2016年04月11日

北海道新幹線開業記念旅行記 14 「ザ・ウィンザーホテル洞爺」 2

うちのが「せっかく行くんだから、ホテルのレストランで夕食をとれば?」と言ってくれていたが、元々、夜はあまり食べないし、コースで頼んで「食べられないモノ」が出てきて残したら勿体ない。有名な超一流レストランが入っているのは知っていたが、その日の晩飯は小樽のコンビニで買ったおにぎり2個。

きっと、翌朝、清掃係の人がゴミ箱を片付けていて呆れたことだろう、穴の開いた靴下も入ってるし 💧

スリッパも含めて、頂いてもよいアメニティグッズは全て頂いて帰った。次回、海外旅行する際に持って行く為である。海外のホテルは稀にアメニティが備わってないホテルがあるし、ご一緒するお仲間さんにスリッパを差し上げる為、でもある。スリッパは最後のホテルで捨てるか、帰りの機内に置いてくる。

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客室からの洞爺湖の夜明け。雪の心配が無ければデジタル一眼を持って行っていたのだが、残念。

この日、3月26日は、待ちに待った北海道新幹線開業の日。朝のテレビはその話題で持ち切り。

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プラチナチケットを入手して、始発電車で旅行する家族を紹介していた。

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私も、東京駅からの「はやぶさ1号」のチケットを手に入れていたなら、テレビ画面の中にいたのかも。いや、入手できなかったからこそ、こんな良い旅行をさせて頂いている。モノは考えようである(*^_^*)


                                     つづく



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2016年04月10日

北海道新幹線開業記念旅行記 13 「ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ」

スーパー北斗が定刻より遅れて少し心配だったが、ホテルの送迎バスは完全予約制だったし、電車からの客が揃うまでは出発しないと聞いていて、改札の外に大型観光バスのような送迎車が待っていてくれて安堵。そんな大型バスだったのに利用者は私を含めて3人のみ。実に不効率 (*^_^*)

何の灯りも見えない真っ暗な道を走ること30分あまり、ようやくホテルに到着した。

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ホテルのロビー。さすがに、ビジネスホテルとはだいぶ違う。

チェックインを済ませて部屋まで案内されたが、ホテルは横長の構造で、廊下の両サイドに「レイクヴュー」と「オーシャンヴュー」に部屋が分かれているだけの造りのハズが、ほとんど迷路。部屋を出てどこかに行こうとして、毎回必ず反対方向に進んで引き返していたほど。それは、エレベーターホールが円形状になっていて方向感覚が掴めないから、だと思う。私が方向音痴、ということもあるが 💧

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エレベーターホールの廊下の入り口には「 ← 620号室〜640号室」とか当然に表示されているが、部屋から出る時には毎度逆方向に進んでしまう。とにかく廊下が長いので引き返すのも大変 (*´ω`)

人気があるのは、やはり洞爺湖が一望できるレイクヴュー。私もそちらを選択した。他のホテルに比べれば宿泊料は3倍くらいするが、さすがに価格に見合った価値がある。私も眺望だけの為にカネは出さない。ネットでの評価はイマイチだったりするが、それはコストパフォーマンスの関係だろう。1泊1万前後で泊まれるのなら評価は200点くらいになるもの。後で書くが、朝食もスタッフの対応も一つ一つが行き届いていて文句のつけようがないホテルだと私は感じた。

皆、払った対価に対して見返りを期待しすぎているのではなかろうか。再三書いているが、日本人はサービスの本質を理解していない。タダで快くしてくれることが「いいサービス」だと思い込んでいる。本当のサービスは「適正な対価を支払って、こちらの要望に対し迅速かつ的確に応えて頂くこと」であって、タダでしてくれることではない。私の不動産賃貸の仕事でも、管理料も頂いていないのに家主から「それくらいタダでやってくれて当たり前」と思われているのが透けて見えたりすると本音では腹が立つ。もっとも、サービスの本質が理解できるようになったのは、私も何回か海外を旅行してからのこと。それはお国柄とは関係ない。逆に、日本ではチップの習慣が無いから、なるだけ自分でするようにしている。

私が泊まった部屋は40uのダブルの部屋・・・。不思議なことに、ほぼ半分の広さの22uだったホテルオークラ札幌の部屋と広さ的にはあまり違いがないように感じられた。たぶん、ウィンザーホテルが規格より狭いのでなく、ホテルオークラのほうがスペースを有効に使っている、ということだろう。

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温泉(大浴場)があるので部屋のお風呂は使わなかった。

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シャンプー、トリートメント、ボディソープは BVLGARI の超高級3点セット。うちのへのお土産になった。

贅沢すぎるほどの部屋に入って、しみじみ思った・・・。失敗したかな、と。ここでも事前にブログの記事で「一人寝は寂しい、耐えられないかも」と書いておくべきだったか。年齢性別の条件を付けて (^◇^)


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2016年04月09日

北海道新幹線開業記念旅行記 12 「唯一、名刺交換させて頂いたお相手」

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JR小樽駅の電光掲示板、「思えば遠くへ来たもんだ・・・」と口ずさみたくなる (*^_^*)

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旅仲間の歯医者さんのアドバイスに従い、札幌までの帰りは海が見える(往きと逆の)左側座席へ。

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札幌駅の雑踏と電光掲示板。小樽より少し都会的。

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札幌駅で見たくないモノを見てしまった・・・。アットホームの広告である。ただし、これを見ても仕事のことは全く思い出さなかった。それくらい旅行を楽しんでいた。

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鮮やかなコバルトブルーのスーパー北斗の先頭車両。

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私が乗ったスーパー北斗14号の掲示。途中駅の「森」というのは、北海道物産展にいつも出ている「森のいかめし」の「森」だとか。そういえば小樽にも物産展常連の「ルタオ」があったっけ。

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座席にはチケットホルダーが付いている。前の座席の後ろのホルダーに特急券を入れておけば検札が廻ってきた際に寝ていても起こされることはない。ただし、車内放送で「チケットの取り忘れに注意してください」と繰り返し流していた。盗られることはなくても忘れることは多いみたい。「便利」は怖い。

小樽駅の「みどりの窓口」で、札幌から洞爺までの指定券を買う際、グリーン車にするか普通車にするか、ちょっと躊躇したのだが、ここでケチったところで大勢に影響ない、と判断して贅沢ついでにグリーン車にした。それが大正解だった。

札幌から洞爺に向かうスーパー北斗でグリーン車の指定券は残り1座席ということで通路側になり、私が乗車してリュックを網棚に乗せようとしていると、背後に人の気配が・・・。ゴルゴ13なら振り向きざま首筋に手刀で一撃加えるところだが、そんなことはしない。振り返ると、観たこともない程の美人・・・、ではなく、今まで一度も会ったことが無いくらい気品のある紳士が立っていた。「窓側の座席の方ですか?」と訊くと、小さく頷く・・・。たいていは、そういう場合、「早くしろよ、モタモタすんなよ」というイライラが目に表れるものだが、微塵も感じられない。実に謙虚でいらっしゃるのが伝わってくる。

内面から教養が滲み出ているし相当な人格者であるのが伝わってくるので非人格者の私は隣に座っていて何だか落ち着かない。しばらく黙っていたが我慢できなくなって、こう訊いてみた。「失礼ですが、大学の先生か、お医者様でいらっしゃいますか?」と・・・。すると、「教員は教員ですが、大学ではありません」と笑顔。

北海道新幹線の始発駅になる新函館北斗駅がある北斗市の某小学校の校長先生でいらっしゃったのだ。私は洞爺駅で降りるが、それまでの間、私がいかに問題児で先生方にご面倒をお掛けしたか、とか、10年前に恩師と海外旅行をご一緒したことなど、いろいろお話をさせて頂いたし、校長先生のお話を伺った。

途中、先生が一枚の写真を出して見せてくださった。先生がお座敷で教え子に囲まれている写真であった。その中の何人かは過去に横道に逸れてしまっていたが、「真人間になる」と先生と約束してくれているようだ。そのあたりは、全ての教え子に対して分け隔てなく同じように接する私の恩師と通じるものがある。そういう雰囲気が漂っているから「この方と話してみたい」と思ったのだろう。

先生とは名刺交換させて頂いた。今回の旅行で私が名刺交換させて頂いた方は、その校長先生だけである。何度も旅をしていると、稀ではあるが、そういう立派な方とご縁が戴けたりして嬉しい。

小樽から洞爺までの1時間45分はアッと言う間だった。私はお話しできて嬉しかったが、もしかすると、先生は車内で片付けておきたい仕事がおありになったかも。ご迷惑をお掛けしたかなあ・・・。

我々が乗っていたスーパー北斗14号は定刻より遅れていて、洞爺駅ではホテルの迎えのバスが待っていたので、最後はろくに挨拶もできずにお別れすることになったのが残念だが、最高の「一期一会」であった。

そうそう、スーパー北斗のグリーン車は飲み物が提供されるのが嬉しかった。新幹線のグリーン車でも「おしぼり」は出るが飲み物は出ない。これはぜひ新幹線も真似してもらいたいものだ。


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2016年04月08日

北海道新幹線開業記念旅行記 11 「小樽運河」

北海道、とくにその中でも小樽の好きな人はたくさんいると思う。石原裕次郎氏もそうだったし・・・。

だが、私の中では、正直、「こんなもの??」という印象。どうしてそう感じたかと言うと・・・、私が生まれて育った町(半田市源平町)と実によく似ているから、である。

一般的には「小樽」と聞いてイメージするのは「こんな感じ」だと思う。

私の郷里の半田は「こんな感じ」の町・・・。ミツカン酢の工場とその前の河は、運河ではないが驚くほど似ている。私はこのミツカンの工場の対岸の坂下の長屋で暮らしていた。だから、小樽運河を見て懐かしいとは思ったが、それ以上の感慨は無かった。期待し過ぎていたのかも知れない。

ネーミングも影響してるかも。「小樽運河」と言えばイイ響きだが「半田運河」では誰も振り向かない。それと、小樽は夜のほうが魅力的な街かも。時間があれば一泊したほうが良かったのだろう。

ガイドブックなんかで見る景色は、一番「それらしい所」の写真で、少しフレームから外れると何の変哲もない景色になってしまうことはよくある。もちろん、時間を掛けてゆっくり廻れば予期せぬ発見があったり大好きな場所を見つけられるかも知れないのだから、ちょっといただけで「いい」だの「悪い」だの判断してはいけないものだろうけど・・・、私は小樽に何をしに来たんだろ・・・、って感じだった。

恩師は別にして、「これじゃ、たぁさんから頼まれた海産物を買いに来ただけじゃねえか、ほんとに買い出しツアーになっちまったじゃねえか」と言いたくなる。旅費の半分はたぁさんに請求しよう (^◇^)

ではあるが、せっかく来たんだから小樽をもう少し楽しみたい、と小樽運河クルーズを体験してみた。人力車も有って、短時間の滞在なので効率よく廻りたかったけど、雪道で事故が怖いからやめた。

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チケット。所要時間は40分ほど。

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船頭さんはニュージーランド出身。当たり前だが、日本語より英語での説明のほうがスムーズ。「ニュージーランドには行ったことがありますよ」と言うと喜んでくれた。とても感じが良い人で、それだけに、もしかすると日本から様々な情報を盗み出すべく・・・・・、やめとこ (*´ω`)

船は床下暖房ならぬ尻下暖房。それだけじゃ寒ければ中央に積まれている毛布を使う。

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少しだけ港にも出る。

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海猫がたくさんいた。

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乗船する際に大人は救命ベルトを腰に巻く。水を感知すると自動的に写真上部の黄色い状態に膨らむらしい。案内所のお姉さんに「試しに、水に浸けていい?」と訊いたら「いいですよ、ただし5千円掛かりますけど」とのことで諦めた。お姉さん、若いのになかなか言うじゃん (*^_^*)

ま、とにかく小樽はこれでお仕舞い。短い滞在であったが以前から気にはなっていたので行けて満足。


あ・・・、Kさんが写真を撮らせてくれていたなら小樽が大好きになっていたかも (男の身勝手;滝汗)


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2016年04月06日

北海道新幹線開業記念旅行記 10 「小樽運河食堂」

私が小樽で一番観たかったのは小樽運河だったが、その前に腹ごしらえ。ガイドブックも買ったが中身は信用していない。そんなのに載ってなくて、地元の人が足繁く通う店こそが美味しいハズ。そう思いながら歩き続けて行きついた先は・・・、結局、ガイドブックにしっかり載っている小樽運河食堂 (*´ω`)

私が入ったのは入口に一番近いラーメン店。そこで「海老味噌らーめん」を注文。後で「ぐるなび」なんかでクチコミを見ると「小樽運河食堂」全体は散々な評価だが、私が食べたラーメンは美味しかった。値段も高くはないし・・・。ただ、ランチタイムなのに閑古鳥が鳴いている。団体客が入ってないとそんなものなのかなあ。

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私が食べた「海老味噌らーめん」、850円(税別)だったと思う。麺は少なめだがけっこう美味い。

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一番人気は「海老醤油らーめん」とか。

私が店に入った時、先客が一人いてカウンターでラーメンを食べていた。OLの一人旅、という都会的な雰囲気が漂っていて、なかなかサマになっていた。これで酒でも飲んでいれば「ワカコ酒」である。

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小樽運河食堂の中の土産物店。

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熊の親子の剥製があるが、けっこう傷んでいた。

今回の旅行は元々、北海道新幹線の開業日の一番列車で函館まで行き、函館で美味しいラーメンを食べ、その日のうちに新幹線でトンボ帰りする、という贅沢な体験をするつもりでいたので、美味しいラーメンを食べられて大満足ではあったが・・・、この後、小樽にガッカリすることになる。


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2016年04月05日

北海道新幹線開業記念旅行記 9 「小樽のひとよ」

武田鮮魚店で海産物の発送をお願いした後、外に出ようとしたら吹雪いていた。ならば、目の前の駅に戻って、その日の宿泊地「洞爺」までの乗車券と特急券、それに翌日の「洞爺」から「函館」までの乗車券と特急券を先に買ってしまおうと考えて小樽駅の「みどりの窓口」の案内カウンターに行くと・・・、

そこにいた担当のKさん、もの凄い美人だった。年齢は20歳そこそこ、ハーフではなさそうだが、もしかするとクオーターかも知れない。感じも頗るいい。北海道はこんなお嬢さんがゴロゴロいる。日本における真の美人の三大産地は、「北海道」「秋田」「沖縄」ではなかろうか、私にはそう思えた。

写真はNGとのことで撮らせて頂けなかったが、それは仕方ない。町の観光情報を仕入れに来ただけのオジ(イ)サンが「写真撮らせてもらっていい?」といきなり訊いて、「はい、どうぞ」などと、いくら観光地でも受けてくれるワケがない。ま、負け惜しみではないが、この後、何人か美人さんが写真を撮らせてくださっているからいいモンね。ただし、写真をネットで出すワケにもいかないので、どうしても見たい方はメールでご連絡を。1枚につき3千円を振り込んで頂ければ、入金が確認でき次第、添付ファイルでお送りする (いつもの冗談)

ん・・・、前回より値上がりしてるかなあ・・・。ま、蟹だって高くなってることだし、北海道は美人のレベルが高いからお赦し頂きたい。って、本気にする人がいたりして・・・。

男って、ほんと、しょうがないもんだねえ。乙武さん、君は間違ってないよ、男の本能だから (^◇^)

で、さっきまであんなに吹雪いていたのに、特急電車の指定券を購入して外に出ると晴れ間が見えていた。運河に向かって真っすぐ広い駅前通りを進むと、駅を背にして大通りの右側は日陰で雪が積もったまま、陽の当たる左側はすっかり溶けていた。しかも、けっこう暖かくなっていたのは助かった。

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小樽駅。この建物の向かって左側にKさんがいる「みどりの窓口」と案内所がある。これが立川駅ならねえ、毎日(不要な最短区間の)特急券を買いに行ったかも知れない。お近くの方は覗いてみて

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駅前から運河に向かうメインストリートで、道幅はけっこう広い。

この後、小樽運河などを観光するが、私の頭の中で「小樽のひとよ」がいつまでも流れていた (*´ω`)

    逢いたい気持ちが ままならぬ
     北国の街は 冷たく遠い
    粉雪舞い散る 小樽の駅に
     ああ 一人残して 来たけれど
      忘れはしない 愛する人よ



はあ・・・、Kさんの写真、ほしかったなあ・・・。私の中では「小樽のひと」はKさんだから。もっとも、この後で「函館の女」も「洞爺の女」も現れるけど・・・。ナンパはしないけど一人旅の楽しみだもんね (*^_^*)



                                  つづく


 念のため、「函館の女」「洞爺の女」の、「女」の読みは「ひと」ね。

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2016年04月04日

北海道新幹線開業記念旅行記 8 「小樽三角市場の武田鮮魚店」

小樽に着いて、先ず向かったのが駅前の三角市場。ここの武田鮮魚店というお店から、中学時代の恩師と、当社で6回も部屋を借りてくれて今は郷里の岩手に帰っている「たぁさん」に海産物を送った。

たぁさんにはリクエストどおりボタン海老と帆立のセット、恩師には大きめ(1杯で1kgくらい)の浜茹での毛蟹を奥様と1杯ずつ食べて頂くべく2杯お送りするつもりだったが、店のお兄さんに事情を話したら「身だけ考えたなら大きいほうがいいけど、蟹ミソとのバランスで考えたらそこまで大きくないほうがいいと思うよ」とのアドバイス。プロが言うんだから、しかも安い方を勧めるんだからウソではなさそう。

それで、お奨めの1杯600gの大きさのを2杯と、浮いてしまった分でウニとイクラを一緒に入れて送らせて頂いた。1杯600gという大きさは、伊勢丹やルミネの鮮魚店で売っている毛蟹のLサイズと同じくらい。後日恩師からお電話を頂いて「もの凄く美味かったぞ〜」と仰って頂けてホッとした。たぁさんも喜んでくれたが、これで喜ばなかったら出刃包丁を持って岩手まで押し掛けることになる (^◇^)

正直なところ、私は生まれてこのかた毛蟹を食べたことは一度も無い。タラバなんかより高級なのは知っているが、どうしても毛蟹より安くて身が大きいタラバを買ってしまう。「相棒」の中で、北海道に行っている杉下右京に小野田官房長が、タラバでなく毛蟹を買ってくるよう皮肉っぽく強請るシーンがあることからも毛蟹のほうが高級な蟹だと判る。もっとも、タラバは厳密には蟹の仲間ではないけど。

北海道の観光地の市場で蟹なんかを送る際に怖いのは、自分が指定したモノより小さいのを送られることで、失礼だとは思ったが、いちおうお兄さんに念を押したら、「大丈夫ですよ、うちはそんなことしませんから」と笑って名刺をくれた。このお兄さんなら大丈夫、間違いないだろうな、と思えた。

もし、この先、道南を旅して海産物を送るなら小樽駅前三角市場「武田鮮魚店」はお薦め。通販もやってるようなので、そのうち利用させて頂くかも。自分が「いい」と思えれば人様にも安心して薦められる。

ちなみに、蟹の数え方、生きてるうちは1匹2匹で、死んでいるものは1杯2杯なんだとか。

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この中のは生きているから1匹2匹。

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今年はタラバガニの値段が高騰して例年の倍以上しているらしい。

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生きているタラバ、この大きさで市場でも2万円。もしも、たぁさんが「活きタラバのでっかいのが食べたいんだよね」とぬかしゃがったなら、きっと今頃は生きてなかったと思う。それくらい高い (*^_^*)


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2016年04月03日

北海道新幹線開業記念旅行記 7 「札幌から小樽へ」

2日目の午前中は、一度も行ったことが無い小樽に足を延ばした。札幌と小樽は電車で30分ほど。

電車は10時14分発なので、だいぶ時間が余っていた。それでJRタワーに昇ることにしたのだが、チケット売場がどこだか分からない。そこで、案内所にいた女性駅員さんに尋ねると、わざわざ案内所を出て一緒にエレベーターの乗り口まで行ってくれた。その距離、東京駅で言うなら丸の内側の中央線の1番線から八重洲側の新幹線の改札口まで、くらいの距離であった。親切にも程がある (^◇^)

北海道の人は皆とても親切で、いろんな人に何度か道を訊いたが実に丁寧に教えてくれるし、時に近くまで一緒に行ってくれたりする。とても温かい道民性だと判る。私も、よく道を尋ねるために店に飛び込んでくる人がいて、一緒に目的地までお連れしたりすることはあるが、ハズレの人がいないのは凄い。

連れて行っては頂いたが、展望台の営業は10時から。しかも6階までエレベーターで行って、そこでチケットを購入して、少し歩いて別のエレベーターに乗り換えて、そこから38階に上がるようだ。

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JRタワーのジオラマ。

実は、JCBに依頼して札幌のホテルを予約する際、「ホテルオークラ札幌」と、この「JRタワー」のホテルを紹介されて、タワーホテルのほうが便利ではあるが狭くて高かったのでオークラにしていた。それで正解だったと思う。ホテルの部屋は、奈良で泊まったホテルが狭くて刑務所の独房みたいで懲りたので広さを重視するようにしている。「ホテルなんか寝られればいい」という人もいるだろうけど・・・。

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6階の受け付けの様子。

受付にはモニターがあって、現在の眺望の様子が分かるようになっている。その時はけっこうな雪だったので画面は真っ白。知らされてなくて展望料金を払って上ったならトラブルになりかねない。「現在はこんな感じですが宜しいでしょうか?」と訊かれたが、宜しいワケがない。諦めて1階に下りた。

ところで、札幌駅に着いてガックリきたことがあった。札幌にはビックカメラもLoFtもある。つまりは駅周辺の様子は立川とあまり変わりないのだ。困ったことに、これでは北海道に来た、という実感が湧かない。浮いてしまった時間をどう過ごすか、他に当てがない、と言っても札幌まで来てビックカメラに入る気にはなれない。

無理に時間を潰して、予定通り10時14分発の小樽行の電車に乗った。ここから、メール攻勢を受けることになった。相手は私の旅仲間の茨城の歯医者さん。北海道出身で、この春も選抜で甲子園出場を果たしている文武両道の名門「札幌一高」の出身である。私が北海道に行く、と聞いたもんだから「小樽に向かう時は進行方向に向かって右側の席がお勧めです。右側の景色は海が続きますが左側は何もありません」などとアドバイスを送ってくる・・・。親切は有り難いが、もう左の窓側に座ってるし (*´ω`)

ほぼ30分おきにアドバイスのメールをしてくるが、「待てよ、今日は金曜日で休診日じゃないハズ・・・」と思って返信したら、「ま、こんな日もあります」だと。ヒマつぶしだったのかよ!? ( `ー´)ノ

「札幌から函館に下るのに途中で小樽に行く人はいませんよ」とも言う。たしかに地理的にはそうかも知れない。ただ、札幌から登別、洞爺、函館、と下ったら43年前の新婚旅行と全く同じコースになる。上書きしたい気持ちもあるが、知らない町にも行ってみたかった。次に行く時は事前に相談して情報を仕入れておこう。

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たしかに、右側には海が広がる・・・。

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小樽も雪だった。海に近く、札幌より風が強かったから東京の人間には吹雪ほどに感じた。

今回の旅行には2千曲以上の楽曲が入っているWalkmanを持参していて、小樽に着くまで何回か鶴岡雅義と東京ロマンチカのヒット曲「小樽のひとよ」を聴いてモチベーションを高めていたのだが・・・、


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2016年04月02日

北海道新幹線開業記念旅行記 6 「日本三大ガッカリの一つに認定」

ホテルオークラ札幌では、多くはないが中国語がよく聞こえてきた。スタッフに「中国人の宿泊客は多いのでしょうか?」と訊くと、「いいえ、そんなに多くはないですね。台湾の方かと思います」とのこと。

本音では、中国人と朝食のバイキングで一緒になりたくないので、台湾の人と聞いてホッとした。たしかに、大声で話すワケでなく周りに配慮しながら仲間内で話している印象だったから、ま、台湾人なんだろう。これが「中国人の団体客がよく利用しているホテル」ということなら次からは使いたくない。

数年前には郷里の常滑のホテルに3連泊するつもりでいて、初日に中国人の団体と遭遇して、2泊目以降をキャンセルして他のホテルに移動したくらい。1泊目のホテルはその後に中国企業に売却されている。以前は毎年のように行っていた京都や奈良も、中国人観光客の増加で行かなくなってしまった。

これは、人気レストランがテレビに紹介されたことで潰れてしまうのと似ているかも。舌の肥えた常連さんに支えられていたのに、テレビで紹介されたばかりに興味本位の客が殺到し、常連さんの足が遠のくようになり、やがて「一度行ってみたかっただけ」の客が潮が引いたように去って行って、味もサービスの質も低下した店に常連客も戻ってこなくなり店が潰れてしまうような・・・。京都は中国人が来なくなっても残るだろうけど私は京都には戻らない。プロフィールにあるアイコンの京都もそのうち北海道に替わることになるかも・・・。

部屋を出る前、ベッドの脇に、清掃担当者の方に「とても快適に過ごさせて頂き有り難うございました。客と直接顔を合わせるスタッフの方だけでなく、裏方さんのご努力の賜物かと存じます。この度はお世話になりました」とメモを残してきた。メモが飛ばないよう喉飴2個を重石(おもし)がわりにして (^◇^)

ちなみに、ホテルオークラの客室に備え付けられている使い捨てスリッパはとても良くできている。見るからに「使い捨て」という感じで薄いのだが、一度履くと、足の甲の部分がペタンとならずに膨らんだままになっていてくれるので使い勝手が良かった。もちろん、海外旅行用に頂いて帰ったのだが・・・、

部屋を出ると清掃用カートを押している女性がいたので、「お世話になりました」と挨拶したら喜んでくださった。「こちらのスリッパはとても使い心地がいいですね。使用したのは頂いて帰りますが、新しいのを頂くことはできますか?」と訊いたら快く新品を2足くださった。何でも言ってみるもんだ (^_-)-☆

このホテルのと次に泊まるザ・ウィンザーホテル洞爺のと新幹線のグランクラスのとで今回の北海道旅行で獲得したスリッパは5足(+使用済1足)になった。帰省する際の田舎のホテルでも何足か入手できるだろう。これで当分は海外旅行のスリッパには困らない。旅仲間にも分けてあげられるのが嬉しい。

とても快適に過ごさせて頂き名残り惜しかったが、ホテルオークラ札幌とはそこでお別れ。私の評価としてはリーズナブルで素晴らしいホテルと思えたので、超高級ホテルではなくとも☆五ツを献上したい。

ホテルを出ようとしたら・・・、

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霙(みぞれ)まじりの雪・・・。

うちのが、「雪国の人は、雪だと傘を差さないことが多いよ」と言っていて、私もコートの襟を立てて傘を差さずに駅に向かうと・・・、確かに、地元の人の半分以上が傘を差していない。なるほど・・・。

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地元のOLさんだろうか、「振り向〜かないで〜、札幌のひ〜と・・・」という雰囲気 (*^_^*)

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大通公園も昨晩と違ってすっかり白くなっていた。

せっかくなので、途中で脇道に入って時計台を観ていこう、と思った。ガイドブックに時計だけの写真が載っていて、「時計台」という言葉からイメージ的に小高い丘の上にありそうな雰囲気だがビルに囲まれている。知ってはいたが「ガッカリ」である。うちのが岩手からの修学旅行でバスの中から観ることになっていて、たまたま人気バンドのコンサートのバスが通りかかったので気を取られているうちに時計台の前を通り過ぎてしまったとか・・・。ま、「日本三大ガッカリ」の一つではあるだろう。

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今回の旅行ではもう一つ私の中での「ガッカリ発見」があったが、それは続編の記事の中で。

なんつーか、前日の夕方に北海道に着いて、札幌で一泊して翌朝ホテルを出るまでの話でもう6話・・・。少しピッチを上げなければ・・・ (*´ω`)




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2016年04月01日

北海道新幹線開業記念旅行記 5 「ホテルオークラ札幌の朝食」

ホテルで25日の朝、テレビをつけると「翌日に迫った北海道新幹線開業のニュース」一色。

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試乗した時のリポートか。

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新幹線 H5 の車体と同じカラーのタクシーや市電が走っていた。地元の盛り上がりは凄い。

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公認便乗グッズも多い。もしかすると、本業の売り上げよりパテント料収入のほうが多いかも。

天気予報は、といえば・・・、

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ローカル感はぬぐえない (^◇^)

海鮮モノが食べられないから食事で一番の楽しみはホテルの朝食・・・、ま、どうしてもそうなる 💧

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朝食バイキングのレストラン、ほぼ一番乗り (^◇^)

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メインで取ってきたのはこんなところ。

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ハチミツが置かれてなかったのでお願いしたら、こういう容器で持ってきてくれた。

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「ゆで卵はありますか?」と女性スタッフに訊いたら、用意してなかったのだが、私一人のために茹でてくれた。あれば、と思って訊いただけで、板東英二さんと違って何が何でも「ゆで卵」を食べたいワケでないので「わざわざならいいです」と辞退したのだが、「大丈夫ですよ」と快く用意してくださった。

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新鮮なジュース。牛乳も美味しかったし、一品ずつのクオリティがとても高い。

北海道の名産は海鮮モノだけではない。北海道物産展が常に盛況なのはよく分かる。

一日に必要な栄養やカロリーはホテルの朝食バイキングでほぼ確保 (^◇^)


                                  つづく


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2016年03月31日

北海道新幹線開業記念旅行記 4 「快適だったホテルオークラ札幌」

ロッテリアで夕食を済ませ、目標のクリアファイルをゲットし、徒歩5分くらい札幌駅方向に戻ったところにあるホテルオークラ札幌に到着し迷羊さんからの贈り物を受け取って、チェックインして部屋の鍵を預かり、部屋に向かおうとするとホテルマンが「お部屋までご案内いたします」と荷物を預かろうとする・・・。

客ではあっても人に荷物を持たせるほど偉くはないのと、チップの習慣も必要も無い日本だからそれは辞退して自分で部屋に向かった。部屋の鍵をふと見ると、U9だった。一般的なMIWAのピッキング防止錠である。ホテルに泊まるのでなく賃貸アパートの下見に行ってるような気分にはなった (*´ω`)

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ホテルに向かう途中のテレビ塔。この時は雪は降っていなかった。なんか、名古屋に似てるなあ・・・。

札幌の大通り・・・、今はもう跡形もないが、「ここで毎年雪まつりが開かれているんだ・・・」、と思い浮かべていた。私は堪え性が無いので寒いのも暑いのも苦手だが、本来は、寒い地域には寒い季節に、暑い地域には暑い季節に旅するのがベストなんだろう。そのほうがその土地柄をよく知ることができて。

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札幌の市電、凄く懐かしい。私が18歳で上京した46年前は東京でも路面電車が走っていたから。

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ホテルオークラ札幌の正面入り口。

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客室は22uとのことだが、ずっと広く感じた。

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私一人には無駄に幅の広いダブルベッド。こんな夜、添い寝してくれる美女がいたらなあ・・・、と思う。
右側の枕の上には和紙で作られた折鶴が置いてあった。清掃員の方の自発的なご配慮らしい。

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洗面所、バス、トイレ。

ベッドは結局半分も使っていない。貧乏性なのでド真ん中には寝られないから。枕も4個のうち3個は汚さないよう避けておいた。かと言って一人で泊まるのだからツインは嫌である。ツインだと空いている片方をベッドとして使用せずについつい荷物置場にしてしまうので清掃員さんに申し訳ないので。

部屋は暖房が効いていたので、掛布団は掛けないで寝ていた。しっかり掛けたら暑くて寝られそうもなかったからで、それでもグッスリ寝られた。

寝る前に外の景色を見たら・・・、雪が舞っていた。明日は止んでくれたら嬉しいんだけど・・・。


                                 つづく



                               


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2016年03月30日

北海道新幹線開業記念旅行記 3 「最高のサプライズ」

機内で知り合ったウイグルの男性との「出会いの余韻」に浸りながら、そして、主要な土産物を発送し終えた安堵の気持ちでその日の宿泊先「ホテルオークラ札幌」に向かうべく快速エアポートに乗り、そろそろ札幌駅に着こうかという頃、1本のCメールが入った。表示されている電話番号に見覚えがない・・・。

文面は、

「オークラにホッカイロを届けておきましたので、暖まってくださいな。
できればココロも暖まってくださると、道産子としては嬉しいです。
良い旅を…
@^^^@
• • (V)

それで、「私のブログの読み手さん」で、しかも「北海道在住の方」だとは判ったが、心当たりは何人かいるので、はて、どなたからだろう・・・??、と思っていたら、すぐ続きが届いた。「迷羊」さんだった。

私が出発前に、「日本死ね!」のブログ記事をもじったパロディで北海道のことをボロクソ書いていて、もちろんジョークではあるが気になさったみたい。札幌に到着した日は非常に寒かったので気遣ってくださったのだろう。ホッカイロだけでなく珍しいお菓子まで一緒に届けてくださったようだ。

でも、てことは・・・、まだ札幌駅の周辺にいらっしゃるかも知れない。そう思って電話したら、すぐ近くにいた。それで改札で待ち合わせることにして初めてのご対面。たまたま電話していた時は100mもないくらい近くにいたので電話を切らずにそのまま進んで、携帯電話で通話中の女性を探したらすぐ判明。

こういうサプライズは凄く嬉しい。全く予定には無かったことなのだから嬉しさも数倍になる。えへん!、自慢話の繰り返しになるが、世の中に数百万人ものブロガーがいるけど、「どこそこに旅行する」と書いただけでこのように読み手さんから気を遣って頂けるブロガーはそうはいないと思う。そういう読み手さんが日本各地にいてくださるのだからとても幸せである。これはひとえに私の人柄の賜物で・・・(傲慢)

お会いしてみたら、見るからに「優しいお母さん」という感じの女性。子供さんやご主人を家で待たせているので長くはお話しできなかったのが残念だった。私はその日の夕食はクリアファイル目当てでロッテリア、と決めていたので「クリアファイルを私が貰っていいならロッテリアのセットを奢りますよ」と言ったが、そこまでのお時間は無かった。上手くいけば3種類全部入手できたのだが・・・ (自己中;滝汗)

当初は札幌駅からタクシーに乗ってホテルに向かおうと思っていたが、ホテルまで歩くことにした。どのみち10分ちょっとだし。「迷羊」さんに対してと同様、タクシーの乗務員さんに「お腹空いてませんか?。空いてるんだったら宜しければ・・・」とやるつもりだったが・・・、諦めた。それで、今回の旅行での私自身の土産がロッテリアのクリアファイル一枚になることが確実になった・・・ (*^_^*)

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そのロッテリアのクリアファイルの表面

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裏面

3種類から選べて、これが一番キレイ。いろんなところで北海道新幹線開業記念のクリアファイルが売られていたが、このオマケのが最もセンスが良かったので、以後は店で見かけても全く購入しなかった。

ホテルに着いてフロントでチェックインする際に無事「迷羊」さんからの「優しさ」を受け取った。その出来事だけで本当に「今回の旅行費用の元は取らせてもらった」と思えたほど嬉しかった。

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こちらが迷羊さんから頂いた「思いやり」。北海道の素材を使って焼き上げたお煎餅&ホッカイロ。お煎餅は勿体なくてまだ食べていない。うちには神棚が無いけど神棚に奉ってから頂きたいくらいの気分。自分で買った他のお菓子を食べ終えた後でゆっくり頂こう。

私はいつも後悔する・・・。旅に出る前の記事で「寒がり」とか「偏食」などと書かないで「資金不足で旅を楽しめないかも・・・。これじゃ旅がつまらなくなって旅先が嫌いになるかも」と、宿泊先ホテル名とともに書くべきだったか、と・・・。そうすれば次回の旅行から宿泊先のホテルに現金が届くかも (*´ω`)


と・こ・ろ・で・・・、

それにしてもJR北海道の運賃は高い。そりゃあ暖かい地方や乗降客の多い都心と比べて一人当たりの輸送に掛かるコストは高いんだろうけど、新千歳空港から札幌まで快速で40分、てことは立川から中央特快で東京までが同じく40分だから距離的にはほぼ同じで、北海道は1070円、東京は640円・・・。

いっぽう、北海道新幹線の予約率は24%ほどで、今後、毎年の赤字が48億円にのぼるらしい・・・。

大丈夫かなあ、北海道と北海道新幹線・・・。死ぬなよ北海道!

と言いつつ、私は次からは飛行機にすると思う。圧倒的に安くて速いから。


                                  つづく
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2016年03月29日

北海道新幹線開業記念旅行記 2 「行商のオジサン」

今回の旅行で、「これをお土産にしよう」と決めていた菓子があって、それは、北海道限定で売り出されているカルビーの「じゃがポックル」というフライドポテトみたいなもの。一箱に、18g入りの小袋が10袋入っていて、北海道限定販売というだけでなく数量制限があるから(いちおう)入手困難。

今は北海道以外でも通販で買えるが、それでも5箱までの数量制限がある。私が「じゃがポックル」を知ったきっかけは、ある家主さんのお宅を訪問した際に小袋を頂いて帰ったことから。その食感と、北海道産の材料だけを使って作られているということと、数量限定販売ということで、もし北海道に行く機会があったらいろんな人に買って帰ろうと思った次第。ま、メーカーの作戦にまんまと乗せられている 💧

人気商品なので、たいていは「お一人様5箱まで」と店頭に掲げられていて、店によっては「2箱まで」になっていた。私の場合は最低でも22箱は必要なので土産物店を梯子しなければならない。出発前にいろんな人に訊いてみると皆さんよくご存知で、「食べたい、ぜひ買ってきて」と口を揃える・・・。

事前に宿泊するホテルの売店など次々に問い合わせると、1軒だけ「本当は数量制限は有りますが、けっこうですよ、必要なだけお申し付けください」と言ってくださる店があった。千歳空港の中の某ショップである。電話に出た若いお嬢さんは頗る感じが良く、他の土産物などの情報も伝えて頂けて大いに助かった。残念ながら24日はご不在とのことでお目に掛かって直接お礼を言うことは出来なかったが、声の感じや話し方などでとても性格の良い可愛い女性であるのが分かる。会ってみたかったなあ・・・、残念。

空港に到着して真っ直ぐ店舗に直行すると、電話で対応してくださったスタッフとは別の女性が対応してくださって、ちゃんと予約しておいた二箱(12箱入り)を取ってあって、名前を言うと直ぐに二箱出てきた。それとは別に北海道土産の定番商品も購入。さらに、「お奨めはありますか?」と訊いたら「でしたらこれが美味しいですよ」と勧めてくれたのが「北の散歩道」というチョコレートとクッキー生地の間にジャムが挟まっているお菓子。それは配るためでなく自宅用に3種類を1個ずつ購入。家に帰って食べてみたら、メチャウマで、「これももっと買えば良かったなあ・・・」と後悔。ただ、物産展には来るかも知れない。

いずれにしても、千歳空港の店で土産を送ってもらったことで、そのままリュックひとつで旅を続けることができたのは実に有り難かった。で、26日に私の帰宅と合わせるように家に届いた荷物がこちら、

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ノルンが「これはぜ〜んぶアタチの」と睨みを利かせている (*^_^*)

もしもこんな荷物を背負って歩いていたなら、(昔はよく見かけた)房総半島くんだりから野菜を背負って売りに来る「行商のオバサン」ならぬ「行商のオジサン」である。これとは別にリュックもあるから観光なんてとても無理。送料が2500円と聞いた時には「へえ・・・、北海道からだとそんなに掛かるんだ・・・」と思ったが、届いた荷物を目の当りにしたら「それでも安い」と思えた。

帰宅してショップのお姉さんにお礼の電話をするととても喜んでくださった。店の名前を出すとメーカーから制裁を受けることも考えられるのでここでは出さないが、次回また北海道を訪れることがあれば、そちらの店舗に直行しよう。今回の「往きが飛行機で帰りが新幹線」というのは結果的に大当たりだった。

で、空港から札幌に向かう途中、私の携帯に見知らぬナンバーの人からCメールが入った・・・。

                                         つづく



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2016年03月28日

北海道新幹線開業記念旅行記 1 「喉飴外交」

24日の夕刻、羽田から千歳行の AIRDO 機に乗り込んだところから正味2日間の短い旅が始まった。旅は仲の良い友人と一緒なのが最も楽しく、私は(話し相手がいない)一人旅が苦手であった。やっと仲良くなれそうな旅仲間が見つかった頃には旅行は終わっているし・・・。だが、今回の一人旅では、そんな寂しさを感じていたのは羽田に着くまで。今は「旅は一人旅に限る」と思ってたりして (*´ω`)

私の乗った AIRDO 機の席は3人席の窓側。そこに座るべく、先ず荷物を座席の上の収納ボックスに入れようとしたら、既に通路側に座っていた若い男性が立ち上がって笑顔で手伝ってくれた。見ると、日本人ではなかった。欧米人の雰囲気だがアメリカやヨーロッパとも少し違うような感じ。日本語が通じるかどうか不明だったので、とりあえず万国共通の感謝の言葉で「 thank you 」と言うと笑顔が返ってきた。

しばらくすると3人席の中央に中年女性が座り、千歳に着くまでの間ずっと書類のチェックをしていた。旅行の添乗員とか学校の先生なのか、OLとは少し違う雰囲気で、もちろん乗客同士の会話は無い。

千歳に着くと、再び通路側の男性が荷物を下ろすのを手伝ってくれた。気のいい外人さんである。そこで、思い切って日本語で声を掛けてみると・・・、日本語ペラペラであった。「どちらの国の方ですか?」と訊くと、「中国です」とのこと。「へ??、顔つきが全然違うじゃん!?、聞き間違えたかな・・・」と思って改めて訊き直すと、やはり「中国です」との返事・・・。

私が怪訝そうな顔をしていたら、「ウィグルです。ウィグル人はロシア人の血を引いている人がほとんどなので、みんなこういう感じなんですよ」とのこと。私は、ウィグルが中国の一部なら、てっきり「モンゴル人みたいな顔つきをしているもの」と思い込んでいたが・・・、みんなああいう顔立ちならば人種が違うのは明らかなのだから、いくら自治区として認めていたとしても「ウィグルは中国だ」との中国政府の主張には無理がある。それでいて日本のことを未だに「覇権主義国家だ」などと批判しているのが笑える。と言うか、日本ではウィグルのことは報道されないから、私だけでなく多くの日本人が知らないし興味すら持たされていないのが実情。

もう12年も札幌で暮らしていて母国には年に一度くらいは帰っているとか。その日は用があって東京に行った帰りとのこと。同行している日本人がいて「先生」と呼んでいたが、男性は30代後半くらいだから年齢的に大学生では無さそう。それでも何かの勉強をしているんだろう。その先生を呼んで私のカメラを渡して二人で記念写真を撮ってもらったが、そこは一期一会、互いに名乗ることもなく別れた。最後に「日本人として応援していますよ」と伝えて、持っていた喉飴を数個さしあげると、また笑顔。

いい出会いであった。それで、今回の旅が「良い旅」になりそうに思えた。

私はいつも喉飴を多めに持って行って有効に使っている。この後も充分に役目を果たしてくれた (^◇^)


と・・・、好意的に書いているが、もしかすると「ああいう好感度の高い人」が中国のスパイ、つまり、何らかの情報を収集するために日本に送られている人物、なんてことも有り得るかも知れない。「先生」と呼ばれていた日本人の寡黙な雰囲気がそう思わせた。日本人は、ある意味「お人好し」だから、寂しいことではあるし、私にとっては難しいことではあるけど、「先ず疑って掛かる用心深さ」も必要なんだろう。







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2016年03月27日

北海道死ぬな! (^◇^)

昨晩遅く帰宅しまして、今朝6時半までグッスリ寝て、メールチェックの途中で記事を書いてます。

正味2日間の旅でしたが、こんなに充実した旅行は過去にはありませんでした。いいことばかりではありませんでしたが、それでも、旅の醍醐味がギッシリ詰まっていて最高の旅でした。と言いますのも、立川をバスで出発する時から家に帰るまで、(臨時休業して店を閉めているのに)仕事のことは一度も考えませんでした。

何と言っても、いろんな人との出会い、現地の人との触れ合い、その中から感じられる人情や思い遣り、どれを取っても素晴らしい体験でした。短かっただけに、余計に充実してると感じたんでしょうね。まるで、テンポが良いドラマ「半沢直樹」でも観ているような旅でした。

ちなみに、北海道に行ってるのに(偏食で生モノが食べられないので)ホテルの朝食以外は・・・、

最初の24日の夜が(北海道新幹線開業記念クリアファイル目当てで)ロッテリア、25日の昼が小樽で味噌ラーメン、夜はコンビニのおにぎり、26日の昼はヒレカツ定食、であります。海鮮モノはありません。2泊目のザ・ウィンザーホテル洞爺で翌朝、室内清掃の係の方がゴミ箱を見て呆れたことでしょう 💧

交通費とか諸々必要な小遣いとして現金で10万持参していましたが、遣ったのは1万ちょっと。移動なんかもほとんどJCBカードが使えましたし、高価な海鮮モノを食べるワケでもありませんしね。

しばらくは北海道新幹線体験旅行記を先に書いてしまいます、忘れないうちに・・・。

オランダ・ベルギーの旅行記の続きも何話か出来ていてまだアップしてないでいますが、今回の北海道旅行を忘れないうちに、いえ、感動が冷めないうちに記録しておきたいもので。

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2016年03月24日

北海道死ね!

長期天気予報外れた北海道死ね!

何なんだよ北海道。

春なのに最低気温は氷点下だって、私寒いの苦手だからホカロンが要るじゃねえか。

見事に長期予報外れたわ。

どうすんだよ私旅行楽しくねーじゃねーか。

ストレス溜まってて高い切符買って旅行に出掛けて北海道で税金納めてやるって言ってるのに北海道は何が不満なんだ?

何が北海道新幹線開業だよクソ。

予約取ったはいいけど希望通りに晴れてくんなくて出歩くのほぼ無理だからwって言ってて旅行に行くやつなんかいねーよ。

新駅工事で何百億円無駄に使ってんだよ。

どうすんだよ中止したらキャンセル料がかかるだろ。

ふざけんな北海道。

雪が積もってもいいから雪かきくらい済ませとけよ。

天気が悪いなら観光補助金20万出せよ。

天気はどうにもならないし観光補助金も出せないけど観光収入はあげたいから観光客には来てほしいんだよねーってそんなムシのいい話あるかよボケ。

北海道が補助金出さないでどうすんだよ。

金とヒマさえあれば旅行したいってやつがゴマンといるんだから取り敢えず補助金出すかホテル代くらい無償にしろよ。

まじいい加減にしろ北海道。



で、重い一眼レフを持参するのは諦めました・・・。とにかく、行ってまいります。雪かあ・・・ 💧

 PC環境から離れますので、これ以降のコメントの返信は帰京後になります、ご了承ください。



posted by poohpapa at 11:57| Comment(10) | 旅行・地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日から北海道・・・、ちょっぴり愚痴と自慢 ^^;

今日、午前中だけ仕事をして、午後から北海道に向かう。いろいろありすぎてストレスが溜まっているので、何も考えずにパア〜っと発散してきたい。

昨日、立川の多摩信本店前の桜が咲き始めていて東京は春の装いだが札幌は雪だったらしい・・・。上着は薄手のダウンのジャンパー(年齢が判る表現)にするつもりだったが、ダウンのコートで行こう。

当初は北海道新幹線の開通日の一番列車「はやぶさ1号」で行って、向こうで美味しいラーメンだけ食べて、その日のうちに再び新幹線で帰ってくるつもりでいて、帰りの切符しか取れなかったので諦めてキャンセルしようと思っていたのだが・・・、うちのが「せっかく帰りのチケットが取れたんだから、往きは飛行機で行って泊まってくればいいじゃん」と勧めてくれたので、考え直して行くことにした。

14時にバスで羽田に向かい、夕方に札幌に着く。今日は札幌泊、明日は小樽経由で(G8サミットが開催された)「ザ・ウィンザーホテル洞爺」に宿泊。明後日26日は函館で五稜郭タワーに昇ってこよう。

帰路のチケットはグリーン車だったが、「夕方だから、もしかしてグランクラスのキャンセルが出ないかな」と毎日何度も「えきねっと」で確認していたら・・・、新青森からなら空きが出た。駅の「みどりの窓口」に行って予約変更を頼もうとしたら、うちののカードで予約していたので本人(うちの)を連れて行かないと変更ができず断念。そうこうしているうちにそのグランクラスは消えてしまったのだが・・・、

翌日、また「えきねっと」で検索していたら再び「新青森からの空き」が出たので今度はゲット。しかも、前日の座席は二人席の通路側だったが今度は一人席。一回の乗車でグリーン車とグランクラスの両方を体験できるから、それはそれで楽しい。グランクラスは横に「1―2」の座席配列で1車両に18席しかないからゆったりした気分で帰ってこれそう。分不相応ではあるが、たまにはそういう贅沢もする。

一枚の特急券に(区間と座席指定で)グリーン車とグランクラスの両方の表示がされていて、開通初日の特急券だし、けっこうレアだと思うので自分へのお土産にしたい。東京駅の改札で「記念にください」と言おう。

さっきグランクラス体験者のレヴューを読んでいたら、「グランクラス料金のうち5000円は被災地への義捐金に充てられている」とあった。今もそうなのかは不明だが、そういうのは凄くいい方法だと思う。

帰りの新幹線は新函館北斗駅から東京駅まで最短の4時間2分で結ぶ「はやぶさ34号」で、新青森からだとほぼ3時間ちょうど。その最速列車は一日一往復しか走っておらず、知らずに予約していた。

ところで・・・、北海道までの2泊3日、正味2日の旅ではあるが、お土産リストを作っていたら、極力「買わないようにしよう」と抑えていても、対象は22人(世帯)・・・、土産物探しに時間を取られたくないので事前に何を買うかも決めてあって、総額は70000円ほど。まるで海外旅行なみだし、旅費より高いくらい (とほほ)

仕事の付き合いは数名で、ほとんどがプライベートのお付き合い。うちの曰く「買い出しツアーみたい」だと。22人の中に私の子供たち(と言っても大人だが)は入っておらず、今回もお土産は無し。

毎回、旅行の度に「もう土産を買うのはやめよう」と思っていて、相手の方から「そんな心配しないで旅行だけ楽しんできて」とお声を掛けて頂いたりもするが、そう言われると逆に買って帰りたくなるし、先方から頂いてしまうこともあるから不義理もできない。黙って行くワケにもいかないし、ま、仕方ない。

それだけの土産を持ち歩くことはできないので、千歳空港に到着したら売店で購入して宅急便で送ってもらう手筈になっている。あとは市場で恩師とたぁさんに海産物を送れば土産の心配はしなくて済む。

来月末には帰省もするから両方で30万くらい費用が掛かる。旅行は、仕事とは別のストレスがある 💧

だが、考えようによっては、極力抑えようとしても22人分も買わなければならないということは、負担でもあるが、とても幸せなことだと思う。中には「義理」もあるが、「喜んでくれる顔が見たい」と思える人がそんなにもいるのだから、それはそれで自慢できる話だと思う。むしろ手ぶらで帰れる人こそ寂しい。

それにしても、うちも生活が楽ではないのに、かあちゃん、ごめんね & 有り難う (*^_^*)


posted by poohpapa at 04:53| Comment(6) | 旅行・地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月08日

LOTTERIA の北海道新幹線開業記念のクリアファイル

3月24日からの北海道旅行で何か珍しいモノが有ったら購入しようとネットで物色していたら・・・、

北海道の LOTTERIA 26店舗限定で、北海道新幹線開業記念の「北海道新幹線 H5 系セット」というのがあった。反響が大きい(?)ので3月12日からの販売予定を前倒しして4日から売り出したとか。

価格は1000円(税込)で、3種類のクリアファイルのうちから好きなのを1枚もらえるとか。クリアファイル収集家としては日本で他の追随を許さない私としては見逃す訳にはいかない (^◇^)

ひと通り3種類を揃えたいところだが、ま、函館の夜景が入っているクリアファイルだけでもいいかな。今回の旅行先では LOTTERIA は札幌にしかない。函館にもあるが遠くて廻っていられない。札幌のホテルオークラからなら徒歩5分くらい。朝食は付いているからチャンスは夜しかない。

幸い、いつも夜は軽めにしか食べないから LOTTERIA でもOK。ただ、そのセット、ドリンクもポテトも付いているが1000円は高い。元々クリアファイル代も込み、という値段設定。そのうちヤフオクでも出てくるだろうから無理して食べに行かなくてもいいか・・・、と思っていたら既に出ていた(早っ!)

しかも980円での出品で送料は落札者負担だから1000円を超える。てことは、「晴れ着のフチ子」の時と同じである。あの時は「おせち」そのものの値段の倍以上で落札されていたりして・・・。ま、絶対数が違うからこれからどんどん安く出てくることではあろう。いちおう札幌の晩飯は LOTTERIA で決まり!

うちのが「せっかく行くんだから、そんなとこじゃなくホテルでディナーでも食べればいいじゃん」と言うが、ホテルのディナーはとにかく高い。乗り物で贅沢するのだから食事は質素でいい。だいいち、北海道に行くのに海鮮モノが食べられない。コロッケなら3食365日続いても文句を言わないが、生モノはほとんどダメだから豪華な海鮮丼なんかを見ても食べたいとも思わない。

でも・・・、2泊目の「ザ・ウィンザーホテル洞爺 スパ&リゾート」のフレンチ「ミシェル・ブラストーヤジャポン」でコース料理(ワインなんか頼んだら35000円は軽く超えそう)を注文して一人で優雅に食事したならセレブ気分が味わえそう。傍から見れば「どこの金持ち?」くらいに見えるかも。ま、偏食が無ければ、の話だし、食後はアッと言う間に元の貧乏人に戻って「シンデレラ状態」に陥るんだけど (´・ω・`)

正直に言えば、札幌の晩飯はクリアファイル目当てで LOTTERIA 、洞爺では周りに店が何も無いから駅の売店でおにぎりを2個くらい買って「お持ち込み」のつもり。あ・・・、おにぎりの包装紙を部屋のゴミ箱に入れないようにしないと・・・。あと、洞爺のウィンザーホテルのアメニティはBVLGARI(ブルガリ)なので使わずに持ち帰ればお土産になりそう。などと、どこまでもセコイ・・・、困ったもんだ (滝汗)


さて、今日は10時半から東京地裁立川支部で例の「立ち退き」裁判が開かれる。私も傍聴に行く。今回は、立川支部の役員二人、うちの入居者一人、同業者、それに前回同様、立川警察の生活安全課と刑事課から各一人が傍聴する。被告が事前にこの記事を読んだらドタキャン(欠席)する可能性が無いとはいえないが、そうしたら完全にアウト、被告が勝てる見込みは無くなるのだから好きにすればいい。

支部の役員に改めて声をかけたのは、この男が退去するとして、おそらくはどこかの業者を訪問して部屋探しをするだろうから、新しい家主さんや同業者さんが同じ苦労をしないで済むよう「今起きている事態」をよく知っておいて頂きたいから、である。以前に支部に声をかけた際には「個人情報保護法があるので」と全く動く様子は無かったが、支部の役員がいくら役立たずのポンコツ揃いでも、自分たちの尻に火がつきそうなら動かないワケにはいかないだろう。こんな奴を入れたら火がつくどころではないから。

本人もねえ、黙って出ていけば良かったのに、裁判で争っているうちに受け入れてくれる不動産会社や家主さんも少なくなってしまうんだからアホとしか言いようがない。ゼロではないが選択肢は圧倒的に狭くなる、ということ。連絡が回れば「ハッキリ言わずに体よく断られる」ことになる。

まあね、被告はまた「不動産屋がこんな嫌がらせの記事を書いている」と新たに証拠申請したりしてね。そんなだから「出ていけ」と言われるのだが、本人に自覚がないのだからどうにもならない。

私の27年間の不動産賃貸仲介管理生活で、ぶっちぎりで最悪の入居者であるのは間違いない。



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2016年02月28日

北海道新幹線の予約の件・・・

3月26日に開業する北海道新幹線の一番列車、予約が取れなかった。ま、思ったとおり、ではある。そしてまた予想どおり帰路分は取れていた。私は鉄オタではないが、一番列車でなければ乗る意味が無い。なので、せっかく取れたがキャンセルすることにして、うちのに手配を頼んでいたが、一日中「えきねっと」のサイトに繋がらなかったようだ。諦めきれずにしぶとくチャレンジしている人が多い、ということか。実は昨夜の時点で、開業初日の上りの席は午後以降に新函館北斗駅を出る分ならまだ残っていた。

それで、せっかくの機会だから今からでも往きの航空券とホテルが取れるなら「やはり北海道に行こう」と思い直した。当初は「往復の新幹線が取れるなら日帰りして函館で美味しいラーメンを食べて帰る」という贅沢を体験してみようと思っていたが、うちのが「勿体ないから泊まってくれば?」と勧めてくれたこともあり、JCBのザ・クラス・コンシェルジュ・デスクに電話して相談すると・・・、

どちらも直ぐに希望通りに手配してくれた。あっけないほど見事に手際よく予約が完了した。JCBのコンシェルジュ・デスクはいつもとても良い仕事をしてくれる。ザ・クラスのカードを持っていることの優越感は、カードを使う際に提示する時ではなく、コンシェルジュに電話した時にこそ感じられる

で、あまり長くも休めないし、3月は賃貸がメインの不動産屋にとっては繁忙期だが、事前に予定が判っていれば何とか調整はつく。とりあえず、仕事に支障が出ないであろう2泊3日で行くことにした。

24日の木曜日、午後2時くらいまで仕事して、それからバスで羽田に向かい、16時50分発のエア・ドゥ31便で札幌に向かう。ANAとの共同運航便で、どういうワケか、ANAで申し込むのとエア・ドゥで申し込むのとでは料金が違う。ANAを利用すればマイレージも付くが、エア・ドゥのほうが4,000円ほど安いからエア・ドゥを選択。エア・ドゥの運賃は15,490円。新幹線より遥かに安い。

ちなみに新幹線の「東京 ⇔ 新函館北斗」の運賃は普通車で22,890円、グリーン車は30,060円、グランクラスだと38,280円。なので格安航空券はグリーン車のほぼ半額。帰りはそのグリーン車。飛行機でなく鉄道で新函館北斗駅を17時21分に出て東京駅着は21時23分、所要時間は4時間2分。

24日は札幌に泊まる。JCBから「JRタワーホテル日航札幌」と「ホテル・オークラ札幌」を紹介して頂いたのだが、前者は部屋の広さが18.6u、後者は28uでプレミア・ダブル(またはツィン)にアップ・グレードしてもらえて尚且つ朝食付き10,500円、前者は16,700円。迷わずホテル・オークラ札幌を選択。

2泊目の25日は、以前から泊まってみたかった「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」を指定した。そちらもスーペリア・ダブル(40u)にアップグレードしてくれて、レイクビューの部屋。そこを一人で使うのだから何とも贅沢。洞爺駅から送迎バスで40分とのことで交通は不便だが、高台の丘から洞爺湖が一望できる。料金は朝食付き30,500円、それに入湯税が150円。それでも安いと思う。

実は、ネットでの評判はあまり芳しくない。「サービスが悪い」との意見が多く見られる。「北海道のホテルのサービスは総じて良くない」という評価はもう半世紀も前から変わっていない話。ホテルのサービスは南に下るにしたがって良くなるようだ。と言うか、本州に渡ればサービスは段違いに良くなるらしい。

それで思い出した。今回の北海道、以前体験した旅行と実によく似たコースなのだ・・・。

43年前の元妻との新婚旅行、である。あの時も、往きは羽田から飛行機で、札幌、登別、洞爺に泊まって、帰りは寝台列車、であった。なんか、「上書きしてこい!」と言われているような・・・ (*^_^*)

札幌には夜の到着になるが、翌日は反対方向の小樽に足を伸ばしてみるのもいいかも。そんなに遠くないし。元々夜はあまり食べないので、朝食のホテルのバイキングはガッツリ食べて、ランチだけ奮発しよう。と言っても海鮮モノは苦手なので、一食1,000円もあれば足りてしまうが・・・。

本当は1ヶ月後でなく今すぐ旅に出たい心境だが、ま、しかたない。今、もの凄く憤慨していることがあって、今それを書くとあちこちに弊害が出るから書かないが、そのうち洗い浚い書くつもりでいる。



posted by poohpapa at 06:34| Comment(6) | 旅行・地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月21日

こんな贅沢な申込みをしてみた

3月26日に北海道新幹線(東京〜新函館北斗)が開業になる。うちのが「えきねっと」の会員で、2月26日からの予約開始の1週間前から申し込みを受けてもらえるので19日に一番電車を申し込んだ。

ただし、ネット会員の予約開始日ではあったが、うっかりしていて9時20分頃に申し込んだのでたぶん取れてないと思う。19日は早朝5時半から受け付けていたようだ。結果は26日に判明する。

往きは6時32分の東京駅始発(はやぶさ1号)を「グランクラス」で、帰りは新函館北斗駅を17時21分発のはやぶさ34号をグリーン車で申し込んだ。つまり、北海道まで電車で日帰り、である。なんでそんな無茶をするのかと言うと、夏の海外旅行が諸般の事情で中止になってしまったのと、ここんとこ仕事上のストレス続きで、そんなことでパァ〜っと羽目でも外さなければやってられないから、である。

もしも取れれば函館まで往復新幹線で日帰りして、函館では美味しいラーメンでも食べてこよう。JCBザ・クラスの特典で二人以上で行けば一人分がタダになるグルメ・ベネフィットを使って、誰か北海道の読み手さんでも誘って極上のランチを頂くのもアリかな・・・、と思ってJCBの資料を見たら・・・、

函館では「酒肴菜友 じょっぱり」という割烹しかないみたい。しかもランチのコースはなくて・・・。写真で見る限り「お造り」や「刺身」がウリみたいで、グルメ・ベネフィット指定のコース料理(一人前10000円)だと、どのみち私が食べられるものはあまり無さそう・・・。 やっぱりラーメンでいいや💧

新幹線で日帰りして函館でラーメンを一杯食べて帰ってくる・・・、なんとも贅沢ではないか (^◇^)

うちのは「せっかくだから一泊でも二泊でもしてくれば?」と言うが、臨時休業だからそうもいかない。だいいち今からではホテルの予約も取れないだろうし、新幹線が取れるかどうかも不明だから無理。

などと考えるのは楽しいが、始発の予約は取れないと思う。北陸新幹線開業の時には予約開始25秒で満席になったそうだから、おそらくは始発切符は2月26日には一枚も残っていないのではなかろうか。先行予約の「えきねっと」分と通常の予約分とで席を割り振っているのかも知れないが・・・。

これ、往きが取れなくて帰りが取れる可能性は最も高い。始発に乗らなければ意味が無いので、その場合は帰路の分は数百円のキャンセル料を払って諦めることになる。もし取れたなら行くが、私にとっては「北海道新幹線の開業日の始発をグランクラスで申し込んだ」という事実が今後の語り草になる。

ま、北海道には行けなくても、4月29日には田舎で中学の同窓会に出るからそれでもいいや (*´ω`)

posted by poohpapa at 07:00| Comment(6) | 旅行・地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする