後、渋る本人を家主さんのお宅に連れて行き、話し合うことにした。

滞納額を確認していると、本人が驚くようなことを言う。

「滞納、滞納って言うけど、俺にも言い分がありますから」だと!

「どんな言い分よ?」と訊くと、

「以前にテレビが映らないことがあって、(設備を)直して貰ってなかったから長いこと映らなかったし・・・」だと??。だからそれは家主の義務違反に当たるから相殺してもらえるハズ、と言いたいようだ。

「それってアンタが滞納してて家主さんに言いにくくて頼まなかったからで、家主さんも知らなければ直しようがない話でしょうが。ナニ言ってんの!?」と言うと、「まあ、そうなんですけど」と言う。

さらに「ナンなら裁判しますか?」と開き直る。クズより酷い形容の言葉があるなら誰か教えて欲しい。「なら、やれば。訴訟費用で50万は掛かるけど、そんなカネあんの?。あるならやればいい」と言ってやった。どうせ、分かったふうなことをいう「程度の悪い友達」にでも吹き込まれたんだろうけど、何も解かっていない。

本当に「ご迷惑をお掛けした」と思っているなら、そもそも「俺にも言い分がある」「なら裁判で」などとは言わないし、私に対しても「アンタにそこまで言われる筋合いはない」だの言わないパンチ爆弾

正直、利息の計算など面倒だし、家主さんにも「ここまで放置していた」責任があるから、私が「じゃ、こうしよう。150万でいいよ。利息も免除してやるよ。その代わり、毎月決まった額を払わなかったら、その時点で利息まで計算して全額請求するし給料も差し押さえる。それで文句ないでしよ?。裁判やっても、たぶんこれと同じくらいの調停結果になると思うよ。お互いに裁判費用が掛からないだけ得だから文句ないでしょ!?」と言うと、「即答できない」とのこと。「だったら一週間あげるから、9日までにどうするか返事して。誓約書を作ってサインしてもらうから」と話して帰ってもらった。何度も言うが、そこまでやってもタダ仕事。

これは、家主さんが全て私に任せてくれたから出来たこと、ではあるが、帰りがけに家主さんからこう言われた。

「エ◎ブルが、引き続きB棟の管理をうちにやらせてくれ、って言ってきてるんだけど、どうする?」

はあ??、である。そんなことを言ってくるエ◎ブルもエ◎ブルだがそれを私に訊く家主さんも家主さんである。だったら督促も追い出しも本来責任を負うべきエ◎ブルに頼めば良かったのだから。

たしかに、うちよりエ◎ブルほうが客付けは早いかも知れない。だが無責任で「こういう面倒」は一切みないし、自社で決まっても入居者から受け取る仲介料とは別にえげつなく広告代を取る。つまり、それぞれ一長一短があるもの。家主さんの「いいとこ取り」したい気持ちは解かるが、その言葉はないだろう。

「エ◎ブルはダメだからB棟もオタクに」と言っていたのだが、それだと「B棟の管理」という餌を私にチラつかせていたことになる。本来は人柄のいい家主さんだから、言ってみたかっただけだろうけど。

この家主さんや入居者だけでなく、何年かに一度、とても虚しい思いをさせられることがある。

俺はいったい何をしていた(やらされていた)んだろう・・・」、と。ちょっとグロい写真なので興味のある方だけ退室後の写真を
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2011年07月04日

時勢に逆行する話だが、ゼロゼロを止めてもらった

ここんとこずっと、家主さんのご意向で「礼金0敷金0」で募集していたアパートがある。家賃も安めに設定していて、PCのプロバイダー料金もCATVを使えば全額家主負担になっているのだが、問い合わせや案内は度々入るのだがなかなか決まらない。

物件はそこそこキレイだし、室内もちゃんとリフォームしている。家主さんの人柄もいいし、他の住人の方たちも皆いい人ばかりだが、それでも決まらない。これ以上は条件を落としようが無い。後はもうフリーレントとかADとかの(私からすれば)邪道な方法しかない。

それで家主さんにこう提案した。「せっかく『ゼロゼロで』と仰って頂いてましたが、どうもそういう条件はあまり関係ないように思います。広告を出した当初はパタパタと問い合わせが来てましたが、何回か打っているうちに頻度が少なくなってきています。対効果で考えれば、私は敷金を1にしても変わりないように思います。ゼロゼロを止めて、敷金1にしませんか?」、と。

ゼロゼロ物件にして直ぐ決まるのであれば、損得上は「それでも得」と考えられるが、実は深刻な状況が生じる恐れがある。それは・・・、

ゼロゼロ物件には、所詮「そういう客」しか問い合わせてこない、ということである。とにかく客層が悪くなる。申し込み内容を見た(聞いた)だけで「できれば願い下げ」という客ばかり、なのだ。

当社で案内しても同業者さんの案内でも、ゼロゼロになっているのに「日割発生はどれくらいまで後ろにもっていってもらえますか?」と訊かれたりする。

私も、5月10日に案内しているのに、なんと「日割発生は9月からでいいかな?」と言われたことがある。ケチで非常識にも程がある。

「即入物件なので、今からだと、どんなに家主さんに譲歩して頂いても7月1日家賃発生がいいところでしょうね。それが妥当でしょう」と答えたが、「なんだ、そんなものなの」と言う。

しかも、家賃6万円の物件なのに「契約する時に掛かる費用は10万で足りるかな」と言う。私が「仲介料と消費税、家財保険と月初めから借りるとして前家賃1ヶ月が必要なので14万3千円は必要です」と答えると、不満そうな顔で「ふ〜ん・・・」と言う。その客、カネが無いワケではない。乗っている車はベンツだし。

自分が得することしか考えていない典型である。

ハッキリ言わせてもらうなら、お客様ではなく「ただのクズ」である。

向こうから断りが入ったが、仮に申し込みが入っても断ったかも知れない。こんなのを入居させたら入居後も勝手な要求をするから。仮に9月になってまだ空いていて、客がそれを見て、もし申し込みをしてきても断っただろう。家主さんを説得してでも、である。


その後、家主さんと相談のうえゼロゼロを止めて「礼金0、敷金1」にすることを決めた。時代には逆行しているが、常識的に考えたなら「部屋を貸すのに敷金を預かるのは当たり前のこと」である。

ところが、である。同業者さんから問い合わせがあり(元のゼロゼロにしてもらえないか、というのでなく)「これ、敷金0になりませんかねえ」とのこと。私が「礼金0敷金1というのは部屋を貸す際の最低限の条件だと思いますよ。『敷金0にならないか』と言うような客が退去の際のルームクリーニングの費用を快く出してくれるハズがありません。『それでなければ借りられない』という内容のお客さんなら、ご遠慮したいものです」と答えると、お客さんを前にして交渉しないワケにもいかない業者さんも、よく解かっていた。

私からすると「契約時に敷金1ヶ月分を預ける」のを当然のことと理解できないような人、敷金1を「0にならないか」と訊くような人、借りてくれなくていい。もちろん、家主さんが「それでもいい」と仰るなら仕方ないが、トラブルが発生したら私の仕事になる。

条件を緩くするとそれなりの客しか入らない」のは確実で、ここんとこ本当に客層が悪くなった。単に「不況で収入が減ったから」というのが原因でなく、「相手にだけ譲歩させて、自分が得できたり、自分が損しなければいい」という人間が増えている。「借手市場」というのを自分に都合よく曲解していて、それが解かっていない。

幸い、その物件は先日(敷金1でも)申込みを頂き、契約になった。


牛丼も賃貸住宅市場も、過当な競争は自殺行為であろう。
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2011年07月01日

超滞納者の語る(オイオイ、という)屁理屈

例の237万(家賃の37ヶ月分)の滞納者、6月いっぱいで出ることになっていて、昨日の3時半に立会いをすることになっていたのだが、朝一番で携帯に電話があり、「今日は都合が付かなくなったから別の日にして欲しい」とのこと。荷物は概ね出しているが、仕事の都合、だと言う。これが普通の入居者なら「では後日」になるのだが、この日に神経を集中して日程も合わせていたから本当に辛い。

私が、「私も家主さんも予定を組んでいるから、当日の朝になっての変更は困る」と言ったのだが、「仕事が入っちゃったんだから仕方ないでしょう」と譲らない。自分が何をやって来たのか解かってない。私が「そんなだから家賃を滞納するんですよ。あなたは常に自分の都合しか考えていないんだから」と言うと、

「この部屋がオタクの管理になって2年で、この2年は遅れずに(そんなこともないが)家賃を払ってきていて、遅れてる分はその前のものだから、あなたにそんなことを言われる筋合いはない」だと???

賃貸管理業23年で初めて聞く理屈である。ならば以前の管理会社エ◎ブルとだったら話をする、責任を感じている、ということか??

自分が払っていたこの2年間の家賃を「この2年の分」と勝手に考えているようだが、この2年間払っていた分は37ヶ月前の家賃でしかない。今は払っているから私に迷惑を掛けてない、という思考がそもそも間違い、と言うかアホである。人が動けば通信費も交通費も人件費も掛かるしストレスにもなる。経費は掛かるが代償は無い。家主さんにお願いすれば快く出してくださる方ではあるが、別の物件で20年もお世話になっているし、業界には報酬規定が無い。それどころか交渉の内容や行為が弁護士法に触れる可能性もある。

うちに管理が代わってからは家賃を入れていた、と言っても、約束していた「1.5ヶ月分」でなく1ヶ月分だし、連帯保証人である母親の「毎月1万支払う」約束も直ぐに頓挫している。しかも、話し合いの場に出ようともしないし連絡も寄越さない。家主さんや私が黙っていたなら、この2年間だって家賃が支払われたどうか怪しいものだ。


この分では立会いに来るかどうかも分からないので、移転先を訊くと、それはスンナリ答えたが、「勤務先は変わってない?」と訊けば、「ええ」と言う。「念のため、会社名を言ってみて」と言うと「答えたくありません」と拒否。どうしてだか解からない。会社に嫌がらせの電話をされるのでは、と警戒しているんだろうが、どうせ調べれば直ぐ判ること。現に、電話を切った後、以前聞いていた勤務先に問い合わせたら「在籍している」との回答。けっこう大きな会社にいて、何でそれくらいの家賃が滞るのかが解からないが、まあ言えるのは「責任感の欠如」ということなんだろう。

「7月8日に家主さんのお宅で話し合うことになっているけど、(連帯保証人である)お母さんも来ますよね」と訊くと、「僕だけですよ。お袋はその後です」と言う。「連帯保証人なんだから、話し合いの場に来るよう言われたら来るのが当たり前でしょう」と言っても、「どうして?、逃げませんよ」と言う。ワケが解からない。自分のどこに相手から信用される要素があると思っているのか爆弾

聞いた住所をグーグルアースで見てみたら、それらしき貸家群の写真が出てきた。たぶん、そこが新住居には違いないだろうが、後で出向いていって確認しておこうと思う。不動産業者が管理しているのか、家主さんが直接やっているのか、も他の住人に確認して。

こんな奴が(追い出されたのに懲りて)新しい部屋の家賃はキッチリ払う、とは思えない。この2年間は概ね支払ってきた、と言っても、直ぐに滞納が始まるものだろう。次の管理会社や家主さんがババを引かされる、つまり新たな苦労を背負うことになるのだが、だからと言って、最初に入居した物件の家主が一生面倒をみなければならない理由もないし、滞納されたら追い出さざるを得ないもの。

もちろん、他所で追い出された者が内容を偽って当社に来るかも知れない。こんな「負の連鎖」はどこかで断ち切りたいものだ。

となると、データベースはやはり必要だ。悪質滞納者に人権だの居住権だの認める必要はない。女房も子供も「似たようなもの」だし、浮浪者になって「野垂れ死に」したところで本人の責任である。

開き直ったりせず、家賃が遅れる都度ちゃんと連絡をくれる入居者なら、私も相談に乗りようがあったし追い出したりはしない。

ストレスや万一の事件で自分の寿命を縮めかねない行為だが、移転先の貸主側と相談して「その部屋だけ管理を任せてくれるよう」頼んでみようかとも思う。「とことん付きまとってずっと天敵でいてやろうか」とさえ思っている。私がこいつを追い出した煽りで今度の貸主さんはババを引かされることになってしまうのだし・・・。不条理ではあっても「それが世の中」というものかも知れないが。


家主さんのお考え次第だが、この先は裁判で決着を付けて頂くようになるかも知れない。そうなると、たぶん調停に持ち込まれて半分くらいの額で妥結するだろうし弁護士費用も掛かるから、いくらも還ってこないものだろうけど、諦めたら社会の為にも良くない。

こんな社会のクズ、死んだほうがいい、と私は思っている。





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2011年06月24日

私には連絡してこなくなった滞納者

以前から時折り記事にしている237万の滞納者、どうも、ようやく今月末には立ち退くようである。4月中旬に「契約解除」を通告し、ここまで何度か直接あるいは電話で話をしたが、全く誠意ある態度は示さない。だんだんとヒドクなっていっている。

「退去前に連帯保証人である母親も一緒に家主さん宅で話し合いをしたい」とも伝えたが、「母親とは連絡がつかない。電話しても出ない」と言っていて、そんなことは有り得ない。「だったら、何度でも電話しなさいよ。そうすれば『何事が起きたか』と思って向こうから連絡してくるものでしょうが」と言うと、「ああ、そうなんでしょうけど・・・」と言う。間違いなく連絡はついていると判る。

しばらくして電話すると「連絡ついて、お袋は退去してから話し合いに行くと言ってるから」と、入居中の話し合いを拒否。「退去してから話し合いに来るワケないでしょ。あなたが説得しなさい。だいいち、それ(話し合いを入居中にするか退去後にするか)を決めるのはそっちではないんだから」と言ったのが私との最後の会話。

先日の日曜日、家に電話すると小学6年生の娘が出て、「今(電話に)出られないから後にしてくれって言ってます」と言う。私が「は?」と言うと、娘は「さようなら〜」と小馬鹿にしたように言い電話を切ってしまった。直ぐ掛けなおして「お父さんとお母さん、すぐ傍にいるんでしょ?電話、代わってくれる?」と言うと、電話口でモゾモゾ。時間だけが経っていくので、「後にしてくれ、っていうのはお父さんから電話してくる、ということなのか、こっちから電話してくれってことなのかどっち?」と訊いても電話口でモゾモゾ話していて返事が無い。それで「お父さんに必ず電話してくれるように言っておいてね」と言って電話を切ったが、もちろん電話は掛かってこない。ま、期待もしてなかったが。

小学生の娘は親の滞納とは関係ないし責任も無いから、ふざけた口の利き方をしなければもう少し優しく話したが・・・、あれでは碌な大人にはならないだろう。親からは私のことを「ここを追い出そうとしている悪い不動産屋」くらいに聞いているんだろう。

家主さんが電話すると、今月の25日か26日には退去すると言っていたようだが、私には連絡が無い。「立会いをするから」と伝えてあるのだが、それでも何も言ってこない。ということは、家主さんのお宅に鍵を返して「そのままおさらば」する気なんだろう。今まで「そこまでの滞納を赦してきてしまった」家主さんのほうが私より組しやすいのは事実だろうから。

それで、家主さんに「不動産屋が立会いをするからと伝えて、私に必ず連絡するよう言ってください。本人がもし直接鍵を返しに来たら、移転先の住所を聞いて、『今はちょっと分からないんで』と言われたら引き留めておいてください」とお願いした。自宅の留守電にも用件を録音しておいたが、昨日までに連絡は無い。

本人が家主さんと直接話して退去後の7月8日の夜に話し合いに来ることになっているが、この様子では本当に来るかどうかは解からない。逃げる確率のほうが高いものだろう。かと言って、私が明日と明後日の2日間、家主さんのお宅に待機していたりアパートを張っているワケにもいかない。もし8日に話し合いに来たとしても、家主さんが「出て行ってくれさえすればもう滞納分は諦める」というお考えでいるなら、私がわざわざ出向く意味も無くなる。

応じるとも思えないが、私としては「公正証書」を作るつもりでいる。そうすれば、返済が滞れば給料の差し押さえがしやすくなる。

顔だけを見ていると大人しくて誠実そうに見えるが、私の賃貸業生活23年の中では最悪の入居者であることは間違いない。最近まで当社の管理物件ではなかったし、入れたのはエ◎ブルで、何度も家主さんから督促の依頼を受けていながら放置していたのもエ◎ブルである。正直、私が何で後始末を、しかもタダでやらなければいけないのか理解に苦しむ。

家賃滞納は民事だが、ここまで悪質だと「詐欺」と言えなくも無いだろうから、7月8日に来なければ、刑事で訴えられないか検討したいと考えている。ま、難しいとは思うが・・・。

こんな奴の権利が家主さんの権利より護られるのは不合理だ爆弾
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2011年06月08日

信用を傷つけているのはどちらか

久々に「嫌な客」のジャンルの記事だが、この話は法人の、しかも社長だけが嫌な奴であって他の従業員は皆いい人なので念のため。

うちの管理物件の1ルームに、事務所を借りてもらっている会社の従業員から申し込みが入った。個人契約だが初期費用は会社で立て替えて払う、とのことなので、会社宛に「当方の振込口座」が書かれている用紙を送ったのだが、約束の期限までに契約金が振り込まれない。少し不安になってきたのと、早く家主さんに送金しないと当方の信用問題なので、問い合わせると・・・、

社長が電話に出て、「とっくに振り込んでるよ、ちゃんと確認しなよ」と言う。私は何度も記帳に行っているから振り込まれてないのは間違いない。専務も「おかしいな〜、口座の一覧が届いた翌日には振り込んでるんだけどなあ・・・」と言う。よくよく聞いてみると、私が「この口座に振り込んでください」と指定した口座とは違う別の口座に振り込んでいたことが判った。

うちの口座一覧には「三菱東京UFJ銀行」で2口座、「たましん」で2口座が書かれていて、それぞれに用途が違っている。だから契約金専用の「1番の三菱東京の口座に」と指定していたのだが、社長が言うには「うちはふだんからたましんを使ってるからたましんの口座に振り込んだ」とのこと。その口座はほとんど使っていない口座であって、そもそも銀行が違うのでしばらく記帳にも行ってなかった。まさかに別の銀行の口座に振り込んでいるとは思わなかった。

もし、こちらから「三菱東京に」と指定されていて、先方の事情で「たましん」を使いたいのであれば、そういう場合には「たましんの口座への振込でもいいか」を事前に確認するのが当たり前で、それが出来ないまでも事後報告でもいいから「三菱東京って言われてたけどたましんに振り込ませてもらったから」と連絡すべきだろう。もし逆のことをされたら社長は怒るに違いない。それでいて私に「ちゃんと振り込んでるのに『振り込まれてない』と言われたんではこっちの信用問題だ」と怒るが、怒りたいのは私のほうだ。

別の用件で電話した時も、電話を取った社長が担当者と代わる前に、既に当社と本人と担当者とで話がついている問題を持ち出してネチネチ文句を言い始めてなかなか電話を代わってくれなかった。

契約して1ヶ月も経つが、再三の催促にも拘わらず本人の必要書類もまだ揃ってなくて家主さんに契約書が送れないでいるし。

その会社(の担当者;現会長)とは20年以上の付き合いだが、

ハッキリ言わせてもらう。

アンタ、社長の器じゃないよパンチ爆弾ちっ(怒った顔)

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2011年03月02日

237万の滞納者に店に来てもらった

夕方の約束だったが、昼前に電話が入り「これから行ってよいか」とのことで、直ぐ来てもらうことに。

話してみると、本人は「そんなに滞納してた」という自覚はなかった。だが、家主さんは通帳を何度もチェックしていらっしゃるので、数字の間違いはないと思う。何より、家主さんは生活が掛かっているが、本人は家賃を踏み倒していながら自覚がないのだから、どっちの言ってることが信憑性が高いか自ずと知れてくる。ま、それでも、家主さんに絶対間違いが無いとは言えないのだが・・・。

「4月に更新がくるけど、このままの状態では更新なんか出来ないよ。2年前より滞納分が減っているならともかく、増えてるんじゃ他の人に貸したほうがいいことになるから」と言うと小さく頷く。

「(連帯保証人である)お母さん、2年前に『私も毎月1万ずつ払います』って家主さんのお宅で約束してもらったけど、ここ数ヶ月は連絡もなく払われてないみたいだし・・・」と言うと、「でも、僕は毎月の分は払ってますよ」と反論する。

「あのね、それじゃ滞納分は少しも減らないでしょ。2年前、『春には子供を保育所に預かってもらえるから、うちのも働いて1.5ヶ月分ずつ払います』って言ってたけど、奥さん、働いてんの?」と訊くと、「働いてたんだけど、子供の体が弱くて保育所からしょっちゅう『直ぐ迎えに来てくれ』と言われるもんで働けなくなっちゃって・・・」と言う。

気の毒ではあるが、そんなことは知らない。それで滞納を認めていたら(家主さんの)賃貸業は成り立たない。だいいち、そうなった時にも「先日、こういうふうに支払うと約束してましたが、こういう事情で支払いが困難になってしまいました。ご相談に乗って頂けないでしょうか」という話は無い。つまり、そこまでの迷惑を掛けていながら「相手のことは全く考えていない」と解かる。

性格はおとなしくて遊び人ふうでもないのだが著しく社会常識と判断力に欠ける。それだと不動産業者として家主さんに口添えすることはできない。人にも自分にも「とことん甘えるだけ」だから。


「あなたの部屋の前、凄いことになってるよね。玄関前があんなに散らかっていたら、お客さんを案内しても決まらないよ。滞納だけじゃなく、そういうことでも家主さんや不動産業者に迷惑を掛けてるんだけど、解かってる?」と訊くと、「でも、うちの分は少しだけで、他は誰かが置いてっちゃった物なんで・・・」と言う。解かってない。玄関前に置かれているゴルフのキャディバッグも、誰かが知らないうちに置いていったものとか。まるで自分の持ち物のように立てかけてあるのだが・・・、そのうちゴミ屋敷のようになるんだろ。

「あなたがだらしなくしてるから、他の人が『ここに置いてっちゃえ』とゴミを捨てていって、どんどん溜まるんじゃない」と叱って、6日までに片付けるよう指示した。処分するカネがなくて放置していた、とのことなので、「費用は家主さんが出してくれるから、6日までに駐車場の脇に要らない物は全部出しておいて、要る物は家の中に入れてください。業者が行った時、外に出てるものは全て処分してしまうので、自転車や子供の三輪車、ベビーカーなどは分かるように印を付けておいてください。印がなくて処分されたものに関してはこちらは責任を負いませんよ」と念を押した。

家主さんはアパートの外装リフォーム(塗装)を計画しているが、この入居者の一部屋だけで職人さんの作業が困難になる。迷惑対象は滞納だけではない。空室の募集にも響くものだし。

「2年前の約束を守っていてくれたならともかく、滞納額が更に増えているんでは更新は出来ないのは事実。更新するためには数十万くらい返す必要があると思うよ」と言うと、うな垂れていた。

「交通事故の裁判の支払いも、あと25万のとこまできていて、それが終わったら遅れている家賃の支払いに回せるから、もう少し待ってもらえませんか」と懇願するが、「あなた、2年前も同じことを言ってましたよね。そういう話がことごとく守られてないのに、あなたの何を信じろと言うのですか?」と言うと再び黙ってしまった。

私は、薄情な人間ではない、と自分では思っている。今までの何十回という取り立てでも、お客さんの事情には充分に配慮してきたつもりでいる。だからこそ、ほとんどの取り立てに成功している。

このお客さん、「そのアパートを追い出されたら行く所が無い」、いや「引越しする費用も無い」と解かっている。だが、冷たいようだが家主さんや不動産会社がそういう人を助けなければならない義務は無い。そんなのは役所の福祉の仕事である。

「奥さんやお母さんともよく相談して8日までに何がしかを支払って更新するか出て行くか、連絡ください。更新しない(できない)場合でも『直ぐ出て行け』とは言いません。2ヶ月の猶予を差し上げますから4月中までに必ず退去してください。それくらいあれば可能でしょう。ただし、退去しても滞納分はチャラにはなりませんので、そのつもりでいてください」と話して帰ってもらった。

なんとなく、「カネは払えないけど出て行くこともできない」と言ってきそうな気がする。ことによると裁判で出て行ってもらうことになるかも知れない。まだまだ時間が掛かりそうだ。
posted by poohpapa at 08:37| Comment(4) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月01日

滞納者に、すっぽかされて・・・

昨日の夕方来店することになっていた滞納者、結局、来なかった。

実は土曜日に来ることになっていたのだが、朝早く開店前に一度電話が入っていて、誰からの電話かは着信記録で分かっていたが、こちらからは掛けなかった。メッセージが残っていなくても他の着信記録にはたいていは折り返しの電話をしているが、この滞納者の場合「どれだけ責任を感じているか計る」意味で掛けなかったのだ。

案の定それっきりで、日曜日の夕方電話があって「昨日電話したんですけど・・・」と言う。電話して私が出なければ、携帯の番号だって知っているんだから携帯に掛けてくればいい。掛けてこない、ということは「(いなくて)助かった・・・」くらいに思っていることになる。

で、昨日の約束も「仕事が終わってから行くんで、何時になるか分からない」と言っていて、「でしたら事前に何時になるか必ず電話してください」と言ってあったのだが、6時過ぎても電話が無い。と言うことは、直ぐ「これから向かう」と電話が入っても7時前に到着することは不可能だ。それで6時10分に仕方なくこちらから電話すると、「ああ、すみません。まだ仕事なんで・・・」と言う。

「電話する約束になってたよね。こちらから電話しなければ何時まで待たされたか解からないじゃん」と叱ると、「ああ、すみません。明日5時に仕事が終われたら行きますから」と言う。

これじゃ200万以上も滞納するワケだ。救いようがない。

2年前、家主さんから「今(6万4千円の家賃に対して)218万も滞納してるのがいて、オタクで相談に乗ってもらえないか」と依頼を受け、夜、家主さんのお宅まで出向いて、本人と連帯保証人である母親を呼んで返済計画を話し合ったのだが、一月ほど前に家主さんから電話があって「約束が守られてなくて、今は237万になってんだけど」とのこと。無理な返済計画は立てさせてなくて5年で返させる内容だったのだが、それすらも守られてないようだ。

家主さんも、何でそんなになるまで黙っていたのか。「何度もエ◎ブルには頼んでて、その都度『担当者が退職した』って言われて話が振り出しに戻るんだよ」と仰っていたが、それにしても「余裕ありすぎ」だと思う。相手は既に末期症状なんだから。

昨日の夜、家主さんに電話して「今日来てもらうことになっていましたが、向こうからの連絡はなく、こちらから電話して明日来ることになりました。もう出て行ってもらうしかないですね」と提案すると、家主さんも「良心が無くっちゃダメだな、仕方ないな」とのこと。2年前に立ち退いてもらうべきだったと後悔した。家主さんも「会えばイイ奴で、しょうがない、もう少し待ってやるか、と思っちゃうんだよ」と仰っていて、私も初対面で「さあ出て行け」と言うのも躊躇って、もう一度だけチャンスをやろう、と思ったのだが、ダメな人間はとことんダメ、ということだろう。

奥さんも子供もいるが、先日、アパートを訪ねたら居留守を使って出てこない。しばらく外で観察していたらバルコニー側の窓が開いて洗濯物を取り込んでいた。こっちは名乗っていたのだから用件は解かっているだろうし、再度ノックして名乗ったが出てこない。

これが、必死で返そうと頑張っているのが分かれば、こちらも家主さんに「本人も少しずつでも返済しようと頑張ってるし、様子を見てやってください」ともお願いできるが、これじゃあ無理だ。



他にも、相当な滞納になってから取立てを依頼されているケースもいくつかあって、どのケースも職業は堅気っぽくないものだから、うちのには「そういう滞納者」と会う日は「もし僕が帰らなかったら、今日会っていたのはコイツだからね」と、その日の予定を話して、もしもの時の犯人が分かるようにしてある。それほどまでの仕事をしても手数料は無い。報酬基準が無いのだから仕方ないが。

取立て専門業者に依頼すれば、入居中なら取り立て額の20%、退去後は50%が相場だが、管理をしている(?)というだけで手間賃が0になる。この滞納者のケースなど、まだ当社の管理物件に完全に移行しているワケでもない。入れた業者はまだ管理している。

もし取り立てを有料にしたなら、今と同じことをしていて、不動産業としての収入より取り立て業としての稼ぎのほうが多くなりそうだ。それをタダでやっているんだから我ながら凄いサービス精神だと思う。本来、滞納家賃の督促は家主さんの責任でご自身ですべきこと。不動産屋がサービスでしなければならない(タダで当たり前の)ものではない。回収の過程で交渉事が発生すると弁護士法に抵触する可能性もある。だが、私が有料にしたなら何人かの家主さんは離れていくだろう。宅建業協会で明確な基準を打ち出してもらえると有り難いのだが、それも法的根拠が得られなくて無理そうだ。

滞納者が迷惑を掛けている相手は家主さんだけではない。

では「本音は、手間賃が欲しいのか要らないのか」と訊かれれば、「相手によりけり」ということになる。これは私だけでなく多くの不動産屋の本音だろう。せめて、不動産屋の苦労が解かってもらえればそれだけでいいのだが・・・。

さて、今日、ちゃんと来たなら、どう料理してやったものか・・・。



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2011年02月07日

相手の都合なんて考えないものかねえ・・・

先ず、「引越しの立会い」でのこと。

前々から退去の日にちだけが決まっていて、時間は未定だったので「荷物が出る時間が分かったら、事前に連絡してください」と頼んであったのだが、当初の予定の一日前に、「今、だいたい荷物が出ましたので来てください」と、いきなり電話があった。

当初の退去予定日は念のため他の予定を入れないようにして一日空けてあったのだが、一日前だし、「直ぐ来てくれ」はないものだ。だいいち、現地までは車で30分くらい掛かるし、電話を受けた時には私は(車で、ではなく)外出先にいた。退去者は県外に引っ越すから改めて出直してもらうのも難しい。「少しくらいなら待っている」とのことだったが、その日(当初の立会い予定の前日)の予定は既に埋まっている。例え可能であっても行く気は無いが。

だからあれほど言ってあったのに・・・、である。結局、1週間後に立会いをすることになったのだが、今度は前日になって「今日これからでもいいんですけど・・・」と電話が入る。「それはアンタの都合であって私の都合ではない」と言いそうになったが飲み込んで、「予定通り明日にしてください」と断った。

私みたいに一人で営業している店でなく大手の不動産業者であっても、(隣町で30分は掛かるアパートに)事前の連絡なしに、いきなり「もう荷物が出たから来てくれ」と言われたら対応しないだろう。これが、「上から水漏れしてて大変なことになっている」との事故の連絡であったなら話は別であるが、なんとも自己チューである。


そして、同じ日に、もう一件。以前も記事にしているが・・・、

「今オタクの店の前に来てて、こないだ電話しといたんだけど・・・」という電話。相手は、家主さんとトラブって、互いに「訴えてやる!」と、これから裁判になる入居者(退去済み)の女性。

たしかに「弁護士が『契約書のコピーを欲しい』と言ってるからもらえますか?」との依頼は受けていたが、「いつ取りに行く」とは聞いていない。契約書の原本は渡してあるのだから自分でコンビニにでも行ってコピーを取ればいいようなものだが、「引越しのドサクサで行方不明になってる」と言う。

何分くらいで帰れるか訊かれたので長めに「30分くらい」と答えておいて、早めに帰れそうだったが遠回りしてゆっくり帰った。相手は「これから弁護士のところに行くから急いでいる」と言っていたが、この場合「お待たせしたら申し訳ない」「少しでも早く帰ってあげよう」とは思わない。店の前に駐車してその中で待っていたようだから風邪を引くこともなかったろう。

この人物と家主さんが裁判に至った経緯に関しては、後で記事にするが、私も大変な迷惑を被っている。双方から証言を求められても「どちらかのために証言する」気は無い。どちらも異常だから。

両方のケースとも、自分の都合ばかりでなく相手の都合も考えて電話一本入れていればスムーズに事が運んでいたのは間違いない。とくに、相手が私だったからよけいに、である(*^^)v
posted by poohpapa at 07:31| Comment(2) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月24日

本来はペットを飼うべきでない「とんでも飼主」の話

野良猫のミューのことを書いていて思い出した話がある。

しばらく前の話だが、ある客から相談の電話が入った。

「動物病院で知ってるトコない?」と訊くのだ。・・・嫌な予感がした。

「うちで飼ってる犬が出産しそうなんで・・・」と言う。どうやら、同じ親から生まれた2匹の犬(雄雌)を避妊せずにいて近親交配してしまったようだ。保険が利かないから万一「帝王切開」なら10万くらいは費用が掛かってしまう。「獣医ドリトル」の鳥取医師なら「治療費は200万だな」と言われてしまうケースである。

飼犬なのにフィラリアの予防やワクチン接種もしていない。私に電話してきた、ということは「治療代が直ぐ払えないから、待ってくれるか分割にしてもらえる病院を紹介してくれ」という話である。そんな動物病院があるワケがない。何を考えているんだかちっ(怒った顔)

だが、飼主は救いようがなく無責任であってもペットに責任はない。ペットは飼主を選べないのだから「それがオマエたちの運命」などと突き放すワケにもいかない。仕方なく、うちがお世話になっているH動物病院を紹介した。紹介はしたが、先生にはこう話しておいた。

「飼主は治療代を持ち合わせてないので『分割にしてくれ』などと後で言うかも知れません。先にいくら掛かるか説明して頂いて、とりあえず持ってる分だけでも置いていかせてください。残金を支払わなかったら私が責任を取ります」、と。もちろん飼主には「私が先生にそう言っている」とは伝えない。言えば甘えるだけだから。

普通はそんなことなど頼めない。動物医療もビジネスだから「他を当たってくれ」と断られるのがオチである。先生が受けてくださったのは、私との間で今まで築き上げてきた信頼関係ゆえである。

先生から後で伺った話では、飼主は4千円握り締めて犬を連れてきて、「帰りのタクシー代が要るから」と千円だけ払って帰ろうとしたという。一般的な治療の他にX線撮影もしているから診療費はそこそこ掛かっていたと思われるが、それでは「ほとんど無銭飲食」だ。

先生は3千円受け取って「残りは現金書留で送るよう」指示したとかで、それで大正解である。残金は後日ちゃんと送ってきたとのこと。私が責任を負わされることは無かったが、ハラハラものである。

数日して、その犬は無事に出産を終えたようだ。

不動産屋は、時にそんな客(飼主)とも対峙しなければならないたらーっ(汗)
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2010年11月25日

ある家主さんと入居者との大トラブル、の予告編

カテゴリーは「嫌な客」に分類したが、家主と入居者のトラブルの話であって、私のお仲間さん(同業者)をも巻き込んでの大事件。

私からすれば「こんな理不尽な話はない」という流れで、21年間この仕事をしてきて初めての出来事。現在も進行中で落着はしていない。本来なら今月末の入居者の退去でいちおう片付くハズの話だが、双方ともに狂気なので、その後も続くと思われる。

事の起こりから半年ほど経って、家主さん、入居者ともに「絶対、訴えてやる」と息巻いていたので、双方の主張を聞いて、「裁判など起こせば互いに傷つくことになって得なことは何もありません。よしんば何がしかの慰謝料が入ってきたとしてもダメージのほうが大きいものでしょう」と、ソフトランディングさせるべく私も間に入って調整をしていたのだが、どちらも私の意見には耳を傾けない。

双方に「こういう理由で、法的にそういうことはしてはならないものなんですよ。もし裁判となったら不利ですから」と噛んで砕いて説明し、話した直後は「ああそうですか。解かりました」と言いながら夕方には吹っ飛んでいる状況。せっかくの根回しも効果なし。管理会社としての責任はあるが、付き合ってなどいられない。

家主さんは元々は人柄も良く、そうなってしまうのにはワケがある。精神が尋常ではない娘が前面に出てきたことで話が拗れてきた。

先日、家主さんから「娘が今、血相かえて飛び出してそちらに向かいました。(何かあったら)警察を呼んでください」と電話が入った「あの娘」である。その後も連続して大変なトラブルを起こしている。娘は、私が「それは通りませんよ」とばかり言うので完全に私を信用していない。自己主張しかしない北朝鮮や中国を相手に外交交渉をしているような気分である。

これ、どちらか一方でも私のアドバイスに従ってくれていたならとっくに穏便に解決していたものだろうが、双方ともに感情的、いや激情的になっているから始末に終えない。既に弁護士に相談しているし裁判は避けられないが、その時、証人として呼ばれるのが苦痛になってきた。公正に「互いに何が正しくて、どこが間違っていたか」を証言するつもりでいたが、既に家主さんの娘からFAXで「管理会社を替えます」と通告してきたし、入居者は私に「言ってはならないこと」を言っている。というか、私が「そういう言い回しが最も嫌い」という話し方をしている。ものごとの道理が見えていない。

この件では、管理を切られたことで、向こう10年で考えても100万近い遺失利益が発生することになる。であっても、裁判ともなれば双方から「証人になって欲しい」(自分に有利な証言をしてくれ)と頼まれるだろう。それは、例えて言うならこういうことである。


ある男が若い女性をレイプして、その後、別の殺人事件の容疑者として逮捕され、犯行時刻がまさに「自分が女性をレイプしていた時刻」であって、その時間には殺人事件の現場にいることが不可能なのだが、それを証明できるのがレイプの被害者しかおらず、被害者に「私がその時間はあなたと一緒にいたことを証言してくれ」と頼んでいるようなものである。

どっちも「オタクは管理会社なんだから」と都合よく解釈しているのだろうけど、この件に関しては私は被害者である。マンションの工事現場の下を歩いていて鉄骨が降ってきたのと同じくらいに・・・。

「私のアドバイスに従った結果、ことが拗れた」というなら責任も感じるが、人に損害を与えておいて都合のいい時だけ「助けてくれ」と言われても、いつもいつもお人好しなんかしていられない。東京地裁まで出向けば1日潰れる。しかも私は「ありのまま」を話すから、どちらの期待にも応えられない。ならば行かないほうがいいだろう。


毎日のように双方から電話が入るが、もはや立派な営業妨害である。事務所の電話も携帯も、ベルが鳴ると「ドキッ!」とし、発信者の番号を見て、別の人だとホッとしている。双方とも強烈な自己主張を延々と続けて私の意見など聞かないのだから。心臓に良くないし。


まだ具体的には書けないけど、落着したら洗いざらい書くつもりだ。
posted by poohpapa at 07:32| Comment(10) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月22日

メッキが剥がれた「昔気質の親父の気骨」

実は、11月10日付けで「昔気質の親父の気骨」という記事を書いていたが、その時、既に続編に繋がる出来事が起きていた。これは、コメントの返信で存在を予告していた「後日談」である。

記事の時点でまた2ヶ月分の滞納になっていて、前回スンナリ支払ってくれたので私も気を遣い、今度は父親に「急がなくてけっこうですよ」と言ってあったのだが、その後、梨の礫になっていたのだ。

で、今月の末がくると3ヶ月分の21万になる。もちろん、家主さんには当社で立て替えて支払っているのだが、昨日、父親に電話をすると、「息子が、『大家さんに訊いたら、家賃はちゃんと払われてる、と言ってたから』と言ってるんだけど・・・」と言う。ほえ???

当たり前である。私が立て替えて払っているんだから。だいいち、家賃を払っていないのに、家主さんに「家賃が入っているかどうか」を確認するワケがないし、万一訊いたとして「払われてる」と言われて「良かったア、だったらいいじゃん」と納得したならアホである。いや、そうでなくても既に充分にアホではあるのだが。

本人は今年の6月に更新料を支払いに来てからは一度も当社に顔を出さない。何度も「家賃は振込むよう」言ってあるのだが、いろいろ理由を並べて手渡しで支払っている。6月以降は来社してないのだから、当人も「半年も家賃を払っていない」と承知しているハズだ。

こないだは「息子がご迷惑をお掛けして申し訳ない。どうぞブン殴ってやってください」と格好いいことを言っていたが、一回だけで片がつく、と安易に考えていたんだろう。コメントでもご指摘を頂いたが、この父親、自分では我が子を叱ることが出来ない。しかも、この期に及んでまだ(私より)息子の言葉を信じている。いや、「信じたほうが自分にとって都合が良い」というだけのことなんだろうけど。

先日の記事の母子家庭といい、この父子といい、ちと無責任かも!

私が怒って本当に息子をブン殴ったなら父親はナンと言うだろうか。「よくもうちの可愛い息子を!」と怒るんだろうな・・・(^^ゞ

最近は、日常的に、こんなのばっか、であるちっ(怒った顔)パンチ爆弾

posted by poohpapa at 05:06| Comment(4) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月31日

私が苦手とするタイプのお客さんが来店して

夕方、40代半ばの女性が飛び込みで来店した。

「横浜に家があるんだけど、こっちで仕事するから部屋を確保しておきたいんだけど、何か紹介してくださる?」とのこと。

そこまでなら、ふつうの有り難いお客さんである。

直ぐにバッグから「他社でもらった資料」を取り出して私の意見を訊く。10枚以上はありそうだった。「ねえ、これ、どんな部屋か知ってる?」と簡単に訊くが、「良い物件であっても他社で紹介された物件」である。当社から申込みを入れるワケにはいかない。

そのうち店の外に出て私を呼び、「これなんかどうかしら?」と指差した貼紙が6万の部屋。予算は4万、と聞いていたので「それ、6万ですよ」と言うと、ビックリするような言葉が返ってきた。

「いいの、いいの、私が直接大家さんに交渉するから」

???、である。どうやって交渉すると言うのか。不動産屋が「家主さんと客とで直接値段交渉させる」なんてことは有り得ない。しかも、6万の部屋で値段交渉したとしても、せいぜい3千円の値下げであろう。5千円は無理だし、よしんば家主さんが受けてくれたとしても、少なくとも家主さんから好かれることはない。ここまでマイペースな客だと「いいから早く出ていってくれ」と言いたくなる。

幸い、客が出した資料の中に(昨日の記事の)Dホームのチラシがあったので、「この物件はいいですよ。直ぐ見せてもらったほうがいいでしょう」とDホームに行くことを勧め、行ってもらった。

当社とDホームの間は徒歩1分。客が当社を出ると直ぐDホームの社長に電話した。「こういうお客さんが今そっちに行くから、そっちでお世話して」と言うと、社長は「大丈夫、大丈夫、うちには、変わった人を相手にするのが得意なNさんがいるから」と笑う。

結局、チラシの物件ではなく別の物件で決まったようだ。Nさんの営業力は私も一目置いていて、私には真似できない。飄々とした雰囲気で、どんなにアクの強い客でも個性が封印されてしまうのだ。

もちろん当社の手数料は無い。私は、余計なストレスから逃れたかったし、客も部屋が見つかったのだから、まあ結果オーライだろう。

数日してDホームの社長から「こないだのお客さん、契約が終わったから、お礼に饅頭あげるよ」と電話があった。帰りに伺うと、饅頭を2個持たせてくれた。それでも私にとっては充分な報酬である(*^^)v
posted by poohpapa at 06:15| Comment(4) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月17日

例の悪質滞納者の件、最後はどうなったか、という話

このサイトで何度も記事にしていた悪質滞納者の話、まだ結論を書いていなかったのでご報告。

どういう悪質滞納者だったか、は「嫌な客」カテゴリーで昨年、何度も書いているので参照されたい。かいつまんで言えば、大手不動産会社に勤めていながら家賃を何ヶ月も滞納し、連絡も寄こさず折り返しても来ず、連帯保証人(実姉)に連絡しても責任を取ってくれることは無く暴言を吐き、内容証明も受け取り拒否していた「あの悪質滞納者(と姉)」の一件である。

今まで記事にしていなかったのは、、本人がこのサイトを見ているので「和解案を確実に履行してもらってからでないと支障が出る可能性があるから」ということと、少し時間を置いてから書いたほうが良いもの、との私の判断からであった。

和解案は「2月末までに明け渡すこと。滞納家賃6ヶ月分のうち3ヶ月分を6月末までに支払うこと」という気の遠くなるような内容で、本人は去年の5月分から自分では家賃を払っておらず10ヶ月も滞納していたことになるが、幸い、当社で立て替えていた4ヶ月分44万4千円は8月末に連帯保証人である実姉のご主人が支払ってくれたので退去時までの滞納は6ヶ月分であった。


和解案どおりに2月末で退去したものの、引越しの立会いに行くと本人はおらず、同居していた老母のみ。その母親も、家主さんや私に「ご迷惑をお掛けしました」とは言わないから、ま、一般常識も持ち合わせてはいないのだろう。この母親には3人の子供がいて、2人は「本人と姉」であって私はよく知っているワケで、こんなではあとの一人も似たり寄ったりなんだろうと思ってしまう。

私は、無責任な本人と尋常でない姉に悩まされていたから、母親に「お母さんは子供の育て方を誤りましたね」と嫌味の一つでも言いたかったが、年寄りに当たるのは本意ではないので思い留まった。

本人がいなかったのは、家主さんや私と顔を合わせたくなかったから、と解かるが、ツラを見たくないのはお互い様である。こちらとしては出て行ってくれれば今日のところ(当日)は文句は無かった。

滞納家賃は1日遅れの7月1日に入金された、とのこと。「6月末に振り込めば3時過ぎでも良い」という話ではないだろうに・・・。とことんルーズである。こんなのが何千万もする建売住宅を売っている・・・、いや、売れていないから滞納しているのだが。

本人が言うには「勤務先で同僚や上司からからかわれている。だからブログに書いたり職場に電話しないでくれ」とのことで、ということは、会社は「社員が家賃を何ヶ月も滞納して裁判沙汰にもなっていることを知っていて何もしていない」ということになる。それどころか皆でからかっている、というのだから何とも不思議である。例え個人の問題であっても会社にとっては信用問題のハズである。ましてや同業なんだし個人商店ではないのだから、会社が一旦立て替えて払って本人の給料から天引きするとか、いくらでも方法はあるものだろう。それをせずに放置している(信用を重んじない)会社から何千万もする建売住宅など買えるワケがないではないか。


実は、ほぼ和解案の内容どおり実行されたものの、これで終わったワケでなく、後で私にとっては少なからず影響も出ている。本人はそんなことには思い至らないだろうけど、滞納しました、退去しました、支払いました、なんて、物事は単純には終わらない。

向こうも(逆恨みもいいところだが)私を赦さないだろうけど、私も赦すことはない。悲しいかな、この仕事をしていると何年かに一人くらいはそういう客が現れる・・・。因果な商売である。

posted by poohpapa at 07:31| Comment(8) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする