一昨日、日本少額短期保険の東京支社長の西村哲と当社の担当(?)である前田多門が来店した。
例のC氏の残存物片付け費用についての話し合いに、であるが、11時に来店して12時過ぎまでの話し合いは平行線。と言うより、私はずっと怒鳴っていた。何故なら、
話をしたいと言いながら初めに結論ありきで、後々「私どもは誠意を尽くした」と言うためのアリバイ作りに来ているに過ぎなかったから。
今回の西村と前田の訪問、最初から決定的な過ちを犯していた。それは、菓子折りを持ってきた、ということ。
店に入ってきた時に菓子折を持ってきたのが見えたので日本少額短期保険の本音が直ぐに判ってしまったのだ。私が最初から怒りっ放しだったのはそういう理由。ちゃんとこちらの言い分を聞いて応分に負担する気があるなら手ぶらで来るものだし、本来、謝罪するなら最初の訪問は手ぶらでなければならない。人によっては「菓子折くらい持ってくるのが当たり前」と言うだろうけど、それは違う。もっと言うなら、私がどんなに怒っていて「来るな」と言っていたとしても、それでも担当者が直ぐに飛んで来なければならないもの。そういう「謝罪の作法」も解かっていない。解かっていないのか元々誠意のない会社なのか、その両方なのか・・・。
前田も、以前は「申し訳ない」と言っていたが昨日は全く謝罪しない。非を認めたら支払いを求められることになるから私が何度も繰り返し「資料を送ってきた後でうちに電話をしたか、FAXの一枚でも送ってきたか、当社を訪問して説明をしたのか、それについて責任が無いとは言えないのではないか」と追及したが、その度に「宅急便で資料をお送りしています」の一点張りで延々とその言葉を繰り返すのみであった。
おそらく、事前に西村から「責任を追及されたらそう言え。それ以外のことは一切話すな。それで押し切れ」とでも言われていたんだろう。横にいた西村、「それでは答えになっていないからちゃんと答えなさい」とは注意しないのだから。前田はチーフという肩書が付いているが一片の正義も持ち合わせていないし、一昨日、いったい何をしに西村と一緒に来たんだろう。あれでは来る意味が無い。
前回の記事でいろんなご意見を寄せて頂いて、私にとっては耳の痛い意見もあったが、「なるほど」と思えるものもあったので、現在、私は保険金の支払いは求めていない。担当の前田多門が新商品が出た際に、宅急便で資料を送ってきただけで当社を訪問して商品説明をしていないだけでなく、電話一本かけてきていないし、FAX一枚送ってきてもいないのだから、保険会社にも非は有ると思われるので、責任に応じた負担をすべきではないのか、と主張している。
ちなみに、残存物の片付けだけで一番安い会社でも56万ほど掛かる。今のところ、それが最安値。これ以外にリフォーム代が掛かるが、通常のリフォームでなく死臭を完全に消さなければならないのでそっちのほうがもっと高くつく。「残存物の片付け費用を出してくれ」と言ったら、「私もサラリーマンですから、社長もご存知のようにそんな権限は持っていません。どうしてもということならポケットマネーで3万くらい出すことは出来ますが・・・」と言うが、
どこの世界にそれっぽっちの裁量さえ持たない支社長がいるものか、である。西村は人当たりは柔らかいが、その分だけ逆に「食えない男」だと思った。
「3万なら・・・」、それを笑顔で言える神経が私には解からない。終始笑顔で低姿勢な分、腹の底では何を考えているか分からないタイプ、信用には値しない。
あくまで低姿勢に「何も払わない」ことだけを伝えに来ただけ。傍からは、ずっと怒り続けている私のほうが異常人格者に見えるだろう。
「他の保険会社は代理店に対する研修をやっているところもあって、代理店が正しい商品知識を持っているかどうかを確認している会社もあるが、日本少額短期保険はそういう講習会も開いていないではないか」と言うと、「お客様の求めに応じてやっている」と言う。うちに研修会の案内など一度も届いたことは無い。やってなどいないのに「やっている」と言う・・・。
「毎速さんにも資料を届けがてら説明するようにも言っております」(だから毎速が説明しているハズ)と言うが、(以前も書いたが)毎速は不動産の業配広告を届けに来るのが仕事であって、一度も保険商品の説明などしてくれたことはない。それで当たり前なのだ。元より私もそんなことは期待していない。
毎速も可哀想だ。以前、アットホームに「広告に業法違反行為であるAD欄を設けているのはおかしいではないか」と電話したら、アットホームは立場の弱い毎速の担当者を説明に寄越している。私がアットホームの人間が来るように要求してようやくアットホームから役員が来たが、木で鼻を括る様な人物。今回の西村支社長も物腰は柔らかく終始笑顔であるが、目の奥で人を見下しているのが伝わってくる。
西村は3月14日付の「日本少額短期保険の危うさ」という記事も読んでいて、私が金融庁に電話したことも承知している。私に「道義的な責任を言うなら、あなたもブログで書いたり金融庁に電話して信頼関係を壊しているではないか」と言うが、金融庁に電話で相談するのがなぜ道義に反するのかが解からない。それとこれは別である。よほど金融庁に伝わったのが嫌だったんだろうけど。
「お出ししたいのはやまやまですが、金融庁からお叱りを受けることになるので・・・」とも言う。私は今はもう「保険金を払え」とは言っていない。応分の責任を取れ、と言っているだけだし、もちろん「全額を払え」とも言っていない。とにかく「当方には何の責任も無い」で押し切ろうとする。本当にそうだろうか・・・。このケースで保険会社に落ち度は全く無かったと言えるだろうか。あったとして、「支社長のポケットマネーからの3万」が妥当なんだろうか。むしろ「そのほうが問題」に思える。
私の求めているのは「保険金の支払い」ではないから金融庁は関係ない話。とにかく自分たちがカネを払わないために金融庁を都合よく利用しているだけ。
私が、「室内から病死の場合の保険金1千万という保険証券が出てきて、相続人さんに『相続を受けて頂いて、その中から負担して頂けないか』交渉している」と話すと「待ってました」とばかり喰いついてきて、「先ずはそうしてもらうのが当たり前です。先にそっちに言って出してもらうのがスジです」と言うので、「相続人は相続放棄の手続きをしていますが、じゃあ、先に相続人に請求して、嫌だと言われたらオタクが払ってくれるんですね」と訊くと、「いや、それは言葉の綾で・・・」と言う。
「連帯保証人さんや保証会社さんからもそういう費用は出るでしょう?」と言うので、「保証会社からは出ない」と言ったのだが、「いやあ、出るでしょう」と言って聞かない。それで目の前で保証会社に電話をした。担当者はいなかったが直ぐに折り返しの電話があって「そういう費用は出ません」とのこと。私が「実は今、保険会社の支社長が来ていて、『そういうのは保証会社が出すだろう』と言って聞かないから電話したんだけど」と言うと、担当者が「保険会社の方と電話を代わってください」とのこと。携帯電話を渡そうとすると西村は代わることを拒否。とにかく、払わずに乗り切りたいのがミエミエ。
要は、
他に出させて逃げようとしているだけ。東京支店長という肩書がついていても、「不誠実」が洋服を着ているような男ということ。ああ言えばこう言うで、ハナから一切の責任を認める気は無い。
で、再び金融庁と日本少額短期保険協会相談室に電話した。もう1件電話したところがある。大阪の日本少額短期保険の本社である。電話に出た女性に「社長と代わってください」と言うと、不在とのことで「後ほど掛けさせます」と言っていたが、掛けてきたのは営業担当の井上という男。私が、西村と前田がいる前で大阪の本社に電話して社長と直接話そうとしていたから既に西村から連絡を受けていたようで、あくまで「西村と話し合ってください」と言って社長への取次ぎを頑なに拒否。
実は、(社内的には)それは正しい。社長に繋いだら「なんでそれくらいのことを自分たちで処理できないのか」と叱責されるのは目に見えているし、普通は繋がない。
だが、繋がないのは当然として、別の懸念も生じる。それは、社員が保身に走るあまり「今どういうトラブルが起きているか」を社長に正確に伝えようとしない、ということ。それどころか耳にも入れないだろう。そういう会社は潰れることになる。多摩地域で昔は勢いがあった某住宅メーカーもそうだったし。
本社の井上が「西村と話し合って」と言って私の話を全く聞かないのは
それが会社の回答ということ。
西村は「互いに道義的に話が出来るようにならなければ話も進みません」と言い、以前のブログの記事も消してくれるよう言っていたが、それとこれは全く別の話。こういうのは互いに道義的な姿勢にならなければ解決しない問題ではないし。西村からすれば、話し合いにならないのは私の頑なな姿勢の所為、としたいのだろう。「話し合いを」と言いながら私の言い分は全て拒絶して何一つ聞いていないくせに。
西村も前田も、自分の車にオカマを掘られて相手の運転者から「責任は認めるが修理代は払わない」と言われて納得するんだろうか。今の日本少額短期保険は「オカマを掘っても責任は認めない」会社。
「今までもいろいろいい付き合いをさせてもらっているのですから、これからも良い付き合いをしていきましょうよ」とのことだが、へ?、である。どこからそんな言葉が出るのか。
私は、人の足を踏んづけながら握手を求めるような人間とは付き合わない。責任は一切認めず今後も保険料収入だけは得たいようだ。
当社の保険額は年間120万で、代理店としては小さなほうだと思う。うちの手数料を引けば向こうの取り分は80万ほど。だが、もし当社で毎年80万もの仲介料を稼がせてくれるお客さんがいたなら、私は毎年「温泉にご招待」する。代理店任せにして小さくても毎年80万も転がり込んでくるのだから、保険会社はちょろい商売である。ここまで「何もしない」保険会社も珍しいと思う。
持参していた菓子折は突き返した。これ、「当社も応分に負担します」というなら受け取っていたが、一銭も出さない、という姿勢なんだからそんなものは受け取れない。私がその袋に産廃業者の見積書を入れようとしたら「(菓子折を)受け取ってくれないならこの書類も受け取らない」と言って見積書はどうにも受け取らなかった。後で東京支店と大阪本社にFAXしておいたが直ぐに捨てているだろう。
「以前の記事を消してくれ」と言われて、相手の出方によっては消してもいいか、と最初は思ったが、消すどころか「こうやって新しい記事を書いている」のが今の私の本音。
西村は「ちゃんと話し合うためにこんなところまで私も来ているんですから」と言う。ちゃんと話し合いに来たのでなく一切を拒絶しに来ているのに「よく言うよ」である。「こんなところで悪かったなあ」と言ってやったし、帰りには「ガキの使い、ご苦労さんです」と皮肉ってやった。
日本少額短期保険は営業マンだけでなく支社長からしてそんな低レベルなんだから「代理店になんかなるもんじゃないな」とつくづく思った。この記事、もちろん私の一方的な主張ではあるが、読まれて「日本少額短期保険が信頼に足る保険会社」と思える同業者さんがどれくらいあるものだろうか。
さて、保険会社の責任もだが、私の責任をどこまでどう取るべきか、も、悩むところである。