18日の金曜日午前10時45分から第一回の口頭弁論が開かれる予定でしたが、17日の夜10時12分に勤務先である西荻窪の◎都建物のFAXから裁判所に一枚の答弁書が送られてきたようです。
それによりますと、
「請求の原因に対する認否」
1 建物の明け渡しについては、日程を組んでいましたが坂口不動産が家賃を全額支払わなければダメと言われ、資金が工面できるまでと思い居てしまいました。どうにか日程が決まるまでは、長くはないと思います。もう一度、話し合いの場がとれればと思います。
2 訴訟費用に関しては、「否認したいと思います。」
「私の言い分」
訴訟費用がお支払いできるのであればとっくに出ていってます。何度ともお話しをさせていただいてますが感情的になって聞きいれていただけません。どうか、和解ができればと思います。 (原文のまま)
家主さんからFAXを頂きました。活字ですとキレイですが、自筆の文字も文章も小学生並みで、言葉の使い方も間違ってたりします。
で、口頭弁論の前日の深夜に裁判所に対してFAXを一枚送ってきただけで、本人は裁判所には来なかったそうです。
言うまでもないことですが、この答弁書、事実と大いに異なります。
「建物の明け渡しについては、日程を組んでいましたが」そんな話はありません。9月の連休前に私から電話した際「今探していて今度の連休には決まると思うけど」と言ったきり、その後は私からの電話には出ることも無く、折り返してもきませんでした。何度電話しても、です。探してる、というのもその場凌ぎの嘘でしょう。
「坂口不動産が家賃を全額支払わなければダメと言われ」坂口不動産が、でなく、坂口不動産から、の誤りでしょうが、それはさておき、私は「退去させられることになったとしても滞納家賃を免除するという話にはならないのだし、家賃が遅れるなら何故その都度連絡をくれないのか」と言ったまでのこと。そしたら「家賃を払え、と言うなら次の部屋の契約金が無くなるんだけど(それでもいいの?)」と恫喝するかのように言っていて、結局、次の部屋も決めず家賃も払わずで更に3ヶ月が経過しています。
「資金が工面できるまでと思い居てしまいました。」はあ??、であります。そんなこと言われて認めていたなら、こいつは永遠に出て行きません。家賃を払わずになるだけ長く居座る魂胆であることは明白です。もし本当にそう思っていたなら自分のほうから家主さんや私に「相談したいのですが」と声を掛けてくるものでしょう。ただの一度もそんな話はありません。電話を掛けても文書を送っても無視しているのですから、「よく言うよ!」です。
「もう一度、話し合いの場がとれればと思います。」まるで何度か話し合いを持っていたかのような言い方です。唯一話し合いをしたのは、連帯保証人(実姉)の夫を交えて家主さんのお宅で話し合った一回きりで、その時も「来月になれば大きな商談がまとまるから、そうしたら清算できるから」と言っていて、その話も消えています。常に、いい加減な嘘でその場から逃げるんですね。
「訴訟費用に関しては、『否認したいと思います。』」「否認したい」でなく「ご容赦ください」と言うのが当たり前ですね。
「訴訟費用がお支払いできるのであればとっくに出ていってます。」まあ、開き直りですね。この男、私のような零細企業の自営でなく、大手業者に勤務しているワケですから、それでいて既に8ヶ月も自分では家賃を払っていないし、全く連絡も寄こさない、というのはとても正常な神経とは思えません。
こんな人間が「何千万もする住宅の営業」をしているのが不思議です。◎都建物という会社はそういう人間でも採用して抱えている「やくざな会社」なんでしょうかね。
「何度ともお話しをさせていただいてますが感情的になって聞きいれていただけません。どうか、和解ができればと思います。」何度とも・・・、何度も、の間違いでしょうけど、話し合ったのは一度だけです。しかも、こちらからセッティングして、です。家主さんが感情的になったとしても当たり前です。ここまで不誠実な対応をされたら誰でも感情的になりますね。私も頭から湯気が出ています。
家主さんは、とにかく出て行ってもらいたいから、ということで、家賃の回収より立ち退きを主眼に置いているようです。
今回、裁判所から送付した「特別送達」郵便が、受取人不在ということで裁判所に戻されて、再度郵送されての口頭弁論(になるハズ)でしたが、家主さんに何らかの行動を起こされないよう前日の深夜に裁判所に答弁書をFAXしていて、なおかつ口頭弁論には出席しないのですから、やはり相当に悪質だと言えます。
この男一人の知恵でなく、会社の同僚も相談に乗ってたりしているのでしょう。少なくとも、答弁書をどう書き、どういうタイミングで送信するか、なんてのは、この男の知恵では無理でしょう。
こいつの魂胆は解かっています。「今探してます」「もうじき決まりそうです」とノラリクラリ時間稼ぎをして、できるだけ長くタダで居座って、家賃を免除させるのが狙いです。
今回、一旦は勤務先の名称を出しました。危険な賭け、ですが、もしもこの記事が何かの検索で役員の目に留まり、会社として誠実な対応をしてくれるなら、その顛末は改めて記事にします。
それにしても、こういう書類を会社のFAXを使って流すとは・・・。会社の名前がFAXの端に記入されますから、内容が内容だけに、それだけでも会社の信用を傷つけることになる、と思うのですが。たしかに改めての特別送達は会社宛に送っているので、既に会社も或る程度は把握しているものでしょうけど・・・。それとも、会社ぐるみで知恵でもつけているんでしょうかねえ。
こんな悪質滞納者に対しても、家主さんや管理会社は無力です。たとえ何ヶ月滞納していようとも入居者の権利のほうが圧倒的に強いものです。そこに乗じてくる人間は実に多いもので、不条理ですね。
これだけは言えますが、この男、本当に
「人間のクズ」ですね。
posted by poohpapa at 05:48|
Comment(10)
|
嫌な客
|

|