「相棒」グッズである。それと麻布の高級蕎麦店の蕎麦2種類(大盛り相当で10人前以上)も・・・。
私は「相棒」の大ファンで再放送も録画して繰り返し観ているし、好きなストーリーはDVDに焼いている。なんでも、六本木まで出かけたとかで、テレビ朝日の売店に立ち寄った時に「そうだ、たしか相棒のファンだったハズ・・・」と私のことを思い出してくださったとか。テレビ朝日は何かのイベントでもやっていたのか大変な混雑で、相棒グッズを買うために2時間、お蕎麦を買うために1時間の行列だったとか。途中で「ま、いっか」と諦めないで買ってきてくださったのは何とも有り難いこと。ナンと言っても私なんか同業者(商売敵)なんだし、私だったら行列を見ただけで「思い出さなかった」ことにするだろう(*^^)v
で、お蕎麦の半分は既に食べてしまったが、うちでふだん食べている蕎麦とは色艶が違う。盛られて出てきた瞬間に「あ、さすがに高級品」だと分かった。うちの食べ方は常に「ざる」で、それは、温かい「かけ」より蕎麦本来の味が分かるから、という理由である。
蕎麦は箸で掬って蕎麦猪口の蕎麦つゆに先端だけ浸して、口に入れる時に先ずつゆの付いてない蕎麦を食べ、蕎麦だけの本来の風味を味わって、それからつゆの付いている蕎麦をかき込む、というのが(もり、ざる)蕎麦を食べる際の正しい作法、というもの。
私も、その作法に従っ・・・たりはしない。箸で多めに取った蕎麦を蕎麦猪口にドボンと入れてつゆをよく沁み込ませて食べる。作法も行儀もあったものではない。「食べたいように食べる」それあるのみである。真の食事の作法は「周りの人に不快感さえ与えなければどんな食べ方をしても良いもの」と思っている。
で、頂いた相棒グッズがこちら、
ストラップと、名刺型の伝言メモ(ケース付き)
伝言メモのアップの写真
伝言メモの表側(名刺ふう)
こちらが裏側
それぞれのセリフの言い回しに合わせた内容になっていて、ファンである私は裏側を見ただけで表の名前が誰だか判る。相棒は個々の登場人物のキャラが立っていて、キャストがそれぞれにいい味を出している。それは橋田寿賀子ドラマ以上であろう。杉下右京の相棒役が代わっても長く続く所以である。
だが・・・、これ、アカン!、気に入らないのではない。私は貧乏性だから使えない

「同じ物が二つあるなら一つは開封できるが、一つだけだと保管してしまう」という貧乏性の悲しい性だ。と書いているのは、「今度ついでがあったらもう1個買ってきてくれ」という強烈なアピールである

ちなみに、うちのは何かにつけて私と真逆の性分である。モノは使わなければ意味が無い、と考えてサッサと開封して壊れるまで使う。壊れたり消費したら次のを買う、という考え方で徹底しているから醤油や砂糖や油などの買い置きもしない主義。だから無駄が無い。私は「買い置きがあると安心できる」人間だから消費材は半年分くらいストックしようとする。価値観的にはうちのが男性的で私が女性的である。だからバランスが取れる。大事な部分での考え方はほぼ同じでも性分まで同じなら夫婦の価値観が偏ってしまって怖いし、かえって軋轢が起きるもの。夫婦は価値観の違っている部分を残していたほうがいい。
さて、相棒の伝言メモ、きっとコレクションしたまま使わない。うちには「使わない(使えない)で保管している物」が5万とある。コレクションしているんだから生前に形見分けはしたくないし・・・、私が死んだら一部は家族に形見分けして、あとはオークションにでも出品して住宅ローンの足しにしてもらおう
