2013年11月06日

やや遅めの新米の季節

うちはお米はスーパーなどでは買わない。岩手の実家で義父が定年退職後に小さな田圃を買い取って自給自足をしていて、食べきれないであろう分を送って頂いている。作柄の悪い年もあるので毎年というワケにはいかないが、新米が獲れると30キロ送ってくださる。最初の30キロは頂いていて、その先の追加分は義父といえども代金を払っている。もちろん、タダでも快く送って頂けるのだろうが、ふだん「お小遣い」など差し上げていないからちょうどいい口実になる。実家のほうでも通帳など確認していないようで、送金しなくても気付かないくらいだが、だからといって惚けるつもりも無い。

実家の米は無農薬(使っていても必要最少限)で、天日で1ヶ月も乾燥させているから本当に美味しい。

その新米を、毎年30キロ送らせて頂いているお客さんが一人いる。以前も書いたが、ある町で現在は生活保護を受けて暮らしている老婦人Tさんである。10年ほど前、当社で管理するアパートに20代後半の一人娘と入居してきたが、程なくして娘さんは脳腫瘍で亡くなっている。ご主人はそのずっと前に他界。持ち前の明るい性格で友人も多かったが、自分も周りも歳を取っているから段々と減っている。

現在は市会議員の勧めで当社の管理アパートから都営住宅に移られたが、その後で電話したら、「月末になると生活費が足りなくなるんで、三度の食事は塩むすびで過ごしてるよ。福祉のお世話で生きさせてもらってるから贅沢は言えないからさ。それでも感謝しないと・・・」と言っていた。僅かに残っている預金の通帳も全て役所に渡しているような馬鹿正直な人である。

その市の生活保護費は一定でなく人によって差があるらしい。基準があって、というのでなく、窓口で大声を出す人が多く貰っているようだ。理不尽な話で、Tさんに「私が役所に行って話をつけてきてあげようか」と言うと、「そんなことされちゃうとあちこちに迷惑が掛かるからいいよ〜」と固辞する。

退去時の敷金清算の際には「市のお世話になってるから私が貰うワケにはいかない。市で管理してる通帳に振り込んで」と言っていたが、「生活保護を受けてても、それくらいのヘソクリが無ければイザという時に困るんだから現金で持ってなさいよ」と強く言い聞かせて現金でお返しした、なんてこともあった。

以前は千葉で酒屋をやっていて、生活費が足りなくなってカネを借りに来た近所の人に快く貸してあげたりもしていたようだが、それでも、近くにディスカウントの酒量販店ができると、みんな少しでも安く買おうとしてビールの箱を抱えて店の前を通っていったりしていたとか・・・。さぞかし寂しかったことだろう。

そんな人だから「毎年、新米の季節が来たら30キロお送りしよう」と決めたのだ。ただ単に気の毒なお年寄りは他にも何人もいるが、私が送っているのはTさんだけ。全員にしていたら破産してしまうし・・・。

先日、「届いたよ」と電話があった。「来週あたり挨拶に伺いたいんだけど行っていいかなあ」と訊くので、「来なくていいよ。皺くちゃの顔なんか見たくもないし、俺、これでも忙しいから来ても店にいないよ」と言ってやった。いつものように「行く」「来ないでくれ」の応酬を繰り返していたが、「手ぶらで来るなら来てもいいけど、何か持ってくるなら店に入れないよ」ということで、来ることだけは了解した。

私からすれば、Tさんを「人生の善行と悪行の帳尻合わせ」に使わせてもらっているだけのこと。何度も書いているが、「人間、50歳を過ぎたら自分の職責を通して社会に恩返しをする」のが理想的な生き方。それくらいのことで差し引き0にはならないだろうが、無理せず出来ることをすれば良い、と思っている。

歳を取ってきて「寂しいこと」はいろいろあるだろうけど、周りに自分のことを気に掛けてくれている人がいる、ということが何よりの励みと希望に繋がるもの、と私が信じているから、ということもある。

何より、Tさんは私に「この人のお役に立ちたい」と思わせる人である。Tさんには「実家の両親がいつまで米作りをしていられるか分からないし、作柄が悪くて送れない年もあるかも知れないけど、これからもずっと送らせてもらうからね」と伝えてある。

そして、これも「ご縁」、である。私のことを嫌ったり恨んだり軽蔑している人もいる、と知っているけど、それも「そういうご縁」であって仕方ない。たいていは自分は反省することなく一方的に非難してくるが、互いに、せっかくの出会いを「良いご縁」に出来なかっただけのことなんだろう。

私はここで強く訴えたい。

私が優しく思い遣るのは、けっしてキレイなお姉さんばかりではない、ということ。努々誤解なきようわーい(嬉しい顔)


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2013年11月05日

長文ばかりの私らしくない「今までで一番短い記事」、のプチ続編

先日の超美人のお客様、契約に来てくださった際、私が保険の書類を渡し間違えてしまい、翌日再度来店して頂いた。「こちらから伺います」とお伝えしたのだが、お客様のほうから来てくださって、思いもかけず再びお目に掛かれることになった。うちのは「わざとじゃないの?」と言うが、なワケ無い、ほんとわーい(嬉しい顔)

契約時の改まった洋服でなくラフな格好であったが美人は何を着ても似合う。まるで「洋服のほうから合わせてくれる」かのように自然に決まっている。美人でない人は高級なスーツを着てもスーツに負けてしまって浮くだけだし、ラフな格好をすれば洋服に合わせて品格も一緒に落ちる、気の毒なくらいに・・・。

本来は私のミスなのだから私が伺うべきところだったので、申し訳ないので店の冷蔵庫に入れてあった冷凍の「叙叙苑の焼肉ライスバーガー」を2個差し上げた。それ、さすがに滅茶苦茶美味しくて、伊勢丹の地下に出てる時に纏め買いをしていて、家の冷凍庫に入りきらないので店に在庫しているのだが、ちょうど良かった。「一つでいいです」と遠慮がちに言っていて、その控えめな姿がまた美しさに拍車をかける。これが美しくない人だと「子供が3人いるので・・・」などと言いかねない。実際、言われたことあるし。

隣町の飲食店で働いてるとのことで、「ぜひ来てください」と言うので、近々友人を誘って売り上げに貢献してこようと思う。そうだ、来週の火曜日あたりランチに行ってこよう、よし、決めた!るんるん


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2013年11月02日

長文ばかりの私らしくない「今までで一番短い記事」

昨日、「5年に一人」くらいの美しいお客さんがいらっしゃった。日頃のストレスが一気に吹っ飛んだるんるん



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2013年07月18日

デリヘル(デリバリーヘルス;風俗店)の店長が来店して

うちの店の直ぐ近所に事務所があるデリヘルの店長が来店した。「駐車場を探してほしい」とのことで、少し世間話をしていて「この人物なら信用しても大丈夫」と思えたので何件か紹介することにした。

これは、その中で交わした会話。

店長は以前は我々とご同業。2年ほど多摩郊外の不動産屋に勤めていて、縁あって風俗業界に転職した。今の店の名前は世間一般の常識からは「悪徳不動産」という名前に負けず劣らず「オイオイ」という店名で面白いが、ここには書かない。デリヘルなので、常時「女性たち」が店に詰めているワケでなく、客から派遣の要請があれば「本日の出勤表」と照らして「本日OK」の登録女性を派遣するシステム。てことは、女性たちは一店とだけ契約していたのでは、待っていても「いつお声が掛かるか」分からないから、複数の店舗に登録している可能性もあるのでは、と思う。

店長の話では、登録している女性のほとんどが「人妻」とのこと。昼間11時から16時までが派遣可能な時間帯、ということで、最終が16時というのは「それから2時間かかる仕事」だからギリギリ旦那の帰宅に間に合う時間、ということなんだろう。中には20時から翌朝4時までの時間も可、という女性もいるようで、旦那が「夜勤のある仕事」をしているのかも。と言うか、何も知らない亭主が汗水たらして、女房子供のためにあちこちに頭を下げて働いている間に、デリヘルで「たった2時間で亭主の何倍も稼ぐ」のだから、女は楽でいい。好みのタイプの男じゃなくても2時間「目を瞑っていれば良い」のだし。

駅周辺の高級なレストランでもランチしている客の80%以上は女とか女同士で、私なんかはいつもそいつらのテーブルをひっくり返したくなる。女性には女性の、母親には母親の苦労はあるものだろうが、それでいて「女性の権利の向上を!」もないもんだ。世の中、今でも十分に女のほうが恵まれているのだから。

男女の不平等なんて、何に着目するか、で変わってくるもの。何でもかんでも男女(の権利)を同じにしたら新たな不平等を生み出すもの。誰かを過分に保護すれば、誰かが不利益を蒙る「逆差別」に繋がるのだし。

ま、それはともかく、私は風俗嬢を見下しているのではない。むしろ、それも「立派な職業」と思っている。問題は「そういう職業に就く動機と目的」である。店長によれば「8割以上がカネですよ」とのこと。贅沢がしたいとか、借金を返済するためとか、子供にカネが掛かるからとか、いずれにしてもカネ絡みで、残りが「それ以外」の理由らしいのだが、「それ以外」というのはナンだろう・・・。「ナンとなく風俗に興味を持った」とか「どうせヒマだしHが大好きだし」、ということなんだろうか。

まったくもって「けしからん話」である。私はそういうのは絶対に赦せない。今度、犠牲的精神で私が客になって、誰か指名して呼んで説教をしてやろうと思う。もちろん、することを済ませた上で、ではあるがたらーっ(汗)

私が「登録している女性は何人ぐらいいるの?」と訊くと、「50人くらいいます」とのこと。「オタクに登録している女性たちの中にお勧めの人妻さんはいますか?」と訊いたら・・・、

しばしの沈黙の後、「まあ、いますよ」とのこと・・・。それで「やっぱし、いねえんだ・・・」と解かるわーい(嬉しい顔)

だいたいが、美貌に自信があったら他の仕事を見つけるだろうし、店のHPのイメージ写真を信じて指名して呼んでみたら「話が違うじゃない!」なんてことザラにあるんだろ。カネに困って「体を売る」ことにした女性が「飛び切りの美人だった」なんてこと、あるワケないんだし。それで文句は言えないものだけど。

もしも私が「大らかで包容力がありそうな人妻さんで」とリクエストして、やってきたのが「うちの」だったら洒落にならない。デリヘル嬢を呼んだら娘が来た、なんて話も訊くし。そこまでいかなくても、ご近所の顔見知りの奥さんだったり、うちのお客さんだったら目も当てられない。何かあったらリスクは高い。

女性たちは地元の店でなく何駅か離れた所にある店に登録してるんだろうけど。「三鷹や八王子あたりなら大丈夫だろ」と踏んで地元から離れた場所で呼んだのに「顔見知り」が来たらビックリするだろうな。可能性が無いとは言えないし。その場合、どっちが相手を恐喝できる立場になるんだろ・・・(*^^)v

そうだ、「デリヘルを頼むなら、せめて千葉か横浜まで行こう」、って、そういう問題じゃないかふらふら


posted by poohpapa at 06:32| Comment(16) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月09日

今も気になっている、ある老婦人

ここ数日は猛暑日が続いているが、これは今から半年前の真冬の出来事。

夕方、駅前の銀行に行って戻ると、店の前に高齢のご婦人が立っていた。熱心に貼紙広告を見つめているが、遠目に見て、部屋探しするようにも見えないし、子供か孫の部屋探しの下調べに来たのかな、と思い、「こんにちは、お寒いですから宜しければ中にお入りください。資料のコピーなども差し上げますよ」と言うと、私に続いて店に入ってきた。椅子に掛けると、こう訊く。

「あそこの紙に書いてあるフレッツ光って何ですか?」、と。

70代半ばと思われるご婦人からいきなりそんな質問が出るとは思わなかったが、詳しく教えて差し上げた。私が「どなたの部屋探しですか?」と訊ねると、少し間をおいて、「私のなんです・・・」とのこと。

どう見ても働いているようには見えないし、「うわあ、貸して頂ける部屋なんて無いかも。困ったなあ・・・」と思ったが、理解してくださる家主さんを探せるかも知れないし、いちおう詳しく希望条件を伺ってみた。すると、老婦人の口から出たのは希望条件というより身の上話であった。

こう言ってはナンだが、どうせ暇な店である。歳相応の気品もあって人柄の良さそうなこの老婦人にとことん付き合うことにした。「差し支えなければ詳しくご事情をお聞かせ願えますか?」と言うと、老婦人は言葉を選びながら、ゆっくりと話し始めた。それによれば・・・、

今お住まいになっているのは持ち家やアパートではなく有料の老人ホームのような施設で、80歳近いご主人と何年もそこで暮らしていて、子供さんや身寄りはいない、とのこと。ホームの環境が過酷で「これならいっそ民間のアパートで暮らしたほうがマシ」と考えて部屋探しをしているワケでもない。ホームの管理人さんは優しい人で、「いつまでもいてくださいね」と仰ってくださっているし、月々の費用が支払えなくなったワケでもないらしい。ならばどうして??、と不思議に思っていたのだが・・・、実は、ご主人をホームに残して自分だけで一人暮らしを始めよう、ということだったのだ。

「主人とは結婚して50年以上になります。子供はいません。主人は大きな会社に勤めていましたが、頑固一徹な人で、家では私を自分の思い通りに動かそうとして、私の気持ちなど何も聞いてはくれませんでした。会社を定年で辞めて、僅かな貯えで今のホームに入ってからもずっと亭主関白で、私は逆らったりすることなど今まで一度も出来ませんでした。今になって、『私の人生って何だったんだろう』と思うようになりました。今からでも主人と離れて何か好きなことをしたい、好きなように生きてみたい、その為にはホームを出て一人で暮らそう、と考えました。それで、不動産屋さんの前に貼ってある広告を見ていました」

老婦人はご主人との離婚は考えていないようだった。財産がどうの、ということではなく、今からでも自分を取り戻したいと願っているだけ、だとよく解かった。よくある熟年離婚で「亭主が定年退職して給料を持って帰らなくなったなら用はない。財産分けで貰えるものを貰って好きに生きさせてもらおう」という身勝手な女どもとはまるで違っていて、ずっと我慢に我慢を重ねて耐えていたものが一気に沸騰したんだろう。

老婦人の身の上話は1時間以上に及んだが、私は苦ではなかった。勝手な言い分だけを延々聞かされていたなら「いいかげん帰ってくれ!」と腹も立つものだろうが、どの話もよく理解できるものだったから。私は若くてキレイなお姉さんと話すのも(同じ話を繰り返さない限り)お年寄りと話すのも好きである(*^^)v

一通り話して落ち着いた頃合いを計って、私はこう言った。互いに何を話したかは今もよく覚えている。

「お気持ちはよく解かりますよ。私なんかも、うちのにしょっちゅう『もう少し自由な時間が欲しい』と言われてますから。ご主人が頑固で奥様のことを気遣ってくれないのは、裏を返せば奥様に甘えていて、信頼している証、と言えなくもないかも知れません。ですが、そうであっても、奥様からすれば腹に据えかねることばかりだったことでしょうね。男はいくつになっても子供です。ご主人からすれば、いつも傍にいてくれる奥様がいなくなって初めて自分が今までしてきたことの現実を突きつけられることになります。それはいい気味かも知れませんが、失礼ながら、お互いにもうやり直すには歳を取りすぎていますし、きっと一人になったら寂しさが込み上げてくるのでは、と思います。私はこれが商売ですから、『部屋を探して』と言われれば頑張って探しますが、もう一度ゆっくり考えてみては如何でしょう。それでも『我慢できない』ということでしたらまたお越しになってください。部屋探しでなくても、私で良ければ愚痴でも何でも聞かせて頂きますので、いつでもご遠慮なくどうぞ」、と。

ご主人は典型的な「釣り上げた魚に餌はやらない」タイプの男なんだろう。再三書いているが、夫婦の間では全く逆でなければならないもの、つまり、釣り上げたからこそ餌を与えなければならないものなのだ。ご主人は情けないくらいに相手(奥様)の気持ちが考えられない人なんだろう。感謝することを知らないし、知っていても上手く表現することができなかったりして・・・。「よく今まで連れ添ってくれたもの」と感謝すべきなのだが、奥様が「ホームを出る」と伝えたなら逆上するかも知れない。もしその時が来たなら、奥様は最低限の身の回りのものだけ持って黙ってホームを出て行くんだろう・・・。寂しい話である。

老婦人は「今まで、誰かにこんなにいっぱい話を聞いてもらったのは初めてです。有り難うございました」と礼を言って帰っていった。こういうのは自分が経営者だからこそできるもの。もっと言うなら私にしかできないことかも知れない。歩合で働いているワケではないし、手数料になるかどうか、とか、いくら稼げるか、なんて考えなくてもいいから自分の判断と責任でできることだし。言うまでもなく、「AD付きますか?」などと当たり前のように訊いてくる営業マンや業者には絶対に無理であろう。

かっこよく言うなら「(人に使われていても)人間、50歳を過ぎたら利益の追求はほどほどにして自分の職責を通して社会に恩返ししながら生きていくべき」なんだと思う。「不動産業協会が公益法人」だなんて所詮は嘘っぱちの欺瞞で、私は時に、たった一人で公益法人をやっているようなもの、と自負している。ま、ただの自己満足かも知れないが・・・たらーっ(汗)


思い留まったのか、その後、老婦人は店に姿を見せない。どうしていらっしゃるか、気掛かりではある。







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2013年06月22日

「殺すよ!」の客さんのその後と、本日の私の予定(*^^)v

一昨日、向かいのDホームに案内してもらったお客さん、南口の物件で決まりそう、とのこと(ホッ)わーい(嬉しい顔)

営業のSさんも(普通の独身の営業さんより)生活が掛かっているし、良かった良かった(*^^)v

実はそのお客さん、別の不動産会社で保証会社の審査が通らないことで部屋探しを断られていたのだが、不思議なことに、Dホームで同じ保証会社に申し込んで審査が通っている。何か違いがあるんだろう。

一言で言えば「丁寧に仕事をしているかどうか」、つまり「お客さんに対して誠実かどうか」だと思う。Dホームはお客さんをぞんざいに扱ったりはしないので、これからも私の体調が悪い時や、私とは相性が悪いお客さんはDホームにお願いしよう。もちろん「お客さんを回しただけで手数料を貰う」ことはしない。うちで決まらないで他社で決まることになるのなら、仲良くしている業者さんで決まって欲しいだけのこと。

Dホームを最近定年退職したNさんも「ワケあり」のお客さんの相手を得意としていたが、新人のSさんもNさんに負けず劣らず上手いと思う。昨日、たまたまDホームに行っていた時、別のお客さんの相手をしていて、その様子を聞かせてもらったが、かなり「出来る」と思った。後で話を聞くと、お客さんの性格や内容を的確に分析できていたし、社長や店との相性も良さそうで、私まで嬉しくなる。


自営業は辛いことも多いけど、反面、気楽でもある。相手したくない客が来たなら私の意思で適当にあしらってお帰り頂くこともできる。めったに飛び込みのお客さんなどないのに私は客を選んでいる。全部のお客さんに全力で誠心誠意、なんてことはできないから。ハートのある(通じる)お客さんだけ相手にしていても食べていけるし。それでは事業は大きくならないけど今以上の苦労はしたくないので現状で充分に満足。

鍵を掛けて駅前の銀行に出かけて帰ってきて、店頭に貼ってある広告を見ている人がいても、パッと雰囲気を見て、「このお客さんの相手をしたくないな」と思ったら、通り過ぎてお客さんが離れるのを待ってから店に入る。40年以上も営業をしているとだいたい分かる。声を掛けても「あ、見てるだけですから」と言う人もいるけど、まあ8割方は第一印象で決まってくるし結果は当たっていると思う。うちのウインドウから離れて向かいのDホームに行って、そこで決まったとしても全然OK。


実は今日、一週間ほど前、私が出掛けようとしてドアを開けた時に貼紙広告を見ていたお客さんが来店する。約束があって出るところだったが、「宜しければ資料を差し上げますよ」と声を掛けたらお店に入ってくださって、いろいろお話させて頂いたお客さんである。「うちとご縁があるお客さん」だとピーンときた。

「このお客さんは他(の不動産屋)には行かない人だろうな・・・」と直感したし。名刺と資料をお渡ししてお帰り頂き、昨日、ご連絡があった。実はこの一週間の間に、そのお客さんにとって最適の物件をいくつか用意して、当社管理の物件の家主さんとの家賃交渉なども済ませておいた。考えられないくらいの破格の値引きである。72000円の募集に対して、私が交渉したのは60000円。家主さんに、メリット・デメリット、お客さんの人柄などを丁寧に説明させて頂いたので、家主さんも快く了解してくださった。

当社管理の物件ではない部屋も、管理会社さんと下交渉は済ませてある。こちらも破格の値引きである。それらは「借手市場だから当然の値引き」ではなく、いずれも私との信頼関係から成立したものだと思う。不動産屋はお客さんに見えないところでお客さんのためにいろんな配慮をしていることがあるし、業者間や家主さんとの信頼関係が良くも悪しくもお客さんに影響してくることもある。実に奥の深い仕事である。


今日、もう一人、別のお客さんがおみえになるが、先のお客さんは当社の管理物件で、後のお客さんはお仲間さんの管理物件で決まると思う。私に「頑張って交渉して差し上げよう」と思わせる人柄を二人ともお持ちだったということで、私はただ「自分が食べるために成約に向けて交渉しただけ」のことなのだが。

何度も書いているが、うちの店に限らず、「人柄の良いお客さんは結局得をする」ものだと思う。

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2013年06月19日

お客様の人柄で気分良く残業させて頂いた(*^^)v

昨日は、私にしては珍しく夜9時半まで仕事をしていた。当社の管理物件に申し込みを入れてくださったお客様が、仕事が忙しく、日割発生直前の昨日の夜8時でなければ来店できないとのこと。いつもの私ならアッサリ「営業時間は原則6時までですし、契約となるとそこから1時間はかかるので、どこかの昼間で時間が取れませんか?」と言ってしまうものだが、このお客様は頗る感じが良い方で、契約に至るまでにいろいろあったので、「けっこうですよ」とお受けしたのだ。どのみち不動産屋は「夜討ち朝駆け」なんだし。

6時過ぎにいったん家に戻り、夕食を済ませて8時5分前に店に戻ると、約束通り8時過ぎに来てくれた。案内の途中でいろんな説明を済ませていたので契約も簡単に進んだのだが、それでも1時間半かかった。ま、いつものペースである。私が言うのもナンだが、私は(見下しているのでなく)「相手は素人、契約書に謳われている内容など解からなくて当たり前」という気持ちで接しているので、どこを重点的に説明したら良いのか、お客様が何を知りたいか、など先回りして説明するようにしている。だからである。

契約をする際には、「解からないことがあれば私の話を遮って質問して頂いてもかまいません。たとえ署名押印を済ませて家に帰った後でも、『アレどういう意味だったっけ』『なんとなくコレは納得いかないかな』という疑問が出てきたら遠慮なく電話してください。間違っても『私はちゃんと説明したでしょ。あなた納得して判を押したんでしょ!?』などとは言いません。私は日常的にこの仕事をしていますので契約書など見なくても説明できますが、お客様は素人です。私の説明を一度聞いて全て理解できたとしたらそのほうがおかしいのです。むしろ疑問をそのままにされるほうが私にとっては辛いのです」、と伝えているし。

もちろん世間話も挿むから、おっつけ契約時間は長くなる。以前は夕方来店してもらったお客さんの契約で、日付が変わっていたこともあった。何もトラブルなどなくても、で、まさにギネス級であるたらーっ(汗)

で、このお客様、多摩郊外のアパートの1階の部屋を(仕事の関係でなかなか時間が合わなくて)ご自身で見て頂いたことがある。その時は断りが入った。それも当然であった。その物件の101号室の入居者がだらしなく、ゴミ袋を玄関前に放り出していたりしていて、家主さんに鍵を開けておいて頂くよう依頼する際に「見ておいてくださるよう」お願いしていたのだが、それでもダメだったようだ。そのアパートは全4部屋のうち半分は◎イブル、半分は当社で管理している。だらしない客は◎イブルの客である。101号室は当社で管理していたが、◎イブルが先だって亡くなられた家主さん(ご主人)に取り入って直接申し込みを入れていた。まあ、そんなことは今に始まったことではない。カネになるならどんな客でも入れる会社だし。

お客さんというものは「断る」となったら冷たいもので、ほとんど後は梨の礫になる。だがこのお客様は違っていた。心の篭った丁寧なメールを頂いたのだ。そこには私なりの配慮に対する感謝の言葉が綴られていてとても感激した。元々がアットホームからの問い合わせが始まりで、まだ一度もお会いしていない。ふつうならこれでご縁が切れて別の不動産屋に行かれてしまうもの。「ご縁があった」ということなんだろう。

今回、201号室を◎イブル、102号室を当社で募集していて、その102号室は断られたのだが、お客様の条件としてはそのアパートは合っていたので、こう伝えた。「実は当社の管理ではありませんが、201号室も空いています。家主さんにお願いすれば102号と同じ条件で貸して頂けると思います。202号室は当社のお客様で、とても感じの良い青年です。宜しければ改めて201号室を見て頂けませんか?」と。

後日、今度は私が案内して201号室で申し込みを頂けることになった。◎イブルを通さず直接、である。私はこの仕事を25年間していて、他社の管理物件を横取りしたり管理会社を通さず直接申し込みを入れたことなど一度もない。◎イブルには他にも腹にすえかねていることもあったので、まあ許されるだろう、と自分では思っている。これにより201号室も当社で管理することになった。101号室が退去すれば全室当社管理になる。そうすれば、アパートの壁面に貼ってある◎イブルの看板広告も外せることになる。

いろんな経緯とお客様の人柄で、「このお客様に対しては出来る限りの便宜を図って差し上げよう」と思った次第である。以前に一度ご来店頂いた際には「コーヒーがダメ」とのことでペットボトルの水をお出ししたが、今回は冷やした「お〜い お茶」と、例の「オハナベーカリー」の美味しいパンを用意させて頂いた。時間が時間なのでお腹も空くだろうし・・・。

と、ここまで書くと、そのお客様って、もしかして・・・、と勘ぐる読み手さんもいるだろうけど、

はい、美人の看護師さんですけど、それがナニか!?わーい(嬉しい顔)


posted by poohpapa at 07:05| Comment(14) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月21日

昨日来店してくださった中国人と韓国人

当社の管理物件に中国人の家族から申し込みが入った。部屋は、例の「中国人の業者が中国人客を案内して電気点けっぱなし、窓開けっ放しにされてしまったアパート」である。問い合わせをしてきた業者さんにはその話もして、「もしかすると審査が下りないかも知れませんが、お客様の内容を拝見してから家主さんと相談してみます」と伝えておいた。たいていはその時点でテンションが下がって案内もして頂けなくなるものだろうが、業者さんはチャレンジャーであった(*^^)v

実は、私は当社に飛び込みで来店したお客さんに、よく「大手さんで部屋探しをするなら、A社とM社とH社はやめたほうがいいでしょう。大手で、良心的なのはP社ですよ」と話していて、そのP社である。

業者さんからの申込書のFAXに添え書きが付いていて「とても人柄が良い方なので宜しくお願いします」とのこと。そういうのは大事である。元々が私は「何度騙されても人を信じたい」タイプの人間なので、私同様に中国人に嫌悪感を持っていらっしゃる家主さんを説得して審査を通して昨日の契約を待っていた。

来店した中国人は、「日本人の中にもあれほどの人格者はいないかも」と思わせる人物で、上辺だけで言っているのでなく、日本にいて今の日中間の外交的な軋轢や反日暴動に心を痛めているようであった。私が日頃から言っているように「自分が母国を代表している」という意識をしっかり持っている人である。

契約が終わり、直ぐに家主さんに報告すると、家主さんも安心してとても喜んでくださった。


夕方になると、今度は先日の記事の韓国人営業レディが上司を伴ってやってきた。うへっ、私は新人研修に協力するつもりで機種名などのアンケートに答えただけなのに、提案書を持ってくるって!?

その上司、店に入るなり「社長さんのブログ、以前から拝見してました」だと!ちっ(怒った顔)

「汚ったねえ」である。ブロガー心理を突いて最初にしっかり外堀を埋めやがった。こういう奴は信用できない。どうせ社名から検索してブログに当たって、いくつかの記事を流し読みして話を合わせているだけだろう。魂胆がミエミエで姑息である。以前取材に来てくださった某新聞社の若い女性記者さんは、いくつか質問するだけのために私の本まで購入して相当に古い過去ログまで読んでいてくださったのだが、それに比べたら、この上司の言葉の軽いこと、「適当にあしらって早々にお帰り頂こう」と思っていたのだが・・・、

ちょっと違っていた。

いや、どうせマトモに読んではいないのだろうが、ハートがある。部下に対する思いやりに溢れているのだ。もしかすると「大事な部下が変態不動産屋の餌食にならないように」と、私を見極めにきたのかもたらーっ(汗)

彼女を面接して採用したのもその上司なんだとか。最初は(書類選考の段階で)少し迷ったそうだが、とにかく面接してみようと考え、面接してその上司の判断で決めたとのこと。先日のブログで私は、彼女が「本当は不動産会社に就職したかった」と言っていて、それに対して宅建試験を受けるよう勧めた、と書いているが、ということは「会社を辞めなさい」と言っていることになるのだが、そんなことが書いてあれば「勝手なことを言わないでくれ」と上司はカチーンとくるもの。だが、その上司は違っていたのだ。

「社員が夢を持っているのは良いことで、その夢の実現に向かって本人が努力するのなら、会社(上司)としても応援してあげたい」と言うのだ。つまり、それだと過程や結果によっては社員が退社してしまうことになるのだが、「それでも良い」と言うのだから何とも懐が深い。今時そんな会社は少ないだろう。

会社側はいつまでも社員を縛り付けておく気はないのだから、逆に、使い捨てにしない方針であることも分かる。ならば社員が会社に見切りをつけて辞めていくことも少ないだろう。辞めていくとしたら会社に見切りをつけたのでなく、自らに見切りをつけたから、であろう。もちろん、本人は気付かないだろうけど。

実は、せっかくお持ち頂いた提案書だが、1時間以上も話していてもその話は全く出ず、最後に資料を置いていったのみ、である。当社への営業戦略としてはそれが正しい、と私も思う。

ああいう上司なら彼女を上手く導いて伸ばしていってくれることだろう。それは嬉しかった。ある意味、会社も社員も「顧客が育てる」部分が大きいと思う。それに気付かない企業や営業マンも多いが、たいていは淘汰されてしまうことになる。私は、いい営業マンが来てくれたなら、そういう面での協力は惜しまない。我々営業に最も必要なもの、それは「商品知識」よりも「感謝の心」と「ハート」なんだと思う。

昨日はもう一つ面白いことがあった。彼女が「先日お伺いした時にボールペンを持ち帰ってしまいました」と返してくれたのだ。そんなボールペンなど気にして頂くことなどないのだが、人柄がよく表れている。もし、わざと、だったとしたら凄い。これは営業テクニックとして使えるかもわーい(嬉しい顔)

ナンと言っても、相手は韓国人だから「後で返す」なんてことは今までの経験では有り得ないこと。そのことでハッキリ分かるのは、彼女のご両親が立派な方である、ということ。いろんな若者と話したり接していて、「親はどんな育て方をしたんだ!」と呆れたり、ちょっと話しただけでも「ご両親の立派な人柄が伝わってくる」ことがある。これは、彼女より「そういう人に育てたご両親が偉い」と思う。ま、それほど感心することでなく日本人であれば当たり前のことなのかも知れないのだが。

正直に返してくれたので、交換に、昨年私がミュンヘンのBMW博物館で購入したボールペンをあげることにした。今夏のドイツ旅行で、現地ガイドさんが忘れていなければ「3本買っておいてくれるハズ」だから。

ちなみに、そのボールペンがこれ(既出)で、とくに高級品ではないが、さすがにBMW、センスがいい。

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話していて、彼女が上司を信頼しているのがよく伝わってきた。そういうのはとても気持ちが良い。その会社の前途は磐石だろう。社員を使い捨てすることなく、しっかり「人材」として考えているのだから。


今、私は思っているし、期待もしている。

この、たった一人の若くて謙虚な韓国人女性が、もしかすると、長いこと私の心に深く巣食っている嫌韓意識を変えさせてくれることになるのかも・・・、と。

国同士の政治や外交問題、歴史認識問題は置いておいて、日中韓においてはとくに、正しい(正常な)お付き合いをする為には民間でのハートのある交流や信頼関係の構築から始めなければならないものだろう。残念ながら日本人も含めて、そういう意識の足を引っ張る人たちは多い。気が遠くなるような作業ではある。


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2013年04月10日

嬉しいご訪問とご依頼(*^^)v

うちのお客様で、絶対に不義理をしない女性社長がいる。私より若く、関西から離婚を機に上京して起業し、今は従業員を25人も雇っているバリバリの経営者だ。

先日、「社長には一文の得にもならない話やけど、頼みたいことがあるんやけど・・・」と電話があった。ご本人は遠慮してそう仰るが、得にならないような話を持ち込むような人ではない。よしんばそうであったとしても、相手がその社長なら全くかまわない。

「仕事終わってから行きたいんやけど何時までやってはる?」と訊くので、「前もってご連絡頂ければ何時でもお待ちしてますよ」と言うと、その日のうちに連絡をくれ、夜には来てくれた。社長の持ち味は「行動が早い」ということで、口に出したら直ぐ実行するタイプ。それは私も見習わなければ、と思う。

相談の内容は「今年こそ宅建の試験に合格したいんやけど、どないしたらええ?」とのこと。社長の会社は不動産会社ではない。だが、ここでは書かないが職種の関係上、不動産絡みの商談がよく入ってくるらしい。なので新しい事業展開を考えているようだ。「宅建の試験に通ったらいろいろ協力してくれへんかなあ」とのことで、もちろん、私のほうこそ大歓迎である。

それで、さしあたってテキストの選び方などを相談に来たのだが、ついでに「うちの会社に来て講師してくれへん?」との依頼を受けた。まあ、大手建設会社の宅建講座で講師を務めさせてもらった経験はあるが、もう20年も昔の話だし、私が教えていたのは宅建業法の分野だけ、今ではそれも覚束ないだろう。もちろん社長のことだから私をタダで使おうなどと思ってないし、むしろ法外な講師料を払うつもりでいると分かっていて、今の私には有り難い話だが、逆に迷惑をかけたくないので講師の話は辞退させて頂いた。

昨年も社員に受けさせようとして、街の宅建教室から講師を招いて会社で終業後に勉強させていたようだが、講義中に頻繁に取引先から電話が入ったりして勉強に集中できず、あえなく全員が撃沈。今年こそ誓いも新たに・・・、と言いたいところだが、このまま行けば去年の二の舞になるのは間違いない。講師は無理だが、テキストの選び方と勉強の進め方だけ教えさせて頂くことにした。

実は私には、テキストや勉強の進め方以上に気になっていることがある。社長は気前が良いから教材費など全部会社負担にしているが、そもそも「それが間違い」だと思う。テキスト代くらい身銭を切らせなければ途中で投げ出してしまうもの。近いうちに会社に出向いて最初だけ「お話」をさせて頂くことになったので、社員からは恨まれるかも知れないが、「教科書無償化廃止」の方向で検討して頂くつもりでいるわーい(嬉しい顔)

ところで、この社長、どこでどう見つけてくるのか不思議な人脈を持っている。取引した相手が皆この社長のファンになっている。社長のほうからモノ欲しそうに何か頼まなくても向こうから「役に立ちたい」と寄ってくるようだ。なので営業活動をしなくても仕事が絶えることがない。と言うか、営業マンが一人もいない。それでいて右肩上がりの業績で、社員も増やしていっている・・・。

私には理由が解かるような気がする。社長は母子家庭である。右も左も分からない東京で、ただがむしゃらに頑張っている姿が危なっかしくて、相手に「放っておけない」と思わせてしまうんだろう。もう一つ、これが一番大きいのだが、この社長は決して「不義理をしない」人である。ちょっと取引しただけでもそんなことは直ぐ解かるものだから相手が安心してくれる、その人間性が魅力なのだ。私もそう思っているし。

社長に、「今年も全員不合格だといいな。そしたら私を雇ってよ。もう自分でやるの疲れたから」と言うと、「いいよ」と二つ返事で受けてくれたのだが・・・、私はもう世間での定年の年齢を過ぎていたんだったたらーっ(汗)

社員の誰かが合格して業協会に入ることになったら、うちの立川支部を紹介しよう。社長は元々が関西人であるから、支部の運営方針に「そんなんおかしいわ」と私以上に文句を言ってくれるだろう(爆)


お店をしていて、稀に「このお客さんは本当に大切にしよう」と思える人と出会えることがある。社長はそういう人である。私は全てのお客さんや家主さんが平等に大切、なんて綺麗事は言わない。儲けさせてくれるか、損か得かということでなく、それは人間性の問題で、それに尽きる。不動産屋だって人間だから。



posted by poohpapa at 07:51| Comment(10) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月02日

こんな客、申し込みを貰ってもお断り

当社で管理させて頂いているアパートの駐車場が2台分空いている。昨日、同業者さんから「外部の人に駐車場を貸してもらうワケにいかないでしょうか?」との問い合わせが入った。

家主さんからは「外部の人に貸してもいいですよ」とのご了解を以前から頂いている。ただし、部屋数が6で駐車場は3台分。たまたま現在の入居者で車を所有している人は一人しかおらず、それで2台分空いているのだが、先々入居者の人が車を買うかも知れないし、空室募集に際して駐車場が有るのと無いのとでは大きな違いが出るもの。その時に外部の契約者に「入居者が使うことになったから契約を解除して明け渡してくれ」とは言えない。例え駐車場料金の1万そこそこでも毎月のことになれば大きいのだが、全部埋めないで入居者のために空けておいたほうが良いとは思う。家主さんはそれも了解してくださっている。

なので積極的に外部の人向けに「駐車場空き有り」で募集はしないが、それもご縁なので、お声が掛かれば外部の人に借りて頂いてもいいかな、と思っていた。それでも「一台分は空けておこう」とは思うが。

他にも理由がある。入居者の親族や友人が車で訪ねてきた時に、空いている駐車スペースがあると非常に便利で喜んで頂けるから、である。そういうことで少しでも長く入居してくれるなら、目先の駐車場料金を求めるより利益が大きくなる。幸い、家主さんはそのあたりも十分に理解してくださっている。

別のアパートでは、家主さんが「全室に一台」の駐車場を確保するために現在は車を持っていない入居者がいつ「車を買うので駐車場を借りたい」と言ってきてもいいように、不足分の駐車場を外部で借りて家主さんが駐車場料金をずっと負担し続けているくらいで、それくらい駐車場の確保は募集に影響するもの。

なので、問い合わせてきた業者さんに「一台ならいいですよ」と伝えていたのだが・・・、

再び電話が掛かってきて「さっき仰っていた保証金1ヶ月、ゼロになりませんかね」とのこと。なんでも、その客は他も当たっていて、いちおう当社のアパートが一番近くて便利らしいのだが・・・、「駆け引きしている場合か!」、である。保証金は1ヶ月分で、たかだか1万円である。しかも解約して何事も無く明け渡せば全額戻ってくる。家主さんの立場になれば保証金を1ヶ月でも預かっていれば少しは心強いものだし。

おそらくは「自分のほうが優位」という感覚なんだろう・・・。もし保証金を預けることに同意して申し込んできたとしても断ろう、と思っている。相手のことを考えないような客なら、ラインからはみ出して停めたりするかも知れないし。そういうケチな客には世間の常識を思い知らせたほうがいいだろう。

その場合、先に断ってしまうのでなく、「申し込みすれば借りられるもの」と客が決め込んで申し込んできてから審査で落とすほうが効果的であろう。自分が得することだけしか考えないで、カネを払うから自分は客、申し込めば断られない、と短絡的に考えるような奴には貸さない。私はそういう不動産屋である。




posted by poohpapa at 07:52| Comment(8) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月26日

女子大生さんが卒業でご実家に戻ることになって

このブログの読み手さんで、以前に国立市でお嬢さんの部屋探しをさせて頂いた千葉のNさん、お嬢さんが卒業されるのでアパートを引き払うことになり、昨日、奥様と娘さんと3人でご挨拶に寄ってくださった。

久しぶりのご対面ではあるが、昨日も一昨日も会っていたかのように会話に入っていけるのが嬉しい。しかもたくさん手土産を持参してくださった。そのうちの一つが、私が「日本一美味しい」と思っている谷津ロールである。虫の知らせとでも言うか、この一月あまり「谷津ロールが食べたい・・・」と何度も頭を過ぎっていたので尚のこと有り難かった。

なぜ谷津ロールを思い出していたか、と言うと、ここんとこ物産展なんかでいろんなロールケーキをよく目にしていたからで、見てはいてもまず買わない。チラッと見ただけで「谷津ロールの上を行く」とはとても思えないからで、そうなってくると無性に谷津ロールが食べたくなるのが人情ふらふら

だからNさんご家族の訪問も嬉しかったが、また谷津ロールが食べられることに大感激であったわーい(嬉しい顔)

Nさんは私が谷津ロールが大好きなのをもちろんご存知で、と言うか、私に谷津ロールを教えてくださったのがNさんで、以前もドーンと10本も送って頂いていたくらいで、わざわざ回り道までして購入し、お届けくださったお気持ちも凄く嬉しい。こっちはとくに何もお役に立っていないというのに、谷津ロール以外にもいろいろ揃えてくださって・・・。

そういえば2年前、お嬢さんの部屋の合鍵をお預かりしていて、一度「紛失してしまった」とかで店まで取りに来て頂いて、それ以降はお預かりしていなかったのだが、考えてみれば「私が預かっているより道に落として紛失してしまったほうがよっぽど安心」と言えなくもないたらーっ(汗)

で、久しぶりにお目にかかったNさんの娘さんはすっかり大人びて綺麗になっていた。2年という月日はアッと言う間で、よそ様の娘さんの成長は驚くほど早く感じられる。たった2年で、である。

「立川まで出てくることがあったら絶対に寄ってね、飯くらい奢るから。何人お友だち連れてきてもいいよ」と言ったのだが、待てよ・・・・・、うちの娘の例もあるから全員が大食漢だったらヤバイかもあせあせ(飛び散る汗)

Nさんのご家族は今も時折り四街道の「びすとろビアンコ」さんに通っていらっしゃるようだ。私は「都内を横断して」なので普段はなかなか行けないが、機会があればいつかご一緒させて頂こうと思う。

Nさんと奥様とお嬢さんのお陰で(申し込みのキャンセルも入ったが)昨日はとても幸せな一日だったるんるん

posted by poohpapa at 06:59| Comment(4) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月18日

こんなことがあるもんだ・・・

一昨日当社の物件を案内したお客さん、昨日他社の物件を案内してもらってそれで決めるのかと思いきや、「昨日の(当社の)物件で決めます」との電話があった。ついては「今日契約したい」とのこと。

へ???、スマホで見せてもらった限りでは相当にいい物件で、そっちで決まるものとばかり思っていたのだが、写真ほどキレイではなく、洗濯機置場も小さかったようだ。お客さんが先方の業者に「昨日案内してもらった不動産屋さんが『明日見せてもらう物件のほうがいいから、それで決めたほうがいい』と言ってました」と言うと驚いていたとか・・・。まあ、そりゃあ驚くとは思う。

青年が言うには、「僕が『断りにくそう』だと感じたのか、『お客さんにとっては昨日の物件のほうがいいのかも知れませんね・・・』と言ってくれました」とのこと。それには逆にこっちが驚いた。

互いに「足を引っ張り合う」のがこの業界の常であって、うちは、先代社長が立川支部の元支部長をやっていたほどの会社に汚いやり方で管理物件を取られたこともある。それくらいだから「互いに譲り合う」なんてことは万に一つもない、と言っても過言ではないほど卑しく浅ましい業界なのだ。だから意外であった。

家賃の更なる値下げとエアコンの新規設置と日割の発生を遅らせてくれるよう家主さんにお願いすると快く応じてくださって、お客さんも凄く喜んでくれたのだが、一番喜んだのは私であることは間違いないわーい(嬉しい顔)

お仲間さんのご配慮のお陰で、夕方、約束どおりやって来た青年と無事に契約を完了することができた。こういうのは三者とも互いに気持ち良い。青年もこれで今日は安心して高山に帰ってくれるだろう。

これから当社とその青年との新しく長い付き合いが始まる。それは今から実に楽しみである。

posted by poohpapa at 06:09| Comment(6) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月17日

飛騨高山から来てくれた好青年

当社のネット広告を見て問い合わせしてくれた青年が昨日、遥々岐阜県の飛騨高山から当社を訪れた。

電話でも頗る感じ良かったが、会ってみると稀にみる好青年だった。長旅で疲れてもいただろうが、東京に出てくることなった経緯やらいろんな世間話を1時間ほどしてようやくに本題の部屋探しに入ることにたらーっ(汗)

概略を説明して「今日はこっちで泊まるの?。高山にはいつ帰ることにしているの?」と訊くと、「明日、別の不動産屋さんでもう一件見せてもらうことになっていて、明後日帰ります」とのこと。

それで、「その物件の資料、今持ってる?」と訊くと「紙ではなくスマホに入っています」と言って見せてくれたのだが・・・、正直、写真で見る限りは当社の物件よりキレイで圧倒的に良さそうに思えた。

「今回の上京で決めて帰りたいんだよね。だったら、うちの物件は見なくていいから、こっちの物件で決めちゃいなよ。うちのことは気にしなくていいから」と言うと驚いていた。家主さんから物件をお預かりしていて、管理会社としての責任もあるのだから早く決めたいのはヤマヤマだが、どう考えても他社の物件のほうがいいのに当社の物件をゴリ押しするワケにもいかない。これから長く暮らすことになるのだし、先ずお客さんのことを考えてあげなければ不動産屋としての社会的な責任は果たせない。

と、カッコ良く言っているが・・・、私も食べて行かなければならないから常にそうしているワケではない。この青年に「このお客様の役に立たせて頂こう」と私に思わせるものが備わっていたからに他ならない。それに、この時期、タッチの差で他のお客さんに決められてしまう、ということも無いとは言えない。

当社の物件も礼敷0で家賃も格安だが、同じ条件なら他社の紹介物件のほうが優っているのは明白だった。そうは言っても比較対象になる物件がなくては判断しにくいだろうから車で片道30分かけて当社の物件も見て頂くことにした。もちろん物件の長所と短所は説明させて頂いたが判断するのはお客様である。

なんてことはない、私は「お客さんが他社の紹介物件で決めるようサポートしている」ことになるふらふら

帰りは最寄の駅までお送りしたが、とても喜んで帰っていってくれた。「電話で問い合わせた時に感じ良かったんですけど、猫を被ってるだけかも知れないから店に入るまでドキドキでした。でも、本当に親切にして頂いて有り難うございました」と言う。去って行く後姿に「いい社会人になりなさいよ」と声を掛けた。

あ〜あ、昨日も「経費だけ掛けて売り上げはゼロ」である。経営者は私なんだし、ま、いっかわーい(嬉しい顔)


posted by poohpapa at 06:53| Comment(2) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月23日

店仕舞い間近に来店されたお客様

昨日は早く帰って休もう、と決めていたのですが、「そろそろ帰ろうか」と思ったところに飛び込みの中年の男性が・・・。

地方から単身赴任していらっしゃる方で、「ワンルームで良い」とのことですから当社で決まっても手数料的には大きくありません。ですが、人柄がとても良かったですね。

何故うちみたいな小さな店に入ってきてくださったのか理由を伺うと・・・、

ドアのところに貼ってある「部屋探しを始める前に」と「部屋探し10個条」というのを読んだから、とのこと。それらは、今から20年以上も昔、私がある雑誌社の企画で書いたもので、今でもお客様が部屋探しをする際の参考になるであろう内容です。それで「ここに入ってみよう」と思われたとか・・・。

実は年に何人かいらっしゃいますね、そういうお客様。よく「ご予算の大小に関係なくお気軽にご相談ください」と出来合いのシートを貼ってある店がありまして、無いよりマシですが、それだと不十分ですね。手作り感が無いので「本当にそう思っていてくれてるのか」疑われかねません。貼るなら手書きで、です。

今は皆さんネットで部屋探しをする時代で、いきなり飛び込みで来店されるお客様は貴重です。一人でも多くのお客様に来店して頂く(先ず店内に入って頂く)為にはそういう工夫も必要なんだと思います。

もともとは私が作ったものですが、これを専売特許にするつもりはありませんので、他の業者さんがお使いになってもOKでして、そのうち当サイトでも全文を紹介したいと思っています。ご自由にお遣い頂ければと思います。ただし、お店の状況に合わせてアレンジして頂くことをお勧めします。今の時代には合わない部分もあるでしょうし。

もちろん、他のお店がマネしてお客さんを全部とられてしまう、というなら「ご自由に」とは言いません。大勢に全く影響が無いのが分かっているから言うのですが・・・わーい(嬉しい顔)

まあね、いろんなお店でマネをし始めたなら、うちは貼紙の上に大きく「元祖」と貼りますから(爆)


昨日のお客様からは3〜4日の日にちを頂きました。それまでに数件の候補を探して、後日ゆっくり案内させて頂くことにしました。たぶん、当社で決めてくださることでしょうるんるん



 すみません、コメントの返信、もう少々お待ちくださいね。今日もゆっくり休みますのでたらーっ(汗)



posted by poohpapa at 07:00| Comment(0) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月23日

懐かしい訪問者

昨日、お店に懐かしい訪問客があった。朝一番に、先々月、息子さんの急逝で郷里の山形に帰ることになったSさんがひょこっと入ってきた。「こっちの医者に掛かるついで」とのことと「昨日まで千葉の松戸で仕事していた」ということもあったようだ。山形に定着しているものとばかり思っていたが仕事は今も出稼ぎ中心らしい。だが、ついででも何でもそういう訪問は嬉しい。たいていは退去と同時に縁が切れてしまう。

そして午後は、高校時代の新聞室(新聞部ではない)の後輩のM君。奥様と義妹さんもご一緒。

奥様のご実家(東京の隣県)の売却の依頼である。最近まで地元の大手不動産会社に専属専任媒介で依頼していたが1年以上経っても埒が明かず、相談を受けたものである。専属専任の期限が切れる際に「更新はしない」旨を伝えると、担当者の上司から「具体的な進捗をみないのは、売主さん側が売却価格を更に下げないことに原因がある。これだけ長期間にわたって売却できない物件はこちらからもお断りしたい」と言われたとか。不思議なことを言う業者だ。

経緯の詳細を見せてもらったが、M君サイドは数回にわたり価格を下げている。たぶん担当者の進言に従っているものだろうから上司の認識は間違っていると思う。それに、商売をしているなら「絶対に言ってはならない一言」だと思う。それではまるで「客はアンタばかりではないよ」と言ってるようなもので、私なら、長く決まらない部屋の家主さんから管理を打ち切られたとしても「決まらないのは家主さんが家賃を下げないのが原因で、こちらからお断りしたいくらいだった」とは言わない。たとえ腹の中でそう思っていても、「力不足でお役に立てなくて済みませんでした」と言うものだろう。

私はその大手不動産会社よりもっと厳しい現状を話していて、大幅に値下げしてもらうことも了解して頂いたのだから、古くからの友人、ということがあったとしても、大手不動産会社は「売主さんとの意思の疎通の為の努力」を怠っていた、と解かる。そして、もう一つ、大切なことがある。

物件はかなり老朽化した古家である。だが、売主さんからすれば幼少時代から嫁ぐまでを過ごした「今は亡きご両親との思い出の家」である。業者からすれば数ある委任物件の一つに過ぎなくても、売主さんには思い入れがあるもの。そういう思いを理解して大切にしながら商談を進める、ということが求められるだろう。そこに思い至らなければ売主さんとの信頼関係は築けないもの。ちゃんと配慮が為されていれば、よほど偏屈な売主でない限り担当者の意見に耳を傾けてくれるものだろう。

うちでお役に立てるかどうかはまだ解からないが、できる限りのことはしたいと思う。

ところで、M君と会うのはおよそ40年ぶりであった。にも関わらず、昨日も一昨日も会っていたかのように話すことが出来る。M君は私以上に変わっていない。体格は多少丸みを帯びたが高校時代のままである。東京時代は一流企業に勤めていて、54歳で退社して田舎(愛知県半田市)に戻り、今はアパート経営で悠々自適の生活を送っている。訊けば3LDKの部屋が12室で、そのうちの一室は自己使用とか。

駐車場2台付きで家賃は9万。てことは、残債は不明だが満室なら毎月99万も入ってくる計算だ。もちろん経費も掛かるだろうが、M君の表情に余裕が漂っているのはその所為であろう。経済面だけではなく、いい女房をもらっているのも大きい。奥さんとは初対面だが、「この奥さんあればこそ」と直ぐ判った。


私は今回、M君に一つお願い事をしている。このブログで以前トラブルになった私の同級生B君の件・・・、たまたまB君の弟妹が、私の新聞室時代の後輩Yさん(とびきりの美人で、私でもちょっかいが出せなかったくらい)の弟妹と結婚している。どういう組み合わせだか不明だがB君からそう聞いたことがある。B君はそのトラブル時に私の名前を騙って(私になりすまして)私の個人情報をネットにバラ撒いていて、今もいくつかは残ったままになっている。さらに、私が離婚した際「全財産を持って出た」ことにされていて、「それは全く逆」と言ったのだが、B君からすれば「私が嘘つき」でないと自分の立場が困るから、今も間違いを認めようとはしていないようだ。それは別の同級生から聞いている。

で、何かの機会にB君から「嘘の情報」がYさんに伝えられていたら辛いものがあるから、たぶん無いとは思うが、もしもYさんと親交のあるM君にYさんからそういう話が出たなら、M君から「事実はそうじゃないみたいだよ」と話しておいてくれないか、ということ。今さらYさんに嫌われたとしても問題は無いが、誤解されたなら辛いものがある。もしかすると、もうB君の弟妹経由で伝わっているかも知れないが・・・。

元妻もB君夫婦に嘘をつき、B君の奥さんも(自分の立場を守るために)旦那に嘘をつき、B君も「その嘘」を真実として決め付けそのまま吹聴する、という構図。これ、元妻とB君夫妻と私との4人での話ならどんな嘘で結論付けられてもかまわないけど、周りに吹聴されるのは赦せない。ましてや、私を陥れる目的で私になりすまして個人情報を晒したり、私が仲良くしているブログ仲間さんのところに私のHNで悪意のコメントを入れまくる、なんてのは正気の沙汰ではないと思う。それでもB君は「自分は間違っていない。正しいことをしている」と思っているんだろう。

B君には一種の虚言癖がある。自分を良く見せる為でなく自分を護る為につくもので、自分に不利益となりそうな相手はコテンパンに叩きのめそうとする。「悪いのは向こうだから自分が何をやっても私の責任ではない。向こうがどんなに困ろうが私の知ったことではない」という価値観だ。義理堅く頭も良いが、明らかな間違いでも認めようとはしないから、ひと度何かで拗れると厄介で面倒くさい人物だ。

幸い、彼が必死になって壊そうとした私の人間関係は何一つ壊れていないが。

私はそれでも、B君の勤め先に「彼がしていること」を訴えたりはしなかった。彼に世話になったこともあるからである。私が動かないでいることの真意を、B君はきっと今も誤解しているだろう。

困ったことに、私の周りにはそういう人が何人かいる。そんなことをしていても私は無視をしないし、見限らずに相手をしてくれるもんだから攻撃目標にしやすい、ということもあるんだろう。そういうこともあるので(それだけではないが)、このブログの帯のところに「お気に入りブログ」の一覧を表示できないでいる。


さて、つくづく思う。何十年か振りに会っても、何の違和感も無く話題に入っていける友人というのはなんと有り難いものか、と。そして「ご縁」というものの大切さを今さらのように痛感している。


posted by poohpapa at 07:54| Comment(2) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月02日

見覚えのあるお客さん

昨日のお昼ごろ、雷雨の谷間にご夫婦で来店したお客さんの奥さんのほうに見覚えがあった。

先日、南口の同業者さんを訪問していた際に飛び込みで入ってきたお客さんであった。私は商談の邪魔をしないよう当然に「それではこれで失礼します」と帰ったのだが、その際にチラッとお客さんの全体の雰囲気を見ていた。店を出るまでの十秒くらいの間に聞こえてきた「3DKで8万くらいの部屋を・・・」という言葉が耳に残っていて、うちの店に入ってきた時にお顔を見て「あ・・・、あの時の」とすぐに思い出した。

私が「たしか先日、M商事さんでお会いしましたね。お客様が来店したのと入れ違いに出たのが私です」と言うと、お客さんも思い出してくれた。奇遇である。同じ北口の業者であるなら当店まで流れてくることもあるだろうが、うちとM商事さんはけっこう離れている。ワケを聞いたら「なるほど」と思った。

以前に、うちより更に下った場所の業者で部屋を紹介してもらっていて、そこを訪問した帰りに「ここにも不動産屋さんがあるから寄っていこう」と飛び込んだとか。「小さいけど、こういう店のほうがいいのでは」と思ったそうで、それが正しい選択かどうかは別にして、ご縁があったということだろう。

M商事さんでは「条件に合う物件」が無かったそうで、それは当社でも同じであった。条件が厳しいのだ。子供さんの学区があるから地域が限られるし、子だくさんで審査も通りにくく、予算も少なめである。

詳しく話を伺うと、今現在借りているマンションは9月末で更新になるのだが、管理会社とも家主とも相性が悪いらしい。ご夫婦とも人柄がいいし、とくに奥様は聡明である。隣の部屋は同じ間取りで家賃7万円で、お客さんの部屋は8万5千円。家賃だけの問題なら先ず「値下げ交渉」すれば良いのだが、たとえ下げてもらっても出たいと言う。で、1件、ある業者で紹介してもらった物件で迷っている、とのこと。

その物件は礼金2敷金0なんだとか。「それって、何か変ですよね」と言う。その感覚は正しい。それで、敷金が0であることの退去時の問題点を説明し、「その物件自体が気に入っているのなら、礼金2を礼金1敷金1にしてもらうよう交渉してごらんなさい。払う金額は同じでも後々意味合いが大きく変わってくるものだから、応じてくれたら決めればいいでしょう」とアドバイスすると、納得して喜んでくれた。結果を必ず報告してくれることも約束してくれた。

「先日奥様が行かれたM商事さんはとても信頼できる業者さんですよ。もしその話が流れたなら再度訪問して改めて部屋探しをお願いするといいでしょう。もちろん、うちも協力します」とも言っておいた。

そのお客さんの部屋探しがうちで決まらなくても、つまり、それで手数料にならなくても私はかまわない。こちらが利益を追求しなくても、お客さんが喜んでくれれば利益は必ず後からついてくるものだから。

posted by poohpapa at 01:39| Comment(0) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月29日

とても義理堅い女性経営者であるお客様

僅かなご縁でしかないのに他の店に行かないで当社を必ず通してくださるお客様がいる。ある会社の女性経営者で、私より一回り若いが、いろいろお話ししていると年長である私のほうが勉強になる。

取引先が潰れかかった時、社員の誰もが「あそこにはもうお歳暮は贈らなくてもいいのでは・・・」と言うのを「いいえ、あの社長さんの会社は必ず立ち直るからリストから外してはいけません」と言い切り、結局、その会社は倒産したのだが、1年ほどして別の事業を興して大成功し、「あの時、みんな私から離れていったけど、Hさんだけは見放さなかった」と、以前に増して大きな取引の付き合いに発展していたり、大企業の部長と飲みに行って「あんただけだよ、私と飲んでいても仕事の話をしないのは。みんな少しでも仕事を貰おうとして、遊んでいても商売の話になるから嫌になるよ」と言われ可愛がってもらっているらしい。要するに、がっついていないから仕事や人が集まってくるのだ。私も負けず劣らず「がっついてない」けど、その社長ほどは人脈が築けない。その差はどこにあるんだろ、と思うふらふら

徹底しているのは、絶対に不義理をしない、ということ。目先の損得では動かないし、僅かな取り分のために仲間を排除する、なんてこともしない。そこまでは私も似てるんだけど・・・、その先が違うんだろう。その社長の会社は世の中が不況に喘ぐ中、忙しくて忙しくて「人が足らなくて困っている」んだとか。

で、昨日、従業員の部屋探しで当社に来てくださった。今日案内するが、たぶんスンナリ決まると思う。私がセールストークを組み立てるまでもなく、社長が従業員に話をつけておいてくださるのだから(*^^)v

社長との世間話も凄く面白い。一つ紹介すると、

前述の大企業の部長から、ある会社の社長を紹介されたのだが、そこの社長、今から数十年前、当時「飛ぶ鳥落とす勢い」の大女優に入れあげ、絶対に愛人にしようとして毛皮やら何やら5〜6千万も貢いだものの、ついに振り向いてもらえなかったんだとか。もちろん、名前を聞けば誰でも知っている女優さんで私もファンである。あんなに雰囲気があって美しい女性はそうはいないと思う。名前を書くと逆に「その社長が誰か」が判ってしまう可能性もあるから書けないが、社長の気持ちはよく解かる。ただ、戦略を間違った、と思う。貢物などされなくても既に名声も富も得ていたのだから「欲しければ自分で買う」もの。私は水商売をバカになどしていないし失礼な言い方だが、大女優をそこいらのクラブのホステスと同じように考えてしまったのがいけなかったと思う。いや、どのみち「愛人は無理だった」と思うがわーい(嬉しい顔)


その社長と話していると1時間や2時間、アッという間に過ぎてしまう。私としては珍しくほとんど聞き役に徹している。ある意味、その社長から愛想を尽かされる時が来たなら、うちの店の終わり、なんだろう。
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2012年06月19日

最悪のタイミングと絶妙(?)なタイミング

ご縁があって、八王子にある貸家の管理(入退去と更新)をさせて頂いていて、その貸家の脇にある駐車場の管理も任せて頂いているのだが、一月ほど前は3台のスペースのうち契約車は一台のみだった。

その時期、私の携帯に若い女性の声で「3台分一括で借りられますか?」との問い合わせがあり、「申し訳ありませんが一台は契約して頂いております。2台分でしたらもちろん契約可能ですが・・・」と答えると、「一括だったら借りたかったのですが・・・」と落胆している様子。

ところが、その電話から一週間後に、駐車場の借主さんから解約の申し出があり、駐車場を一括で貸すことができるようになった。電話してきた時には既に廃車していたようだから、もう少し早くご連絡くだされば、問い合わせてきたお客さんに3台一括で契約して頂くことができたのであるが・・・。

それで着信履歴で「名前の登録がなくて該当しそうな番号」に片っ端から「一週間ほど前に駐車場の一括借り上げでお電話頂いた方でいらっしゃいますでしょうか?」と問い合わせたのだが、不思議なことに誰も該当しない。こういうタイミングの悪さはよくある。募集中の物件に申し込みが入り、その後に他社から問い合わせがあって「お陰さまで決りました」とお断りした翌日にキャンセルの電話、なんてことはザラにある。直ぐに問い合わせてきた業者さんに電話したところで、とっくに他の部屋で決っているか別の業者さんに行ってしまっているもの。中には、問い合わせでなく「申し込みをしたい」というのを断った後でキャンセルになったこともある。正直なところ、キャンセルしてきた客に迷惑料を請求したくなる。

もう間に合わないとしても、八王子の駐車場まで「一括借り上げが可能になりました」との貼紙をしに行ってきた。それから3週間後の昨日、中年男性の声で「一括で借りたい」との電話があった。たぶん法人契約なんだろう。先に問い合わせしてきた女性と同じお客さんかどうかは不明だが、貼紙が役に立ったのは嬉しい。のだが・・・、値引き交渉が入り、貸主さんと相談して「ご希望通りに値下げ」することになった。

貸主さんも仰っていたが、ま、それでも空けておくよりいいとは思う。

我々不動産屋の仕事は「最悪のタイミング」と「絶妙(?)なタイミング」がしょっちゅう交錯しているふらふら

posted by poohpapa at 05:58| Comment(4) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月01日

一定の条件を加えると、ほとんどのお客様が間違えること

契約を交わしていて、一通り説明が終わり、記名捺印という段になって、ほとんどのお客様が間違ってしまうことがある。原因は、お客様でなく不動産屋にあるのだが・・・。

それは、連帯保証人の欄に代筆で住所氏名を記入してもらう際に起こる。連帯保証人には予め保証承諾書と印鑑証明書を出してもらうので、当社では契約書の連帯保証人欄の記名は本人の直筆でなくてもかまわない。お客様が現在は自宅から通っていたりすると、(いや、そうでなくても)実家の住所を書き始めたところで何か話しかけると、たいていは連帯保証人の名前の欄に自分の名前を書いてしまうのだ。

自宅の住所の後ろに続けて親兄弟の名前を書くことなど普段は全く無いもの。流れでついつい自分の名前を書いてしまうのは当然だろう。直前まで「ここには親父の名前を・・・」と思っていても、話しかけられて別の話題に振られた瞬間に忘れてしまうもの。

実は、そういう失敗は他の場面でもよくある。買い物に行っていて、何を買うか頭の中に入れていたのに携帯に電話が入って話し込むと、目的の商品の棚の前に立っていても買い物を忘れて帰ってしまうことや、何か突然に他の要因が入ってくることで大切な用事をコロッと忘れてしまったり・・・。

もしかすると、人間が忘れ物をしたり、大切な約束を忘れてしまったり、ということの原因のほとんどがそういうことなのかも知れない。ま、中には元々「無責任なだけ」という者もいるだろうけど。

昨日なんかは、更新に来てくださったお客様に「一番上は家主さんの欄ですから、その下の『契約者』の欄に書いてくださいね」と念を押して、お客様も「ああ、ここですね」と言っていながら家主さんの欄に書き始めたりして・・・。私は何も話しかけたりしてなかったのに(*^^)v

私も今まで何度かそれで契約書の用紙を無駄にしているから、お客さんが記入し始めたら話しかけたり目を離さないよう気を付けようわーい(嬉しい顔)
posted by poohpapa at 07:16| Comment(4) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月07日

いくらなんでも、それは無理

わりと小奇麗なご婦人が部屋探しで来店した。

「風呂は無くてもいいので、なるだけ安い部屋を・・・」とのこと。話を訊くと、子供がいるらしい。

「そのガラス窓に貼ってある3万の部屋はどんな部屋ですか」と訊かれたので内容を説明した。6畳一間の1Kだが家主さんは「子供さんがいても、うちはかまいませんよ」と仰って頂けるのは分かっている。

ところが・・・、である。子供は二人いたのだ。しかも、上は中学生の男の子で下が小学生の女の子。その親子が6畳一間で生活する、なんてことは「どだい無理」である。

もっとも私自身が子供の頃は「8畳一間」の風呂無しの1Kに親子8人で暮らしていたし、元妻の実家で二世帯住宅で暮らしていた時も、6畳の洋間と9畳のリビングの1LDKに中学生(後に高校生)を頭に3人の子供と5人で暮らしていたのだから経験上は「無理ではない」と言えるのだろうが・・・、時代も違う。

仮に申し込んでもらっても親子3人入居では審査は通らない。それでも「訊いてもらえないか」とのことなので家主さんに電話すると、「しばらく空いてたから知り合いに頼まれて建替えの間の荷物置場として短期で貸しているんだよ」とのこと。当社に連絡は無かったからオイオイではあるが、逆にホッとした。

お客さんにどんな事情があるかは解からない。小奇麗な雰囲気も「風呂無し3万」の部屋とは不釣合いであるし、「先に市役所の生活福祉課に相談してみたら如何でしょう。そうすれば2DKが借りられることになるかも知れません。子供さんの為にもそのほうがいいと思いますよ。宜しければ、それからまたお越しになってください」と言うと、諦めて出て行った。その様子からして、たぶん市には相談しないんだろう。

お客さんによっては「自分の事情を話そうとしない」(訊いても話してくれない)人がいる。いくら初対面ではあっても、ある程度はこちらを信用して頂けなければ「良い部屋探し」は出来ない。いくら頑張っても徒労に終わることが多い。いや、ほとんどそうなる。だいいち、不動産屋に失礼、というものだ。こちらは部屋探しに必要な情報だけ教えて頂ければよいのだが、それすら話さない人もいるのだ。


それにしても、見た目と希望条件がアンバランスなお客さん、であった。




posted by poohpapa at 07:29| Comment(0) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする