2020年09月15日

別件で緊急連絡先を頼まれて・・・、快く引き受けた

うちら夫婦と長男がいつも行っている理容院のお兄さんMさんからの依頼だから。居住用でなく店舗の契約。26年も経営していたマスターのKさんが引退することになり、そのまま店を引き継いでいて今回が最初の更新。その保証会社、当社も代理店になっていて、「緊急連絡先は親族に限る」と常々言っているから、私から先に電話を入れておくが私で通るかどうかは不明。ダメならお兄さんに頼むらしい。

連帯保証人でなく緊急連絡先というだけの話なんだから、最初からお兄さんに頼めば良さそうなものだが、そこは田舎の人、余計な心配を掛けたくないのと、いちいち説明しなければならず、「それが面倒」とのこと。その気持ちはよく解かる。だいいち、KさんとMさんには16年前に我々が婚姻届けを出す際に保証人になってもらっているし、長い付き合いの中で何かで迷惑を被ったことなど一度も無い。

ただ、心配していることもある。前マスターのKさんが店舗の賃貸借契約を個人の名前で結んでいるのか理容店の名前で結んでいるのか、ということ。理容店の名前で結んでいたなら「経営者が代わった」というだけのことで、保証会社を使うのだし特に問題は無いが、個人が借主になっていたなら、貸主から「改めて新経営者が契約を結び直してくれ」と要求されるかも知れない。26年も事故なく借りていてくれたのだし、このコロナ禍で「出て行かれても困る」だろうけど、貸主も最近代替わりしている・・・。

当社なら、家主さんと相談して承諾してもらい「新規に契約し直さなくても結構ですよ」と言うところだが。Kさんが引退する際、そのことも考えて「実質的には経営を退いて店の権利をMさんに譲渡するとしても、Kさんが健在である限り店舗契約書上はKさんが経営者ということにしておいたほうがいいかも」とアドバイスしている。幸い管理会社は実情を知っていて、「新たに契約締結し直すことなく借主名だけ替えて条件はそのまま」ということで了解しているから、「今回は黙って契約すれば良い」と伝えた。

管理会社は最近替わっていて、厳密に言えば、新規に契約し直すなら仲介料も発生するし保証金の清算も一度済ませなければならない。口約束ほど怖いものは無いし、そのままずっと、というワケにもいかないから、なるだけ早い機会に貸主の承諾をちゃんと取っておいたほうがいいとは思う。そのあたりは、全く無関係な人間に経営譲渡するワケではないから貸主も柔軟に対応してくれる、と思いたい。

もしかすると、貸主は管理会社から説明を受けて了解しているのかも。だといいのだが・・・。私の悪い癖で、良く言えば「阿吽の呼吸で進める」けど、悪く言えば「なあなあで済ませようとする」から、注意深く様子を見て、藪蛇にならないよう適切にアドバイスしよう。

本当は家賃の値下げ交渉もしたいところだが、それは既成事実を作って(次の更新まで)3年待ったほうがいいだろうな。契約者が代わっても「そのまま継続」させてくれるなら、そのほうが借主にとっては遥かに得だし面倒も少ない。Kさんは「経営を引き継ぐなら自分が預けている保証金を戻してくれ」とは言っていない。設備もそのまま置いていってくれて「造作譲渡」も無い。Mさんも不安があって悩んでいたが、こんな条件の良い独立話は無い。実のところ、私は双方から相談を受けていた。

KさんとMさんはどちらも沖縄の出身、同郷ということもあって互いの信頼関係は強い。マスターのKさんを指名するお客さんもいたから、Mさんが引き継いだ後、しばらくはKさんが店を手伝いに来ていたけど、今はもう来ないとか。うちのはとくに指名したワケではなかったが、ずっとKさんにやってもらっていて、これからはMさんにお願いすることになる。ま、中には、それで来なくなるお客さんもいるらしい。

「緊急連絡先に・・・」と言われて先日の一件を思い出してしまったけど、正直、Mさんなら連帯保証人でも引き受けられるほど。世の中に「信用」ほど尊くてイザという時に役立つものは無い、と思う。



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2020年08月21日

とても光栄な出来事

火曜日に、ポケットティッシュがご縁で部屋探しをさせて頂くことになった娘さん、とりあえず、お母さんと3人で Jonathan's でランチをして、詳しく希望条件を伺うことにした。

世間話をしたり私の体験談なんかを話していたら、娘さんがこんなことを言う。

「坂口さんの考え方は(8年前に)亡くなった父とほとんど同じです。父と話しているみたい」、と。

それだけではない、「これからは坂口さんのことを私のお父さんと思っていいですか?」とも・・・。お母さんの目の前でのことで、お母さんのほうを見やると微笑んでいる・・・。「アンタ、なんて馬鹿なことを!」という表情ではなかった。私はお父様のことは存じ上げないからどの程度考え方が似ているかは判らないが、そんなふうに仰って頂けること自体はとても光栄なことで不動産屋冥利に尽きる話。

お客様の結婚式(披露宴)に招かれたり、そんな声を掛けられる不動産屋が世の中にどれだけいるか。おそらくは、ほとんどいないんじゃないかな。まあ、とても嬉しいことではあるが・・・、とりあえず保留。

それより、なるだけ良い部屋を探すお手伝いをさせて頂くのが先。だいいち、(戸籍上でなくても)親子になる約束をしてしまったら、仲介料は貰えなくなるではないか (爆

もちろん、娘さんはそんなことを計算するような人ではないから、心からの言葉だと思う。ちゃんと自分の仕事をして、対価を頂いて、何か「ご結婚のお祝い」という形でお返ししたいと思う、父親になる話はそれからお受けしよう。勘当した元娘なんかより遥かに可愛いし私にとっては大切な娘さんだから。

正直、私もこの歳まで「正しいこと」だけして生きてきたワケではないし、叩けば埃も出る。「人生経験の95%は失敗だった」と自分でも思うけど、嫌な面も飲み込んで評価してくださる人がいるのは嬉しい。

それにしても、始まりは「ポケットティッシュ」と「かもめの玉子」1個から。ご縁は本当に不思議なものだ。

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2020年08月18日

今日は、「ティッシュがご縁」のお客様をご案内

可もなし不可もなし(たまに気持ち悪くなる)、という体調なので、今日は短めに、

「ティッシュがご縁」の娘さんとお母様と、以前から約束していた食事に行き、その足で物件をご案内することになりました。家主さんとは事前に打ち合わせ済みで、もしお借り頂けるなら、そのお客様に合わせて造りをリフォームすることになっています。そういう相談が気楽にできるのは嬉しいですね。

数は少ないのですが、できれば当社の物件で決まってくれると、今後も何かと早く対応できるので有り難いです。新婚さんですが、お母様と同居、なおかつ予算の関係で「2DKで良い」とのことなので、隣の部屋との境が「襖」でなく「壁」(部屋の入口が別)になっている物件を紹介します。

聞き耳は立てられていないとしても、落ち着きませんもんね。夜の生活は大切ですから。

では、行ってきます (^^♪

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2020年08月17日

昨日入った物件の問い合わせ

隣市の同業者さんから当社で入居者募集中の物件に問い合わせが入った。

「オタクのコーポ〇〇はペット可とのことですが、梟(ふくろう)2羽は可能でしょうか?」とのこと。

猫2匹とか、犬と猫1匹ずつは可能か、という問い合わせならよく入るが、梟2羽、は滅多にない。実は、一昨日、私がその物件に案内したお客様が梟2羽を飼っていらっしゃる方で、間違いなく同一人物と思われた。お別れする際に「他の物件も当たってみたいのですが・・・」と仰っていて、「もちろん、かまいませんよ」とお伝えしていたので、早速、他の業者さんを廻っていたのだろう。

たまに、「その人、昨日他の業者さんから問い合わせしてきた人では?」と判る時がある。あくまで担当者が探している段階での問い合わせだから、お客さんは「それ、昨日見ました」とは言わない。

で、そのお客様、とても感じの良い方だったので、ぜひその物件で決めて頂きたいと願っているのだが、それにしても、隣市の物件で探しているのに、なんで立川の当社に?、と不思議に思い「どなたかのご紹介ですか?」と訊いたら、ある方のご紹介だった。ところが、名前を聞いても思い出せない・・・。

「以前にお世話になって良くして頂いたから、ここに相談するといいよ」と勧められたんだとか。そういうのは凄く嬉しいけど、思い出せなくて申し訳ない思い。と言うか、良い部屋を見つけるよう頑張るのが当たり前の話、いつもの話だから、私はいちいち覚えていない。たぶん10年以上前の話なんだろう。

数年前にも、国分寺の業者さんから「10年ほど前に、母子家庭でお子さんが障害者で、どこも相談に乗ってくれなかったのですが、オタクで紹介してくれて、(頼んでもいないのに)値段交渉までしてくれて、あの時は本当に助かりました、今も忘れません」と言われたことがある。それも、覚えていない・・・。詳細は思い出せないんだけど凄く嬉しかった。そういうのこそ、不動産屋にとっての最高の勲章。

さて、そろそろ、「こないだの物件で決めます」って言ってきてくれないかなあ・・・(^◇^)

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2020年06月15日

昨日の物件案内

案内、と言っても、現地待ち合わせだったんだけど・・・、

案内前、以前の一件のトラウマから「改札口に入る直前」にスマホを確認してキャンセルのメールが来てないか確認して、何の通知も入ってないし、前日の電話の印象からも「キャンセルの場合は早めにご連絡くださるだろな」と感じていたので安心して改札の中に。

すると、改札を通って10秒後に・・・、

てことはなく昭島へ。まだお申し込みには至っていないが、結論から言うと、久しぶりに「このお客様に借りて頂きたい」と思えるようなお人柄のご夫妻だった。最初から家主さんが条件面でいろいろ譲歩してくださっているのであまり交渉事の余地は無いのだが、このお客様なら「頼まれなくてもいろいろ交渉して差し上げよう」と私に思わせるようなご夫妻だったから、終始気分が良かった。そういうことは珍しい。

最近は「自分のこと、自分が得することしか考えない人」が多くて辟易しているから人柄の良いお客様に出会うとホッとする。「相手があることなんだよ、なんで大家さんの立場や気持ちに少しも配慮しないワケ?」 「日本人て、いつからこんなふうになっちゃったの?」と言いたくなることは度々ある。

後で二度ほど質問のお電話を頂いているので前向きに検討してくださっていると解かる。しかも、質問の内容が的確だった。ま、中には「どうでもいいようなこと」を質問してくるお客さんもいるけど。

ところで、引っ越しする理由を訊ねたら、「多摩川沿いの貸家に住んでいるのですが、昨年の台風19号の大雨で怖くなって・・・」とのこと。あの時が特別、でなく、今も異常気象が続いているからお気持ちはよく解かる。私も子供の頃の伊勢湾台風で、住んでいた長屋が屋根まで冠水したのを体験しているし。

ご縁があって借りて頂けたなら凄く嬉しく思う。もし当社の物件で決まらなかったとしても、今後も不動産のことでいろいろご相談に乗らせて頂くつもり。お陰で「いい汗」をかかせてもらった。

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2020年04月19日

大雨の中での入居申し込み

昨日は大雨だったので、どこからも電話は無いことだろう、と朝から家でゆっくりしていたら、10時20分頃、携帯が鳴る。登録していない番号だった・・・。出てみたら、うちの管理物件の入居者の弟さん。

「今、そちらの店に向かっているのですが、いらっしゃいますか?」と訊く。「すみません、ここんとこ休業しているのですが」と言ったのだが、どうも急いでいるみたい。お兄さんから部屋探しの条件は聞いていたが、「そんなの有るワケないでしょ!?」というくらい無理な条件。外は大雨だし、店に行きたくない。

「もうじき店に着きます」と、半ば「何が何でも今日相談に乗ってくれ」という雰囲気。完全にお休みモードだったので朝からニンニク料理を食べてるし、行きたくはなかったけど仕方ない。

支度して、20分ほどで店に着くと、隣の駐車場に車を停めて待っていた。お兄さんと一緒、である。

うちのに「もしマスクしてなかったら断って帰ってくるから」と言っていたが二人ともマスクはしていた。それで「追い返す理由がなくなった」のだが、二人して咳をしていた。マスクをしていてもそれは怖い。

話をしたら、条件はそんなに厳しくなく、強いて言うなら場所だけ。当社管理物件の中にたまたま該当する物件が1件だけあったので、ネットで写真を見せると「ああ、これでお願いします」とのこと。お兄さんの車を当てにして「案内しますよ」と言ったのだが、「分かるから見なくていいです」とのことで即申し込み。

あとは保証会社の審査が通れば問題ない。1時間で4万円の売り上げ・・・、いい商売である。月曜日に保証会社の審査が下りれば火曜日には契約になるかも。

ただ、本音では商談はしたくない。いつもどおりにファミレスに通っている人間が言うのもナンだけど、極力、今まで接触が無かった(知らない)人との接触は避けたい。相手の行動パターンが不明だから。

さて、また明日から改めて長い休暇になりそう。



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2020年02月19日

気分が良い一日

人間、というか、世の中うまく出来ている。人の一生は、良いことも悪いこともあって押しなべてチャラ。何をもって幸せと思うか、の基準や価値観は人それぞれだけど、良いことばかりも続かないし悪いことばかりも続かない、平均寿命くらいまで生きるとしたら誰もが同じくらいの幸せを得ていると思う。

ただし、「どうして私ばっかりこんな目に」などと常に悲観的にネガティブ思考で生きている人は、傍から見れば「あれで何の不足があるんだろう」と思えても不幸だし、逆に「たいへんな苦労をしているな」と周りの人は思っても、前向きに生きられる人は幸せだったりして、要は「幸不幸は本人次第」ということ。

一昨日は「気分が悪い一日」だったが昨日は一転して「気分が良い一日」だった。

朝一番で「二度ほどそちらに伺って部屋探しの相談に乗ってもらったNですけど、今日の午前中はお時間ありますか?」と電話が入った。自分で見つけてきた物件の内見をしたい、ということで、「3時半までは予定が入っているので、それ以降でしたら大丈夫なんですが」と言うと、3時ころやってきた。

3時からは更新のお客様がみえるので早すぎたんだけど、ま、仕方ない。そのNさん、先日、うちの店で過去2番目に長い4時間半も世間話をした相手である。Nさんだけの所為ではないが「あの日、私の帰りが遅いので、うちのがそろそろ警察に捜索願を出そうかと思ってたみたいですよ」と言ってやった。

実は、その物件の管理会社が判らず、それを調べるだけで時間が掛かってしまった。私も過去に客付けしたことがある物件だったが、10年ほど前に売却されていて、今はいろんな業者が入居者を募集しているから管理会社がどこか判らない。レインズにもアットホームにも出てなくて、現地に行ってみたらゴミ置き場に消えそうな小さな文字で管理会社名が書かれていたので問い合わせたら管理会社だった。

現地対応の鍵が合っていなくて開かなくてアタフタしたが、安い賃料に見合わない良い部屋で、私ならもう1万高く設定しそうな部屋。建物は古いが希少な物件。なので、広告は出してなくても直ぐ決まることだろう。Nさんが「これは2〜3日考えてる間に無くなってしまいますよね」と言う。私もそう思う。今日は見るだけで決めないつもりでいたようだが、そのまま私と一緒に管理会社に行って申し込みを済ませた。

そんな話なら年に何回もあること、どうして昨日が「気分が良い一日」だったかと言うと・・・、

Nさんが、「私が2度も部屋探しを頼みに行っているのに、坂口さんは『あなたは一人暮らしをしないほうがいい。家を出ないで娘さん夫婦と一緒に暮らしていたほうがいいと思いますよ』と言って部屋探ししてくれませんでしたよね。それで、部屋を借りるなら坂口さんとこで決めようと思ったんですよ」と仰ったから、である。私は、自分がいくら儲かるかより、お客さんが喜んでくれることを優先する。結果的に利益にならなくても、お客さんが喜んでくれたらそのほうが幸せだし十分な見返りになる。

私のアドバイスの内容、Nさんも納得してはいたんだろうけど、「家を出る」という結論は変わらなかったようだ。最終的に、部屋を借りるかどうか、どの部屋にするかはお客さんご自身が決めることで、私は、なるだけ間違いのない選択をして頂けるようアドバイスするだけだから、それ以上は言わない。

もちろん、そのことを解かってくださるお客さんばかりでなく、(まだ書けないけど)一昨日の客みたいなのもいる。こっちの善意を逆手に取るような奴もいる。だから、Nさんのようなお客さんに出会うと凄く嬉しい。良い出会い一つだけで「良い一日」になる、ということ。なので、ちょっとお返しをした。

広告の下のほうを指さして、「ここに、AD1ヶ月またはフリーレント1ヶ月分も可、と書いてあるでしょ。ADというのはボーナスのことで私が貰えるもの。ですが、フリーレントを選んで家賃発生を4月からにしてもらいましょうね」と提案した。するとNさん、「これっぽっちの手数料にしかならないのに、そんなことしてくれなくていいですよお。ボーナスで取ってください」と辞退しようとするが、「そうですかあ、じゃ遠慮なく」と私が言うワケが無い。先日の、私の半田高校の後輩が決めた物件にもADが付いていたが、それも還元することにしている。自己満足と言われようと私は凄く幸せ。

ところで、管理会社で我々に対応してくださった年配の女性、たいへんな苦労人、だと思った。相手を思いやるお人柄が表情や言葉に現れていて、苦労していなければ、そしてそれが身に付いていなければ、あんなに温和なお人柄にはなれないだろう。そのことも昨日が「気分が良い一日」になった理由。

順番からすると、今日は嫌な一日になるのかなあ・・・、ま、いいや (^◇^)



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2020年02月04日

幸せな仕事

キレイなお姉さんの相手をさせて頂いた、ということではない。

母校(高校)の後輩の部屋探しである。後輩、と言っても半世紀という気が遠くなるような後輩で、私が現役の生徒だった頃は「タネにもなってなかった」ワケで、お母さんもまだ産まれてなかったかも。そのお母さん、息子さんの受験が数校続くので一緒に上京していた。それは私にとっても有り難い。

一昨年、半田高校創立100周年の行事の一環である文化祭(ひいらぎ祭)を訪問して、その際に新聞室を訪れ、後輩たちにも会ってきたのだが、そのうちの一人で、1年半も会わないうちにすっかり大人になっていた。新聞室員でありながら柔道もやっていて、その関係でどこの大学に行ったとしても「新宿区内」に住まなければならない事情が有って、住所が新宿区なら新宿の外れでもかまわない。それに合わせて、通うのに困らないよう受験する大学も選んでいる。第一志望は慶応とのこと。

母校は創立100周年記念だったが、ちょうど50年前に我々が生徒会執行部で文化祭や体育祭を企画して仕切っていたので、「今はどんなかな・・・」と興味が湧いて訪問したもの。その「ご縁」である。

昨日、候補の中から一件案内させて頂いて、部屋自体は気に入って頂いたのだが自転車置場が無い。敷地内にも周辺にも置く場所が無くて断念。今日、別の物件を内見してもらうために再び都内に出る。

幸い、後輩は堅実な考え方の持ち主で「しっかり自分というものを持っている」から商談がしやすい。ご両親の躾と教育の賜物だろう。ちなみに、お兄さんがいて京大生とか・・・、なるほどね。

昨日は帰りがラッシュ時に当たってしまい、久しぶりに超満員電車を経験した。車内を見渡すと、座っている人も立っている人もみんなスマホをいじっている。ウオークマンを聴いていたが、何もしないで立っていたのは私だけ。昔は座席でサラリーマンが新聞を小さく畳んで読んでいたが、今は一人もいない。

昨日はさすがに疲れて、9時には就寝して5時に目が覚めた。心地良い疲れではある。

よし、今日も頑張ろう (^^♪



てなワケで、記事の更新、飛び飛びになるかもです、すみません。一昨日の昼間、猛烈に気持ち悪くなって、どのみち30秒くらいで収まるのですが、嫌〜な感じで怖いものがあります。もう歳だもんなあ・・・。

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2020年01月07日

私にとってのビッグニュースが飛び込んできた (^^♪

この正月休み、もしかすると高齢入居者(お二人)が死亡するかも、との懸念があって、連絡が入ったならいつでも駆け付けられるよう心の準備をしていたので、自分の終活は何もできずに終わってしまった。

そんな中で、昨日、当社の休み明けの初日、とても嬉しいニュースが飛び込んできた。

3歳の時から更新契約で毎年お母さんと一緒にうちの店に来てくれているMちゃんから電話があって、「ご無沙汰してます、おめでとうございます」と切り出す。その声のトーンが明るい。用件を聞く前に「おめでたい話でしょ?」と訊くと、「そうなんです」とのこと。それで「結婚するな?」と突っ込むと、「はい、そうです」と言う。前々から「彼氏がいる」とは聞いていたし、Mちゃんも28歳だからそれしかない。

「それで、坂口さんを結婚式に招待させて頂きたいんですけど・・・」だと。挙式は9月27日の日曜日だから、だいぶ先ではある。「おめでとう。喜んで参列させて頂きます。場所が北海道でも沖縄でもかまわないし、交通費を出して、とも言わない。例えどんなに遠くても行かせてもらうね」とお受けした。念のため「どこで挙式するの?」と訊いてみたら、「豊洲です」だと。遠いな・・・、まあハワイより近いか (*´з`)

「でもね、いちおう言っておくけど、今までにお客さんの結婚式に招かれたことが2度あって、いずれも離婚しているから、3組目にならないでね」と釘を刺すと、「はい」と大笑い。貴乃花と宮沢りえのこともある。式がそんなに先だと何か起きたとしても不思議ではないから、心配と言えば心配。

Mちゃんから、「坂口さんには実の父よりお世話になったので是非出席して頂きたくて・・・」と言われてジーンときた。それはMちゃんから何度も言われてきたことだけど、もちろん、そんなハズは無い。でも、そんなふうに言われることは不動産屋冥利に尽きるしお世辞でも嬉しい。たいていは、不動産屋とお客さんとの関係は「依頼を受けてお部屋を紹介するだけ」のもの。私は3度目だけど、世間の同業者さんはどうなんだろ・・・。

たぶん、良し悪しは別として、私が個人経営で、お客さんのプライバシー(家庭の事情)なんかに深く立ち入って相談に乗ったり、一緒に旅行したりTDLなんかに遊びに行ったりしている不動産屋だからだろうな。大手業者の社員だったら、結婚式に招かれるなんてことは起きないのは間違いない。まあ全国的にも稀有なケースかも。嬉しそうに報告してくれるMちゃんの声を聴いていたらウルウルきてしまった。

ん?、待てよ・・・。簡単に受けちまったけど問題があったわ。礼服、作った時より太ってしまっているからウエストが入らないよなあ・・・。時間があるからダイエットして、間に合わなければ作ろう。

それにしてもメチャクチャ嬉しい。30年この仕事をしてきて本当に良かった (^^♪

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2019年02月16日

ちょっと重くなってきていた自律神経失調症の症状が消えた・・・

年明けから、程度の悪い滞納者への対応やら、入居者からの強引なリクエスト(私は具合が悪くて動けないからカードと通帳をアパートまで取りに来て銀行でカネを下ろしてきて頂戴 ⇒ 当然に、買い物もしてきて頂戴になる)とか、失恋3連発(?)とかで溜まったストレスは私のキャパオーバー状態。

滞納家賃や更新料の不足分を立替えたり生活費を貸したり、と、私は金融業ではないのだが・・・。

寝ていても、店で机に向かっていても、歩いていても、強烈な自律神経失調症の症状に見舞われて気持ちが悪くなる。と言っても「もどしそう」とかでなく、「もしかして心臓が止まるかな」という感じ。

昨日は午前中に事務仕事を片付けて、家で昼食をとったらそのまま横になろうと思って、うちのに布団を敷いておいてもらったが、そんな時に限って「これから更新契約に行くから」とのいきなりの電話。基本的にお客様の都合に合わせることにしているから急いで書類を整えた。そういうのは前日に連絡を頂けると助かる。まあ早めに来てくれたのでどうにか午前中に更新契約を終えたが、ちょっとキツかった。

「眠れないかな」と思っていたが、横になって直ぐに熟睡して、3時間半くらいして目が覚めて時計を見たら5時・・・。身支度してお店を閉めに行くと、ウィンドーの前でカップルが広告を写メしていた。なるほど・・・、「資料を頂けますか?」と訊かなくても、最近はそういう方法もあるんだ・・・、と思った。

鍵を開けながら「宜しければ資料を差し上げますよ」と声を掛け、中に入って頂き、それから7時過ぎまでお話をさせて頂いたが、半年に一組いらっしゃるかどうか、というくらいに人柄の良いカップル。これから結婚をされるようだが、幸せになれるのは間違いないと思った。とくに彼女、おキレイだし、昨今の若い女性のようなチャラさもなく落ち着いていて控えめ。「探せば簡単に見つけられるような女性」ではない。

失礼を承知で「美女と野獣だね」と言ってしまったが、ほんと、そういう感じ。話していて、彼も「誠実で優しい」と感じられたから、うまくいくと確信できる。そういう人たちに出会えるのは私も幸せ。

「もし立川で部屋探しをされるなら、〇〇不動産と〇〇不動産に行ってみるといいですよ。親切だし良心的ですから」と教えて差し上げた。私が自分の利益に拘ると「いい部屋」に巡り会えなくなるかも知れない。大切なのは「お客様が希望に適った部屋を見つけられるかどうか」であって、その後の相談にも乗らせて頂いたりしてお客様に喜んで頂ければ利益は後から付いてくるもの。それが「商売」だと思う。

不動産屋の仕事は、お客様の希望を詳しく伺ってすり合わせ、時にお客様の希望を(根拠を示して)修正して頂くこともあるけど、良い部屋を探す手助けをすること。間違っても(公告物件にADが付いているかどうかで判断して)自社の利益に誘導するような部屋選びをしてはならないもの。部屋が決まった後も(何かの相談は管理会社が受けるにしても)求められれば専門家としていろいろアドバイスしなければならない。当然に何かの責任を負わされることもある。だからこそ仲介料を頂ける。

と、書いてはいるけど、ほとんどはそこまで理詰めで仕事しているワケでなく、長年の経験による直感で判断することが多いし、それで失敗したことはほとんどない。あるとしたら「人を見誤った」くらい。

当然に商売しているんだし、こちらも食べて行かなければならないから「ご縁」があって当社で決まったなら嬉しい。正直なところ、「このお客さんはうちで決まらなくても、良い部屋が見つかってくれればいい」と思えるようなお客様もいらっしゃれば、「うん、うちの利益にしよう」と思えるお客さんもいる。それは相手の人柄による。昨日のお客様は前者。もちろん、彼女が美人だから、ではない (おい

いいお客様に出会えて、さっきまでの症状が失せてくれたのが何より有り難かった。

昨日、症状が消えたのにはもう一つワケがあるのだが、それはまたの機会に (*^_^*)

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2019年02月01日

たぁさんから「かもめの玉子」と岩谷堂羊羹がドーン!と届いた

うちで6回(もしかして7回?)も部屋を借りてくれて数年前に郷里の岩手に帰られた「たぁ」さんから、またまた「かもめの玉子」と岩谷堂羊羹がドーン!と届いた。

かもめの玉子」は期間限定のみかん味で4箱、岩谷堂羊羹はいつもの粒栗で4本。そんなに送ってくれるのは私の「バラ撒き魔」という性癖をよくご存じで、配られるのが前提になっているから。うちだけで食べるには多すぎて、もしうちだけで食べるとしたなら食べ終える前に次が届いてしまうほど。たぁさんは「かもめの玉子」の新バージョンが出るといつも岩谷堂羊羹と一緒に送ってくれる。

岩手に越されてから4年くらいかなあ・・・、その後も交誼が続いているのは嬉しい。

先日、私も伊勢丹の解体セールで見つけたチーズあられなんかを送っているが、どう考えても倍返し以上。いつもそうだから、申し訳ない、とは思わず、もしかして10万円現金で送れば20万円にして返してくるかも、と思ったりして・・・、なワケないか (^◇^)

うちのは無類の人間嫌いだが、たぁさんとは私と一緒に親しくさせてもらっている。言うなれば、家族以外にはけっして心を許さないド―ベルマンが尾っぽを振って懐いている感じかな。そういう人は数人しかいない。

あ・・・、うちのがド―ベルマンみたいに凶暴で怖い、と言ってるワケじゃないよ、怖いけど・・・ 💧

で、私が解体セールのあられを送った後で、たぁさんを激怒させるようなメールを送っていて、「怒」の文字が並んだ返信が届いたが、私は気にしていない。その後で「かもめの玉子」なんかを送ってきてくれるのだから本気で怒ってはいないと判る。たぁさんくらいじゃないかな、互いに「あれ送って」と頼んでも、お互いにカネを払わずにいて平気でいられる女性は・・・。普通なら信頼関係が崩れそうなもの。

たぁさんくらい、ということで言うと、もう一つ、こんなことが言える。

もしも私がたぁさんから嫌われるようなことがあったとしたら、その時は本当にダメな人間になっている、最低の人間にまで堕ちた、ということじゃないかと思っている。たぁさんの人を見る目、判断というものが私の価値を量るバロメーターになっている、ということ。だから、たぁさんに嫌われていないうちは私は人間としてまだまだ大丈夫なんだろう。男の友人には何人かいるが、女性では、たぁさんともう一人・・・、

伊勢丹のマネキンのUさん、である。Uさんも、長く販売員としていろんな客を見てきているから、あまり口には出さないが人物評価は厳しい。私が「まだ(私は)大丈夫?」と訊いたら、「大丈夫、私は本当に嫌ったら、たとえお客さんでも口を利かなくなるから」だと・・・。なら、まだ大丈夫か。

Uさんは、私が、UさんよりUさんが紹介してくださったお客さんでもある販売員のNさんを大切にしていることを喜んでくれていて、そういう関係が続いているうちは大丈夫かな、と思う。

商売の上でも、「この家主さんから縁を切られるようなら不動産屋をやめよう」と私が思っている家主さんが何人もいらっしゃる。そのことで、私は凄く恵まれている、と実感できる。

ちなみに、私がたぁさんに送った「たぁさんを激怒させるようなメール」の中身は、下ネタ系のキツイ冗談。普通なら縁切りどころか刃物で斬り付けられかねない内容で、近隣に住んでいたなら送ってなかったかも。迂闊に「これを言ったらお仕舞い」という地雷もなく、いや、本当はあるかもだけど、異性であるのに何でも安心して無造作に話せる間柄の友人は実に有り難い。と、自分で思っているだけで、深く傷つけてたりして(滝汗

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2019年01月18日

衝撃の事実・・・

毎年、ベンツのカレンダーがディーラーから送られてくるのを私に転送してくださるお客様がいる。ご自身がベンツに乗っていらっしゃるからだが、そのお客様、数年前に名古屋駅の近くの土地売却のお手伝いをさせて頂いたのだが、それ以降も厚誼を頂いていて、何かと気遣ってくださっている。

ベンツだけあってカレンダーは立派な作りで、名古屋から毎年送ってくださるだけでも相当に送料が掛かるもの。それで、先日伊勢丹で開かれた京都展の最終日に「竹取物語」と「茶の菓」を送らせて頂いたのだが、昨日、お礼の電話を頂いて、その中で衝撃の事実を知ることになった。

実は、以前に娘さんが京都にお住まいで、茶の菓は京都でしか買えないので京都に行く度に購入していたとかで、私が送った茶の菓を食べてみて、「今の茶の菓は15年前とは全く別のお菓子になってますね」だと。聞けば昔の茶の菓は今のものよりもっと抹茶の味が濃くて苦かったんだとか。それが抹茶好きの人にはとても好評だったそうだが、今の茶の菓は大人しい(万人受けする)味に変わったようだ。

私なんかは今のものでも十分に美味しいと思っているのだけど・・・、昔の茶の菓も食べてみたい気がする。言われてみれば、今の茶の菓は京都らしいお上品な味で、私の好みも濃い抹茶味だから。

で、一緒にお送りした「竹取物語」は初めてだったようで、「もの凄く美味しい」と大絶賛だった。そりゃあそうだろう、どこを切っても上質な黒豆と栗が出てくるし、岩屋堂羊羹の粒栗に匹敵すると思う。

「お礼に、今度私もおいしいものをお送りしますよ」とのことで、それはめっちゃ楽しみ。なぜなら、私は似非グルメの貧乏舌だが、お客様は正真正銘のグルメなんだから。どんな初めての味が届くんだろ・・・。

ところで、「またちょっとご相談があるんだけど・・・」とのこと。たまに愛車のベンツで上京されるので、「今度食事でもしましょう」とお誘いしている。もちろん、お連れする店はファミレスではない (^◇^)

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2019年01月13日

もっと早く伺えば良かったわ・・・

昨日のお昼、うちのと買い物に行っていたら携帯が鳴った。登録していない番号である。

出ると高齢のご婦人の声で「今、店の前に来ているのですが、お留守で・・・、何時頃戻られますか?」とのこと。「30分ほどで戻りますが・・・」と言うと、「難しいかと思いますが・・・、相談に乗って頂けますでしょうか?」と続ける。実に謙虚でいらっしゃって、それだけのやり取りでだいたい相談の内容を察したので、「ご心配には及びませんよ。何でもご遠慮なく仰ってください」と言ったら、もう涙声になっていた。

用事を済ませて急いで店に帰ったら、私が店に戻るまで床屋さんで時間をつぶしている、との話だったが、店の前でお待ちになっていた。中に入ってもらい、用件を伺うと、想像したとおりの内容。「高齢者だし、どこも貸してもらえないんじゃないかと思って・・・」と言うので、「そんなことはありません。必ず見つけますから安心してください」と言うと、涙を拭き始めた。涙もろいご婦人である。

「どこに行っても『うちじゃ貸せる部屋は有りませんね』と言われるものとばかり思っていました」と言う・・・。それで「うちは何軒目の不動産屋ですか?」と訊くと、「実は、ここ数日、この前の通りを何度も歩いていて、何となく、こちらに入ってみようと思ったので、こちらが初めてです」とのこと。数年に一人くらい、そういうお客さんがいる。過去には「吸い寄せられるように入りました」なんてお客さんもいた。

先日も、生活保護のお客さんで、やはり店の前から電話してきて、私がすぐには戻れなかったのに他の店には行かずに待っていてくれたお客さんがいて、「電話で話して、ここで決める、と思ってたから」とのこと。ご縁なんだろうけど、ここんとこ新規のお客さんは生活保護の人ばかり・・・。

で、状況を伺うと、いろいろ苦労なさっていた。ご主人を15年ほど前に亡くし、一人息子も後を追うようにくも膜下出血で失っている。今は天涯孤独の79歳で、驚いたことに、ちょうど一回り違いの兎年で誕生日は私と同じ。長くこの商売をしているが、私と同じ誕生日のお客様は初めて。

生活保護なのだが、引っ越し費用は役所からは出ないらしい。今のアパートは7年も入っているし、同じフロアの住人から嫌がらせを受けているので、交渉次第では契約金も引っ越し代も出るのでは、と思えた。「再度役所の担当者に交渉して、ダメならもう一度来てください。別の方法を考えましょうね」と言うと、また涙。

「ずっと悩んでいました。こんなことなら、もっと早くこちらに伺えば良かった・・・。不動産屋さんにこんなに優しくしてもらえるとは思わなかった」と泣いている・・・。不動産屋冥利に尽きるお言葉であるが・・・、私は現在「自己嫌悪」の真っ最中。そんなふうに褒めて頂けるような人間ではない。

「いえいえ、実は2面性も3面性も持っていて、相手によりけりなんですよ。家賃を滞納して不誠実に逃げ回ってる相手には、『テメエ、ふざけるな!』と怒鳴りつけることもありますから」と、言わなくてもいいことを言ったりして・・・。感激してもらって、泣きたいのは私のほうだった。

それにしても、店のウィンドーに(理由を添えて)「当店は武蔵村山市と立川市の生活保護受給者の方の部屋探しはいたしません」と貼り出しているのに、誰も見てくれていないみたい。ま、ご紹介とか来店されたなら門前払いはしないけど・・・。心中複雑ではあるが、必ず、良い部屋を見つけてあげよう。

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2018年11月05日

無報酬のハズの仕事が一転・・・

いつも、母親が社長を務める自社の社員やお子さんの友人が部屋探しをする際に当社を紹介してくださるご家族がいて、昨日も、ご紹介頂いたお客様(女性)を案内したのだが・・・、どう考えても審査が通らない内容。遠くない将来結婚する相手がいて、直ぐに同居するかも知れないが、事情があって、当面はパート勤めの彼女の名前で契約することになる、とのこと。う〜ん、それだと6万の2DKでも難しそう。

物件は本人も紹介者(社長の娘さん)もいろいろネットで見ていて、本人が「これが良さそう」という物件は、どう逆立ちしても審査が通らないと思われる物件。ま、なんとなれば裏技が無いワケではないのだが、いわゆる「無い物ねだり」の状態で、それは紹介者もよく解かっていて、「とりあえず現実を解からせるために本人に申し込みさせて、審査が通らない現実を突きつけて、そこから改めて部屋探しを始めましょう」、と仰る。

なので、(私が探したのではない)二つの物件の鍵の手配を私がして、昨日、決めてもらうつもりでなく話を壊すつもりで案内をしてきた。もちろん、本人だけは、私と紹介者の腹づもりは知らない。ま、いずれは当社で決まることになるだろうから気にしないし、時間を掛けて、本人たちが納得いく形の部屋探しが出来ればいい。相手の事情を酌みつつ、正しいアドバイスをするのが不動産屋の仕事。

物件は2件とも素晴らしい部屋で文句の付けようがないもの。そりゃあ「無い物ねだり」をしているんだからそうなる。昨日は仕事で来られなかった彼氏にスマホで写真や動画を撮ってデータを送信して、その場から電話して、本命でなかったほうの部屋が気に入り、「ここがいい、ここで決める」と言う・・・。

そこで、「正直、あなたの収入では審査が通らないと思いますよ。ご両親が働いているならご両親のどちらかが借主になって入居者は娘さん、ということでなら審査が通ると思います。或いは、彼と同居するのは先の話であったとしても、彼の名前で申し込めば審査が通るかも知れません」と提案してみた。

壊すつもりの話を纏めに掛かっている・・・、不動産屋は怖い (^◇^)

本人たちが「彼の名前で申し込む」ことに同意したので、「ならば、これから直接管理会社さんに行きましょう。顔を合わせておくことで審査が通りやすくなる、ということもありますから」と、紹介者と一緒に管理会社に行くことにした。車は・・・、当社は所有してないので紹介者の車で、である。

管理会社は当社の物件にも度々空室確認で電話をくださっている会社で、この機会にご挨拶もできるし、私にとっても好都合。管理会社に電話して「直ぐ伺う」旨を伝え、そちらで申込書を書いて頂いた。

保証会社の審査は通ると思う。保証会社の審査が通れば、家主さんの審査も通ることだろう。それにしても、うちの店は賃貸でも売買でも「お客さんが自分で探してきた(持ち込んできた)物件」で決まることが多く、私は全く物件探しをしてないのに仲介料を頂くことが多々ある。

この先、長く、いろんな相談に乗らせてもらう、ということでお返しさせて頂こう。





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2018年10月13日

近年、稀に見る(稀にしか見られない)お嬢さん

昨日は朝から重要な仕事のラッシュで、私としては珍しく夜9時近くまで商談。

その間に、ちょうどいい息抜きに、と伊勢丹に行ったら、馴染みのスタッフUさんからホワイトアスパラのピクルスと八丁味噌をドーンと大量に頂いた。なんでも、お中元売場を手伝っていた時にメーカーさんから頂いたものだとか。「ピクルスは独特の食感があってシャキシャキしていて美味しいから食べてみて」とのこと。Uさんは以前から、そんなふうにメーカーさんから頂いたものを私に下さっている。

プレミアムビールほぼ1ケースとか、シャーベットとか、極めつけはバレンタインのチョコ。ショコラティエ世界一になった菓子職人の作った「目玉が飛び出る」くらいの値段のチョコを二箱頂いたこともある。先日、地下に行った際に挨拶したら「こういうピクルスと八丁味噌があるんだけど、食べます?」と訊かれたので頂くことに。伊勢丹に行って何も買い物しないでいろいろ頂いてくるのは私くらいのものかも。

同僚Nさんが部屋探しをする際、私に紹介してくださったこともあった。そのNさん、明るく前向きに頑張っているし、紹介してくださったUさんよりNさんのほうを私は大切にしていて、何か美味しい物が手に入るとお裾分けしたりしている。Uさんはそのことを自分のことのように喜んでくださる仲間思いの人である。私は紹介者の顔は絶対に潰さないようにしていて、それを解かっていてくれるのは有り難い。

私が紹介した蜂蜜太郎が大好きで、二袋届けたら「Nに一袋届けてくる」とNさんの売り場まで届けに行くので、その間、私が売り場を担当することになった。幸い、お客さんは誰も来なかったから助かった。

誤解されるといけないので断っておくが、Uさんは売り場の商品を横流し(?)しているのでなく、自分が頂いたものを私に下さっているのである、念のため。

前置きが長くなったが、ようやく本題 (汗

昨日、古くからのお客様からお知り合いの部屋探しを依頼されて、南口のファミレスで夕方6時半に待ち合わせ。私が少し遅れて入っていくと、長身の女性がスッと立ち上がって私にお辞儀をする・・・。「あの人が不動産屋さんだよ」と言われたんだろうけど、それにしてもその凛とした姿の美しさというものは・・・、私は久しぶりに見た。だいたいが、そういう場合、私が席についてから座ったまま挨拶されるし。

立ち居振る舞いも素晴らしいけど、お世辞なんかでなく物凄い美人。そこに人柄の良さが滲み出ているから女性としてパーフェクト。今時こんなお嬢さんがいるんだ・・・、と、つい、うちの娘と比べて溜息が出る。紹介者の I さんは50歳過ぎだから、「どういうお知り合い?」と訊くと、趣味でやってる野球チームのマネージャーなんだとか。「球拾いでも何でもするからチームに入れてくれ」と言いたくなった。

何かのミスコンなんかに出ていたら間違いなく優勝していたであろうと思われる。ただ「顔が綺麗」 「プロポーションがいい」というだけなら他に幾らでもいると思うけど、奥ゆかしいし、性格の良さや教養が内面から滲み出ている・・・。今の日本ではほとんど絶滅危惧種のような女性。草野球のマネージャーなんかしているより婚活したほうがいいと思う。「花街の母」ではないが、女の盛りはアッと言う間なんだから (余計なお世話💧

で、今朝4時半に起きると、彼女からお礼のメールが入っていた。どこまでも行き届いている。それが自然に出来るのはご両親の躾の賜物だろう。てことは、私は子育てに失敗していることになるが。

まあ、だからということではないが(本当は「だから」であるが)良い部屋を紹介できるよう全力を尽くしたい。今回に限っては、紹介者 I さんのことは吹っ飛んでいる (おい)

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2018年09月22日

嬉しい訪問者

先日、店番をしていたら、静かにドアが開く気配・・・。見ると、うちのと同じくらいの年代の女性が、店に入って良いかどうか悩むかのように遠慮がちに立っていて、こう言う。

「私、20年くらい前にこちらで部屋探しをしてもらった〇〇と言います」

名前は出ないが顔に見覚えがある。「ああ、分かります、お顔、覚えてます。ごめんなさい、お名前は直ぐ浮かばなかったのですが、お顔は覚えています」と言うと、「良かったあ」と喜んでくれた。どんな条件でどんな部屋を紹介したか、までは思い出せないが、とにかくお顔だけは当時の面影が残っていて忘れてなかった。

「たまたまハローワークで紹介された会社に近々面接に行くことになって、下見をしておこうと思って前を通りかかったら、当時と会社の名前が変わっていて、でも坂口さんの名前が社名に付いているから、『ああ、独立なさったんだ』と思って、ならば挨拶していこうと・・・。思い切って寄って良かったあ」とのこと。

20年の間にいろいろあったみたいで、ま、それは「お互いに」ではあるけど、つもる話もあるので後日改めて寄ってもらうことにして、一昨日、ランチをご一緒した。「あの時にお話を伺っていた女性と結婚なさったんですか?」と訊かれたから、その頃そんな話までしていたんだ・・・、と冷や汗。はい、結婚しましたですよ (^◇^)

ランチを済ませて再び店に寄ってもらい、いろいろお話しさせて頂いた。こういうのは大手業者では有り得ない話。だいいち、その時の社員が20年後にまだ会社に残っている、なんてことは無いし。私と話して少し肩の荷が下りたみたいで、「また寄らせてもらっていいですか?」と訊く。「もちろんですよ」と答えると、「ほんと、お寄りして良かったです」と満面の笑みで喜んでくれた。

いろいろあるけど、うちの店はこういうお客様に支えられている、と思う。

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2018年07月14日

とても有り難いお話

昨日、そろそろ店を閉めようか・・・、と思っていた時間に、ドアが開いた。

見ると、若い男性で、営業ではなく、当社にしては珍しく飛び込みのお客様のよう。

ちょうど売掛台帳に記帳していたところだったので少し待って頂き、用件を伺うと、店舗をお探しとのこと。それから2時間ほど(8時頃まで)商談をしていた。なんでも、独立をお考えのようである。住んでいるのは東京ではない。どうして立川に?、ということもあって、いろいろお話をしている中で、うちの店に来てくださったのは「お客さんの紹介」ではなく、駅から軒並み不動産屋に飛び込んでいて、という話でもないのが判った。うちにおみえになる前に行った不動産業者から、「この道を下っていった左側に小さな店ですが良い業者さんがありますので、そちらでも相談してみたら如何でしょう」と勧められたようだ。

話していて、同業者が「こんな客は相手にしたくない」と思って当社に(嫌がらせで)押し付けた、ということでは無さそう。条件もハッキリしているし、理解力もあって人柄も良さそう。適当な物件さえ見つかれば割とスンナリ決まりそう。お客様の予算からして20万くらいの手数料になるかも知れない。それでいて当社に行くよう勧めた、ということは、その業種が「この街では飽和状態にある」から、そういうことを私からも説明してもらいたい、ということでは、と思っている。もちろん、そういうのも大歓迎である。

「どちらのお店で紹介されたか、とかは言えませんし、こちらのお店の名前を言われたワケではありませんが、たぶん、こちらの店のことで間違いないと思います」とのこと。ま、だいたい予測はつくし、凄く嬉しい話。

で、お客様の現在の勤務の状況、家族構成なども伺って、独立する時期が今で良いのか、どういう形態で商売をするのか、独立しないという選択肢もあるのか、等々、突っ込んで話をさせて頂いた。もちろん、「独立はやめます」だと当社の利益にはならないのだが、私はそれで全然かまわない。当社がいくら儲けられるかより、独立して成功するかどうか、「独立する決断が正しかった」と後で思えるかどうかが重要。ただし、部屋探しも店舗探しも、良い物件が見つかるかどうかはタイミングや(お客様の持つ)運に掛かっていることが多い。

聞くところによると、他からも「新規出店する店の店長として来てくれないか」との誘いもあるらしい。当然に、それも選択肢に入れて考える必要がある。一国一城の主になることは誰もが夢みることだが、自分だけでなく、家族にとっても大きな賭けになる。慎重の上にも慎重に検討しなければならない。

いちおう物件を検索して資料を3枚お渡しして、とりあえずお帰り頂いた。何らかの結論が出るまでには数ヶ月掛かるかも知れない。ゆっくり相談に乗らせて頂くつもりである。

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2018年03月14日

めっちゃ嬉しい電話

一昨日に続いて昨日も「和田京子不動産HPの誤り」の記事だけで2571件のアクセス・・・。今朝もまだ勢いは続いていて、テレビの影響は凄まじい。私はただ「商売はフェアにやろうよ」と言いたいだけだが。

さて、昨日、お客様と電話で話しているとキャッチホンの音・・・。「誰からだろ」と思ったが、電話を切ることは出来ずに、後で着信履歴を見てみたら・・・、4年前に当社で部屋探しをさせて頂いた秋田の娘さんのお母様からだった。直ぐに折り返しの電話をすると、娘さんの卒業式で上京されていて、たまたま今日と明日だけ時間があるので会えませんか?、というお誘い。それはめっちゃ嬉しい。

私は、携帯電話の番号登録数1000件のほとんどを使ってしまっている。正直、退去なさったお客様であっても消さずに残している方もいる。それは、何かで相談の電話が入った際、発信者の名前が表示されていると、わずか数秒でも「心の準備」が出来るから。同業者さんからであっても同じ。会社名で「どの物件への問い合わせか」はだいたい解かるし、嫌な相手からだと身構える時間が欲しかったりして。

そのお客様は、娘さんだけでなくお母様も登録していて、そういうケースは少ない。そのお母様からの電話がどうして嬉しいか、と言うと、お姉さんが当社の管理物件に他社からの申し込みで入居していたのだが、4年前に妹さんが東京の大学に入学される際の部屋探しを私に依頼してくださったから。お姉さんの時の私との接点は、私の店で契約をしただけ。お部屋を紹介して案内をしたのは別の業者だから、そういう場合はその業者に妹さんの部屋探しを依頼するハズ。それが、どういうワケか私に依頼してくださった。その業者・・・、私は「こいつだけは赦さない」と思っている会社だから尚のこと嬉しかった。

妹さん、初めてお会いした時に「凄くキレイな黒髪だなあ・・・」と感じたので、「その黒髪、大切にしてね」と伝えると、「大学に入ったら染めたいと思っているんです」と仰っていたので、今頃は「行け行けドンドン」の金髪にしているかも。お母様からは「手え出すなよ」(誇張してでなく言われた言葉そのまんま)と言われていたが一度だけ食事に誘おうとしたことがある。それは・・・、3年半前のこと。

TDLの「クラブ33」にお連れしようと思ったのだが・・・、警戒されていたのか嫌われていたのか不明だが電話にお出にならず折り返しも無かったので、しつこく誘うのも憚られてその後は電話しなかった。たぶん私の電話番号を登録してなくて「不審者から掛かってきた」と思ったのでは・・・、まあ、そう思いたい。今日、お母様とランチするので、「けっして手を出すつもりは無かった」と弁明しておこう。

「久しぶりに会うのでお互いに顔が判らないといけないから、目印に、脇の下にスポーツ新聞でも挟んで立ってましょうか?」と言うと、「大丈夫よ、私も4年前より太ってるけど」とのこと、ハァ・・・。待ち合わせ場所から離れたところから様子を窺って、一緒にランチして良い相手かどうか判断するのもアリかも。

待てよ・・・、今日と明日だけ時間がある・・・。あのアマ、私を暇つぶしの相手として使う気かも (^◇^)

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2018年03月07日

二つ買っておいて、余った手土産が役に立った

ご縁があって、昨日は隣県まで「家を売却したい」というお客様をご紹介頂いて行ってきた。

事前に地図をコピーして持参したが・・・、その地図が役に立たない。住宅地で、道は直線ではなく細くて、しかも目標物が無い。今から35年ほど前、川越に使いに出されて浦和に行っていたほどの方向音痴の私が、地図一つで辿り着こうとしたのが無謀だった。ではあるが、迷ったら人に訊けばいい。

本来なら15分で行けるところを45分掛かっても見つからない。すぐ近所まで来ているのであろうが、このあたりにお住いと思しき何人かの方に「〇〇西の3丁目21というのはどちら方向でしょうか?」と訊くも、どなたも判らない。犬を散歩している人に訊いても判らないのである。

まいったなあ・・・、約束は5時だけどもう5時半だし・・・、お相手はご自分のお宅で待っていらっしゃって「隣の土地建物を売りたい」ということなので寒い中を待たせているワケではないのだが、気になる。後で話すことになるのだが、(不動産屋なのに)電話して「道に迷ってます」とは言いたくない。

困っていたら、年配の奥様が玄関先で植木に水をやっていらっしゃるのに遭遇した。それで尋ねると、「このあたりが22なんですけど・・・、ちょっとお待ちくださいね」と私に声を掛けて、家の中に入っていった。しばらくして何やら冊子を手にして出てきたのだが、町内会の名簿であった。「えっと・・・、21の班長さんは小川さんで・・・、ここを道なりに真っ直ぐ行ったところの左側のお宅で・・・、あ、〇〇さん、有りますね。ああ、ああ、それなら、その先の角を左に曲がって、あとは道なりです。しばらく行った角あたりがそうですね。とにかく、そこを左に曲がったらあとは道なりです」と丁寧に教えてくれた。そこまでして頂くと「有り難うございました」という言葉だけでは申し訳ない。そこで気が付いた。

私は手土産のお菓子を二つ持ってきていた。一つはお客様のお宅に、一つは、一緒に売買を手伝って頂く業者さん向けに、であった。だが、その業者さん、目的地の駅から電話して判ったのだが、この時期になんと火・水と連休を取っていたのである。ということは・・・、手土産が一つ余ることになる。

それで、「丁寧に教えて頂いて助かりました。実は(こういう事情で)手土産が一つ余ってしまいます。なので宜しければお食べになって頂けますでしょうか?」と言うと、「とんでもない、私は道を教えただけですから」と恐縮して辞退なさる・・・。だが、そうして頂けると私も助かるから受けて頂いた。

知らない土地で親切を受けると嬉しいもの。私なんかも、現地まで一緒に案内したり探したり、以前は車でお連れしたこともある。ただし、恩着せがましい私のことだから見返りは欲しい。それは・・・、笑顔。それが何よりの報酬で、その後は「いい気分」で仕事ができるから私のほうが得るものが大きいかも。

はぁ・・・、わたしゃ 喪黒福造か・・・(^◇^)

売買の話は始まったばかり。いいご縁もあったし、上手く進むことだろう。

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2018年01月27日

5年に一度の素晴らしいご夫婦

10日ほど前の出来事。家でランチをとっていると携帯に電話が入った。「今、お店の前にいるんですが、いつ頃戻りますか?」と言う。「30分くらいで戻ります」と伝え、店に戻ると直ぐにやってきた。

「さっき電話した者ですが・・・」と若いご夫婦が来店。入ってくる時から頗る感じが良い。「そこに貼ってある貸家はまだ有りますか?、先日見て、気になっていて・・・」とのこと。それは一週間ほど前に申し込みが入って募集が終わっていた物件。私が「済」シールを貼り忘れていたのだ。

平謝りして、どんな条件で探しているか訊き、内見した物件があるかどうか尋ねると、一件貸家を見てきたとのこと。図面を見せてもらうと、管理会社は私が良く知っている会社。ご主人は現在求職中で、近日中には就職先が決まりそうだが、管理会社からは「今は保証会社の審査が通らないと思います」と言われたとか。物件は良さそうだったので、「管理会社はいい業者さんですよ。もし(就職したばかり、ということで)審査が下りそうもない、ということでしたら私が管理会社の社長に直談判して差し上げますから心配しないで大丈夫ですよ」と伝えた。このご夫婦なら大丈夫、と確信できたから、である。

いっぽう、詳しく事情を伺うと、ご主人の実家に入るという選択肢もあって、私はむしろそちらを勧めた。もちろん、どちらのケースになっても私には一銭も入ってこないことになるが、私はそれでかまわない。お客さんが喜んでくれれば利益は後からついてくるものだから目先の利益には拘らない。その姿勢こそが、場所も良いとは言えない小さな店が今まで25年も生き残ることができた理由だと思っている。

これもご縁なので今後も何かあったら相談に乗らせて頂くつもりである。それにしても、5年に一組、今までの不動産業歴の中でも5本の指に入るベストカップルであった。人柄は何よりの処世術になる。

posted by poohpapa at 05:12| Comment(4) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする