2011年08月11日

尾瀬ハイキング 10 「尾瀬の花」編

1泊2日の尾瀬ハイキングの紀行記事、普通なら・・・、

「尾瀬に行ってきました。脚を痛めたし雨模様でしたが、お仲間さんに恵まれて凄く楽しかったです」

と、たった1行の文章と数枚の写真で1話に纏められる記事が10話だから、全部事実なんだけど「あることないこと書いてんだろ」と思われるかも。中韓の歴史歪曲や捏造体質を非難できなかったりしてわーい(嬉しい顔)

ブロガーの悲しい性(さが)で、どこに行っても、目の前で起きている現象を「カネネタになるかどうか」で捉えるようになっている。実際、街や旅先を数百mも歩けばネタの一つや二つ転がっている。要は感性の問題、そして日頃の意識や訓練、ということになるのだろうが、それは置いといて、


種類も数も少なかったが、尾瀬には「花」が良く似合う。花あってこその尾瀬、でもあるし。

で、たくさん撮った花の写真の中で、今回の尾瀬で見かけた「代表的な花」の写真を何枚かご紹介。

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尾瀬の夏の花を代表するニッコウキスゲ


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コオニユリ(小鬼百合)


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上と同じ花


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キンコウカ(和名;金黄花)


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風で揺れてボケてしまった紫色の花はノアザミ


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カメラを引いて広角で撮ると、この季節の尾瀬はこんな感じ


花の数は少なく、「一面のお花畑」ではなかった。


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木道の下を流れる渓流に群れる幻の魚「岩魚」(イワナ)


まあ、こうやって写真を並べると、小学生の「夏休みの自由研究」みたいだが^_^;

今回は一眼レフを持参しないで正解だった。重くて相当に嵩張るし、天候に恵まれなかったので、どのみち良い写真は撮れなかったと思う。商業用写真を撮るのが目的でなければコンデジで充分なんだし。



さて、これから1週間ほどブログも夏休みを取らせて頂こうと思う。と言っても、店は休めない。夏休み中でないと来られない(更新契約が遅れている)お客さんもいるし、公私ともバタバタしてるのでたらーっ(汗)

4ヶ月前の予定では、今頃は1泊2日のハロン湾クルーズの船上だったハズなんだけど・・・ふらふら

ま、今思えば「催行中止」になって良かったかも。出かけてしまっても何とかなったものだろうけど。


読み手の皆さんも、どうぞ良い夏休みを!るんるん新幹線飛行機船いい気分(温泉)レストランバービール
posted by poohpapa at 05:30| Comment(13) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月10日

尾瀬ハイキング 9

痛い脚を引き摺るようにして長い上り坂を一歩一歩上って、鳩待峠の広場にようやく辿り着いた私を待っていたのは・・・、Mさんであった。Mさんただ一人だった。先着グループは皆既にビールを飲んでいたから。

Mさんは坂の上で私を待ち受け、私が坂を上り切ると「よく頑張りましたね」と声を掛け、私に握手を求めて喜んでくれた。まるで「24時間テレビのマラソンの感動的(?)なゴール」のようだった。もしかすると、ドサクサに紛れてハグしても良いシーンだったかも・・・(なワケない失恋

だが待てよ・・・??、たしか、女性はもう一人いたハズだったが・・・、と思い、「Tさんは?」と訊くと、「彼女、今、トイレです」だと(オイオイパンチ

Tさんは出迎えをMさんに任せてトイレに行っていた、ということは、鳩待峠に着くやいなや待ちかねたようにビールを飲んでいた、ということなんだろう。飲兵衛の浅ましい姿が目に浮かぶようである。それで、トイレから出てきたTさんとMさんと、ずっと私のリュックを持ってくれていたKさんを前にして、こう言ってやった。「これで誰が本当の友だちで誰がビール目当てだったか、よ〜く解かったよ」と。もちろん「ビール目当て」というのはKさんのこと(冗談)である。さんざん世話になり、迷惑を掛けていながらこの悪態である。ありきたりな「ありがとう」という言葉より逆に感謝の気持ちが伝わるもの、と思っていたが、「東京に帰ったら村八分になっているかも」と不安になったので、仕方なく3人にビールをご馳走する(*^^)v

とまあ、ここまでTさんを扱き下ろしてしまったので、次回の広報委員会では離れた席に座ろうあせあせ(飛び散る汗)

その後、鳩待峠から乗合タクシー2台に分乗して戸倉に移動し、そこから高速バスで新宿に向かうのだが、バスの時間まで1時間半ほど余裕があったので、バス停の隣にある「戸倉温泉」で汗を流すことになった。入浴料は500円。屋内と露天に、温泉にしては小さな湯船が一つずつ。露天のほうはかなり湯温が低い。ぬるめ好きの私でも「いくらなんでも」と思うくらいだったが、それでも汗を流せてサッパリした。

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尾瀬ぷらり館(戸倉温泉)


出てきて高速バスを待っていると、しばらく上がっていた雨がまた降り始めた。名残の雨であろう。

バスに乗り込むと、運転手さんはヘアスタイルからして実にユニークな人だった。変則的なモヒカン、とでもいうか、頭の上半分は坊主頭で下半分が長髪。バナナマンの日村の上半分を坊主にしたような感じ。バスが走り出すとマイクを通して、「今日のお客様はたぶんこれで全部です。途中2ヵ所バス停がありますが、よほどのことがない限り誰も乗ってこないでしょう。なので、どうぞお好きな席に移動してゆっくりお寛ぎください。ただし、ゴミだけはお持ち帰りくださるようお願いします」と笑いながら言う。

そんなふうに言われたらゴミを座席に残してなど行けない。人の心理を実によく心得てるな、と思った。

で、SAのゴミ箱に皆の分のゴミを捨てることとなった。ただし、私は膝の痛みでバスから降りられなかったので、Mさんにゴミ捨てを依頼し、お茶も買ってきて頂いた。往きのSAで見かけて買えなかった巨大ニンニクもTさんが見かけて買ってきてくれた。私が買ったお土産は、結局そのニンニクのみだ。

バスが新宿に着き、そこでいちおう解散。中央線で帰るのは4人。新宿駅で中央ライナーの指定券を買おうとしたら4人のうち工務店の社長一人だけ直前で売り切れに。すると、組織委員長のKさんが「僕の券、良かったらどうぞ」と勧める。指定券が無ければリュックを持ったまま通勤ラッシュの中央線で帰ることになるのだし、自分だって疲れているのに、Kさんは仲間思いである。私は・・・、とてもじゃないが「指定券を譲る」なんて出来なかった。申し訳ないが、脚の状態がいっぱいいっぱいだったから。結局、工務店の社長が辞退したので広報委員長とKさんと私が中央ライナーに乗った。

そして、そこでもさらに最後のドラマがあった。

中央ライナーの座席は3人バラバラ。Kさんとは「通路を挟んで並び」だったが、片方はサラリーマンの隣、一方は(普通なら滅多にないことだが)キャリアウーマンふうの美人OLが隣。てことは同じ500円の指定券でも、通路を挟んで普通車とグリーン車ほどの開きがあることに。互いに(本音とは裏腹に)譲り合うが、その状況で男2人が譲り合っているのもいやらしい。どこで「そうですか〜、では」と言うかタイミングを計っていたら、Kさんが「僕は飲んでくからどうぞ」と言うので私が美人OLの隣に。Kさんはどこまでもイイ人だ。来年もまた理事と組織委員長に推挙したいるんるん


尾瀬から帰って2日目、撮影した写真をCDに焼いて全員にお届けした。私が出来る唯一の恩返しだ。


それにしても、不動産屋の仲間意識や友情は美しい。来年もきっとまた参加しようと思う、


皆に嫌われてなければ・・・わーい(嬉しい顔)


                
                       もう一回だけ「尾瀬の花 編」に続く
posted by poohpapa at 05:17| Comment(2) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月09日

尾瀬ハイキング 8

空気も水も風景も以前と何も変わっていないのに、ハイシーズンの尾瀬は空いていた。小学生の団体とも何校か擦れ違ったが、来ていたのは地元の小学校だけ。風評被害の影響が尾瀬にまで及んでいたとは・・・。

ただ、どこの小学生も元気良く「こんにちは」と声を掛けてくれる。とても気持ち良い。教育、というか、躾が行き届いているのが解かる。長老のSさんが「おお、元気だな」と声を掛けていて、まるでお爺ちゃんと孫のようで微笑ましい。と言っても、こっちは膝が痛くて笑ってなどいられないが^_^;

お昼以降、バス乗場の鳩待峠までは、組織委員長のKさん、広報委員長のSさん、長老のSさんが私にピッタリ付いて私のペースで一緒に歩いてくれて、到着時間から逆算したペース配分にも気を遣いながら随時休憩を挟んだりしてくれていたが、私の所為でバスに乗り遅れないか、それだけが気がかりだった。

ま、どこの世界にも「コイツさえいなければ(すべて順調に運ぶのに)・・・」という奴はいるもので・・・ふらふら

午前中は一緒だった女性2名は、午後は先に行ってしまった。思うに「少しでも早く鳩待峠に到着してビールを飲みたかったから」ではないだろうか。フン!、この裏切り者、じゃなかった、薄情者め爆弾ちっ(怒った顔)


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長老が清水でタオルを塗らしている様子

実は、長老のSさんがタオルを塗らしていたのは私の為だった。「冷たいから、これで体を拭くと気持ちいいよ」と渡してくれて凄く感激した。何と言うか、これが若い娘さんだったら惚れていただろうわーい(嬉しい顔)

そのSさん、同じ場所で休憩していた見ず知らずの年配のご夫婦に、「塩分の補給も大切だからどうぞ」と声を掛けて、種を抜いて乾燥させた梅干(商品名不明)をあげていた。

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手前はKさん。「やってらんねえや」と背中が語っているよう(ごめんね)


いつか広報委員長のSさんが「俺は(長老の)Sさんのように歳を取るのが目標なんだよ」と仰っていて、その気持ちはよく解かる。先日の記事で「現役の役員さんでも、Sさんから『そいつはなんねえだろうよ』と言われて押し切れる人、そうはいないだろう」と書いているが、それはSさんが力ずくで押さえ込むタイプの人でなく皆に慕われるタイプの人だからこそ、である。ま、「北風と太陽」みたいなものだ。

とかく不動産屋は世間で良く言われないが、長老のSさんは別格としても、温厚で根っから親切な人、うちの業界には大勢いる、ということを是非知って頂きたいと思う。実際に大半がそうなのだし。

ところで、相変わらず私のリュックは組織委員長のKさんが負ってくれていた。あまりに申し訳ないので、途中でお茶やビールを奢らせてもらうことにしたが、それじゃ足りないのは私も充分に承知していたたらーっ(汗)

ようやく1時間遅れで鳩待峠の坂を上りきった私を、思ってもみなかった嬉しい出迎えが待っていた。


                             続く




posted by poohpapa at 04:55| Comment(6) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月08日

尾瀬ハイキング 7

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遥か彼方まで木道が延びる景色

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尾瀬の湿原


一般的に、「尾瀬」といえばこんなイメージではないかと思う。湿原に木道が続いていて、花が咲き乱れている高原のイメージではないだろうか。普段着でも行けそうに思っている人も多いだろう。

だが、同じルートを辿ってみて頂けたら、私がどうして膝や脚の付け根を痛めたかよくお解かりになると思う。全行程の半分以上は平らだったように思うが、高低差もけっこうあって、しかも雨降りときたら相当にシンドイものがある。途中の休憩所にようやくの思いで到着した頃には、元気な人(言わば先発隊)のグループは休憩を終えて出発するので、休み時間が充分に取れずに悪循環になるのが辛い。

尾瀬では「歩荷」(ぼっか)と呼ばれる人たちとよく擦れ違った。山小屋や奥の売店に生活用品や食料品を運ぶ人たちで、だいたいが60kg〜100kgの荷物を背負って少し前屈みになって汗びっしょりで黙々と歩いている。私など自分のリュックをお仲間さんに託していたのだから恥ずかしくなる。こっちは手ぶらなのに「痛い、痛い」と騒いでいたのだから、歩荷の人たちの鍛錬たるや物凄い。

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歩荷の方が来ると思わず道を譲る

山小屋や売店の商品は値段が割高になっている。平地の倍以上するだろう。だが、歩荷の人たちが汗だくになって黙々と運んでいる様子を見たらそれも当然だと思える。おカネを出せば手に入るだけでも有り難い

ところで、途中でWさんと広報委員長がご自身用に持ってきていたストックを貸してくれた。それを両手に持って文字通り杖として使わせてもらったのも助かった。お陰で滑らずに済んだし。

皆、いろんなものを準備していたようで、広報委員長が「バンテリン持ってるから塗ってあげるよ」と言うので、一旦、膝ベルトを外して膝の裏側に塗りこんでもらったのだが、「脚の付け根も痛いんですけど」と言ったら「そこはヤダ」(塗らない)と即行で拒絶された。ま、そんな趣味はないだろうし^_^;



                             続く
posted by poohpapa at 05:08| Comment(8) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月07日

尾瀬ハイキング 6

一夜明けて今日は昨日の倍、およそ16キロ歩く行程。予定では沼尻から下田代十字路、竜宮十字路、山の鼻を経て鳩待峠へと到る。平らな道も多かったが、アップダウンもかなりなもので、早々に右膝の裏が痛み始める。それに左脚の付け根も痛みだして、それらを庇いながら歩くからか、やがて左膝も痛くなる。平らなところはどうにかなるが、木の根っこがそのまま階段になっているような山道や不規則な岩の階段は物凄く辛い。一歩登ったり下りたりするだけでズキーンと来る。膝ベルトをしていてもコレだから、してなかったらどうなっていたことか・・・。

私の様子を見ていたWさんから「コンドロイチンは効くよ」と勧められる。通販で売っているアレである。マジで考えようかな、と思う。けっこう高いけど、この痛みから逃れられるなら、と考えてしまう。

長蔵小屋を出たのが早朝5時5分。当初の予定は5時半出発であったが、長老のSさんが「山では予定を早め早めに前倒しして組んだほうが良い」と提案したことによる。それは大正解であった。現に、私が足を引っ張っていたし。

次第に遅れをとるが、ずっと付いて激励してくれたのが組織委員長のKさん。「リュックを持つよ」と何度も声を掛けてくれたが、なるだけ自分の力で、と思い辞退。だが、それも限界に近付いていた。

すると、長老のSさんが「リュックかしな。持ってやるよ。荷物がなくなるだけで随分と違うよ」と声を掛けてくださった。だが相手はこの業界の重鎮である。「ああ、そうですか、では今日もよろしく」とは言えない。それでKさんに「Kさ〜ん、ほら〜、Sさんが『リュック持つ』って言ってるよ」と言ってやった。つまり「アンタが持たないから長老に気を遣わせてるじゃないか」と言ってるワケで、Kさんはさっきから何度も「リュック持つよ」と言ってくれていたのにそんな言い方をしたんだから、冗談だと解かっていてもカチーンと来るものだろうが、Kさんは「はいはい、持ちますよ」と笑って受け取ってくれた。それ以降、鳩待峠に着くまで、(長老と広報委員長と交代しながら)ほとんどKさんが私のリュックを持ってくれていた。とにかく、うちらの仲間はどんな場面でも笑顔が絶えない。もしかすると腹の中では「野郎、いつか殺してやる!」と思っていたかも知れないがたらーっ(汗)

以前も書いたが、Kさんは私のリュックを胸の前で負っていたので足元がよく見えず二度も尻餅をついている。木道や岩場が雨で濡れて滑るのだ。私も、荷物がなくても何度か滑りそうになったくらいだから、人の荷物まで持っていたなら尚のこと危険である。それは本当に申し訳ないことをした。来年のハイキングまでにはもう少し鍛えて、お仲間さんに迷惑をかけないようにしなければ。そして来年は、脚の様子を見て、ではなく「Kさんが参加する」のを確認してから申し込むことにしたいあせあせ(飛び散る汗)

ちなみに、2日目は長老のSさんもハイキング部長(広報委員長)も足を滑らせて尻餅をついている。


そして、極め付けがこちら、

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Mさんが木道で足を滑らせ転落してしまい、長老のSさんが助け起こす様子


これ、私はすぐ前を歩いていて、悲鳴を聞いた時にはMさんは木道の下の泥濘に横たわっていた。その様子が可愛かったので、直ぐに写真を、と思ったが止めた。撮っていれば今年のピューリッツァー賞モノの一枚になっただろうが、人の不幸を喜ぶようで、Mさんのみならず皆から非難が集中することだろうし(*^^)v

冗談抜きで、報道カメラマンが決定的瞬間に出くわした時、カメラを向けることに(瞬間的に)躊躇する気持ちが解かるような気がする。後で思えば、撮っていたとしても何ら揉め事は起きなかったのだが・・・。

でも、こうやってアップしているのだから本音では「人の不幸を喜んでいる」と判る^_^;



順番が前後するが、下の写真は長蔵小屋を出発して直ぐのもの。

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朝靄がかかっていて、ちょっぴり幻想的


花の写真は後でまとめてアップするつもりだが、7月末ともなると種類も数も少なくて寂しかった。



                            続く

posted by poohpapa at 04:57| Comment(2) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月06日

尾瀬ハイキング 5

三平峠を過ぎ、かなりのアップダウンを経て、途中何度か休憩を取りながらも初日からけっこうな距離を歩いて、4時ごろ長蔵小屋に到着。荷物を預けて全員で少し先までニッコウキスゲなどの花を観に行く。長蔵小屋からも近くて平坦な木道だったので、それまで歩いてきた道程を考えれば楽なお散歩。


宿泊は10人全員で一部屋。2段ベッドが4基あって、2人は床で寝ることになる。私は上の段で寝た。

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長蔵小屋本館の外観


小屋、と言っても、なかなか風情のある大きな建物で、私的には昨年の上高地の宿より好きかも。ただし、夕食は第一部が5時から、二部が6時からの二交代制。風呂は6時半まで、消灯は9時、というルール。入ったことはないが刑務所より厳しいかも知れない。我々の食事は第一部で、食事の前に入浴は済ませていた。

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なかなか行き届いた夕食メニュー

ご飯などの給仕は女性参加者のTさんとMさんがしてくれたが、かいがいしく働いてくれたのはMさんのほう。今年が初めての参加ということでMさんに気を遣わせてしまったかも知れない。

そのMさん、なかなかの美人だし、何より非常に頭がいい。話していて「この人は使えるな」と思った。会話のセンス、的確な判断力、どれをとっても非の打ちどころがない。久しぶりに完成度の高い女性に会ったように思う。あ、ただし、慣れてくると相当に口が悪い、という一面もあったのだがご愛嬌(ぷっ)

そうそう、Mさんはフランス語に堪能でいらっしゃって、私なんかからすると「英語が話せる」だけでも尊敬してしまうのに、フランス語が話せるなんて、まるで神様みたいに思える。滝川クリステルみたい揺れるハート


さて、宿泊料は翌日の昼の弁当代込みで払っていたが、翌朝の出発が5時なので小屋で朝食はとれないから、前日の夜に朝食用のおにぎりを用意してもらう。朝も昼もおにぎりでは辛いので、お昼の分はキャンセルし、その分は夕食の際のビール代に充当したのだが、私以外は全員が飲兵衛、1杯で足りるワケがない。時間が限られているのに追加ジョッキは一人3杯くらいになっていたと思う。そして、その追加分を気前良く奢ってくれたのが、先日高尾山に一緒に行ったWさん。なんとも太っ腹・・・、景気よさそう(*^^)v


夕食の際、女性広報委員のTさんが「女風呂に面白い掲示があったよ」と教えてくれたのが下の写真。私が撮りに行くワケにいかないのでTさんにカメラを渡し、撮ってきてもらったもの。女子高生の着替えシーンでも混ざってないかと期待していたが貼紙の写真のみ。何と言うか、全く気が利かないったらないパンチわーい(嬉しい顔)

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お風呂の浴槽は小さく、3人くらい入るのがやっとで、シャワーも1個のみ。シャワーの後ろには順番待ちの列が出来る。環境保護の為、シャンプーも石鹸も使えない。お湯の温度は(回転を良くする為に)長湯されないよう熱めの設定。ふだんヌルイ湯に慣れている私は浴槽には入らずシャワーのみで汗を流す。


夕食を終えて部屋に戻り、消灯時間の9時まで宴会の続き。と言っても、けっこう真面目な議論に発展。地デジ対応の問題点やら更新料判決などを話し合う。それまで寡黙だったHさんも積極的に参加。昨年の上高地でも、食事の際や部屋に帰っての宴会では「業界の問題点」などを熱心に議論していたっけ。元々は親睦を深めるのが目的のハイキングだが、お互いの本音や考え方を聞くことができて、とても有意義な時間を共有できた。もちろん、皆「思いは同じ」だから喧嘩にはならない。

その模様をデジカメで取り始めたらMさんが「(風呂上りで)スッピンだから、この先は撮影なしね」と言う。「大丈夫ですよ、俺たちも全員スッピンだから」という言葉をグッと飲み込む^_^;

で、ハイキング部長のSさんが、カセットコンロと鍋、味噌汁の素とコーヒーの粉末と紙コップを家から持参していて全員に振舞ってくれた。その後、Sさんは酔いが回っていたのと疲れていたのとで早々にダウンして話には不参加。朝も全員にコーヒーを出してくれたが、Sさんは大変な負担だったと思う。

ところで、真面目な話の流れの中で、Kさん(組織委員長のKさんとは別の人)から、こんな話も出た。

「男がいつまでも若くあるためには、キレイな女性を見て欲望を感じることが必要」というもの。それについては激しく同意、である。だが、なんでそんな話になったかは全く覚えていないあせあせ(飛び散る汗)


今回のメンバー10人の中で最も健脚なのが、実は最長老76歳のSさん。そうは言っても、昼間、私のリュックを背負ってもらっていたのでSさんのマッサージをさせてもらうことに。体を当たって驚いた。Sさんの筋肉は年寄りのものではなかった。贅肉が無く引き締まっていて、私なんかが敵わないワケだ。


寝る前に、歯磨きしようと洗面所に行ったら「歯磨き粉は使えません」とあって、仕方ないので水だけで磨いたが、なんか気持ち悪かった。石鹸とシャンプーは不可、とは聞いていたが、歯磨き粉もダメだったか・・・。山小屋では油モノの食器なんかはどうやって洗っているんだろうか。

9時には皆がベッドに入り爆睡。朝になって分かったが、夜中に誰かが「痛え!」と叫んだらしい。広報委員のTさんは「寝言を言うクセがある」ということで期待していたが、残念ながら聞けなかった。


そうそう、別館に泊まっている女子高生グループの写真、出さないと怒り狂う読み手さんがいそうなので、

見たい方はどうぞ(*^^)v
posted by poohpapa at 06:54| Comment(4) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月05日

尾瀬ハイキング 4

今回は「尾瀬のトイレ事情」について。昨日の記事に続いて、食事前の方は食事後に読まれたい(*^^)v



尾瀬のトイレは公衆便所も含めて全てウォシュレット。しかも、どこも公衆便所とは思えないほどキレイ。

ウォシュレットになっているのには理由がある。尾瀬は環境保護の為、使用したトイレットペーパーが流せないのだ。もちろん本下水ではないから、お尻は洗うが、お尻を拭いたトイレットペーパーは備え付けのゴミ箱に捨てる。以前、トルコを旅した時にもそういう公衆便所があったが、清潔度は段違いである。


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二日目の休憩所の公衆便所、トイレの手前にあるのは料金箱

売店から距離がある「離れ」のようなトイレ。もちろん、ウォシュレット。ただし、BOXの中に入ったら「水不足の為お尻洗浄はできません」とあった。だとすると「ただの水栓トイレ」になる。利用者は、子供百円、大人2百円を先に手前の料金箱に入れるシステムになっていて、私も利用する際正直に2百円入れた。ここも凄くキレイだったのだが「ウォシュレットが使えないなら百円でも良かったか・・・」と正直思った。

そして、長蔵小屋のトイレもウォシュレットで、清潔ではあったが臭いには閉口した。ま、仕方ないけど。


ところで、環境に厳しいのは「排水」に関してだけではない。ゴミも同様であった。売店で買ったペットボトルやお菓子の包み紙でさえ持ち帰らなければならない。宿にも売店にもゴミ箱は無い。「ここで売ったんだから」と引き取ってくれることもない。高速バスの発着所には大きな売店も食堂もあるがゴミ箱は無い。我々が今回のハイキングで出たゴミを捨てられたのは帰りの高速道路のSAで、であった。

だが、それはとてもいいことだと思う。そこまで徹底すれば逆に文句は出ないし。ちなみに、私には唯一自慢できるものがある。生れてこの方、ただの一度も道端にゴミを捨てたことがない、ということ。もちろん、物心ついてから、ということになるのだが、それだけは胸を張れる。なので、タバコの吸殻をポイ捨てする人間、最も嫌いだし、そういう人間とは付き合わない。



                            続く (トイレ編は終わり)


posted by poohpapa at 06:26| Comment(8) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月04日

尾瀬ハイキング 3

副題は・・・、「尾瀬国立公園での野グソ」わーい(嬉しい顔)

食事前閲覧注意の記事たらーっ(汗)

大清水のバス停からいよいよ今日の宿泊施設「長蔵小屋」へと歩き始めたのだが、空模様は徐々に本降りになって雨具が必要になってきた。

当初は10人まとまって歩いていたが、メンバーの一人がお腹の不調を訴え、先に行くことになった。適当な場所を探して野グソをする為、であった。私でも女性二人でもないが、ここは名誉の為に頭文字も書かない。山道とはいえ、天候が悪く、初めて来た道のこと、焦りながら場所探しをするのは大変だったと思う。

ここらあたりはまだ他のハイカーたちや車とよく擦れ違った。道端で用足ししようものなら香ばしい臭いで気付かれてしまうもの。後で訊いたら「どうにかイイ場所を見つけた」とかで、間一髪で間に合ったようだ。もう少し早く知っていれば私が「ストッパ」(下痢止め)を持っていたから飲んでもらえたのだが・・・、あれはあまり効かないから飲んだとしても役に立ったかどうかは分からない。

しばらくして我々は野グソを終えた仲間と合流して、最初の休憩地である売店に辿り着いた、が・・・、どうせ手も洗ってないことだろうから傍に寄らないようにして、間違っても「食い物を差し出されても受け取らないようにしよう」と距離を置いていた(*^^)v

売店で休憩していると、雨はスコールのように強まって、庇代わりのテントの上に大きな水溜りを作った。

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雨水の重さでテントが崩れそうなくらい


しばしの休憩後、小降りになったので再び出発。


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ついさっきの大雨で水嵩を増す渓流


考えようによっては大雨で良かった。うちのお仲間さん、猫と違って「砂をかけてきた」なんてこともないだろうから、雨水と一緒に地面に浸透してくれただろうし(ぷっ)

だが、広報委員長の話では「動物の糞と違って、自然界に元々無かった人糞なんかは生態系を壊す元になる」とのこと。なので「肥やしになるだろう」なんて安易な考えは間違っているんだとか。なるほど・・・。


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雨も一旦上がって、木道の緩やかな上り坂、三平峠の手前


このあたりの山道はまだ楽だった。試練は、木道では無くなったこの後にきた。


                             続く

posted by poohpapa at 05:11| Comment(8) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月01日

尾瀬ハイキング 2

出発の集合は立川駅改札に早朝5時50分。6時5分発の快速東京行で新宿まで行き山手線で代々木まで移動。

いつもなら4時に起きているのに、その日に限って目が覚めたのが5時過ぎ。5時半に家を出る予定だったので、明らかな寝坊。急いで身支度して駅に向かい、どうにかセーフ。

予定より一本前の快速に乗り込んだのだが、けっこうな混雑。満員とまでは言えないだろうけど乗車率は150%くらい。サラリーマン、OLの皆さん、こんな早朝からご苦労様です、って、皆どんな仕事??(*^^)v

ほとんどが新宿や東京に向かうもの、と思っていたら、意外にも国分寺や三鷹で降りる人が多く、それだと6時半には職場に着きそう。お陰で三鷹では全員が座れた。

新宿からも尾瀬に行く高速バスは出ているが、乗り場までは10分ほど歩く。電車で隣の代々木駅まで行けば乗り場は駅前。そこで西武新宿線で来る人たちと合流。バスに乗り込んで一路「尾瀬」へ。

途中、三芳PAと赤城高原SAでトイレ休憩。どちらも売店の品揃えが充実。買いたい物がいっぱいあったがまだ往きの道中。今買うワケにはいかないので見るだけ。どうせ帰りも寄るだろうと思っていたが、帰りには事情があって買えなかった。その事情は続編で。

4時間ほどの乗車で尾瀬の玄関口「大清水」に到着。そこの売店と食堂で早めの昼食を取ることに。私が山菜うどんを注文して食べていると、長老のSさんから「これ、食べときなよ」と大きなおにぎりの差し入れ。組織委員長のKさんからは奥様手作りの美味しいおかずも頂いた。皆さん準備がいい。人の分まで用意してるし。誰からかは分からないがバナナも頂いた。出だしからしてコレである。不動産屋の団体は凄いわーい(嬉しい顔)

私なんか、数種類の「塩飴」と「のど飴」を人数分に小分けして配っただけ。事前に広報委員長に「何か差し入れを用意したほうがいいでしょうか?」と伺ったところ、「大丈夫だよ、みんな食べきれないくらい持ってくるだろうから」と笑っていて、ほんと、そのとおりだった。そういえば去年の「上高地」の時も「これでもか!」というくらいおつまみが出てきたっけか。


で、今回の女性参加者お二人の写真を撮ろうとして店の中から外側に向けてカメラを構え、シャッターを押したら、窓越しに妙なものが写っていた。店の外側でどこかのオジサンがパンツ一丁になって着替えをしているのだ。海水浴場じゃあるまいし、何も店の前で着替えすることはないじゃないか。有り得ないけど、これが若い女性の着替えシーンなら即プロテクトするのだが、気持ち悪いから直ぐに削除して撮り直し。


天候は下り坂で雨がポツポツ降り始めていた。すると、Sさんがリュックにカバーをかけたのだが・・・、

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なんと、大きめのゴミ袋(爆)

Sさん曰く、「これが一番便利なんだよ。リュックカバーにもなるし、穴を開けて被ればちょっとしたポンチョ代わりにもなるから」とのこと。見てくれより実用性を取るところはさすがベテラン。


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売店の前で横に広がって皆でストレッチ(準備体操)


雨の様子を見てストレッチをして、記念の集合写真を撮って、イザ出発。ただし、ここからの緩やかな登りは一般的な尾瀬のイメージ「木道を歩く」のとはほど遠いもの。このあたりは車も走っている道である。

                                
                                  続く
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2011年07月31日

尾瀬ハイキング 1

26日、27日の都宅建立川支部ハイキング部主催の「尾瀬ハイキング」はとても楽しいものだった。

昨年も「上高地」に参加して、やはり良きお仲間さんに恵まれて楽しかったが、今年はそれ以上だった。今まで私はそういう企画からは逃げていて、去年広報委員になって、たまたま広報委員長がハイキング部長を兼ねていて、しかも登山靴まで頂いてしまったので逃げ場を失い仕方なく参加したのだが・・・、今は「なんでこういう良い企画にもっと多くの参加者が集まらないのか」不思議に思っているくらいである。もっとも、ハイキング部長の弁では「これくらいが丁度いいんだよ、これ以上集まると収拾がつかなくなるから」とのことで、たしかに、前回の9人、今回の10人程度が一番まとまりやすいのかも知れない。

今年は昨年と若干メンバーが入れ替わった。昨年参加していて今年参加しなかった方たちも、仕事や家族旅行と重なってどうしても都合がつかなくなってしまったのが理由で、そうでなければ今年も参加していたと思う。

昨年は女性参加者は広報委員会の同僚Tさん一人のみだったが今年は2人になった。男性8人、女性2人という配分は、ある意味「絶妙」と言える。これが半々になったりすると、女性はいいだろうけど男性は居場所もなくなるし物凄く気を遣うことになる。正直、7:3でもキツクなると思う。私も後で教えて頂いたのだが、山や山小屋やハイキング(登山)のマナーというのは平地とは違うからで、「女性として扱うべき」「レディファーストで当然」などと考える女性が参加したなら男は振り回されることになるし。山は真に男女平等の世界だ。

と、偉そうに言っていて、実は今回の尾瀬では、その女性も含めて他の参加者の方たちに大いに助けられた。途中から私は右膝の裏と左脚の付け根が痛み始めたからで、出発前に通販でよく売っている「膝ベルト」をヤフオクで落札して装着していたのだが、いつも痛む左膝はさほどでもなく、今回は右膝にきた。もちろん、膝ベルトは両脚に着けていたのだが、もし膝ベルトが無かったら、途中で立ち往生していたかも知れない。

で、遅れていく私の様子に、最初に「リュックかしなよ、持ったげるよ」と声を掛けてくださったのが参加者中最長老76歳のSさん。Sさんは協会立川支部の専務理事まで務めた方で我々の大先輩なのだが「気にするこたぁねえよ」とアッサリ仰る。で、お願いすると、10kgもないリュックが無くなっただけで随分と楽になった。以降、いろんな方から「リュック持つよ」と声を掛けて頂いた。とくに組織委員長のKさんには2日目のほとんどの行程で背負って、じゃなかった腹側に負って頂いて、それが為に足下が見えず2度も尻餅をつくことになったが、それでもKさんは「大丈夫、大丈夫、気にしなくていいですから」と笑顔で仰ってくださって感激した。

翌々日、尾瀬の写真が出来上がったのでSさんの店にご挨拶がてら届けに伺ってお礼を言うと、「いや、そうじゃねえんだよ。ああいう時は遠慮しちゃいけねえんだよ。無理してどうにもならなくなっちゃうほうがもっと迷惑を掛けることになるんだから、親切とかそういうことじゃなくて互いの危険を避けるために早めに手を打ってるってことなんだよ。だから、困ってる人がいたら声を掛けるのは自分の為でもあるんだよ。持つよ、と言われたら遠慮しないほうがいいんだよ」と教えてくださった。そっか、なるほど、そういうものなんだ・・・。

失礼ながら、支部の中でも地理的には中心部ではないし、店の広さもうちと変わらない。私同様一人で営業していらっしゃる。それでいて支部の専務理事に推される、というのは実によく解かる。お話を伺っていて、Sさんには「私」が無い。自分が儲かれば、自分が得すれば、でなく、全体を見回すことが出来る人なのだ。

Sさんは既に要職から離れているが、たぶん現役の役員さんでも、Sさんから「そいつはなんねえだろうよ」と言われて押し切れる人、そうはいないだろうと思う。


さて、これからボツボツ、尾瀬ハイキング紀行を(写真掲載と共に)書いていきたい。


え?、なに、「山小屋の女子高生のグループはどうだった?」って?

慌てない慌てない、そのうち書くから(*^^)v
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2011年07月23日

今度お世話になる尾瀬沼畔「長蔵小屋」さん

我々がお世話になる尾瀬沼畔「長蔵小屋」(山小屋)について、広報委員長からこんな話を聞いた。

先日の記事で、尾瀬は今「閑古鳥が鳴いているらしい」と書いたが、我々が泊まる26日、本館は我々の「ほぼ貸切状態」で、別館(第二長蔵小屋)には女子高校生のパーティー30名が予約しているらしい。

おかしいではないか!

この夏も猛暑で電力不足が懸念されていて、国民も節電のためにエアコンの温度設定を上げ、企業も節電目標15%が義務付けられ、違反したなら重い罰則と高額の罰金が待っている。我々のグループ10名と女子高校生30名を本館または別館のどちらか一方に収容できないハズがないではないか。我々も贅沢を言うつもりはなく、犠牲的精神をもって雑魚寝でも何でも快く協力するつもりでいるのだ。

この国難ともいえる時期、長蔵小屋は「非国民」の謗りを免れない。私は長蔵小屋のためを思って言う。

当日、どちらかは閉館して、一方にまとめるべきである。人手が足りなければ「シャワールームの番」だって何だって手伝う用意がある。いかような支援をすることも吝か(やぶさか)ではない。

もし長蔵小屋が私の提案を拒否したならデモ隊を組織して・・・(爆)



ま、女子高校生と顔を合わせたら「どこの高校か」くらいは訊いてみよう。あくまで、それだけねわーい(嬉しい顔)
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2011年07月12日

高尾山での(尾瀬行きの)予行演習の記録

広報委員長からのお誘いで先週の水曜日、高尾山に登った記録。

中央線で高尾まで行き、そこで京王線に乗り換えて高尾山口まで。そこから6号ルート(沢沿い)を辿って高尾山の山頂まで歩いた。登る前に準備体操をし、途中適度に休憩を挟んでいたものの、ふだんから全く運動をしていない身にとってはキツイものがあった。

所々に腰を下ろせる場所があって、休憩していたら年配の女性グループが来たので「どちらからおみえになったのですか?」と訊くと、「高尾山口から」と真顔で答える。「あ、そういうことじゃなくて」と言うと気付いて「杉並から」とのこと。ここの登山者はたいがいが高尾山口駅から来ている。そうでない人はほとんどいない。

それやこれやでどうにか山頂まで辿り着き、売店で昼食に。通常、山の売店や食堂は運搬賃が掛かるからけっこう割高の料金設定になっているものだが、高尾山はリーズナブル。「ざる蕎麦」の大盛りでも700円。ああいう場所にしては味もそこそこ。

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私が頼んだ「ざる」大盛り。ウェイトレスはフィリピーナだった。


土日は狭い山頂広場に数千人も押し寄せることがあるそうだが、平日ということもあって人影は(疎らというほどではないが)少ない。

カメラを持ってブラブラしてたらキレイな蝶々が・・・・、って「夜の蝶」とかじゃないよ、本物の蝶々のことだよ(^^ゞ

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目まぐるしく飛び回るから構図も定まらないが、どうにか一枚。後で図鑑で調べたら「ミヤマカラスアゲハ」のようだった。下に蝶々の影がクッキリ映っていることからも、その日が快晴だったと判る。


一息ついて4号ルートを下り始めた頃から左脚の膝と親指の爪先が痛み始める。原因は、私の靴紐の結び方にあった。委員長が「指先をテーピングしてあげるよ」と言うので靴を脱ぐと、ご一緒したWさんと委員長が「それじゃ足が痛くなるワケだよ」と笑う。私が靴紐を緩めず靴を脱いだのを見て、「靴の中で足が遊んでいて、下り坂で靴の中の足が滑って前に出ようとして常に当たっている状態だから」とのこと。私は「靴紐は緩めに締める(結ぶ)もの」とばかり思っていて大失敗。委員長が、まるで子供の靴を気に掛けるがごとく締め直してくれ、以降はとても楽になった(世話が焼ける^_^;)

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委員長が紐を結び直してくれ、「良きに計らえ」の大名気分るんるん


途中にはこんな吊り橋もあった。

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元々の予定で帰路は高尾山リフト乗り場からリフトで下ることになっていて、爪先は楽になったが膝は痛いままだから歩くだけでも容易ではなく、リフトに乗れたのは助かった。風も気持ち良かったし。

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高尾山口駅のロータリーから1時間に一本、八王子の「ふろッぴィ」という温泉に行く送迎バスが出ていて、ちょうど到着したバスに乗り込むと、バスはすぐ満席に。利用者が意外と多いのに驚いた。

バスが動き始めて最初の信号で停車すると、後ろから係員が追いかけてきた。運転手に「あと2人、乗れませんかねえ」と訊く。バスは既に満席なんだからこれ以上乗せる余地はない。我々は早めに来て待っていた。だいたいが遅れてきておいて「私たちも乗せてくれ」などと図々しいことを言うのが間違い。大した距離ではないのだし「どうしても行きたければタクシーを使え!」と言いたくなる。

そんな厚かましいことを言うような奴は碌なババアではないだろう。「あかんべえ」でもしてやろうか、と最後部座席から振り返ると、




か、か、かわゆい揺れるハート (写真、撮れなかった・・・、残念たらーっ(汗)

超可愛いお嬢さん二人組だった・・・。だったら先にそう言えばいいのに、である。ナンなら私の膝の上でもOKだし、前の方に座っているオヤジを2、3人放り出してもかまわないのだから。思わず「あみだクジでも作りましょうか」と言いそうになったわーい(嬉しい顔)

当然に、このクソ暑い中、誰も「私が降りる」とは言わない。心の中では委員長とWさんが「私が代わろうか」と言い出すのを期待していたが、バスはそのまま出てしまった。その後、そのお嬢さんたちが「ふろッぴィ」に来たかどうかは不明だが、私が風呂から上がってソファーで寛いでいたら委員長が「さっき凄く綺麗な女性が2人この前を歩いていったよ」と言ってたので、そのお嬢さんたちかも。

昨今の健康ブームで「山ガール」「岳ギャル」というのが増えているとか。高尾山でも若い女性だけの二人組とかパーティーがいたし。


脚は翌日まで痛かったが、いい予行演習をさせて頂いて大感謝、である。26、27日の本番(尾瀬)が愉しみになってきたグッド(上向き矢印)


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2011年07月06日

今日はこれから高尾山に

今日の定休日、朝から高尾山ハイキングに行きます。うちのと、でなく、宅建協会の重鎮の方2人と私の3人で、であります。厳密に言うと、組合活動の中の個人的なハイキング、であります。

実は昨年、広報委員長から新品のトレッキングシューズを頂いていて、まだ試し履きしてなかったので、7月後半の尾瀬と登山の訓練の為に「足慣らし」「靴慣らし」の目的で、であります。重鎮の方々も尾瀬ハイキングに参加される方で、ま、予行演習ですね。不慣れな私にとっては「八甲田山 死の彷徨」みたいなものですが^_^;


これが頂いたHawkinsのトレッキングシューズ、

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なんでも、富士山特化型とのこと、どういう意味なんでしょう??

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靴の裏側はこんな感じ。スニーカーとはかなり違いますね。


広報委員長の足のサイズとは合わない、とのことで、24.5cmで「ちょうどドンピシャ」だった私が頂戴することになりました。よって、以降の「山やハイキングの誘い」は断れないことに・・・わーい(嬉しい顔)

尾瀬は過去に一度だけ行ったことがあって、その時は平地のみでした。今回はちょっとした山にも登ります。最近は太り気味で少し歩くと膝の裏が痛くなるので、今日の高尾山は委員長が「予行演習」に誘ってくださったものです。あとお一方もご年配の方とのこと。

途中(帰り?)で温泉にも入ってきますいい気分(温泉)

では、行ってまいります。って、海外旅行みたいるんるん
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2011年06月25日

国会の会期延長がもたらすもの

国会の会期の延長幅が、当初の見込みの50日間から70日間になった。それを国民は「ああ、その分、菅さんが総理に居座る期間が延びるのか」くらいにしか捉えていないだろうし、正直なところ、私もそんな感覚でしかなかったが、実は我々の業界にとっては、その僅か20日間の幅が死活問題になりかねない、とのこと。

そう指摘しているのは、先日の研修会の講師、高川弁護士である。

昨年、「賃貸住宅居住安定法案」、いわゆる「追い出し禁止法」が参院を通過し、現在は国会で継続審議になっている。もしこのまま衆院を通過してしまうと、日々「悪質で不誠実な滞納者」と対峙している我々賃貸管理業者や家主さんからすれば死活問題になる。現状では未だ審議入りはしていないものの、残りの継続審議法案数が1件ずつ片付いて減ってきているので、会期の延長幅が50日間になるか70日間になるかで大きな差が出てくる、と言うのだ。

当サイトで何度も取り上げているが、この法案の中で特に問題になるのが「家賃債務保証業者、住宅の賃貸事業者(一般の家主も含む)、賃貸管理業者による悪質な取立て行為の禁止」を謳っている部分。法案によれば「手段に関わらず脅迫的な手段での取立てを禁止し、具体的には、鍵の交換による締め出しや家財など動産の持ち出し、深夜早朝の督促、また、これらの行為を予告すること」となっていて、「支払わないと訴える」もNGになる可能性が高い。それについては、弁護士がそう警告するのと家主や管理会社が警告するのでは違いがあるのかも知れないが。

悪質な滞納者は、電話しても出ないし、明らかに着信記録が残っているのに折り返してもこない。手紙を送っても返事は無く、ドアに「連絡ください」と貼紙してきてももちろん連絡してこない。仕方なく内容証明を送ってもそれすら受け取り拒否されて戻ってきたことが二度ある。それで「どうやったら取り立てることが出来るのか」、国会議員さんに教えてもらいたいものである。こっちは大人しく請求していて、無視を続ける滞納者に対して既に万策尽きてたりする。「裁判で闘え」ということなんだろうけど、滞納額に対して支出が大き過ぎるし時間も掛かる。何より「裁判で勝つ」のと「支払ってくれるかどうか」は全く別のものである。一番悪いのは滞納していながら誠実に対応しない滞納者である。出発点は滞納なのだ。

自分が督促を無視して連絡をしなかったくせに、「怖くて電話できなかった」と言うだろうし、昼間に何度電話しても出ないから朝や夜(せいぜい10時くらいまでに)電話しているのに「早朝や深夜にも電話してきて怖かった」と主張するだろう。手紙の文章にも気を遣うことになる。全て「紳士的で穏やかな内容」でなければならず、何度も送ってはいけないことになる。要は、相手が「威迫された」と感じたらアウトであって、それは「滞納者がどう感じたか」に掛かってくる。穏やかに請求して支払わなければ段々と強い調子で出るものだが、それがダメというなら打つ手は無い。

「悪質滞納者天国」を推進する法案なのだ。

行き過ぎた昨今の人権保護の風潮そのままに、悪質な滞納者の保護はするが、善良な家主や不動産業者の人権には全く配慮がされていない悪法、「人権ボケの極み」とも言える法案である。

文書、電話、貼紙などで相手が「威迫された」と感じたとする主張が認められたなら、督促者が罰金や懲役刑を課される可能性もある。


ところで、私は高川弁護士について、とても感動している。一般的に法人の顧問弁護士というのは「何かトラブルに巻き込まれた時に対応してくれる(だけ)」くらいに思っていたのだが、普段から官報などにも目を通し、業界に関連した法案の審議が現在どこまで進んでいるのか、ということにまで注意を払っていてくださっているのを知って実に有り難く思った。私の認識不足であって、「どの顧問弁護士もそういうもの」かも知れないが、顧問料に見合った仕事をしていない弁護士のほうが多いのでは、と思っているからだ。非常に優秀で、顧問弁護士として望みうる最高の先生だろう。それは「専門家でない一般の人に、難しい問題を解かりやすく解説できる」ということでも判る。そういうのは「頭が良くないと出来ない」ことだから。


その高川弁護士、講演で別の重要な問題にも触れていた。

データベース事業者に対する規制法案についてである。その法案には「悪質な滞納者のデータを登録するには本人の了解が必要」との条件が付いていて、滞納情報をデータベースに登録するには滞納者に「あなたの滞納情報をデータベースに登録してもよろしいですか?」と訊く必要があり、次の部屋を借りられなくなる可能性がある滞納者が快く了解するワケがなく、何ソレ!?という内容である。

高川弁護士によれば、その対策として「契約時(申し込み時)に、滞納が有っても無くても、つまり良い情報も悪い情報もデータベースに登録する、という条件を最初から付けておく」というもので、借りる時は誰もが滞納することになると思ってないだろうから了解するだろうし、もし拒んだら審査を通さなければ良い、とのこと。ただし滞納者が後で気付いて「契約した時はOKしたけど今は嫌」などと言い出しかねないので、そこは少々不安なのだが・・・。

それでも「滞納を未然に予防する効果は充分に望める」と思う。上手く利用すれば「データベースに載せられたくなくてちゃんと支払ってくれる」かも知れない。ま、あくまで「かも」ではあるが。

いずれにしても、これらの法案は、「人権保護の名の下、単に悪質な滞納者を蔓延らせる効果しか生まないもの」でしかない。

一部の悪質業者や法律を理解していない家主の行為を取り締まれば良いのに、それが困難だから「全部に網を掛けてしまおう」というお粗末な法案である。これでは法令を遵守している者は堪らない。

我々にとっては延長国会で、要注意、要注目の法案である。

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2011年06月18日

実に有意義だった研修会(これ、業者さん必読です)

一昨日、宅建組合の研修に参加した。

二部構成で、一部は深沢綜合法律事務所の高川佳子弁護士による「更新料支払い特約の効力」「最高裁平成23年3月24日敷引契約有効判決」「取立行為の規制等に関する法律案について」、そして二部のテーマである「賃貸住宅管理業者登録規定(案)要約」についても高川弁護士から解説があった。二部の講師である国土交通省の課長補佐に配慮して、講師が会場に到着する前に冒頭で、である。国土交通省の役人の前では言いにくい話でもあるので・・・。

高川弁護士の講演は、各地で行われている各種裁判の判決が及ぼす影響や問題点、業者が陥りやすい錯誤、今後とるべき対応などについて、理路整然としていて実に解かりやすい解説だった。

で、問題は第二部の「賃貸住宅管理業者登録規定(案)要約」である。講師は事前に配布した資料を読み上げるだけ。いくら詳細がまだ明確に決まっていないとしてもアレは無い。あんな内容ならわざわざ国土交通省から来てくれなくても、資料だけ渡して「後で目を通しといて」で終わる。しかも、案そのものの中身もお粗末だし。

渡されたパンフレットによれば、「賃貸住宅管理業務に関して一定のルールを設けることで、借主と貸主の利益保護を図ります。また登録時業者を公表することにより、消費者は管理業者や物件選択の判断材料として活用することが可能です」とあって、一見すると「とても良い制度」に思えるが、とんでもない代物である。

先ず、業者が登録をすると、業者の情報は消費者に丸裸にされることになる。そりゃあ、お客さんからすれば(社長以下全社員の個人情報、収益、管理実績、管理物件の内容等)全て知り得ることになるし何の問題もないだろうが、業者からすれば堪らない。中には、一棟のアパートの中でも賃料に差があるケースもあって、それなりに事情もあったりするから、そこからトラブルに発展する可能性もある。そもそも、部屋探しに必要ない情報まで公開するのはおかしな話である。登録しているから信用できる業者、してないから信用おけない業者、と判断されかねない。いや、むしろ、国土交通省は「それが嫌なら登録すればよい」と言ってるに等しい。

さらに、いろんな報告義務が課せられる。それらの大半は、今まで不動産業者が宅建業法に則って日頃から行っているもので、改めて余計な項目を増やされて意味の無い仕事が加わるだけの内容。

信頼関係の向上、と言うが、お客さんがそういうデータを閲覧しないなら、今までと何も変わらない。業者にとって唯一のメリット「信頼関係の向上」には一切繋がらない。なので「残るはデメリットのみ」ということになる。行く行くは登録を任意から義務化にする腹だろうが、現実が何も解かっていない。この制度には「家主」も「客」も有るが「業者」は無い、とハナから透けて見えている。

課長補佐は「いろいろトラブルが増えてきているので・・・」と言うが、一部の悪質な業者がいることで普通に堅実に営業している業者が迷惑を被る典型である。悪い業者だけを取り締まればいいのであって、それが困難だから全部に網を掛けてしまおう、という了見である。当然に網の中を選別することもしない。要は、一番楽な方法である。ミソもクソも一緒にしているだけなのだ。

更に、こんな危惧もある。登録業者の業務内容が公開されることによって消費者からは当然に「多くの管理物件を持っている大手業者が『より信頼される』ことになり、小規模な不動産業者は、それだけで信頼が得られなくなる可能性がある」ということだ。大手が良心的で信頼できるとは限らないし、小さな業者には小さな業者なりの良さがあるのだが、そんなことは公開される数字からは判らない。「常に営業成績のイイ奴が人柄もイイとは限らない」のと似ている。

最後の質問コーナーで、私の「これらの内容は宅建業法と大半がダブっているのに、なぜ業法の改正で対応しなかったのか?」との質問に、明確な回答は返ってこなかった。この夏にもスタートしようという制度なのに「まだ明細が固まっておりませんので」と答えるのみで、それでいて「ご理解とご協力を・・・」と言う??。その課長補佐、講師として来るならもう少し勉強してから来て欲しい。

最後に私が「この会場に来るまでは私も『登録しよう』と思ってましたけど、アナタの説明を聞いて止めることにしました」と言うと、会場からは拍手が起こった。正直、自分でも「ここまで言うのはどうか・・・」と思っていたが、同じ思いのお仲間さんがいてくれてホッとした。さらに、終了後に研修委員長と話していると、女性の参加者が寄ってきて、「先ほど質問してくださったのはあなたですか?」と訊くので、「はい、そうですが」と答えると、「有り難うございました」とお礼まで言われた。それは凄く嬉しかった。

ああいう場で意見を言うのは勇気が要る。何と言っても相手が相手だし・・・。でも、思い切って言って良かった、と思う。率直に言って、他の会員業者さんは、良く言えば「皆、私より大人」であるが、悪く言えば「皆、他力本願」である。だが、それは仕方ないとは思う。ただ、どんな場合でも「自身の明確な考えや意思を持つこと」、そして「時にそれを自ら発信すること」というのは必要なことではなかろうか。とくに今回のケースは我々にとっては死活問題でもあるのだし。

帰りがけに支部長(当然に支部で一番偉い人)から呼び止められて立ち話をさせて頂いたのだが、同じようにお考えでいらっしゃることが分かった。私はてっきり「君、いくらなんでもアレは言いすぎだよ」とのお叱りを受けるかとドキッとしたが・・・^_^;

支部長ご自身の会社は「こういう制度」で影響を受けるような小さな会社ではない。だが、小規模な会員業者にも充分に配慮してくださっているのが伝わってきて、それは本当に有り難いことである。


他の業者さんのご判断は分からない。だが、私は登録しないつもりでいる。少なくとも、将来的に義務化されるまでは・・・。

posted by poohpapa at 05:58| Comment(4) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月04日

「東国原英夫」氏講演会 番外編

当日の、ある客と、東国原氏のエピソードを、

先ず、私と広報委員長は、記録係として客席の最前列のやや左に数席確保すべく荷物を置いていたのだが、開演の直前、私が会場の様子を撮るために、ちょっと席を外していた間の出来事から。

当初はカメラバッグやダウンのコートを二つの席に置いていたが、一方の席に荷物を集め片方に私が座り、「そろそろ半分くらい席が埋まってきたので会場の様子を何枚か撮っておこう」とそのまま席を立ち、荷物は片方の席に山積みしていた。一回りして戻ると、髪の長い若い男が座っていた。フリーターというより、ニートという感じで何を考えているのか解からないボーっとした男だった。

私が「すみませんが、そこは広報で使う席ですので・・・」と言うと、「ああ、ダメなんですか」と言いながらも席を立とうとしない。前方から半分の席はだいたい埋まっていたし、よくまあピンポイントで空席らしき席を見つけるもの。普通は最前列まで出てこないものだろう。しかも隣の席に荷物が山積み状態なら「誰か来るのかも」と考えて遠慮しそうなものだちっ(怒った顔)

まあ、油断した私も悪いのだが、「ああ、この男は道で大金の入った財布を拾っても交番には届けないだろうな・・・」と思えた。

今までいろんなお客さんを相手にしてきた私が「この男とは話していたくない」と思ったくらいで、それ以上何か言ったとしても会話は成り立たなかっただろう。支部主催の講演会だからそんなことで客と揉めるのも憚られるし、この男より早くから来てくださっていた他のお客さんに申し訳ないが「じゃあけっこうですよ」と言って、私が広報委員長の隣に席を移した。「そうでしたか、すみませんでした」なんて言葉もなく、そのまま無表情で黙って座り続けているから「周りのことには無関心」だと解かる。通路を挟んで隣の席にいるだけで気分が悪くなる、というより気色悪かった。

こういう感じの男が店に部屋探しで入ってきても適当にあしらって帰ってもらうようになると思う。入居させたら他の住人とトラブルを起こしそうだし、家賃が遅れる時も連絡などくれないだろうし。


で、講演内容は、というと、テレビで東国原氏が何度も話していた内容とほとんど同じだった。それでも、古典落語を聴くようなもので、何度聴いても面白いものは面白い。サービス精神も旺盛で、だんだん熱が入ってくると上着も脱いで、大変な熱演だった。

講演が終わった後、東国原氏は楽屋で新聞社の取材を受け、それから聴衆のいなくなった会場に戻り、舞台の上で支部の役員さんたちとの記念撮影に快く応じてくれた。そのあたりは5年前の蕎麦屋さん(ぷっ)とは大違いである。集合写真を撮り終えて、私が東国原氏と支部長との2ショットを撮ろうとして楽屋に行くと、東国原氏はもう帰り支度をしていたが、サッとコートを脱いで、ここでも快く撮影に応じてくれた・・・、が、私が大失敗をしてしまった。少し暗い廊下で、コンデジで撮れば良かったものを一眼レフで撮ったもので、撮った写真がピンボケになってしまい、撮り終えると東国原氏は直ぐ帰ってしまったので撮り直しも利かず、支部長にお詫びすることに。

支部長は「気を遣ってもらっただけで嬉しいから気にしないで」と労ってくださったが、何とも申し訳ないことをしてしまった。まさかに、東国原氏(の額)にフラッシュは焚けなかったし・・・ふらふら

カメラの性能を過信するあまり自分の腕の悪さを忘れて(その場での)確認を怠ったのだから完全に私のミスであった。

ところで、東国原氏、驚いたことに立川まで電車で来たようだ。ま、そのほうが宣伝にはなる。何の、は言わないが。しかも今回、支部の担当者から講師を打診された際、支部から申し出た(?)ギャラに対し、東国原氏の事務所は「そんなに要りません」と言い、3分の一の額で受けてくれたようだ。それは東国原氏クラスの講師料としては破格の安さとのこと。蕎麦屋さんと比べても3割程度だ。

そういうことを知らなくても、今回の聴衆は東国原氏に一票を投じることになるだろう。何の、も言わないがわーい(嬉しい顔)

反省点も少なからずあったが、支部は今後も開かれた宅建業協会を標榜し、社会にとって公益性のある事業の継続の為にこういった講演会を定期的に開くであろう。今回はいい講演会だったと思うし、次はもっと多くの市民の方にご来場頂けたらと願う・・・とまあ、我ながら「何て優等生的な発言」と思わないでもないが・・・あせあせ(飛び散る汗)

posted by poohpapa at 07:45| Comment(4) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月03日

「東国原英夫」氏講演会

昨日、都宅協立川支部の主催により、今、去就が注目されている元宮崎県知事「東国原英夫」氏を招いて講演会が開かれた。支部創立45周年を記念して、一般市民にも公開されていた講演会だった。

週間天気予報が外れ、あいにくのスッキリしない空模様と、交通の便、それと我々のPRが不足していたのか、満員とはいかなかったが、それでも会場は笑いの渦につつまれてまずまず盛況だったし、東国原氏はいろんな表情をするので、被写体としても面白かった。

今回の講演会は、講師の東国原氏が「都知事選に出馬するかどうか」まだ決意表明していない微妙な時期、ということもあって、支部の理事(役員)さんだけで運営されていたのだが、「人様よりちょっとだけ良いカメラを持っている」というだけの理由で私が撮影を依頼された。実のところ、広報委員長が記録係で、録音も撮影もご自身で両方こなせたのだが、「私は文章を記録するだけで精一杯。カメラマンは別に用意してくれると有り難い」と進言して、平の広報委員である私も加えてもらえた、というのがどうも真相だったようだ(*^^)v

それでも、副専務理事のKさんから事前に「打ち上げにも参加してください」と丁重にご連絡を頂けたのはとても嬉しかった。参加は遠慮させて頂いたが、そういう温かいご配慮は非常に嬉しい。

で、写真もたくさん撮ってきたのだが、あくまで組合の仕事として撮ったものであり、私のブログで先行して公開してしまうのはマズイので、写真は無し、ということでご了解を。

会場では「新燃岳噴火による災害義援金」の募金も行われていて、(前のほうの席が空いているのに)会場の一番後ろの席に友人と「イジケたように座っている」広報委員のTさんを発見。私が募金箱を預かり持って行って無理やり募金させたのだが、その箱を返しに行った帰り、二人の横を通り過ぎようとした時、こんな話し声が・・・、

「どうせ役員の飲み代にされちゃうんじゃないの??」

なんてことをちっ(怒った顔)、である。もちろん冗談だが、聞き捨てならない。

「おい、こらっ、何てことを!」と叱りつけた。私が後方から横を通り過ぎる直前であって、まあ、何と言うか絶妙のタイミングであったわーい(嬉しい顔)

役員の飲み代にされるどころか自分たちの飲み代を削られたんだから運が悪い。一番後ろに目立つように座っているのが悪い(ぷっ)

二人だけに寄付させて自分は出さないワケにもいかないので、私も千円寄付をさせて頂いた。恩着せがましく千円札に「短い付き合いだったな、宮崎に行っても元気で暮らせよ」と声を掛けて募金箱に入れると、係りの理事さんが笑っていた。



ところで、先日、面白い裏話を聞いた。協会の支部では5年前も40周年記念の講演会を開いていたのだが、その時招いた講師の裏の顔(態度)は最悪だったとか。

担当者が「記念の(集合)写真を撮らせてください」と頼むと、

「そんなこと急に言われても困るんだよ」「2分だけにしてくれよ」などと、実に横柄な態度だったとか。テレビで観ている顔とは大違いで、スタッフからは「2度と呼ばない」との声も出たようだ。

メイク前の女性タレントならイザ知らず、客は聴衆だけではない。写真一枚撮るのにどれだけの手間が掛かるというものでもない。ちょっと有名になったからといって「何様」という態度をとっていたのでは、そのうちどこからもお呼びが掛からなくなるものだろう。

で、それが誰かというと・・・、ヒントを二つ。

一、ゴルゴ13の通称
二、名前の読み方を、よく「お蕎麦屋さんと間違えられる」らしい

ま、これで十分判るだろう。そういえば最近は見かけない。海外に生活の拠点を移しているようだが、それだけではないと思う。

以前の記事でも触れたが、テレビ業界の人に伺った話では「二度と一緒に仕事をしたくないのが田中義剛で、また一緒に仕事したいのが清水ミチコ」とか。義剛は花畑牧場の経営で忙しいのかも知れないが、テレビで見かけないのは似たような事情があるのでは・・・。

先述のタレントも、昔は「母親の介護」や貧困で相当な苦労をしたと聞くが、苦労をしてそれが身についているなら人に対して優しくできるハズ。逆に横柄になるなら、苦労のしっ放し、ということ。


さて、と、これから、撮った写真を整理しなければ・・・。






posted by poohpapa at 07:47| Comment(6) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日

一般市民の方も参加可能な講演会のお知らせ

3月2日(水)19時より、うちの会社も所属する都宅協立川支部の主催で、創立45周年を記念した講演会が開かれます。講師は・・・、






東国原英夫前宮崎県知事、であります。

場所は、アミュー立川の大ホール(収容1400名)です。予約申込み、整理券等は不要です。席指定もなく自由席(先着順)です。

県知事時代の苦労話、芸能界の裏話等、何が飛び出すか分かりませんが、きっと面白い話が聞けることでしょう。

実は、講師として最初から東国原英夫氏で決めていたワケではありません。最初、講師としてお願いする予定だった人は・・・、




鳩山由紀夫前総理でした。

しかし、総理時代も辞任した現在も、あまりに言動がお粗末で、「いくらなんでも講師として相応しくないのでは」との意見が強く、(どうも内諾は受けていたようですが)断念わーい(嬉しい顔)


次いで候補に上ったのが・・・、



桜井よしこさん、でした。


私は、断然、桜井さんのお話を伺いたかったのですが・・・、「時折り過激な発言もあるので、いろんな考え方の人がいるであろう一般市民が聴講する講演会にはどうも・・・」と見送りにふらふら

ま、私としては「いいじゃねえか、平和ボケしてる日本人にはそれくらいハッキリ言ってくれる人が必要なんだよ」という思いでしたが、非常に残念な結果に・・・。次は呼んでね揺れるハート(心の声^_^;)


そして、「誰かいないものか」と物色して最終的に東国原氏に。

事務所に問い合わせたら「二つ返事でOKだった」とか・・・。

それで私は、「あ、都知事選、出る気だな」と確信しました(*^^)v

東国原氏に関しては評価が分かれるところですね。宮崎の物産の知名度や売り上げアップに貢献した功績もありますが、一期だけで都知事に転進したら「宮崎県民を踏台にしたのか」という批判も当然に出てくるものでしょう。(選挙はあるものの)せめてもう一期務め上げていたら県民の受けとめ方も違ってきたでしょうし、都民から「都民をバカにしているのか」との反発も受けないのでは、と思います。

参院選の前だったか、自民党が擦り寄った時に、当時現職の宮崎県知事だった東国原氏が「総裁候補にしてもらえるなら(考えてもよい)」と要求していたとかで、「自分が解かっていない人だな」と思ったものです。まだ一期も満了してなかったのですから。

ま、それはさておき、話としては面白くなるのは間違いありません。お近くの方は是非お越しになってください。もちろん無料です。


で、私は広報委員としてカメラマンを仰せつかりました。広報委員長には(それまで無かった)腕章を用意して頂けるようお願いしました。腕章を着けてないと、「なんだ、前のほうでチョロチョロしやがって、鬱陶しい野郎だ!」と思われかねないので。当日、会場の前方で東国原氏にカメラを向けている小太りの男がいたら、ハイ、私ですわーい(嬉しい顔)

posted by poohpapa at 07:28| Comment(5) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月22日

昨晩は広報委員会の忘年会

昨日、支部報新年号の最終打ち合わせの後、忘年会が開かれた。

提案したのは、6人のメンバーの中で唯一の下戸、私である(*^^)v

一次会は立川駅南口の寿司屋さん。そこには三浦百恵さんもよくいらっしゃるとか。我が広報委員の一人Aさんは、百恵ちゃんの旦那である三浦友和氏の同級生、ポン友でもあるらしい。世間は狭い。

その寿司屋さん、平日はランチを840円で提供していて、「この寿司がこの値段?」という驚きの内容なんだとか。それでも1店舗での年商は1億を超えているという。今度うちのを連れていこう。

二次会は、Aさんの同級生の妹さんがやっているスナックへ移動。

実は、私は二次会を想定していなかった。寿司屋さんでお開きになるもの、と思い込んでいた。よくよく考えてみれば、酒好きが6人中5人もいるのに一次会だけで終わるワケがなかったのだ。懐が寂しいのとカラオケが大嫌いなのとで、自分が言い出しっぺなのに委員長に「ここで帰ったらマズイですかね?」とこっそり訊いてしまった。それは「ダメ!」とアッサリ却下。ま、そりゃそうだろうふらふら

で、委員長には陰で借金の申し入れをしていたのだが、他のメンバーさんたちが私と紅一点のTさんの分を少なく計算して割り勘にしてくださったのでどうにか足りた。と言うか一文無しになった。私はふだんから財布にカネを入れない主義(入れるにしても必要最小限だけ)だが、大人の常識として次回からは多めに持っていこう^_^;

私は「飲めない唄えない(唄わない)」だが、それでも、気の合った仲間同士の時間はとても楽しかったし、本当の忘年会になった。よく、会社で企画した忘年会なんかだと、気を遣うだけで楽しくなんかなくて、かえってストレスになるだけのものもあるが、そんなことは全く無かった。それが証拠に、1月には(新年会ではなく)6人全員で山梨のワイナリーに行くことになった。車は副委員長のSさんが提供してくださる。酒が絡む話は早く纏まるもんだわーい(嬉しい顔)

もう一つ、唯一の独身メンバーであるMさんに花嫁を紹介するプロジェクトも立ち上げられた。それは冗談などではなく、真面目な話である。ただし、そこは不動産屋の集まり、「披露宴に◎◎人呼んで費用は◎百万として、3%+6万の(花嫁)紹介料をもらおう」などという計算もチャッカリしていたりする。ま、どこまでが本気なんだか、いや、全員が本気ではあるのだが(ぷっ)

Mさんは、誠実を絵に描いたような人で、私は「この6人の中で一番最後まで人を裏切らない人はMさん」と思っているくらいの人である。うちの娘じゃダメだろうけど、Mさんなら私はOKだ。

委員長が「この25年間で最高の広報委員会だと思うよ。このメンバーであと3年やりたいね」(任期は2年で一度更新)と仰っていて、もちろん、全員がそのつもりでいる。

昨日個々のメンバーと話をしていて、私が、面白いな、と思うことがあった。それは委員の全員が「委員長から何か頼まれたなら断れない」という認識でいること。何と言うか、委員長を中心にして一致団結していて全員が委員長の意を汲んで気持ちよく動ける、ということである。それは簡単なようでとても難しいことだと思う。たぶん、このチームワークは3年後も変わっていないだろう。

3年経って、今のメンバーでの広報委員会を解散する時には6人で一つの会社を立ち上げたなら面白いかも知れない。誰も自分が社長でいることには拘らないのだし、それくらいの仲間だと思う。


ただ・・・、そのために、現状に懸念材料が無いワケではない。

それは、うちの会社がそれまで存在しているか、ということである。会社が無くなれば委員でもなくなる。あと3年は頑張らないとたらーっ(汗)
posted by poohpapa at 08:14| Comment(2) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする