2017年06月09日

ケチがついていた、ということか

当社の入居者募集物件によく問い合わせをしてくださる同業者さんから、ある部屋に先日、事務所使用で申し込みを頂いていたが、イマイチお客さんの内容が判りにくく、審査の結果お断りさせて頂いた。

せっかくご案内頂いていたのに申し訳なかったのだが、4日後に隣りの入居者さんから電話があった。

「102号室、決まったのでしょうか?。ここんとこずっと灯りが点いているのですが・・・」とのこと。

同じマンションに住む家主さんに電話して直ぐ行ってもらったら、全部の部屋の灯りが煌々と点いていたとのこと。たぶん、案内をした際に業者が消し忘れたと思われる。たいていは内見の最後に消灯と戸締りをしっかりチェックして鍵を元のキーボックスに戻すものだが、施錠はされていたものの、どうやら4日間、照明は点きっぱなしだったようだ。その案内以降は他の業者さんでの案内は全く入っていなかったので、まあ業者と担当者は判っているが、今後の付き合いのこともあるので追及はしない。

というか、後になって思えば、その申込者で決めなくて良かったかな、と思う。お客さんの責任ではないが、そんなことがあると、最初からケチが付いていた案内、と言えなくもないから。

その昔、記事にしているが、当社の広告に、高田馬場にある「中国人による中国人専門の不動産会社」から問い合わせが入った。「中国人でも貸してもらえるか」というもの。私が「国籍で差別することはしませんが、以前にこのアパートの部屋を中国人の方にお貸しして夜逃げされたことがあるので、家主さんがOKするかどうかは分かりません。申込書の内容を見て判断します」と言ったら、いちおうは案内することになった。何の連絡もなかったので「不調に終わったんだな」と思っていたら、一週間後、隣室の入居者から電話があった。

「お隣りの窓が開きっ放しになっているのですが・・・」とのこと。玄関の鍵は掛かっていて照明も消えており、蛇口も絞められていたが、窓は全て開きっ放し。幸いその一週間は雨が降らなかったので事なきを得たが、おそらくは嫌がらせであろう。担当者に問い合わせても惚けたに違いない。それでも、もし申し込むことになったならそんなことはしなかったと思う。日本人に対しては何をやってもいい、とでも思っているんだろう。

何という業者かは分かっているので、次に問い合わせてきてもキッパリ断ろうと思う。

posted by poohpapa at 05:55| Comment(4) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月10日

なるほど、(15)なワケだ・・・

我々の宅建業の免許ナンバーは、例えば、東京都知事(1)23456 というふうになっていて、( )の中の数字は免許の更新回数を表している。最初に免許を得た時が(1)だから、( )の中の数字 −1が更新回数になっていて、この数字が大きいほど創業してから長いということ。以前は3年毎の更新だったが今は5年毎。二桁以上の会社は相当に歴史があると分かる。当社は今年更新で(3)になる。

で、先日、当社が入居者を募集していた貸家に同業者さんが客付してくださったのだが、(15)・・・。創業69年とのことで、私が生まれる前の創業。おそらく、今、会社がある駅の前も当時は何も無かったのではなかろうか。立川の北口でさえ半世紀前は現在のバス通りには何もなかったということだから。

(15)というのは後で申込書をFAXして頂いて判ったことだが、最初からの流れを思い起こしてみれば、なるほど、これなら69年も続くワケだ、とよく解かった。

先ず、問い合わせの電話が丁寧であること、現地対応のキーBOXの番号を知らせる前提での名刺のFAXも直ぐに入れて頂いて、こちらから電話した際の応対も丁寧。本来なら案内前の連絡は頂かなくてかまわないのだが、「これから内見させて頂きます」との連絡があり、内見後の連絡もご丁寧に頂いた。そうなってくると「是非そちらの会社で決まって頂きたい」と思ってしまうほど。

結局、そのお客様でお申し込みを頂き、契約の運びとなった。そういう会社が紹介してくださったお客様の内容が悪いワケが無い。家主さんもとても喜んで下さり、私としても一安心。

審査の結果をお知らせする際に、「失礼ですが、最初から最後まで対応がとても丁寧でいらっしゃって驚いています」とお伝えすると、「いえいえ、お客様にも喜んで頂かなければなりませんので、失礼が無いよう心がけています」とのこと。普段からの精進の賜物なんだろう。

大雑把に分けて、一口に不動産屋といっても、賃貸がメインの会社と売買がメインの会社がある。両方とも手掛けている会社もあるだろうし、開発や建売まで事業を拡大している会社もある。私は賃貸の苦労しか知らないが、賃貸だけ取ってもいろんなトラブルがあるし、家主さんもお客さんもいろんなタイプの人がいて、従業員を雇っていたならちゃんと食べさせていかなければならない。理解がある家主さんばかりではないし、当然に、使える社員ばかりではないだろう。それらを乗り越えて更新の数字を積み重ねていくのは並大抵の努力や苦労ではないと容易に推察できること。それだけでも尊敬に値する。

私が以前に、この業界に入ったばかりで役員をやっていた若者の会社の方針を叱ったのは、一言で言えば「楽をして儲けようとしていたから」で、年寄りによくある「俺も若い時には苦労したんだからお前も苦労しろ、でなきゃ納得いかない」などという単純な理由からではない。当たり前の苦労や手順を踏まなければ直ぐ行き詰まるのが判っていたから、である。変則的なアイデアだけで乗り切れるほどこの業界は甘くはない。だから恨まれるのは承知で意見したもの。本人や彼を擁護した役員には私の真意は通じてはいないだろうけど。

( )の中の数字に関しては嫌な思い出もある。今からちょうど10年前にはこんなこともあったから。

さて、その同業者さん、少し離れているので今回が初めてのお付き合いだったが、逆に、そちら方面で部屋探しをするお客さんがいたなら是非ご紹介させて頂きたい、と思った。

見習わなければ・・・、と思わされることが多く、参考になった (*^_^*)

posted by poohpapa at 06:16| Comment(2) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月28日

同業者さんのご厚意で楽をさせて頂いた (^◇^)

元入居者さんのご紹介で高幡不動駅の駅前のマンションをお申し込み頂いたお客様、前入居者の退去が3月26日で、30日からは入居したいご意向で、ルームクリーニングは急いでやって頂けることになったのだが、部屋を決める際にはまだ入居中で、ご本人は九州にいて室内をご覧になっておらず、私の報告だけで決めて頂いたので室内の寸法は「洋間の10畳」という以外は全く判っていなかった。

部屋の寸法に合わせて家具だの電気製品だのカーテンを揃えることになるから早く寸法を知りたいのは当然なので、26日に引っ越しの立ち合いが終わり次第、私が高幡不動まで行って測ってきた結果をお知らせする約束になっていて、管理会社に「鍵をお借りしたいのですが」と連絡したら・・・、

「でしたら私が測ってきてお客様に直ぐFAXしますよ」とのこと。それは実に有り難い (*^_^*)

物件と管理会社との距離は徒歩1分ではあるのだが、私が立川から出掛けて行ったなら、なんやかやで往復と作業に2時間は掛かるだろうから非常に助かる。おかけで楽をさせて頂いた。

我々の世界は、こんなふうに気が利く同業者ばかりではなく、「少しは気を利かせろよ」と言いたくなるような業者も多い。先日も、僅かな手間と経費を惜しんでか「こんなことはそっちでやるものでしょう」という作業を当然のように当社に押し付けてきた業者があった。お客様を紹介して頂けるのは有り難いことなので黙っていたが少しムッときた。ま、向こうからすれば「それくらい気を利かせろよ」と思っていたりするものだろうからグレーゾーンの中の話で「お互いさま」かも知れないが。

考えてみれば、人間、グレーゾーンの中で生きているもの、と思う。その中でどういう判断をするかで相手の本質が見えてきたりする。かく言う私も時々失敗しているから他人様のことは言えないけど 💧

で、その管理会社の担当者さん、いつか何かでこの借りはお返ししようと思う。

posted by poohpapa at 05:58| Comment(4) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月04日

不愉快な同業者からの電話にテンションが下がる ( `ー´)ノ

夏場は明け方にトイレに起きたらそのままPCに向かっていたが、冬場は暖かい布団に逆戻りすることが多くて、今朝もこんな時間に・・・。私はもう電気毛布を使っていて、さすがに夜中に掛布団を剥いでしまうので寝る前に温めておいて布団に入る時に切ってはいるのだが・・・ (*´ω`)


さて、以前も似たような話を記事にしているが・・・、

数ヶ月前に他社からの申し込みで契約を終えた案件で、重説と契約書と賃貸住宅紛争防止条例を客付け業者にFAXしておいたのだが、その業者から電話があった。「先日お申込みさせて頂いた〇〇さんの件で・・・」と切り出す。「え?、もしかして、もう退去ってこと??」と思い、ドキッとしていたら、「重説と契約書と紛争防止条例の書類を頂きたいのですが・・・。あと、できれば契約書の条項も」、と言う。

「それらは家主さんのご署名と印鑑を頂いた後、直ぐにFAXさせて頂いておりますが・・・」と言うと、「見当たらないので、もう一度送ってもらえますか?」と無造作に言う・・・。

最初の言い方だと、さも当社が忘れていてまだFAXしていないような印象である。私が(送ったか送ってないか分からずに)「すみません、直ぐ送ります」と言ってくれたら儲けもの、くらいに思っているんだろう。ちゃんと送ったのにこっちの所為にされたら堪らない、と言うか、不愉快である。

だいいち、契約書と契約書の条項はどこが違うのか。そんなこと今まで一度も言われたことが無い。「契約書はそれぞれの条項に順次まとめられているものですが」と言うと「じゃあいいです」とのこと。

「申し訳ありません、御社からはお送り頂いていて当社で紛失してしまったのだと思います。ご面倒をお掛けしますが再度お送り頂けませんでしょうか?」と言われたなら、「ああ、けっこうですよ」と気持ち良く送れるもの。実は、似たような電話はよく掛かってくる。たいていはフランチャイズの大手業者だ。

「さっき〇〇コーポの図面のFAXをお願いしていたのですが、まだ届いておりませんが・・・」という電話である。せっかく送ったのに、社員が多いからか、たまたまFAXの傍にいた社員が「こんな図面は要らないや」と棄ててしまうのだろうか。自分の客に紹介して商談に至らなかったら保存せずに棄てている、なんてこともありそう。「直ぐにお送りしてますよ」と言うと、探そうともせず「ああ、そうですか。もう一度送ってもらっていいですか?」と必ず言う。同じ物件を同じ会社の同じ担当者に一日に2度も、それぞれ別の担当者からの請求で一日に4度も送ったことがある。「保存して共有しろよ」と言いたい。

もちろん、当社の募集物件を案内してくれるのは有り難いし、100回も問い合わせが入れば一度くらいは申し込みが入るかも知れないのだが、テンションは下がる ( `ー´)ノ

で、そういうのはいつも同じ業者である。本音では、あまり付き合いたくはない。

posted by poohpapa at 07:42| Comment(8) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月17日

契約金精算書の計算違いの原因は・・・

先日、仲良くさせて頂いている(と言うか、たいへんお世話になっている)同業者さんのご紹介で、当社管理の物件に申し込みが入ることになった。「現地で確認したいことがある」とのことで、担当者とお客さんと私とで現地で待ち合わせ。アパートまで3kmちょっとの距離を歩いて向かった。うちの店は車を手放していて、自転車も無い。カーシェアを使ってもいいのだが、健康のために歩くことにしたのだ。

お客さんは1階の階段下のスペースに家族の3台分の自転車を停められるかどうかを気になさっていて、それはクリアできたので、同業者さんの店に行って、そちらで申込書を書いて頂くことになった。その間に私が精算書を作成していて、ちょっとしたミスを犯してしまった。それは・・・、

仲介手数料の額、である。本来は税込み69120円になるところ67200円、と記入してしまったのだ。記入している際に「なんか変」とは思っていたのだが、お借りした電卓に間違いがあるとは思っていなかったのでスルーして、店に戻って改めて計算しなおして「やっぱり・・・」と判明した次第。

なぜそんな間違いをしたのかと言うと、「税込ボタン」である。その同業者さんの電卓、税率を5%から8%に変更してなかったのだ。電卓を購入してからずっと「賃料に1.08を掛けて使っていた」とのこと。というか、精算書の仲介料と消費税を分けて記入していたことで税込ボタンを使わなかったのかも。せっかく便利な機能が付いているのに勿体ない。私のように「信じて疑わない」人がいて、店の電卓を借りて間違ってしまうことがないとも限らない。今さらだが直ぐに電話して「電卓の税率を変えておいたほうがいいですよ」と伝えた。

その電話で「先ず電源を入れて、税込ボタンを押すと5と出るでしょ?、次に・・・」と説明したが、うちの電卓と手順が違っているようで上手くいかない。うちのより高級な電卓だったからかなあ (*´ω`)

電卓でなくとも、ふだん生活や仕事をしていて、「あの人が言っているから間違いない」「弁護士が、医師が言っているから」「役所が言っているから」などと、ハナから信じて疑わないことは多々ある。

これからは少しでも「ん?」と思ったら先ず自分の頭で考えることにしよう (^◇^)

posted by poohpapa at 06:25| Comment(6) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月09日

昨日の裁判後の、ある傍聴人さんの言葉

短めに、

昨日の裁判の様子は後日(全て終わった後で)まとめて書かせて頂くとして、

とくに仲良くさせて頂いている同業者さんにFAXで昨日の裁判を傍聴してくださるよう事前に連絡していたら、繁忙期の中で何人かの業者さんにお運び頂いた。そして、立川警察の刑事さん2人も。

当たり前の話だが、ただの民事裁判であるなら警察の生活安全課と刑事課の刑事さんが裁判の傍聴になど来て頂けないものだと思う。ま、私がうるさいからかも知れないが前回もお越し頂いていた。

で、裁判が終わった後、全日の会員さんで(私が24年前に全日に加入した際にお父さんが面接してくださったご縁がある)業者さんから開口一番、こうお声を掛けて頂いた。

「一番悪いのは市役所ですよ」

私が普段から言っていること、一番声を大にして言いたいことと同じであった。「4年くらい前から立川市役所は変わりました。今の立川市役所は無責任ですよ」とのこと。まったく同感である。

正直、普段からこのブログやいろんな機会で立川市役所の生活福祉課の無責任ぶりを非難しているが、それでも、もしかすると、私だけがそう思っている、つまり、私のほうが間違っている可能性も無いとは言えないから、同じ思いでいてくださる同業者さんの存在はもの凄く頼もしいしホッとした。なので、裁判の傍聴に来てくださったことより、そっちのほうが嬉しかったくらい。

他にも、裁判所まで来ていて間違った法廷ナンバーと時間を受付で教えられて帰ってしまわれた同業者さんがいたが、とにかく裁判所まで傍聴に来てくださったお仲間さんには大感謝。「自分の身を護るためだから」と仰って頂いたが、それにしても賃貸が一番忙しい3月なのだから。

時期が来たら一連の流れを整理してしっかり記録したいと思っている。同業者さんの言葉ではないが、自分の身は自分で護るしかないから、少なくとも、このブログをお読みの同業者さんにはしっかりお伝えしたい。



posted by poohpapa at 06:06| Comment(2) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月01日

新手の業務妨害 ( `ー´)ノ

夕方、そろそろ店を閉めようか、と思っていたら来客が・・・、

日本人ではない。中国人でも韓国人でもない風貌のカップル。不動産屋に入ってきているのだから当たり前だが「部屋を探している」とのこと。条件を訊くと・・・、

「3万5千円までで、駅から徒歩10分以内で、(外国人が)夫婦二人で暮らせる部屋」、とのこと。

立川では無理、である。外国人であって日本語はどうにか話せるが「たどたどしい」という程度。駅から徒歩圏で3万5千円という予算はワンルームの古いアパートでも厳しい。だいいち二人入居は認めてもらえない可能性が高い。日本人の連帯保証人は付けられず、保証会社の審査も難しいだろう。

「他の不動産屋も行ってみましたか?、誰かの紹介ですか?」と訊くと、「ここの店が初めてだし紹介でもない」と言う・・・。全く無いワケではないが、駅から離れているのに「うちが初めて」ということは考えられない。試しに「駅方向に戻るとインド料理店の向こうにN不動産ていう店があって、そこなら古いアパートで良ければ3万5千円で二人入居OKの部屋を紹介してもらえるかも知れないよ」と行くよう勧めると、「外国人はダメ、と言われた」と言う・・・。「やっぱり他の店にも行ってんじゃねえか!」である。

その後も「〇〇不動産には行った?」と訊く度に、「無いよ、って言われた」と言う・・・。

無碍にもできないので徒歩15分まで条件を緩めてネットで検索してみると、外国人の二人入居を認めてくれるかどうかは別にして7件出てきた。その一番上に、うちの斜め前のDホームの物件が出てきた。家賃3万5千円で駅徒歩8分。Dホームなら相談に乗ってくれるかもしれない、と思って「うちの向かいのDホームには行った?」と訊くと、「さっき行って、うちでは無いからここに行くように言われた」とのこと。

てことは、その自社の物件を紹介しないのだからDホームの物件はアウト、ということになる。Dホームも閉店間際に来た条件が厳しい客を(冷たくあしらうワケにいかないから)当社に行くよう勧めて体よく追い出したと判る。「他には行っていない」と言いながらDホームにも行っていたワケね。きっと社長から「他の店にも行った」とか「うちから紹介された」とか言わないよう知恵を付けられていたんだろう。

「4月1日に入れればいいから探しておいて」と言って帰っていったので、私も店を閉めて、ヒョイと向かいを見たら・・・、Dホームの灯りは既に消えていた・・・。あの野郎・・・、である ( `ー´)ノ

今度、「武蔵村山市と立川市の新規の生活保護のお客さんの部屋探しはしません」との店頭の貼紙を見ないで来店した生活保護のとくに条件が厳しい人、先ず向かいのDホームに行くよう勧めてやろう。

posted by poohpapa at 06:22| Comment(2) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月01日

変わらない体質

あるお客様(会社社長)から、知人の部屋探しの依頼を受けた。それはとても嬉しい話だが、どう考えても不思議なことがある。と言うのは・・・、その社長の娘さん、不動産屋に勤めているのだ。普通なら、娘さんの成績にも繋がるのだから娘さんに声を掛けるハズである。私が「どうして?」と伺うと、

「だって、うちの娘じゃ戦力にならんでしょ!?」と笑う。ごもっとも、ではある (*´▽`*)

娘さんが「無能」というのでなく、まだ「経験が浅い」ということで、親として贔屓目なしに客観的かつ公正に現実を見ているのは凄い、と思った。現時点では実の娘より信頼して頂いているのが嬉しい。

遠方からおみえになるので、一日で決めるべく候補物件を検索すると、希望条件では5件。そのうち2件は居住中で室内が見られないのと管理会社に問題アリで除外。3件を見て頂くことにした。

お母様と息子さん(ご本人)と、ご紹介者である社長の会社の役員さんとでおみえになっていて、ご本人も好青年だし、お母様は物凄く気品がある。いわゆるセレブでいらっしゃるんだろうが、慎み深いお人柄。役員さんは超大手企業でも役員を務めていたような人だが、少しも偉ぶらないで気さくな人だった。

最初の物件は洗濯機置き場が室内に無く、それを除けば条件は良い物件だったが却下。2番目に見た物件は私が今まで見たアパートでは最高と言えるくらい素晴らしい部屋。設備も整っていて、今ふうで使い勝手も良さそうだし、駅にも勤務先にも徒歩圏、お母様も役員さんも私も非常に気に入ったがご本人は「もっと駅に近いほうが良い」ということで決めず、3件目の「駅の真上」とも言える物件を案内。

結局、それで決まった。・・・と、ここまでが長〜い前置き (*´ω`)

私は非常に憤慨している。最近では一番怒っている。高島屋の大九州展で「写真入りで広告を打っていたパンが最終日まで届かず、しかも担当者がテキトーな対応をした時以上に、である (しつこい 💧

見終えた後でファミレスに入り、先に管理会社からFAXしてもらっていた指定申込書に記入して頂き、免許証のコピーなど添えて管理会社にコンビニからFAXした。他の必要書類などは後ほど当社と管理会社の両方に改めてFAXして頂くことにして翌日には送られてきたのだが、管理会社の担当者から私に電話があった。

「お客様から直接FAXが届きましたが、オタク様は間に入らない、ということでしょうか?。ただ紹介して仲介料は要らない、というならそれでもいいのですが、オタクを通して話を進めます?」と言う。

半日がかりで八王子の外れまで案内して、入居申込書には仲介業者として当社の記名もしているし、未記入部分は全部埋めて後ほど改めてFAXすることも伝えてある。それが当社経由か本人から直接かは問題にならないハズ。審査が通れば、必要書類や契約金精算書などは管理会社から当社にFAXが入り、それをお客様に連絡して、後は契約日時を管理会社に連絡するまでが客付け業者の仕事。

途中、必要書類に不備があって、お客様に連絡してくれるよう依頼してきたが、その際も「こちらでやってもいいですけど、仲介料は半分になります」だと・・・。どこまでも高飛車である。私が「店長を出せ!」と言わなかったのは、私が怒ればお客様に迷惑をかけることになるから、である。

もう一点、納得いかないことがあった。鍵の受け渡し、である。契約金の入金は既に済んでいるのだから鍵は契約時に渡せばいいのに、日割り発生の当日か、最大限譲歩しても前日にしか渡せない、と言う・・・。お客様は遠方にお住まいなので再び立川まで鍵を取りに来ることは出来ない。引っ越し当日でも前日でも無理というもの。仕方なく、私が午前中に預かりに行って宅急便で送ることにした。それでもギリギリのタイミングだが、「前日に渡すなら午前中のなるだけ遅い時間帯にしてほしい」とのこと。

とにかく「早めに渡したくない」ということのようだ。鍵を日割り発生の当日に渡す、というのは間違いとは言い切れない。だが現実的ではない。日割り発生日と入居日(引っ越してくる日)が一緒なら、引越し業者の到着より先に管理会社に鍵を取りに行かなければならなくなる。そこまで厳密にやるなら、「日割り発生日の午前0時に取りに行くから用意しておいてくれ」と言われたら店を開けていなければならない。午前10時に開店するなら日割りでなく時間割で差額を返せ、と言いたくなる。先ずお客様の事情に配慮すべきで、他の会社は100%そうするだろうし、今まで一度も経験したことがないヒドイ話。

しかも、本来は鍵の引き渡しは管理会社の仕事であって客付け業者の仕事ではない。管理会社が日割り発生日の当日の午前中に届くように宅急便か書留速達で送ればいいものだが、それを言ったら「ならば本人にしか渡せない」と言い出すのはミエミエ。何故それほどまでに頑ななのか不思議である。優先すべきは自分の都合や主義でなくお客様の都合ではないのか。これ、他のお客さんのケースでも同じなんだろうか??

たぶん、会社の方針でなく、若い女性担当者の性格によるものだろう。交渉事もあるので怒るワケにもいかないが、もう二度と付き合いたくない業者(担当者)になった。心の中では「この女、結婚しても舅や姑とうまくいかずに揉めて必ず離婚することになるだろうな・・・」と思っていた。

その昔、記事にしているが、実は20年ほど前、その会社の府中支店で同じような出来事があった。やはり私が案内して申し込みを入れ、契約になったのだが、契約が終わったハズなのにその会社からは何の連絡も無い。まさかにキャンセルということはないだろうに・・・、と思っていたが、こちらから「終わりましたか?」と電話するのもガッついているようで憚られ、様子を見ていたら数日後、担当者(お局さん)から電話があった。

「〇〇さんの契約、とっくに終わってるんだけど、仲介料、どうすんの?。要らなきゃ要らないでいいんだけどね。こっちは不明金として計上するだけのことだから」との言葉。

たいていは、管理会社の方から「お陰さまで契約が完了いたしました。仲介料はお振込みになさいますか、集金にいらっしゃいますか?」と連絡してくるもの。加えて言うなら、気の利いた不動産会社なら「いいお客様をご紹介して頂き有り難うございました」と言うもの。それを「要るのか要らないのか」と高圧的に訊いてくる・・・。とても商売をしている者とは思えない。この商売は、ある意味、お客さん本人より、お客さんに物件を紹介してくれる同業者のほうが大切だと言えるくらい。それが解かっていない。

後で聞けば、そのオバサンは仲間内でも「高圧的な物言い」で有名だったが、初めて接した時には驚いた。後日、ちょっとしたトラブルがあって、その時は逆に当社が管理会社。当社は仲介料を振り込む際に、相手により振込料を差し引くか当社で負担するか決めていて、「その会社の振込料なんか負担してやるものか」と思っていたので「振込料は差し引かせて頂きます」と伝えると、そのオバサン、「ふ〜ん、それっぽっちを引くんだ・・・」と嫌味を言って怒っていた。次はもう無い、と思っていたのでかまわない。

で、20年前のオバサンほど高圧的ではないし別の支店だが、今もまるで変わっていないのかな、と思った。大手は羨ましい、そんなでも生き残れるんだから ( `ー´)ノ

posted by poohpapa at 06:04| Comment(4) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月29日

私の好きな(同業者さんの)ブログのご紹介

先ず、一つめ、愛知県豊川市の不動産屋さんのブログで、

はるかの不動産教室

記事を拝読していて、とても誠実な業者さんでいらっしゃるのが伝わってきますね。私が同業者でなく今まさに豊川で部屋探しをしているなら、こちらのお店に伺って他の業者さんには行かないでしょう。

正直と誠実、この二つがちゃんと備わっています。正直と誠実は時に別モノであって、正直、というのは必ずしも良い(正しい)ことばかりではありません。私も時に嘘はつきます、お客さんにも家主さんにも。ただし、自分の為の嘘か相手の為の嘘か、の違いが大切。何でも正直に話せばいい、というものではなく、バカ正直にそのまま伝えたならトラブルに発展するだけ、なんてこともありますから。

おそらく経営者の方が今までにいろんな苦労をなさっているんでしょうね、何かのトラブルが発生しても公正で的確な対応をして頂けそうに思います。従業員の方たちにもそれが伝わっているのがよく分かります。こういう業者さんばかりなら不動産業界はもっと社会から信頼されているのですがねえ・・・。

本音で言いますと、うちの近くに「はるか不動産」が在ってくれたら、という思いと、「遠くで良かった」という思いが交叉しております(*´▽`*)


そしてもう一つ、千葉の不動産会社にお勤めの女性社員の方のブログのようですが、

従業員Aの賃貸不動産にまつわる話

同業者として、読んでいて「うん、あるある」と共感を覚えるのです。と言うか、「同じ思いをしていらっしゃるお仲間さんがいるんだ・・・」とホッとします。私と同じ感覚だから、というのでなく、物事の捉え方が健全なんですね。なので、スンナリ心に入ってきます。

最近の記事では「他業者で決まった…」とか、「連絡をくれない担当者。」とか、業界では有りがちなことです。ただし、どの業界でもそうかも。これから過去ログを遡って読んでいきたいと思っています。


最近は不動産業界のブログが増えてきました。人様のことは言えませんが、暴露話をウリにしているだけ、中身は広告宣伝だけ、というブログもあれば、真剣に業界の将来を思って書いているブログもあります。根底に業界や仲間や相手に対する愛情が感じられないブログは好きではありません。

上から目線みたいな物言いで恐縮ですが、今日ご紹介させて頂いたブログは、そういう意味からも、どちらも安心して読めますね。私も「お気に入り」に登録して長く読ませて頂きます。


posted by poohpapa at 03:59| Comment(4) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月21日

和田京子不動産のHPの誤り再び

重箱の隅を突くようだが、和田京子不動産のHPには、先日の記事で書いた「そもそも仲介手数料は払わなくてもいいものなんです」という誤った記述以外に、他にもこんな(誤りでなく)嘘がある。

 さらに、物件の税抜き価格が1344万円以下の場合は、この定額50万円(税込)からさらに値引きいたします。

 (【例】税抜き価格が1300万円の物件の場合は、1万4000円引きの48万6000円にいたします)


とある。それは「値引き」ではない。本来は1000円の商品を800円で売るなら値引き、元々が800円でしか売ってはならないものを800円で売るのは当たり前のこと。頂いてはならない差額分が安くなっただけなのに「値引き」と言ってしまうのは消費者に誤解を与える。一方で、HPにはこんなことも、

不動産会社の報酬は両手といって、売主様と買主様の両方からもらうことができます。原則として、当社は買主様からはもらわず、売主様からの報酬のみで行っております。(これを片手と言います。くわしくはすべての物件が(他社物件も)仲介手数料無料のページへ)

 ですが、一部の物件では売主さまから報酬をもらえない物件がございます。(専属専任媒介の物件など)

 その場合は申し訳ありませんが、買主様から30万円(税込)をいただいております。これは定額ですので、物件の価格がたとえ2000万円でも5000万円でもかわりません。一律、定額として30万円(税込)をいただいております。

 もちろんこれ以外に請求する報酬はございません。(※印紙代などはこの場合でもかかりますので、実費をいただきます。くわしくは諸経費っていくらぐらい?をクリック)

 なお、30万円(税込)の仲介手数料を定額でいただいておりますので、物件の価格によっては損をしてしまうのでは?とお考えのそこのあなた。

 実は定額30万円(税込)って1000万円の物件の仲介手数料よりも安いんです。

 
 例、5000万円の物件の仲介手数料(※通常は物件価格の3.15%+6.3万円)

 [5000万円×3.15%+6.3万円]=163.8万円

  3000万円の物件の仲介手数料

 [3000万円×3.15%+6.3万円]=100.8万円

 1000万円の物件の仲介手数料

 [1000万円×3.15%+6.3万円]=37.8万円

 上記のように定額30万円(税込)という仲介手数料は1000万円の物件の通常の仲介手数料よりも安いんです。


税率が間違っているが、それは単に「うっかりミス」だと思うので、この際は追及しない。だが、このHPの文章だと、本来は30万以下の手数料しか頂けなくても「30万の定額」、と読める。

例えば中古の500万のワンルームマンションを紹介した場合、正規の手数料は226800円(税込)であるが、もしそうであっても30万の定額であるなら宅建業法違反になる。

不動産屋の売買の正規の仲介料は、

代金200万までは5%、200万を超えて400万までは4%、400万を超えた代金に対しては3%、ということになっている。俗に言う「3%+6万円(税別)と言うのは、仮に2000万の物件を買うとして、

200万までは手数料5%なので(200万×3%=6万と、200万×2%=4万円)に分解できる。200万を超えて400万までの4%は(200万×3%=6万と、200万×1%=2万円)に分解できて、売買代金が400万を超える部分は3%なので、売買代金の3%に上記の4万円と2万円を足した6万円を足せば良いことになる。この場合の手数料は66万+消費税だが、だいたいが不動産売買では400万円以下の取引はほとんど無いので、簡易計算方法として「3%+6万」(税別)と言われているもの。

ちなみに、ワケあってお隣から土地を2坪だけ120万で購入する仲介をしたとすると、手数料は5%だから6万+消費税、ということになる。東京でワンルームを賃貸で紹介した手数料とほぼ同じ。120万の土地も12億の土地も、手間はさほど変わらないから「割に合わない」と言えなくもない。

不動産屋の仲介料が高いか安いかは置いておいて、依頼主のために様々な調査や契約準備をし、何かあれば重い責任を負わされる不動産業者が、法律に則って正当な対価を請求するのは当然のこと。たしかに「頂かなくても違法ではない」が、それを前面に打ち出して集客するのは「消費者の味方を装って自社が利益を横取りしようとしているだけ」で、社会正義に反する行為ではないのか。

これ、「うちは買主からの手数料は頂かない」と言うなら、「正当な労働の対価を買主から頂かない根拠」を示してほしいもの。「貰わなくてもいいものだから貰わない」というのでは理由にならない。それならむしろ逆に「買主から頂いて売主からの手数料は辞退する」ほうが理に適っていると思う。

「そもそも仲介手数料は払わなくてもいいものなんです」などと言うのは、「そもそもラーメン屋でラーメンを食べても代金は払わなくてもいいものなんです」と言っているのに等しいデタラメな説明である。

牛丼の「吉野家」と「すき家」「松屋」が価格の値下げ合戦をするのは自由競争だが、和田京子不動産のように「買主から手数料は頂かない」というのは自由競争ではない。「他所で食べた牛丼の代金は支払わなくてもいいものです。うちの店に払ってくれるなら安くなります」と言っているようなものだから。

「お味にご満足頂けなければ代金は頂きません」と店頭に貼紙して、そのようなケースで代金を頂かないのは自由競争の範疇だが、「当社は買主さんからの手数料を頂きません」だの「そもそも仲介手数料は払わなくてもいいものなんです」だのと謳ったり「??の定額手数料」で利益を得る・・・パンチ爆弾

そういうHPを見て、仲介手数料を浮かせようとして他社で紹介された物件を和田京子不動産に持ち込むような客がいたなら、その客も碌なモンではないと思う。キツイ言い方をするなら、この社長には歳相応の分別がない。もっと言うなら、今までに大変なご苦労をなさって生きてきたのであろうが、それが身に付いていないと分かる。結果的に消費者をモラル無き社会に誘導しているのだから。

ま、「アンタに言われたくない!」ではあるだろうけど・・・たらーっ(汗)

番組で取り上げていた「携帯電波の強度」や「ピンポン玉による床の傾斜」や「排水溝の臭い」のチェックなんてのは案内すれば直ぐ分かることで事前調査する必要などないもの。不動産会社が事前に調べなくてはならない重要な事柄は他にいっぱいある、と、ふだん賃貸しかやらない業者でも分かること。

既存の不動産屋に反省すべき点が多々あるのも事実だが、それとこれは別の話。「手数料を横並びにすべき」と言っているのでなく、手数料が業者によってマチマチなのは消費者からの不信感に繋がる、ということを懸念しているのだ。そんなことを好き勝手にやらせておいたなら業界に将来は無い。そういうのを含めて、シンポジュームを開催して頂けるよう、昨日、協会の役員さんに提案させて頂いた。

私は年寄りを苛める気は無いが、「自分の会社さえ儲かれば良い」という経営方針であるなら、そんな会社は早く消えたほうがいいと思う。


posted by poohpapa at 06:02| Comment(15) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月14日

なんともお粗末な「がっちりマンデー!!」の企画から

毎週日曜朝に放送される「がっちりマンデー!!」を楽しみに観ているのだが、7月5日の内容はどうにも納得がいかなかった。そこに登場していた老社長の話が、である。こういう記事を書けば私が批判を受けるのを覚悟で先輩不動産屋として本音を書きたい。

番組に、ご主人を亡くされた後、80歳で半年間の猛勉強の末、宅建に一発合格し、お孫さんと二人で江戸川区で和田京子不動産株式会社を開業している現在85歳の現役社長が出ていた。

試験内容が難しくなって、昨今は若い人でもなかなか合格しない宅建試験に80歳で合格したのは凄いと思う。しかも年商5億円・・・、それは賃貸の仲介管理が主業務である当社の50倍、ほんとふらふら

と言っても売買で年商5億だと手数料収入は約1500万。孫と二人で、というなら私と同じくらい。もっとも賃貸は全く扱っておらず売買のみで、自分が元付け(売主側の委任業者)にはならないようだ。

たしかに凄い人ではあると思うが、同業者であり、同じプロの私からすれば「おかしな話」であった。

ご自身も何度も欠陥物件を掴まされていて、「お客さんに私と同じ思いをさせたくない」とのことで、その気持ちはよく解かる。「売買では売主側からも手数料が出るから買主からは貰わない」と言う・・・。

そこが「おかしい」のである。

番組ではイラストで、「不動産屋が売買を仲介すると売主買主の双方から手数料が入る」と示していて、実際にはそういうケースのほうが少ないのに不動産屋が常に両手数を得ているかのような印象。

通常、手数料は「分かれ」である。元付業者は売主から手数料を貰い、客付業者は買主から手数料を貰う。たまたま売主買主ともに自社のお客さんであったり、売主が不動産業者とか建売業者であれば両手数になることはある。では、手数料が「分かれ」の物件を社長がお客さんに紹介することが出来るのか、という話。

そこで、HPの「すべての物件が(他社物件も)仲介手数料無料」との表示の上に、小さく「または定額50万円(税込)」とあって、売主側から手数料が出ない物件は「定額」で対応しているようだ。

売主側から手数料が出るか出ないかはお客さんには関係ない話。売主から出ないなら「定額」ということなら「原則的に(他社物件も)仲介手数料は無料ですが例外もあります」と謳ったほうが良いだろう。

HPを詳しく見ていくと、

「他社でご紹介された物件でも仲介手数料無料でご契約いただけます」とある。他社で紹介された物件を、お客さんが和田京子不動産から申し込みを入れればたしかに買主側の仲介料は払わなくてもいいかも知れないが、もし発覚したら当然に物件を最初に紹介した業者から仲介料を請求されることになる。そんなリスクをお客さんに負わせるのか、ということ。

その場合は、どのみち払わなくてはならない仲介料を払わせられるだけのことだが、お客さんの信用に大きな傷がつく。「他社で紹介された物件でも仲介手数料無料でご契約いただけます」などとHPに載せているということは、「当社はお客さんを横取りします」と言っているようなものだし。

不動産売買では、悲しいかな「中抜き」行為はよくある。それは取引に関わっている他の業者を排除して手数料を独占することだが、その場合は中抜きをする業者も取引には関与している。だが「横取り」は関与もしてなかった業者が手数料をせしめる行為だから「中抜きよりもっと悪い」と言える。

しかも「そもそも仲介手数料は払わなくてもいいものなんです」ともある。とんでもない間違いだ。

正当な対価として適法に請求されたなら払わなければならないもの。不動産屋の手数料は上限(率)が決まっていて、受け取る報酬がそれ以下であれば受け取らなくても違法ではない。ケースbyケースであるなら問題ないが「買主からは受け取らない」のをウリにして客を集める(或いは横取りする)のはフェアではない。そんなのは自由経済の原則でも何でもない。社長が言う「買主から手数料は頂かない」は間違いではないが「払わなくてもいい」は誤り。消費者に誤解を与える表現でとても残念。

だいたいが、不動産屋がプロとしてお客さんの為に働いたなら正当な対価は得て当たり前であろう。それを「そもそも仲介手数料は払わなくてもいいものなんです」と消費者に間違った知識を植え付けるのはどういう了見なのか。所属団体は全日のようだが、協会として警告したほうが良いのではないか。

HPに「首都圏不動産公正取引委員会公正競争規約加盟店」とあって、正直、オイオイである。

一番良くないのは番組制作側の姿勢。この社長のやり方を「従来の一般的な不動産屋と違って良心的」だと持ち上げているのだから。逆に言えば、正当に報酬を得ている業者が視聴者(消費者)から悪徳業者のように思われかねない。最近の消費者は「自分が得することだけしか考えない」から。

仕入れ原価を抑えたり製法を研究してコストダウンを図る、という方法や、1000円で仕入れた商品を他の店では1500円で売っていても自分の店は経費を抑えて1200円で売る、というのなら自由競争の範疇だと思う。「横並びにすべき」と言っているのではない。そういうのは「私の勝手でしょ」という話ではないのだ。

と言うと、「本人が要らないと言っていて消費者も喜んでいるんだから構わないだろ」などとバカなことを言う消費者は必ずいるもの。正当な報酬を受け取りにくい風潮にしてしまうのは良いことではない

番組ではこんな話もあった。その不動産会社は24時間営業とのことで社長は枕元に携帯電話を置いて寝ている。たまたま深夜、その様子を取材しているところに、寝ていた社長の携帯が鳴る・・・、相手はお客さん。

可能性としてはほとんど有り得ない。なぜなら、「賃貸は全くやらない」と言っているのだから。賃貸ならともかく売買の件で深夜お客さんから電話が入ることなどまず無い。賃貸なら「上の部屋から水漏れしている」「鍵を失くしてしまった」「上の人がうるさくて寝られない」などなど真夜中でもたまに電話が入ったりするが。

私も寝る時には携帯の電源を入れたまま枕元に置いていて、この3年くらいは深夜に起こされたことは無い。かつては「1階の人が包丁を振り回して叫んでいる」と呼び出されたことがあったけど。

売買のお客さんの場合、そもそも「緊急性のある用事」なんてものは無い。何か思いついても「明日10時過ぎに電話しよう」になるもの。それが、たまたま撮影スタッフが待機していた夜中にベルが鳴る・・・。普通なら3年間、いや、それ以上の期間カメラをセットしていても「鳴るか鳴らないか」くらいの確率と思われる。まあ、「ヤラセ」というか「仕込み」というか・・・、それは明らか。

そういうのがあるから、購入を検討している女性客と夜に待ち合わせて物件までの道を一緒に歩いて安全性を確かめる、という場面も、「この女性、本当にお客さんなのかな・・・」と思ってしまう。

たいていは、そういうことで顔出しは了解しないだろうから。不動産の購入を検討している=頭金を持っている、と知れるワケで危ないのだから、本人が望まなくても「ぼかし」は入れるものだろう。そのお客さん、「今まさに不動産を買おうと検討しているお客さんではないのでは・・・」と思った。

この社長、お客様にお勧めする物件は、先に自分の目で徹底的に調べるようにしているとかで、それは当然だし立派なこと。ただ、事前調査は他の多くの業者もしていることで特別なことではない。

お客さんの視点や立場からサービスを提供するのは当たり前であって、残念ながらほとんどの不動産屋が出来ていないことには違いない。新規参入して稼ぐことは大変だろうけど、買主からの手数料放棄でなく良心的な対応やサービスで勝負してほしいもの。テレビで流れたから今さら「やっぱり手数料を頂きます」とは言えないだろうが、今の客視点でのサービスだけでも十分にウリになるだろうに。

お客さん視点で先回りして調査して「良い点も悪い点も伝える」というのは素晴らしいことで、買主側からの手数料は頂かない(?)のだから消費者からすれば実に良心的な業者さんだと言えるが、真っ当に商売している同業者からすれば「碌なモンじゃない」ということ。それはハッキリ言わせてもらう。

もう一つ、誰も問題にしていないけど、手数料を貰わないのは一種の便宜供与(違法)ではないか、ということ。契約を誘引するために契約金を立て替えたり引越し代を提供したり、その一部や全部を提供することは便宜供与に当たるもので禁止されているが、本来は貰える正当な報酬を貰わない、ということで客を集めるのは、その便宜供与に抵触しているのでは、と思う。顧問弁護士も付いているようだから「違法性なし」との判断をされているのかも知れないが、だとしても、間違ってないだけで正しくはない。

番組もHPも、消費者に誤解を与えかねない内容になっていて、それはとても残念なこと。

繰り返すが、80歳で宅建試験に合格し、85歳の今も(やり方の是非は別にして)確実に業績を伸ばしているということは立派なことで尊敬に値すると思う。ただし、経営方針が「買主から手数料を頂かない」というものであるなら、どんなに業績を伸ばしていたとしても褒められた話ではないと思う。

私はAD(広告料や業務委託料も同じ)は不法な報酬だと思っているので反対だが、正当な手数料は受けるのが当然だと思う。お客様アンケートを読むと「手数料がタダで助かりました」などと喜んでいる人もいるが、消費者が喜んでいるからと言って必ずしもそれが「良いこと」「正しいこと」とは限らない。本音では手数料を稼ぎたい業者と、できれば手数料を払いたくない客の利害が一致しただけだ。

テレビで何度も取り上げられて、この会社にとっては「いい宣伝」になって今後も顧客や契約依頼は増えるものだろうけど、「買主にはお得であっても正しい経営方針の会社ではない」と言っておきたい。


「がっちりマンデー!!」の制作スタッフの底の浅さ・・・、「がっかりマンデー!!」である。

posted by poohpapa at 05:49| Comment(17) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月13日

同業者さんが届けてくださった謝礼

以前から、貸家の立ち退きに関するご相談に乗らせて頂いていた同業者さんが、無事に完了したとのことで、わざわざ謝礼を届けに来てくださった。立ち退いた後の売買も纏まったようで、そのお仲間さんからすれば「大いに助かった」ということらしいのだが・・・、

私としては謝礼を頂くようなことはしてないし何とも恐縮である。と言いつつ、「今、お時間ありますか?」と訊いたら「ある」とのことなので、先日オープンしたばかりの隣の「Dr.ネイル」にそのまま連れていきフットケアの施術を受けて頂いた。後で私が払うつもりでお仲間さんにも店のスタッフにもしっかりそう伝えてあったのだが、代金は、お仲間さんがご自分で払ってくださった。

これじゃ「出す出す詐欺」かも・・・、「足が楽になった」と喜んでくれたが、悪いことをしてしまったたらーっ(汗)

同業者の中には、大家さんに巧みに取り入って他社の管理物件を奪ったり、取引に関与している業者を排除(いわゆる中抜き)する業者もけっこういるが、こういう義理堅い業者さんもいるもの。

家を購入して以降、私はヘソクリを持たないことにして、入ってきた副収入は全てうちのに対してガラス張りにしている。と言うか、そのまま渡している。以前は、ある程度まとまった額まで貯まると「あなたが好きに使っていいよ」とうちのに渡していた。「好きなように」というのは、もちろん「自分が欲しいものを私に断りなく買っていいよ」ということで、一旦渡した後で使い道に対して文句を言ったりしないし何に使ったかも訊かない。うちのも無駄遣いする性格ではないし何か家の為に役立てていると思う。

そのあたりは「阿吽の呼吸」で伝わる夫婦である。ま、こっちは適当に隠し事もしているけどあせあせ(飛び散る汗)

貧乏な家庭で育ったが、亡くなった親父がカネに関してはいろんな教えを遺してくれていて、それらは、いわば遺言みたいなものだし、私はカネに関しては日頃から「キレイでありたい」と心掛けている。

今回お仲間さんから頂いた謝礼・・・、二人で何か美味しいものを贅沢に食べさせて頂こうかなるんるん

ここんとこトラブル続きで気分が重かったが、ちょっと嬉しい一日だったグッド(上向き矢印)

posted by poohpapa at 05:35| Comment(23) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月09日

昨日に続いて細かな話^_^;

これは住宅新報版ブログで以前に書いた話だが、

同業者の入居者募集物件を案内して申し込みが入った。審査も通り契約も完了して、管理会社から「仲介料は来店で?、それとも振り込みますか?。振り込みの場合は振込料を引かせて頂きますが」と電話があった。業界の慣例で、とくに事情がなければ振込料を引くのは当たり前で、それ自体は問題ない。

現金で集金するには遠いので振込みでお願いすることにして当社の口座を知らせた。UFJと多摩信用金庫のどちらでも先方の便利がいいほうで、と思って両方を知らせると多摩信用金庫に振り込まれた。

仲介手数料は6万ほど。引かれていた振込料は630円、であった。おそらく、他行のネットバンキングで振り込んだものと思われるのだが、なんで??、であった。

と言うのも、その業者の店から多摩信用金庫のATMまでは徒歩4分の距離。従業員がそこまで歩けば振込料は315円で済む話。「振込料を引くことを了解しているのだからかまわない」、ということなんだろうけど、「少しでも(客付けしてくれた)同業者の負担を軽くしてあげよう」とは考えないものか。

これが「仲介手数料60万」という話なら気にもならないものだが、仲介料6万での315円か630円かの違いは、額自体は些細だが大きい。一方で「濃厚チーズ気分」をばら撒いていて言うのもナンだがたらーっ(汗)

当社は、近場であれば直接、お礼方々お届けしているし、振り込む場合も一番振込料が安い方法を考えて振り込むようにしている。付き合いや、客付けの内容によっては振込料を引かない時もある。いつも振込料を引かずに振り込んでくれる業者さんに当社が振り込む時はこちらも引かない。

たった300円くらいのことではあるが、そういうことで相手業者の同業者に対する本音が見えてしまうようで、今まで仲良くお付き合いしていたがすっかりテンションが下がってしまった。もしかすると社長の指示や方針とかでなく、従業員任せにしていて知らないのでは、と思う。言って差し上げるのが親切、というものだろうけど、逆に「あの人は細かい」という評判が立つだけかも知れない。

もしこのブログをお読みで、「うちの会社の場合はどうしているんだろ」とチェックしてくれたら嬉しい。

posted by poohpapa at 06:04| Comment(14) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月22日

とても嬉しい訪問者

半年ほど前、こんな記事を書いているが、

その時にお客様をご紹介くださった同業者さんが、はるばる神奈川県から当社を訪ねてくださった。半年前の約束を果たすために、であった。約束、と言っても、反故にしたところで何てことはないような約束である。互いに忘れてしまっていてもどうということはない。そんなのは「よくある話」なんだし。

約束・・・、それは、半年前に私が仲介料の半分をお届けに伺った際のこと、仲介料が入ることでなく、お届けにあがったことをとても喜んでくださって、美味しい夕食をご馳走になっただけでなく、お車で、乗り換えに便利が良い駅まで送ってくださったのだが、車内で「この辺は梨の産地なんですよ。シーズンになったらお送りしますね」と仰っていたもの。そんな約束、忘れられるのが当たり前くらいの話なのだ。

それを、わざわざ届けてくださったのである。おっきな梨(幸水)を生産者が違う2袋と、珍しい葡萄(巨峰より二回り大きな「藤稔」という種類で、私は見たこともない品種)をドーンとお持ちくださった。

幸水は、同じ品種であっても生産者によって微妙に味が違うこともあるとかで、私の口に合うかどうかを心配して二軒の生産者で用意してくださったようで、どこまでもご配慮が行き届いている。私が「そんな約束、忘れてしまっても構わなかったのに・・・」と言うと、「些細な約束でも、私がその話をした際に先にお礼を言わせているのですから、そういう約束は必ず守ります」とのこと。

うちのが後で「お父ちゃんみたいな人が他にもいるんだね」と言っていたが、「ご両親が立派に育てた」ということなんだろう、と思った。商売の話をしていても、実に誠実に対応していて、地主や大家、客から裏切られることはあっても、その業者さんから裏切ることはけっして無い、と分かる。

ちょうど夕刻になったので、食事にお誘いした。行き先は、私が言い出したのでなく「ではガストに行きましょうか」とのことでいつものガスト。半年前は立派なお蕎麦屋さんに連れて行って頂いたのに、こっちはガスト、である。申し訳ないことだったが、その選択は大正解であった。なぜなら・・・、

いつも私が記事にしているキレイなお姉さんや可愛い高校生バイトのEさんとTさん、そして超美人の新人Oさんもいて、まさに美人ウエイトレスの揃い踏み状態だったのだ。他にもキレイなお姉さんはいるが、ここまで一度に揃っているのは奇跡に近いと言える、いや、大袈裟でなく本当の話わーい(嬉しい顔)

「たぶん、面接の際にマネージャーさんの好みで選んでいるんだろうね」などと陰口を叩いた(*^^)v

事前に(梨を届けに)お越しになることが分かっていたので、昼間、伊勢丹に行って馴染みのソムリエさんにワインを選んでもらって、それをお持ち帰り頂いた。今週のワインのフェアはお値打ち品の紹介で、どれもが一本1080円・・・。試飲したら「そんな安物の味ではない」というワインもあるが、そんなものをお持ち頂いたなら失礼なので他で選ばせてもらった。こんな時、親しいソムリエさんがいると心強い。

遠方から来て頂いたのに、私の愚痴にいっぱい付き合せてしまい申し訳ないことをしてしまったが、私にとっては何より嬉しい訪問であった。




posted by poohpapa at 06:02| Comment(10) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月18日

他人事ではない話

仲良くさせて頂いているお仲間さんの物件を案内した。

値段も手ごろで、部屋自体がそこそこであれば決まるハズの案内であったが・・・、決まらなかった。

1階の二部屋と2階の一部屋が空いていて、先ず1階の部屋から見ようとドアを開けたら南側に建物が迫っていて暗かったので、直ぐに2階に移動。ドアを開けるとカビと下水の逆流する臭いが鼻を突いた。

長く空き部屋になっていたので、排水のU(S)字パイプの水が乾燥して臭いが逆流しているのだろう。流し台とトイレの水を出しておいて、この後の臭いを防いでおいたが、今の臭いは消えない。

そこまではまあ何とかなったのだが、浴室のドアを開けて驚いた。床に乾燥した小バエの死骸が黒ゴマのようにいっぱい落ちていて、蜘蛛の素が張っていたのだ。その状態はお客様には見せずに「この物件は止めましょう」と私のほうからストップをかけた。

管理会社が定期的に巡回していてチェックしていさえすればその物件で決まっていたと思う。だが、それは他人事ではない。当社の管理物件でも、家主さんが同じ敷地にいるのに、自分では窓も開けず、水も流さず、玄関ドアの内側がDMの山になっている物件がある。正直、自分の資産なんだから自分で気を付けていればいいのに・・・、と思う。家主さんは「管理会社の仕事」と思っているだろうけど、募集や更新契約をするのと管理は別の話。管理料を払っていないなら本来は家主さんが自分ですべきこと。

帰社してから管理会社に連絡して状況をお伝えしたら恐縮していた。別の会社だが、逆に以前は当社も連絡を頂いて助かったことがある。同じアパートで管理会社が2社入っていて、当社の入居者でない人物が玄関の前にゴミを散らかしていたのだ。直ぐに家主さんに連絡して片付けて頂いて事なきを得た。

お互いに連絡し合うことで良い管理が出来るし、お客さんにも喜んで頂ける。そういう連絡は業者間で緊密にとったほうがいいだろう。たいていは案内が不調に終われば「関係ない」となるものだろうけど。

posted by poohpapa at 06:30| Comment(4) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月15日

不動産屋も最低限の品格を持ちたいもの

先日、当社の募集物件に大手業者から問い合わせがあった。「まだ有ります」と伝えると「これから直ぐに
案内します」とのこと。夕方になって、担当者から電話があった。

「実は、本日ご案内したお客様が他の物件と二者択一でどちらにするか悩んでいるのですが、二つ相談がありまして、一つは家賃交渉が可能かどうかということ、もう一つは広告料(AD)を付けてもらえるかどうかなんですが・・・」とのこと。???、である。家賃交渉はお客さんの希望だろうけど、広告料はお客さんの希望であるワケがない。私からすれば「ドサクサに紛れて駆け引きしている」としか思えない。

それで、解かりきっていることだが意地悪く「その二つの相談はお客さんが言っているのですか?」と訊くと、「いえ、そうではありませんが・・・」と、後の言葉を飲み込む・・・。

しばし気まずい空気が流れた後で本音が出た。「もし広告代が出るならオタクの物件を強く勧めるつもりでいます」と恩着せがましく言う。なんじゃそれ!?、である。

「うちは広告料やADなんかは付けませんし頂きません。家賃も、空く前は8万でしたが、家主さんにお願いして今回の募集から7万3千円に下げていますので、これ以上の交渉はできません」と突っぱねた。

現に、当社はAD付き物件で決まった際は、その分を礼金や家賃の日割分に充当してもらうか、当社で受け取った後でお客さんに返還している。実質的にADを払っているのはお客さん自身だから、である。

すると10分も経たないうちに業者から「オタクの物件で申し込みしたいとのことです」と電話があった。ということは、お客さんの意思は最初から当社の物件で決まっていたのに(他の物件と迷っていることにして)あわよくばADをせしめよう、という魂胆であったと分かる。お客さんを出汁に使って「そこまでして不当な利益を得たいのか」という話で、その申し込みは翌日になって結局キャンセルとなった。

もしかすると、他で(その業者にとっては有り難い)AD付きの物件が出てきて、業者が潰したのかも知れない。それがお客さんにとって本当に良い物件であったのかどうかは疑わしい。

ADは明らかに宅建業法の報酬規定に違反している、ということもあるが、そういうふうに、お客様にとって不利益になるようなことも起こり得るから私はADに反対している。

その業者は過去にも、当社の物件に客付けした際に、してもいない消毒代を3万円も受け取っていたりした。不動産業者としての社会的な使命感も理念もなく、あるのは自己の欲得だけ。儲けられるなら手段を選ばず何でもアリ・・・。最近は不動産業界全体の品格を貶めている業者が増えているように思う。

さて、アットホームからの回答期限は明日、である。自社の利益を優先して「不動産業界の品格を貶める不法行為」に手を貸しているアットホームは果たしてナンと言ってくるであろうか・・・。


posted by poohpapa at 04:31| Comment(8) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月18日

せっかく誕生祝を届けたが無駄になった・・・

先日、斜め前のDホームの女子社員が当社に寄って、うちのホワイトボードの4月〇〇日の欄に「自分の誕生日 31歳」と書いて帰っていった。つまり、「その日に何か誕生祝を届けろ」ということである。

で、昨日、コンビニでケーキを3個買って届けたのだが・・・、姿が見えないので社長に「お嬢は?」と訊くと、「今日はお休み」とのこと・・・。なんだよ!パンチ、である。

ケーキ3個は「社長と3人で1個ずつ食べよう」というのでなく、お嬢が一人で食べるもの。ケーキなら何個でもいけるんだとか。それでも本人がいないのだから置いて帰るワケにもいかない。家に持ち帰ってうちのに食べてもらうことにした。もちろん今日改めて買い直すなんてことはしない。休みが急に決まったのかどうかは不明だが、「だったらホワイトボードに余計なことを書いていくなよ」、と言いたい爆弾ちっ(怒った顔)

posted by poohpapa at 05:49| Comment(6) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月04日

本当の「お・も・て・な・し」を受けてきた

昨日の夕方、神奈川県の伊勢原まで行ってきた。仲介料のお支払いの為、である。

以前記事にさせて頂いた「八王子方面で部屋探しするお客様」を当社にご紹介くださった業者さんにお邪魔させてもらったのだ。仲介料は55000円×1.05の半分、28875円である。通常は振込みで済ませてしまうものだが、私のブログをお読み頂いていて、内容はほとんど「馬鹿」「死ね」「役立たず」であるのに、それでも信用してくださって大切なお客様をご紹介くださったのであるから振込みで済ませるワケにはいかない。と言っても、たぶん、直接お届けできるギリギリの距離だとは思う。

業者さんは最初から「当方の手数料はけっこうですので」と仰っていて、「大切なお客様ですのでくれぐれも宜しくお願いします」とのこと。それはお客様にお会いしてみて「なるほど・・・」と納得がいった。

手数料を固辞される・・・、そもそも今時そういう業者さんは非常に珍しい。ADは言うに及ばず、何でもアリでお客さんからカネを巻き上げようとするのが我々の業界、と言えるくらい成り下がっているのだから。なので逆に「ちゃんとお支払いしなければ」と思った次第である。

その業者さんの会社は駅からは徒歩で15分くらいの場所。あいにくの雨だったが息子さんが駅まで車で迎えに来てくださった。それだけではない。車が店の駐車場に着くと、私が降りる際、お母様が店から直ぐに出てみえて傘をさしてくだったのだ。私も傘を持っていたしタダの同業者だからそこまでして頂かなくても良かったので恐縮した。たぶん、普段からいつもお客様に対してそうなさっているんだろう。

お店でしばらく歓談させて頂いたが、後でよくよく考えれば、そういう場合ほとんどが愚痴話になるたらーっ(汗)

狙って行ったワケではなかったのだが、ちょうど夕食の時間になってしまい、強く勧めて頂いてご馳走になることになった。私の偏食の関係で「お蕎麦屋さん」でお願いしたのだが、とても高級な蕎麦屋さん。人様の財布である、意地汚く、ふだん自分のカネでは絶対に食べない「天せいろ」の三段を注文わーい(嬉しい顔)

海老天など立派なサイズが2本もついてきた。今まで「天せいろにあんな大きな海老を惜し気もなく使っている店」など無かったから感動モノだった。だいいち、お茶からして実に美味しくて、しかも適当な熱さで出してくる、それも有り難いし凄いこと。その店の料理が美味しいかどうかは食べる前から分かる時がある。お茶やお冷、お新香にまでしっかり気配りされている店の料理が美味しくないワケがないから。

老夫婦2人でやっていて、惜しむらくは奥さんがあまり愛想が良くないこと。そこでいつもの必殺技・・・、というほどのことではないのだが、盆を下げに来た時に「美味しかったです」と声を掛けてみた。「このお茶も美味しいですね」と言うと表情がやや綻んだように思う。もちろん、お世辞でなく本当に美味しかったから美味しいと言っただけのこと、美味しくなければ黙っているのだから。

こういう場合、たまたま買ってきたのでなく拘って厳選したお茶っ葉であって、それを客が察して解かってくれて褒められたなら嬉しさは倍増するものだと思う。むやみやたらに褒めても効果は無い。

で、すっかりご馳走になり、帰りは伊勢原駅でなく本厚木駅まで送ってくださった。「そのほうが何かと便利がいいでしょうから」とのことで、何から何まで行き届いたご配慮を頂き感動さえ覚えた。

カネだけのことで考えれば、「わざわざ届けてくれなくても振り込んでくれたほうが良かったのに・・・」くらいの話だろうけど、やはり実際にお会いして良かった。駅から離れた立地でありながら免許ナンバーの( )の中の数字は二桁である。そのワケがよく解かった。実にいい勉強をさせて頂いた。

あ・・・、逆に、向こう方面で部屋探しをするお客さんがいたら是非ご紹介させて頂きたいと思う。本当に信頼できる業者さんであるのは今回のことで実によく分かったから。こういう信頼関係は得難い。

帰りの電車の中からお礼のメールを送ったら、「今度は私が立川に伺いますね」とのこと。「はい、いつでも大歓迎です。ただし、食事は例のガストになるかも知れませんが」と返した・・・。

いかん!、私の頭がガストから離れない・・・ふらふら

posted by poohpapa at 07:03| Comment(18) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月01日

同業者さんから出た驚くべき言葉

今日の午後、長野から(八王子方面で部屋探しをなさる)お客様がおみえになる。

お客様が私のブログをお読みになっていて、というのならたまにあるのだが、珍しいことに、神奈川の業者さんが私のブログをお読みになっていて、「そちら方面は不案内なので」ということでわざわざご紹介の連絡を頂いたもので、そういうのは滅多にないこと、いや、初めての経験で、とても嬉しい。

ふだん、同業者だろうが家主だろうが客だろうが、叱る時はボロクソ本音で書いているから、自分でも「私のブログを読んで頂いていて、それでどうして私に依頼してくださるのか解からない」くらいだが、「当社にとっては大切なお客様なので、間違いがあってはならないので、利益云々ではないのです」と仰る。

そのあたりは私が普段書いていることでもあるので、共通の価値観をお持ち頂いているのだろう。

で、「同業者さんから出た驚くべき言葉」というのは、その業者さんから出た言葉ではなく、予め伺ってた条件から物件を絞り込んでいて、それぞれの管理会社に問い合わせた時に出た言葉である。

物件としては「これ以上のものは無いかも」と思って問い合わせると、「物件はまだあるが、今はまだ退去していないので室内は見られなくて、リフォーム前でよければ別の部屋が見られる」とのことで、そういうのはよくある話。だが、その後で出た言葉に「え・・・??」と思った。

管理会社の女性従業員が遠慮がちに、私にこう言ったのだ。

「この物件はADとか付いていませんけど・・・、それでも宜しいでしょうか?」と。

付いてなくて当たり前の話なのに、わざわざそんなことを訊く・・・。ということは、その業者さんに問い合わせてくる業者の大半は「ADは付かないの?」と訊いてきたり、ADが付かないと知って「じゃあいいです」とお客さんに紹介しなかったりしている、と分かる。

ADは脱法行為で、不動産屋にとっては不当利得でもある。私がADに反対しているのは、違法だから、ということもあるが、ADの有無が(本当は条件に合っていても業者が紹介しなかったりして)お客さんの不利益になるから、ということもある。更に、不動産業全体の信頼と存続に関わる問題にもなるからだ。

それで「うちはADが付いていても受け取らないか、お客様に還元してしまうのでかまいません」と言うと少々驚いた様子で、安堵している感じが電話から伝わってきた。まったく情けない業界であるパンチ爆弾

ところで、紹介をしてくださった業者さんは「当方は仲介料は要りませんので」とも仰っていたが、私なんかを信用して依頼してくださるだけでも有り難い話で、ご紹介が無ければ元々は0なんだから、そうはいかないもの。無事に終わったらちゃんと折半させて頂くつもりでいる。それで本来当たり前なのだから。


posted by poohpapa at 06:23| Comment(0) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月24日

長い賃貸仲介業の中で、ある意味、一番疲れる案内になった話(予告編)

昨日は午前中に一つ用事を片付け、午後、愛知からお越しのお客様の部屋探し。お父様は私のブログの古くからの読み手さん。先週は大雪がまだ残って足下が悪い中、徒歩で立川と西国分寺の物件をご案内。だが、私の目からしてもお客様からしてもイマイチの物件・・・。で、昨日は仕切り直しとなった。

先週は新幹線でお越し頂いたが、昨日は遥々とお車で、お母様もご一緒。部屋探しの内容の詳細はここでは書けないが、車は店の近所のパーキングに停めておいて頂き、昨日も電車でのご案内。

幸い、賃料もそこそこ高いけど「女性の一人暮らしでも安心で使い勝手の良い駅近の物件」が見つかったのでホッとしたのだが、実は、昨日の案内ほど疲れたことは私の不動産業歴の中で無かったこと。

不動産屋が「疲れる案内」と言う時は、「お客様の性格が頗る悪かった」とか「無いものネダリをされた」とか「キツイ駆け引きを使ってきたり無理な交渉事が入った」とか「遠方まで案内したから」とか、だいたいがそんなところだろうけど、そんなことではない。お客様とは全く関係なく疲れさせられたのだ。

原因は物件を管理している管理会社(不動産業者;複数)に在った。今日は予告編みたいなもので、契約が無事に完了したら先ず住宅新報版ブログで書いて、それからここで書きたいと思う。私も商売なので、仲介料が管理会社から支払われてからでないと書けない。その仲介料が支払われるかどうかも不安なくらい。

物件そのものは私の目から見ても(それなりの賃料だとしても)90点は付けられる。だが、管理会社との間でもし何かトラブルが起きたなら、私がずっとお客様に対する責任を負うことになる。ハナからそのつもりでいるし、それはどのお客様に対しても同じなので、特に負担になる、ということはないが。

私が昨日伺った(対応に問題のある)管理会社と似たような不動産会社は、実は私の街にもある。「どうしてそんなことに気が付かないかねえ・・・」と思えてしまう業者である。とくに神経が細やかでなくても、当たり前の感性さえあれば誰でも気付くことなのだが、どういう育ち方をしたのやら・・・。

って、なんかこのままオチまで書いてしまいそうなのでこの辺で止めるたらーっ(汗)

昨日はとにかくドッと疲れが出たので、家に帰って風呂に浸かって、好きな音楽を聴いてから寝た。

同業者さんには参考になる話だろうから是非お読み頂けたらと思う。2ヶ月くらい先だろうけど・・・。


posted by poohpapa at 07:15| Comment(2) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする