YouTubeで鬼平犯科帳の名シーンを見つけたのでぜひご覧頂きたいと思う。鬼平を物語る名シーンは数々あれど、極めつけ、とも言える場面を二つ。
最初は「兇賊」という話の冒頭(倶利伽羅峠の場面)の次のシーンで、江戸の芋酒屋「加賀屋」が舞台。
お忍びで芋酒を飲みに来た平蔵と、芋酒屋の主である九平と夜鷹のおもんの絡み。スペシャルで放映されたもので、九平を小林稔侍が演じている。通常版では米倉斉加年が演じていて、私は米倉版のほうが原作イメージに近くて好き。おもんとの遣り取りはスペシャル版のほうが原作に忠実な台詞回しになっている。
おもんが平蔵から「体が温まるまでゆっくり飲んでいきな」と酒を勧められて、「旦那、嬉しゅうござんすよ」と涙する場面は何度見ても貰い泣きしてしまう。その後の平蔵のセリフもいい。
「兇賊」より
http://www.youtube.com/watch?v=Dqpo0aisYgo
次は、「血頭の丹兵衛」の最後の部分。新国劇の島田正吾が大盗賊「蓑火の喜之助」を演じていて、この島田正吾の喜之助が凄い。収録の際に、監督はもう少し早い台詞回しで演じてもらうつもりでいたが、島田正吾の貫禄と独自の間合いに一言も発することができずに圧倒されて、全て任すしかなくなったとか。
http://www.youtube.com/watch?v=9kp2SU82jg8
大盗賊だと分かっても捕えないで見逃してやることがあるのも鬼平の醍醐味である。
他にも珠玉の作品は多いが、この二つの場面を観るだけでも鬼平の神髄は十分に伝わってくると思う。


「殺さず、犯さず、貧しきから盗らず」を頑なに守る盗賊には、鬼平は寛容ですね。あと、鬼平の食事もTVシリーズならではの魅力です。冷蔵庫のない時代の、旬で新鮮な素材を生かした料理の数々。本当に美味しそうです。あの時代に生まれていたら、自分はどんな職業に就いていたのかなと考えることがあります。江戸に住んでいたら、大工ですかね。
「殺さず、犯さず、貧しきから盗らず」、で、いつも思うのですよ、
殺さず、犯さず、は分かるのですが、貧しきから何をどうやって奪うというのか・・・???(*^^)v
バラキさん、江戸の時代に生きていれば大工に・・・、ははあん、普請の際に細工を施す為ですね(爆)
鬼平の番外編として、池波先生の食通ぶりを紹介する本も出ていますよ。今度お貸ししましょうか?
スギちゃんを連想するような場面、ありましたっけ???
鈍くてすみません、解説してもらうまで全く気が付きませんでした。その・・・、後ろに「ワイルドだろ〜」が続いてなかったもので(滝汗)