2009年03月15日

ちゃらんぽらんな会社

2年前、大手カラオケのシ◎ックスから法人契約で申し込みが入り、先日、2年で退去したのだが・・・、契約には「呆れた経緯」があった。

申し込みを入れてきたのは渋谷の不動産会社で、シ◎ックスとの間に「法人社宅専門管理会社」がもう一社入っていて、当初から話が遠くてやりにくかったのだが、とんでもないトラブルがあった。

契約金の入金は早めにしてもらったものの、入居して1ヵ月半になるのに契約書が返送されてこない。私からの再三の問い合わせに「あっちにある」「いや、こっちには無い」のたらい回しで、何度問い合わせても「向こうの担当者に言っておきます」という返事ばかり。

数日して、ようやく郵便が届いたが会社概要だけで肝心の契約書が入っていない。で、問い合わせた際、担当者が私に言った言葉、

「契約書、再発行して頂けますか?」

「簡単に言いますけど、再発行して、確実に戻ってくるんですか?
私はまた車で1時間かかる家主さんのお宅まで伺って、お詫びかたがた署名と捺印を頂いて、それをまたオタクに送付して、改めて送り返してもらって、再び家主さんに送付することになるんですよ。先ずちゃんと社内を探しなさいよ」、と断った。

以来、契約書は行方不明のまま。当社は家主さんに経緯を説明して了解を得ているからいいものの、借主の企業にはどう申し開きをしていたものか。きっと二社が互いに責任転嫁していたに違いない。

担当者が代わったのだろうが、解約予告の電話を入れてきた時も、「当社はまだ契約書を頂いてないのですが」と言うので、「頂いてないのは当社であって、契約書は御社(社宅斡旋会社)と客付け業者の間で行方不明になっているんですよ」と話したら恐縮していた。

正直なところ、契約書が無い状態で入居していてもらうのは気持ちの悪いものであったから、退去してくれてホッとしている。

会社の規模・・・、大きければ良い、というものではないと判る。
posted by poohpapa at 05:00| Comment(2) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月06日

そういう言い方はないだろ!(*^^)v

長男から電話があった。

「お父さん、こないだ僕の友達が借りた部屋、畳を交換してもらえることになったよ」、とのこと。

その部屋は、前に管理していた不動産会社が「畳や襖の交換費用は入居者負担」であったことから、新会社に管理が移っても、家主さんの手前、直ちに「退去時の入居者負担は原則としてクリーニング費用のみ」とするワケにはいかず、「入居時に畳の表替えをしなくていいなら出る時に請求しないが、入居時に替えさせるなら出る時には負担してもらう」、という方針だった。

それも「どうかなあ」とは思った。何より、その部屋の畳は、前の前の入居者から替えていない。ならば、なぜ前の入居者には請求しなかったのか、或いは、出してもらったけど替えてないのか疑問だった。

それで、親しくしているその会社の社長に交渉したり、長男の友人に「畳の表替え費用は私が出していもいいよ」と伝えてあったのだが、結局は長男の友人が「そのままでいい」と言って、畳は替えないことになっていた。それが、「替えてくれた」、と言うのだが・・・、

長男は怒っていた。

「あの社長、酷いよ。畳を替えてくれたのは嬉しいんだけど、『あなたのお父さんがうるさく言うから替えることにしたから。出る時も負担しなくてもいいから』、って言うんだよ。普通は僕に(お父さんのことを)そんなふうに言わないものだよね」、と。

長男は、世の中をよく解かっている。そう、普通は言わない(*^^)v

それで、「社長は悪気は無いんだよ。今までの自分のやり方でいけば交換しないで済んだものを、俺が『それはおかしい』って譲らなかったから、それで文句の一つも言いたかったんじゃないの。お父さんは気にしてないから心配しなくていいよ」、と伝えた。

社長の性分はよく解かってるし今後の付き合いにも影響はない。同じことを言われても腹が立つ相手と何とも思わない相手がいるものだ。まあ、「もう少し言葉を選べばいいものを」、とは思うが(*^^)v

私からすれば畳代を負担しなくて済んだだけでも御の字であるわーい(嬉しい顔)
posted by poohpapa at 05:00| Comment(14) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

これほど酷い冗談でも通ってしまう同業者(*^^)v

近所の同業者に新年のご挨拶に伺うと、見慣れない顔がある。

今年の頭から、うちのと同い年くらいの女性社員が入社していた。第一印象は穏やかで実に感じがいい。表情は元妻と少し似ていた^_^;

社長もスタッフも私とは仲が良く、普段から滅茶苦茶な冗談を言い合っていたり、当社に売買案件が出ると、売買経験がない私はその会社に持ち込んで客付けしてもらって手数料を分けたりしている。

その会社の駐車場も何度もタダで使わせてもらっていたりする。ま、そんな仲なので、社長の目の前で、こんな暴言を吐いた。


「いくら世の中が就職難だからといって、よりによってこんな会社で決めなくても、他にいくらでもあったでしょうに。直ぐ後悔するよ、知らないよ」、と。

更に、「この会社は女の子が入ってきても、だいたい一週間で辞めてくんだよね、社長のセクハラが原因で」、とも。


普通なら「二度とうちの敷居を跨ぐな!」くらいの話だが、社長も新人さんも大爆笑で聞いている。このテの冗談は中途半端だと真実味を帯びてしまって逆効果になる。このくらい完全に潰すのがいい。

以前その会社で社員を募集していた時に、知人の女性を紹介して採用してもらったことがあり、その知人は1年半くらいは勤まった。

ではあるが、さて、本当に「いつまでもつか」楽しみではあるわーい(嬉しい顔)
posted by poohpapa at 07:59| Comment(6) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月23日

地方の業者さんは辛そう

仲良くしている千葉の業者さんを訪問していて、たまたま物件案内に同行させて頂く機会を得た。お仲間さんの「案内」を拝見できる機会など滅多にないから、いい勉強になった。

といっても、たまたまランチを一緒にとっていたところに近々案内する予定だったお客さんと鉢合わせしたことで、ランチ後そのまま物件を見ることになったのだが、物件はそのレストランの2階でもあった。


(見たままをTVショッピング風に言うならば)

駅から徒歩でたった6分の近さ、2階で1DK、DK8畳、洋室8畳、いずれも若い人たちに人気のフローリング、BTはもちろん別、ACも付けちゃいます。さらに室内洗濯機置場まで付いて、収納もタップリ、至れり尽くせりで、まだあります、窓にはシャッターも付いていて、築10年ほどで新築同然の美室で日当たりも最高!(場内から歓声)

それでお家賃は、いくらだと思います?、皆さん!

社長が俯いて申し訳なさそうに小声で、

「今回は頑張っちゃいました。ギリギリのサービス価格、
4万6千円、4万6千円でご奉仕させて頂きます」
(ここで拍手と歓声が沸き通販会社の電話が一斉に鳴り始めるわーい(嬉しい顔)


まあ、そんな感じで、家賃を聞いた時には私のほうが驚いた。立川近辺で全く同じ条件の部屋を借りるなら当然8万近くはするだろう。

地方の不動産業者さんは辛いものがあるな、と感じた。

物件を案内したり契約を交わしたりする労力は変わらないのだから同じ手間が掛かるなら、地方より都内、それも都心で営業した方が稼げるのは間違いない。人件費の格差や事務所や駐車場の賃料等の経費を考慮しても、地方の業者さんは1件あたりの単価の安さを補うために数をこなさなければならないワケで、相当にキツイものがあるだろう。

聞いたところでは、2DKの貸家が5万以下で借りられるし、単身者向けの1ルームなら駅から徒歩10分以内で4万もしないし、3DKでも6万円台、とのこと。私が引っ越したくなったたらーっ(汗)

私の知り合いの新橋(東京)の業者さんは、駅前のニュー新橋ビル5Fに店を構えていて、管理物件は「0」、他社の物件に客付けするだけで経営が成り立っていたが、それも「客単価が高い」のと「見込み客の多さ」ゆえ、であろう。

都心の業者さんからは「冗談じゃない。なら皆都心で開業するハズで単純に比較するなよ」とのお叱りの声も聞こえてきそうだが、新宿あたりでお客さんを「使い捨て」にしてボロ儲けしている業者が蔓延っていられるのも「単価が高くて飛び込み客が多いから」だと思う。

都心か地方かというだけでなく、店が駅前にあるかどうかも大きい。えてして評判の良くない大手業者が生き残っているのは、資本力にモノ言わせて一等地に店舗を構えているからに他ならない。クチコミでの評判の悪さなど、地の利でお釣りがくる。逆に、地の利の悪さは多少クチコミでの評判が良くても追いつかない


地方の業者さんの苦労を垣間見させて頂いて、なんだか感慨深いものがあった。 

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2008年10月22日

それは「虫のいい話」では!?

先日の連休前に、多摩の外れにある募集物件に問い合わせが入った。当社からは車だと40〜50分かかる距離にある物件だ。

現空なので、鍵は現地対応になっているのだが・・・、

業者が言うには、「当社は明日から連休させて頂くのですが、御社はどうでしょう?」とのこと。

ピーン!ときた。

客付け業者の担当者は、「困ったなあ」「どうしようかなあ」と言うだけで、具体的な提案やお願いはしてこない。微妙な「間」があるのだ。

暗に「休まず営業しているならそちらで案内してもらえないか」という雰囲気が漂っている。

まさかに現地に隠してある鍵の在り処を教えてお客さんだけで行かせて見させるワケにはいかない。「どうします?、お客さんを逃すことになるかも知れないよ」てな感じで、「じゃあ当方でご案内しましょうか?」と言い出すのを待っているんだろう。

こういうことは日常生活でもよくある。暗に「そっちでやってくれ」と押し付けていながらイザとなったら「私が頼んだワケじゃない」と逃げるタイプの人間は5万といる。会社の中間管理職に多いタイプだ。

そういうのは不快なので、「もしも御社が休みで同行できないようでしたら、連休後に日を改めて頂くか、もし家主さんがいらっしゃれば鍵を開けておいて頂きますが」と言うと、「じゃあ、お客さんと相談してみます」と言って電話を切ったが、その後の連絡はなかった。

手数料は客付業者に100%出すことになっているが、それはあくまで「客付け業者が案内して申し込みを入れるところまでした場合の話」であって、案内を当社でするなら50%しか出せない。

「こういうワケなので、御社で案内して頂けるなら、決まった際の当社の手数料は半分で結構ですから」と言うなら解かる。そう言ってくれたなら逆に「いえいえ構いませんよ、その場合でもちゃんと100%お支払いします」になるものだ。互いにそのほうが気持ちいい。

確実に申込みをするのが決まっているなら、家主さんの為にも私が案内してもいいが、決めるのはお客様だからそんな保証は無いし。

物件の隣り駅にある業者だったが、都内の業者でさえ案内は自分でする。もっとも、その代わり礼金を上乗せしたりもするが^_^;


手間を惜しんでカネだけ欲しがる・・・・・、

「他所の会社の社員をタダで使おうとするなよ!」と言いたいパンチちっ(怒った顔)
posted by poohpapa at 03:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月15日

欲をかいた末に・・・

ある大手業者が当社の募集物件を案内して、現地から担当者が携帯で「お客さんが申込みしたいと仰ってますので」と電話してきた。

店に戻り次第、申込書を書いてもらってFAXで送信してくれる、とのことで待っていると、まだ戻っていないハズなのに、その会社から電話があった。さっきの担当者とは明らかに別の人間である。

「この物件、礼金が1になってますけど、2にしていいですか?」と訊く。つまり、「乗せた分は何かの名目でバックしてくれ」という話である。要するに、手数料は200%欲しい、というワケだ。

家主さんに相談すると、呆れてはいたが「しょうがないですかね」と渋々了解してくれた。大手業者は、そういうことを平気で問い合わせてくるケースがけっこうある。家主さんは「それでも早く決まって欲しい」からOKしたが、何度も広告を打っている管理会社としては非常に不愉快な話で、出来ることなら蹴飛ばしたい思いであった。

一連の流れから「担当者の判断」で礼金を上乗せしているのではないのは解かる。と言うのも、店にいる別の社員から(お客さんが案内から戻ってくる前に)問い合わせしてきたくらいだから、「会社ぐるみ」で上乗せを依頼している、と判る。見事な連携プレーだパンチ

1時間ほどしてFAXで申込書が流れてきたが・・・、

よく見ると、礼金の欄に当社の広告どおり「1」と記入してあった。

「オイオイ、それじゃ200%にはならないだろが」、と思って電話すると、担当者が言うには・・・、



うっかり、お客さんの前で1と記入しちゃったので・・・

連携も交渉も上手くいき、家主さんの了解も取れたのに、最後の詰めでチョンボしているんだから笑ってしまう。ま、お客さんは「自分の知らないところで損をしそうになり、自分の知らないところで助かっていた」ことになる。だが、こんなのは喜んでなどいられない。

業者が余計な欲をかいて、ただ恥をかいただけ、の話だわーい(嬉しい顔)





posted by poohpapa at 05:31| Comment(4) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月31日

10年ぶりに聴いた声

オチも何もないお話を手短に(*^^)v

店番をしていたら大手業者さんから物件確認の電話が入った。

相手の女性は会社名しか名乗らなかったが、その声と喋り方を聴いて誰だか直ぐ判った。

問い合わせの件に答えた後、私が「○野さんですよね?」と訊くと、とても驚いていらっしゃった。こちらの会社名が変わっていたので、お気づきにならなかったようだ。

私が今の場所で賃貸仲介業を始めた頃、親しくさせて頂いていて、お世話になった方でもある。数年して、物件の問い合わせの電話に出ることがなくなったので「○野さんはお辞めになったのですか?」と訊くと、「今は高円寺店の応援に出向してます」とのことだった。

実は、○野さんがいなくなってからというもの、その営業所とは付き合いが無くなってしまっていた。残った若い女子社員は、自分のほうは大企業である優越感からか他社の管理物件を横取りしても開き直るような人たちで、とても付き合う気にはなれなかったのだ。

こいつらは男たちにブランド物をねだったり豪勢な食事を奢らせたり便利にコキ使っても、他の男に平気で乗り換えられる・・・、いや二股でも三股でもかけられる女なんだろう、と思えて不快だった。

以来10年以上の歳月が流れていたが、私が○野さんの声を忘れなかったのは記憶力の問題ではなく、「こんな時、○野さんがいてくれたなら・・・」と、折に触れ常に思い続けていたから、である。

同業者さんとして、そして業界の大先輩として信頼できる○野さんが帰ってきた。その会社と改めて付き合いを始められるのが嬉しい。
posted by poohpapa at 06:20| Comment(0) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月16日

持つべきものは

ここんとこ、ナンか嫌なことが多くて塞いでいたが、致命的な出来事が起きた。

と言っても、高額物件のドタキャンでもなければ女房から三行半を突き付けられたワケでもない。私にとってはもっとショックなことだ。

何を気に病むか、何で落ち込むか、は個人差があると思うが、早くも私の「2008年度最悪の出来事」確定、くらいの話である。





ポッケに入れていた500円玉をどこかで落としてしまったのだふらふら


あ、これ、「女房は500円以下の価値」という意味ではないよたらーっ(汗)


お店の床も舐めるように見たし、自宅と会社の道々も這うようにして探したが、どうしても見つからない。こういうのは非常にショックだ。

今頃はきっと誰かが喜んでるだろう、と思うと悔しい。その500円が誰かのお役に立ってくれているだろう、などとは到底思えない。

「競馬でスった」とか「宝くじが外れた」とかいうほうがまだ納得いく。

で、先日、普段から仲良くしている同業者さんに「その話」をしたら、私のあまりの落ち込みように同情してくれたものか、送られてきた契約関係書類の中に「500円玉」2枚を入れてくれていた。私のほうはセコいが、向こうはなかなか「粋」な計らいをする社長である(*^^)v

何でも言ってみるものだ、いや、持つべきものは仲間、であるわーい(嬉しい顔)


ん・・・・・!?

ならば「モノの試し」に今度はこう言ってみよう、




こないだ1万円札を落としちゃって・・・





posted by poohpapa at 06:36| Comment(14) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月14日

これって、不義理したことになるんだろうなあ・・・

同業者さんから当社の空室物件に条件(交渉依頼)付の申込みが入った。「敷金2を1にしてもらえないか」とのこと。

家主さんに相談すると、今現在も滞納している入居者がいて頭を痛めていらっしゃるので直ぐには回答を頂けなかった。無理もない。敷金の1ヶ月など「ちょっと滞納されたら直ぐ消えてしまう額」である。

家主さんは「不動産屋さんに判断をお任せします」とのこと。どのみち、もし滞納が始まれば私が督促したりすることになる。であっても家主さんは不安になるものであって、それは当然だ。

というのも、実はお客さんの内容があまり良くない。そもそも内容が良ければ敷金なんかで「交渉事」など入らない。具体的には書けないが、内容が内容だから家主さんも敷1では怖くて貸せないのだ。

私が躊躇している裏には、他に「こんな理由」もある。

実は、申込書をFAXしてもらう前に「お客様のご職業は?」と訊くと、電話口でしばらく(けっこう長く感じた)お客さんと話した後、担当者がこう回答したのである。

「サービス業だそうです」

それでは職業が判らない。サービス業、というのは「職種」であって「職業」ではない。だいいちデリヘルだってホステスだって広義ではサービス業である。そんな回答をしたら怪しまれるに決まっている。

こういう場合、意図的に「何かを隠そうとしている」ケースが多い。

それで「申込書には具体的に記入してくださいね」とお願いして、届いたFAXを見て悩んでしまったのだ。言葉は悪いが「敷1にしてくれたら借りるよ」などと交渉できる立場(内容)ではなかったのだ。

だが、無下に断れない事情も有った。そのお客さんを逃したら次はいつ申込みが入ってくることやら判らない、ということでなく、その業者さんに、つい最近、私は「借り」を作っていたのだ。

先日、その業者さんに、一般的には条件が厳しいと思われる当社のお客さんの審査を通して頂いている。その時は直接私がお客さんを伴って業者さんに行き、「10年以上の付き合いで、うちで何度も部屋を借りて頂いているけど、今までに事故ったことは一度もありませんので(本当の話)何とか審査を通してあげて頂けないか」、とお願いして通して頂いていたから、担当者が「今度は借りを返してもらえるもの」くらいに期待していたとしても無理はない。

うちの場合は条件交渉でなく「審査を通して頂きたい」という話で、今回の業者さんの場合は「賃貸条件を緩めてくれ」という話であるから根本的に別の次元の話ではあるのだが、先方からすれば「同じ」と捉えられてしまうだろう。「自分の頼み事はしておきながら逆の立場になったら冷たく断る勝手な業者」、と思われかねない。

それと、もう一つ、

同じ家主さんの別のアパートでも一部屋募集していて、その部屋も敷2で募集している。「交渉を入れた人」と「そのまま受け入れた人」とで差が生じたのでは不公平になる。私個人としては、「そのまま受け入れる人」の方をむしろ優遇したいくらいの思い、である。

担当者に「そのお客さん、もし敷2のままなら断ってきますか?」と訊くと、アッサリ「はい、無理ですね」、と言われてもいた。そう言い切ったのだから、お客さんを敷2で説得したりはしないものだろう。


で、家主さんからは「任せる」と仰って頂いたし、当社としても早く決めて安心したいのはやまやまだが、敷1にする話はお断りした。

「それじゃ借りない」というなら、それはそれで仕方ない。家主さんは「長く空いたとしても、心配を抱えながら貸すより良いかも知れませんから、気にしないでいいですよ」、と仰ってくださったが、その業者さんとはシコリが残ってしまうだろう。

業者さんに電話して「敷金は2のままでお願いします」と伝えると、担当者も「仕方ないですね」と理解は示してくれたが、内容はどうあれやはり私が不義理をしたことには変わりない、と思う。
posted by poohpapa at 08:15| Comment(4) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月01日

初春の珍事

1月の半ば、或る同業者から物件の空室確認が入り、お客さんを案内して頂くことに・・・、

「鍵は現地対応で、○○に○○の状態で設置してあります」と伝えてあったのだが、担当者が慌てて携帯で電話してきた。

「今、お客さんと現地にいますが、鍵がセッティングされてません」

そんなハズはない。その1時間ほど前にも別の業者が案内していて、結果報告の連絡も頂いている。その時に有って、もう無くなっている、などということは考えられない。それで再度確認してくれるよう頼むと、直ぐに電話があって「やはり有りません」とのこと。

幸い家主さんは同じマンションにお住まいなので、直ぐに電話で事情をお話して確認に行ってもらうと、家主さんから「決められた通りにちゃんとセッティングしてありますし、それらしい人影は見当たらないのですが、どういうことでしょう?」、との連絡。

だとすると・・・、考えられることは一つしかない。




業者は、全く違う物件の前にいる、ということである。

私が担当者の携帯に電話して「その建物の外壁は何色ですか?」と訊くと、「白、ですけど・・・」と言う。やっぱり、であった。

本モノは「濃いめのグレー」である(*^^)v

当社が打った物件広告には番地が枝番まで明記されており、物件名も載っている。それであってプロの不動産屋が間違える、なんてことは普通では考えられない。「物件が間違っているのでは」と伝え改めて本モノを案内してもらったが、不調に終わったようだ。

お客さんにとって、条件に合うかハッキリ判断できる物件なら、そんなことなど影響しないが、迷うような物件だったなら、そんなケチがついたりすると断られてしまうことも有り得る。何より、頼りない業者が紹介する物件は良かろうハズがない、と思われても仕方ない。

それは私の18年間の賃貸仲介業生活でも初めてのことであった。

先日、その「本モノの物件」には他社から申し込みが入ってきた。

だから、こんな記事も笑って書いていられるもの、であるわーい(嬉しい顔)

posted by poohpapa at 08:19| Comment(0) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月05日

まさに悪徳(超怒!)

以下のような話があったらキッパリ断ってください、という話。



先日、調布の貸家の契約に若いご夫婦が来てくれたのだが、オイオイ、という話を伺った。当社で管理する貸家を地元の大手業者に案内されて申込書を入れると、「光触媒でハウスクリーニングします。費用は4万円(税別)かかりますが、ハウスシックの予防の意味からもやっておいたほうがいいですよ」と勧められて、仲介料とは別に支払った、とのこと。おかしな話である。

管理(元付け)業者の当社が勧めたのならまだしも、客付け業者が家主さんや管理会社に無断で、しかもハウスクリーニングが終わっている物件の(ほとんど無用な)クリーニングを勧める、というのは如何なものか。それは、仲介料100%では足りずに更なる利益を得る口実をこじつけているに他ならない。

その業者は、私に何の連絡も無く「鍵はクリーニングを入れるので後で当社まで取りに来てください」と入居者に言ったというが、家主さんの連絡先電話番号も知ってはいないし、うちに「鍵の一時借り」の依頼もしてきていない。なのに、どうやって邸内にクリーニング業者を入れるというのか。だいいち契約発生は間近に迫っていて、その前に家主さんや管理会社の同意なく物件に入って作業する、などということは不法行為である。

私はお客さんに、「不要なのでキャンセルしてください。もし返金できないと言われたら、都庁に相談してみる、と言ってみてください」と勧めた。場合によっては「申し込みを入れて契約するまでの間に既に済ませた」などと言い出すかも知れないが、不可能である。

仮に本当に光触媒クリーニングをするにしても4万もの対価に見合ったものではないだろう。やったように見せかける程度に違いない。

担当者からは何の連絡もなかった。私に「光触媒クリーニングを入れたいので鍵を借りたい」と言えば「必要ない」と断られるのが分かっているから連絡してこないのだろう。やはり「やらない」のだ。

「やってない光触媒クリーニング」なのだから、代金の4万は「会社と担当営業マンで山分け」するのではないか。小遣い稼ぎにはなる。

幸い、お客さんは返金してもらえたが、その業者にカネを取りに行った時には「ワケの解らない言い訳」を延々されたとかちっ(怒った顔)

どんなに不景気で苦しくとも、「そんな営業努力」はすべきでない。

再度言うが、TV−CMも流している大手業者の話、である。
posted by poohpapa at 06:14| Comment(10) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月22日

褒めたつもりだったが・・・

同業者を訪問していてトイレに行きたくなった。大、である。

ボックスに入ると旧式ではあったがウォシュレットだった。出てきて早速ほめた。「オタクのトイレ凄いね、10年も前からウォシュレット使ってたんだね」、と言うと・・・、

「ええ!? 、それ去年付け替えたばかりなんですけど・・・」だと。

なんでも、今まで使っていたのが壊れたので、知り合いのリフォーム業者に相談すると、「安くやってあげますよ」と言うから頼んで、込み込みで7万ちょっとの請求で上がったんで喜んでいたという。

だが、私が見たところ、どう見ても10年前の機種としか思えない。便器自体はタダ同然だったのではないか、とさえ思う。私なら、最大限払っても5万まで、できれば3万まで値切りたいところだ。あれで黙って7万払ったなら「業者に舐められる」というものだろう。

最近はラジオの通販でも、新型ウォシュレットが工事費込み9万8千円で紹介されてたりする。旧式便器を使われて7万なら、私なら新型に9万8千円払う。社長もまた「信じて疑わないタイプ」のようだ。

落胆する女性社長を見て、「悪いこと言ったかなあ」と後悔したたらーっ(汗)

似たような失敗はよくする。

年配の女性に、「お若いですね〜、どう見ても還暦ですよ」、と言って、「わたし・・・、57ですけど・・・」と言われたことがある。私は絶対に70近い、と踏んでいて、還暦と言えば喜んでくれるものと思っていた。なら服装や化粧に気を遣えよ、と言いたくなった。

はい、私は人を見る目がありません。それが何か!?わーい(嬉しい顔)
posted by poohpapa at 06:55| Comment(6) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月03日

「悪徳」、盗聴する(^^ゞ

電話中にキャッチホンが入った。先の電話を切って出てみると、どういうワケか呼びかけに応答せず、相手の事務所の会話だけが聞こえてくる。こちらに用があって電話したものの、横から用が入って慌てて電話を切ったつもりで受話器が浮いていたのか、何か操作を誤ったのか、私には判らないが、かなり大声で「もしも〜し!」と叫んでも気付かない。だが、相手が同業者であることだけは直ぐ判った。

どうせうちは暇だし、どこで気が付くか遊んでやろう、と思った。

聞き耳を立てていると、途切れ途切れにしか聞こえないが・・・、

「中央線の西国分寺と国立の間だから・・・駅から15分・・・築20年だと8万円台が相場・・・駐車場は15000円みとかないと・・・1万では無理だから・・・武蔵境と調布なら調布のほうがそりゃあ安くて・・・武蔵境からだと・・・是政って言っても・・・新小金井なら・・・」

なんだか盗聴しているような気分である・・・、してるのかわーい(嬉しい顔)

営業マンの声は低音で話し方も落ち着いてて、なかなか誠実そうだ。甲高くて陰に篭る私の声質とはだいぶ違うのが羨ましい^_^;

お客さんも素直で、営業マンに「はい」「はい」と返事をしている。

前後の流れで当社のどの物件に問い合わせてきたか大体の見当は付くものの、相手の社名や電話番号が判らないから掛け直せない。当社はナンバーディスプレイだが、通話中にキャッチホンで入った電話は相手の情報が表示されないのだ。

必要があればまた掛け直してくるだろう、と思い始めていたら・・・、
こういう場合の結末の常だが、いきなり「ガチャン!」と切られた。

通話時間、5分17秒。その後は待てど暮らせど電話は無い^_^;

そっか、当社の物件は「潰し」に使われていたのか・・・(爆)
posted by poohpapa at 05:25| Comment(4) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月02日

こんな家、買いたくありませんよね(*^^)v

先日、うちの郵便受けに入っていた建売住宅のチラシ、何か変!

女房殿はかつて大手ハウスメーカーで図面を描いてましたので一目で間違いに気付いたみたいで、私が帰宅するなり「これ、間違い探し」とチラシを差し出しました。

私もまあ全くの素人というワケではないから直ぐ気付きましたけど、どこが変か、解かりますか〜?

こんな家、売り物になりません・・・、土地だけなら欲しいけどわーい(嬉しい顔)


で、そのチラシがこちら(クリックで拡大されます)

IMG_1016.JPG



制限時間は1分です。それくらいあれば解かるでしょ!?

難易度は、5段階のうちの下から1〜2、てトコでしょうか(*^^)v

正解は・・・
posted by poohpapa at 04:33| Comment(18) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月20日

同業者とは普段から仲良くしておくもの

↓の記事の「2人目の女性(学会の人)」、面白い展開になった。

昨日の2時ごろ再度来店することになっていたが、お昼に電話をかけてきて、「昨日ご紹介して頂いた物件、南口のSホームさんにも有って、中が見られるとのことですが、Sホームさんで見せてもらって、気に入れば申し込みしちゃっていいですか?」と言う。

「かまいませんよ。昨日もご説明した通り、うちは今、新規の仲介業務は出来ませんので、資料を差し上げただけですから気にしないでください」と答えると、「じゃあ、そうさせて頂きます」とのこと。

宅建業の免許が下りるまでのおよそ2ヶ月間はボランティアに終始するのも覚悟しているし、収益を求めない分、かえって気楽でいい。

実は、その物件、元付業者は数社にしかFAXしていない。なのに、お客さんがたまたま入った北口と南口の不動産屋2件で同じ物件を紹介されたワケで、ほとんどピンポイントの偶然である。

私は元付業者に電話して「○○さんというお客さんがSホームさんの紹介で申し込みを入れるかも知れないよ。うちに昨日来店したお客さんで、資料を渡したんだけど、感じいい人なのでなるだけ審査を通してやってよ」と、お客さんの内容を詳しく話しておいてあげた。お客さん自身が言ってるように審査が通らない可能性があるからだ。もちろん、そんなことしても普通は一銭の得にもならないのだが。

午後になって元付業者から電話があり、「実はSホームさんが『○○さんとこにも行ったお客さんならうちが取るワケにはいかないので、どうしましょう?』と訊いてきたから、『○○さんにも何がしか出せるようにするから大丈夫よ』って答えといたからね」と言う。

元付業者の社長は今の私の窮状を知っているから、何か名目を考えて自社の手数料から私にも分け前を出そう、というのだ。私は普段からその元付業者ともSホームさんとも仲良くしている。うちの物件に客付してもらった時には手数料を振込まずに届けにも行く。

元付業者の社長は、こうも言う。

「このご時勢だから、うちも家主さんも早く決めたいしさ。協力してくれる業者さんとの付き合いは大事にしないと」

全くその通りだと思う。同業者を排除したり踏み台にしていたのでは商売は長続きしない。普段から互いに気にかけることでお互いに利益が上がる。長い目で見たら圧倒的にそのほうが得である。だが、残念ながら逆のケースは多い。賃貸でも売買でも、そういう噂はよく流れてくる。抜かれた業者は悔しいから「話に尾ひれが付いている」とは思うが、だいたいは「あの業者ならやりそうだな」と思い当たる。


夕方になって、そのお客さんがお礼に寄ってくれた。今時めずらしいこと、と感動してしまった。のではあるが・・・、こう釘を刺した。



「できるだけ、小さな声で勤行(お経を唱えること)してね」
posted by poohpapa at 04:27| Comment(8) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月27日

それって、逆差別では??

いつものように業配広告を整理していたら、最近は見かけなくなっていた「水商売」の文字。しかも大きめの字で目立っていた。

不動産屋や家主さんは、水商売の女性が入居するのを嫌がる。そのワケは、過去ログにも書いたが「だらしない生活をしている人が多い」「家賃滞納が発生する可能性が高い」「生活の時間帯が他の入居者とズレていて騒音等によるクレームや揉め事が起こる」等々であるが、私からすれば一種の(職業による)差別だと思えてしまう。

これは、「中国、韓国、北朝鮮国籍の人、お断り」よりもっとヒドイ。

少なくとも、私が会って「この人なら大丈夫」と判断して審査を通した水商売の人が入居後にトラブルを起こしたことは一度も無いし。

これも過去ログに書いたが、信用できるかどうかを「まず間違いなく判別できる方法(私のオリジナル)」、というものが有るのだ。

で、今時、時代錯誤な「水商売お断り」かよ、と思っていたら・・・、

そうじゃなくて
posted by poohpapa at 04:47| Comment(6) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月23日

虫のイイ要求をしてくる業者

当社管理のアパートで、凄くイイ物件で安いのに、長く空いている部屋があって、地元の客付業者の紹介で、「申し込みたい」というお客さんが現れた。のではあるが・・・、問題が出てきた。

中央線の駅から徒歩圏で、家賃は7万円、礼金1、敷金1、という条件のキレイな2DKで超格安物件だが、お客さんは「初期費用がないから礼金も敷金も0にしてくれ」と言う。そりゃ無茶苦茶である。

敷金「0」でなんか怖くて貸せるものではない。しかも「カネがない」と言ってるのだから、入居後ちゃんと家賃が入るかどうか保証の限りではない。ひとたび滞納が始まれば即「赤字」になってしまう。退去時のクリーニング代だって負担してもらえるかどうか覚束ない。

それでも、当社も家主さんも早く決めたいのが本音だから客付業者にこう提案した。「礼金0、敷金1でなら家主さんに交渉してみます。その代わり手数料の配分は、うちと御社と50%ずつになります。広告には100%と謳ってありますが、それは礼金1で契約した場合、当社が家主さんから広告代を頂くからで、礼金0なら頂くワケにはいきません。うちも(50%で)泣きますからオタクも泣いてください」と。

「泣く」なんてモンじゃない。仮に100%手数料を頂けたとしても、当社は既に大赤字なのである。それでも、うちより家主さんはもっと辛い、と解かっているから「私も泣きます」という話なのだ。

だが客付業者の担当者のトーンはいっぺんに下がってしまった。気持ちは解かるが、「礼金0、敷金0にしてやってくれ。手数料は広告どおりくれ」では虫が良すぎる、というものだ。家主さんに相談したら「お断りしてください」とのこと。私が家主さんの立場でも断る。

私は担当者にこうも話した。

「お客さんの、キレイで安い物件に入りたい、という気持ちは解かりますが、身の丈(自分の収入)に合った部屋を借りるべきでしょう。その条件を飲んでしまったら他の入居者との格差が生じて不公平にもなります。ですが、オタクが手数料50%で良ければ、礼金0、敷金1で再度家主さんに交渉してみます。私も辛いのですよ」、と。

ポケットに5百円玉一枚しかないのに「フランス料理のフルコースを食べたい」と考えるのが無茶というもの。5百円しかないならラーメンで我慢すべきである。レストラン側が妥協する必要はない。

その後、再度「やはり無理でしょうかねえ」との電話があったので、「もしオタクの手数料100%で、ということでしたら、礼金1は3ヶ月以内に追加して頂く、ということで如何でしょう。オタクの手数料は契約後に直ぐ振り込みますが、うちの分は後で結構です。うちはそれまで待ちます」と伝えたが、お客さんはそれでも「無理」とのこと。なら、うちも無理である。それではもう「交渉」とは言えないから。

ちなみに、お客さんは欧州某国からの留学生だった。日本で部屋を借りるのはいろんな面で大変とは思うが、私が協力(配慮)できるのはここまで。何度も言っているが、ものには限度というものがあるし全て「相手があること」である。自分の都合だけ押し付けて自分が得することだけしか考えない人や業者とは付き合えない。
posted by poohpapa at 04:51| Comment(2) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月20日

阿漕(あこぎ)な業者 PART2 後日談

昨日の記事で、Wさんに「壁紙交換費用4万円」の追加請求をしている業者から、一枚のFAXが流れてきた。

それによると、なになに・・・、


「当社の空室情報一覧」

客付業者さまに広告代をバックいたします。
礼1の物件なら1ヶ月分
礼2の物件なら2ヶ月分
3ヶ月分バックできる物件もあります。

お気軽にお問い合わせください。



だと・・・、

バカモン!!

もはや末期的症状、世紀末、である。

3ヶ月分バック、ということは手数料400%ということになる。

家主から専任委任を受けていない客付業者が広告を打っていないのは明白である。ならば「広告代」という名目であっても、実質的には手数料になるのだから、これが違法でなくてなんであろう。

礼金というのは「経営が苦しい不動産屋の懐を潤すのが目的として在る制度」ではない。それでは、国民から年金を集めて他の目的に使ってしまっている社会保険庁と、やってることは同じではないか。


うちも、管理物件の家主さんから(他社で客付けされた場合には)広告代の名目で支払って頂いているから正義漢ぶるつもりはないが、管理会社として広告はちゃんと打っている。他社が「1ヶ月分を報奨金として支払います」と言うなら辞退せず有り難く頂戴してもいる。

だが、モノには「程度」や「節度」というものが有る。どう考えても、「2ヶ月分以上のバック」は異常、いや犯罪である。そのカネを実際には誰が払っているのか、など考えるまでもない。家主でも元付業者でもなく、借主である。家主や元付業者は、広告代(リベート)として客付業者にバックするのでなく、そのカネを設備の向上やメンテナンスに投資すべきなのだ。そのほうが「カネが生きる」というものだろう。


他にも、即入物件で「今月中(例えば5月中)に契約した場合、家賃発生は7月から。本物件は1ヶ月間フリーレントです」なんてノも有ったりするが、たとえ「切羽詰まった家主さんからの申し出」だとしても邪道である。そんなのは「市場原理」とは言えない。我が侭な消費者(入居者)を生み出す要因になって、後で苦労することにもなる。


妥当性に欠ける敷金の精算方法といい、過度な広告代(?)提供といい、なりふり構わぬ「これら業者」は必ず淘汰されるに違いない。

こういうことは、一業者だけの提案や活動ではどうにもならない。事実、私も不動産業協会の本部で役員相手に提案したことも有るが、聞く耳は持ち合わせていなかった。多くの業者が足並みを揃えて協力しなければ、改善など「夢のまた夢」であろう。

不動産業者による犯罪は減少してニュースを賑わすことは無くなっているが、それは「悪いことをしない」という消極的な努力に過ぎず、これからは「自己を改める」という積極的な努力をしなければならない。でなければ、この業界に将来は無い、と思う。
posted by poohpapa at 04:51| Comment(4) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

阿漕(あこぎ)な業者 PART2(後編)

さて、私のサポートにより、客付業者に支払った(限りなく不正に近い)4万円を奪還した入居者であるが、今度は別の4万円のトラブルに遭遇することになった。相手は、今まで住んでいたアパートの管理会社と家主である。その会社もまた、TV−CMを流している大手業者であるのだが・・・、私は、とくに「大手業者を狙い撃ちして貶めようとしている」ワケでなく、これらは全て実話、事実なのである。


お客さん(以下Wさん)が今住んでいるアパートの退去連絡をすると、管理会社が直ぐ電話してきて言うには、「契約時の約定により敷金(4万5千円)は返りません。それとは別に壁紙交換費用の半分を負担して頂くことになるので、4万円お支払い頂きます」とのこと。

まったく、よくよく「4万円」に縁のあるお客さんであるわーい(嬉しい顔)

Wさんは、またしても「そんなものか」と思っていたようだが、前回の「4万円奪還」のお礼に寄ってくれた際、「それもついでに訊いてみよう」と思い立ち、相談してくれたものである。

私はこう話した。「10年も住んでいたのだから壁紙も減価償却しています。本来、家主さんが全額負担するのが当たり前です。なので請求があっても追加の4万は支払う必要は無いでしょう。問題は敷金ですが、ルームクリーニング代は当社でも入居者に負担して頂いているので、まあ2万くらい引かれるのは仕方ないと思います。残りの2万5千円、ですが、10年も住んでいればそこそこ傷めている部分もあるでしょうから放棄したとしても許容誤差の範囲ですね。強く言えば戻ってくるものでしょうけど、敷金は放棄して追加分は払わない、というのが妥当でしょう。そう言えば先方は納得しますよ」、と。

Wさんはそれもスンナリ納得して、「じゃ、そうします」とのこと。

案内した客付業者は悪質だったが、たまたま、うちの管理物件に申し込みをしたことで4万×2=8万円得して頂いた(エヘン!)


ところで、Wさんはその日、初めて彼女の実家を訪問して両親と対面するとかで、心構えと対策の相談を受けた。というか、若い彼女と同棲する許可を求めに行くということで、こっちのほうが難しい。ほとんど「無謀」に近いものがあるが、乗りかかった船、である。言わば「娘を傷モノにされる」父親の心境と、「第一印象で好感を持たれる秘訣」を伝授してあげたが、上手くいくかどうか、は分からない。

しばらく話し込んで、喜んで出て行こうとする背中に声を掛けた。


「あ、Wさん、相談料として4万円頂戴します」(爆)

posted by poohpapa at 03:57| Comment(4) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月18日

阿漕(あこぎ)な業者 PART2(前編)

うちの管理物件である2DKのアパートに新婚さんから申し込みが入り、先に契約金を全額振り込んでもらった後、契約に来て頂いた。

契約内容の説明をしている途中で、お客さんが「これ、本当に必要だったおカネでしょうか?」と領収証を見せる。額面4万円であった。

「どうしたの?」と訊くと、客付業者から「入居前にカビ取りとか消毒、しといたほうがいいですよ」と勧められて、言われるままに払ったんだとか。だが、管理会社は当社である。客付け業者の出る幕ではない。うちはほぼ完全にリフォームしているからその必要は無い。

「契約が終わったら一旦鍵を貸してください」と言われたので、これから鍵を届けに行くつもり、とのこと。お客さんには「その必要は無いし管理会社は当社です。管理会社でもないのに、向こうがカビ取りだの消毒するのは変でしょう。意味の無いカネを取ろうとしているだけですよ。手数料に上乗せして稼ぐ口実でしかないでしょう」と話すと、お客さんもモヤモヤが晴れたみたいでスンナリ納得してくれた。

さて、そうなると、どうやって支払い済みの4万を取り返すか、であるが、簡単なことである。お客さんが受け取った「カビ取り消毒」の領収証には、そういう但書は無く、単に申込金となっていて、「契約締結時に契約金の一部として充当します」と謳ってあるのだから、客付業者に支払う仲介料から相殺すればよい、それだけのことである。

ただし、お客さん自身が客付業者に対して「そういう説明」など出来るワケがなく、私から「そのこと」には触れずに電話することにした。

「ただ今、契約が完了しました。この度はお世話になりました。つきましては、お客様が申込金として4万円を御社に支払っている旨の領収証を持参していますので、御社に支払う手数料の中から相殺させて頂きます。どうぞご了承ください」

客付業者の担当は予期せぬ展開に動揺してこう言う。

「いえ、それは、そういう意味のおカネではなくて、別の意味合いのおカネでして・・・」

「え?どんな意味合いですか?」

「つまりその、カビ取りとか消毒をしてくれ、と・・・」

「お客さんのほうから依頼したのですか?」

「いえ、そうではなくて、当社はお客様にお勧めしてまして・・・」

「ああ、そうでしたか。ならば当社で済ませておりますのでダブりますから、やらなくても大丈夫です。ご心配をお掛けして済みません」

客付業者は明らかに「違法性がある」ことを認識していた。お客さんから4万も受け取っていながら実際には何もしないのでは、と思う。

お客さんが疑問に思ったり、管理会社からのクレームが無ければ、そのまま取ってしまおう、という魂胆だと思われる。後で問題になった場合を考えてか領収証には「申込金」と謳ってあって「契約金の一部に充当します」ともある。どこにも「消毒代」などとは書いてない。
それでいて、契約金には充当せず、別枠でもらおう、というのだ。

だいいち、物件を止める意味合いでの「申込金」の受領は条例で禁止されている。お客さんのほうから特別な申し出があった場合のみ許されるもので、Wさんのほうから「そんなこと」を申し出るワケが無い。「受け取ったこと」そのものに違法性があるのだ。そんなことを業者が知らないハズが無く、いわば会社ぐるみの確信犯、であろう。

実はこの業者も大手である。TV−CMも流している。以前は当社の管理物件を横取りしようとしたこともあるし、それが失敗に終わると、家主さんのところに乗り込んで、「うちも広告を打っていたので仲介料とは別に1ヶ月分頂けないか?」と頼みにも行っていた。広告など打っているワケがないのに、である。もちろん失敗に終わっている。


私も相当に性格が悪いが、欲は深くない。むしろ淡白である。

既に契約金は全額振り込まれていたので4万円は当社から返した。

お客さんは「ずっと、そんなものかと思っていて、でも何か変だな、って感じてたから、やっぱ領収証見てもらって良かったです」、と喜んで帰っていったが、数日して再び訪ねてきた。別のトラブルである。

                
                          (つづく)
posted by poohpapa at 04:28| Comment(0) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする