昨日の夕方、店を閉めて伊勢丹の地下に行っていたら、うちのからメール。「気仙沼のKさんから洗剤が届いたよ」とのこと。気仙沼のKさん、もう7〜8年くらい前になるかなあ、うちの店に飛び込んできて、「このあたりに〇和荘というアパートはありませんか?」と訊く。そのアパートに住む親族に用があったようで、はるばる気仙沼からやってきたのだが、口で説明しても、地図を書いても分かりにくい場所にある。
そこで、私が案内して差し上げたのだが、たかだかそれくらいのことで、以来、毎年、気仙沼港に水揚げされた新物のサンマをドカーンとクール便で送ってくださる。最近ではそれに洗剤も加わってしまった (汗
頂きっ放し、というワケにもいかないし、訊けば「お酒が好き、白ワインを好む」とのことで、私のほうはサンマ(の金額)に見合った高級なシャンパンを送っていて、そういうキャッチボールを楽しんでいる。直ぐにKさんに電話すると留守電になっていて、メッセージを残してメールを打っていたら直ぐに折り返してきた。
「まるで盗撮してたかのように絶妙なタイミングで、今、ちょうど伊勢丹の地下のワイン売り場にいるから、シャンパンか白ワインを送るね」と言うと、「今、飲めないのよ。実は明日退院するんだけど、大腸癌と肝臓癌の手術を受けて肝臓も半分くらい取ったから、お酒は飲めなくなったわ」と気丈に笑って言う・・・。
知らなかったとは言え申し訳ないことをしてしまった。私より若いし、声は明るかったが、医師から宣告された時は目の前が真っ暗になったことだろう。私の癌闘病中の友人知人もみんな同じことを言っていた。
癌、と言っても生存率は高くなっている。私の恩師も宣告から10年以上も元気でいるし、手術がされたなら完治の見込みはある、ということだろう。開腹して患部を切り取らずにそのまま縫合したのなら怖いが。
たまたま、別の売り場に親しくしているマネキンのUさんがいたので、「こういう事情でお見舞いをお送りしたいのだけど、何がいいかなあ。果物で考えていたんだけど・・・」と言うと、「だったら果物より、高級なゼリーのほうがいいと思う。暑くなってきていて果物は足が速いから、ゼリーのほうが賞味期限的に余裕があって喜ばれると思うよ」とのアドバイス。今日にでも、ルミネの「フルーツパーラー TAKANO 」に行こう。
最近は、私も、オカマの教育評論家がCМに出ているオリックス生命の「持病や入院・手術歴がある方も85歳まで入れます」という保険が気になっている。以前は死亡時に1億円が支払われる保険に入っていたが、毎月の掛け金が35000円ほどで、生活を圧迫するので解約してしまった。そのまま掛けていれば良かったかな。「掛け捨てでなく掛け金は月々3000円から」と言っているが、私の歳では高くなりそう。
それはともかく、私が今まで出会った人の中で「最も義理堅い人」の一人、Kさんには元気でいて欲しい。
2022年07月22日
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コメントをするのは初めてです。
うわ〜世の中にはそんな義理堅い人いるんですねえ。
父を亡くした時にこのご時世だったので家族葬でしました。年末に喪中ハガキを出しましたが、親戚でも何の反応もない人、すぐに電話をくれた人やお悔みの手紙ももらいました。
母の何十年と会っていない同級生の方からお供えをいただいたり、今は借家にされている近所の方がわざわざ家までお供えを持ってきていただいたり、世の中には色々な人がいるなあと思いましたが、父が相当に世話をしたような親戚数人が、知らん顔だったのにはびっくりしましたが。
Kさんの体調が良くなることを私もお祈りしたいです。
この記事に関係のないことを申し訳ないです。2004年の3月5日の
一家5人殺人事件の記事にもうコメント出来ないようですが。
この事件、もう40年位前になるでしょうか、お若い方は当然にご存じないでしょうが、今でも覚えている事件です。今も思うことがありますが、どこかにコメントできないでしょうか。
不愉快に思われたら削除してください。
「不愉快に思われたら削除してください。」なんて、とんでもないことですよ。逆に感謝申し上げます。今日、帰宅してから以前の記事を検索して善処させて頂きます。
いつも、そしてずっと以前からお読み頂き、誠に有り難うございます。
「殺人不動産屋だけが悪かったのか」という記事ですね。
お待たせいたしました、今、コメントを「受付/表示」にいたしました。どうぞご意見をご記入ください。訳あって、途中からコメントの受付を停止していました。この事件は考えさせられることが多く、私にとって「忘れられない事件」です。今も、よく思い出します。この業界にいると、身につまされますので。
では、どうぞ宜しくお願いします。
<<年末に喪中ハガキを出しましたが、親戚でも何の反応もない人、すぐに電話をくれた人やお悔みの手紙ももらいました。
それ、よく解かります。よくあることですね。喪中ハガキが届いたら、年賀状を出さないだけでなく、ハガキ一枚、電話1本でいいからお悔やみの気持ちを伝えるのが礼儀ですよね。そういうことで本音が解かってしまうのは辛いものがありますが、前向きに捉えるなら、本音が解かって良かったのかも。
気仙沼のKさん、洗剤やサンマだけでなく、お米やお菓子を送ってくださったりします。私の店から徒歩3分、ただお連れしただけなんですよ。本当に恐縮してしまいます。立川に親戚や友人知人がいないと聞いたので、「親戚の方が何かで困ることがあったら、私に連絡して頂いてかまいません、そうお伝えください」と言ったからかなあ。遠くの親戚より近くの他人ですもんね。心強く思ってくださったのかも。
不義理すると、自分の社会を狭くするもの、お父様にお世話になっていながら弔問にも訪れないようなら、碌な死に方はしませんよ。うちの入居者にもいます。
などと、関係ない話で失礼いたしました。