2026年04月11日

昨日の記事の続編

昨日の朝7時10分に携帯が鳴った。一昨日は203号室の入居者の携帯から、昨日は201号の住人の携帯からで、普段は入居者からそんなに朝早く電話が入ることなど無いので、前日の外国人入居者からだと判った。出たら、「あ、〇です。今日は何時頃店に出られますか?、鍵を借りに伺いたいので」だと。

「うちは10時からなので、その少し前ですけど・・・」と答えると、「少しでも早く借りたいのですが・・・」と言う。私も起きたばかりで髪も整えていないし、まだ顔も洗っていない。だけど、よほど困っているんだろうな、と思い、「じゃ直ぐに行きますが、それでも支度するから15分くらいは掛かるかも」と伝えた。「じゃ、その頃に伺います」と言っていたが、店に近づいたら、遠くに、店の前で〇さんが待っている姿が見えた。

挨拶して、店に入り、椅子に掛けるよう勧めたら、「いえ、汚れるといけないので・・・」と言う。「なんで?、昨日はどうしてたの?」と訊くと、「野宿してました」だと。203号室の高齢婦人に、後でお詫びの電話を入れたら、「まさか、うちに泊めるワケにもいかないし、ネットカフェとか24時間営業のコインランドリーに行けば座っていられるよ、と言ったんだけどね」とのこと。それじゃあ鍵屋さんを呼ぶカネも無かったか。

急いで鍵の保管箱から合鍵を探して渡すと、「助かります」と涙ぐんでいた。ネットカフェに行くカネもないなら、前日の夜、辛くても店に行き鍵を渡してあげれば良かったか、と、さすがに罪の意識が芽生えた。

部屋に入って着替えて出勤しなければならいからギリギリのタイミングだったかな。「今日中に鍵を返しに伺います」と言うので、「無理しなくて、ゆっくりでいいよ」と伝えて、ペットボトルのお茶を一本持たせた。

また涙を流していたから、「返しに来る時は鍵だけでいいからね。余計な気を遣わないでね」と言ったら、深く頭を下げて出て行った。今回の件は「いい経験」になっただろう。懲りてくれたらいいな、と願っている。それにしても、10年前の男とは人間性は雲泥の違い。次はもっとしっかりサポートして差し上げよう。

posted by poohpapa at 07:59| Comment(2) | TrackBack(0) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

poohpapaさんおはようございます。

>「野宿してました」
それは気の毒! 
お金も持っていなくて外に放り出された状態だったんでしょう。
poohpapaさんももっと状況を把握して鍵をもっていってあげてください。
Posted by たか at 2026年04月11日 09:21
たかさん、再び、おはようございます

<<お金も持っていなくて外に放り出された状態だったんでしょう。

まさに、そのとおり。お隣の高齢婦人が「これ、良かったら持って行きなさい」と言って千円札と電話用に小銭を持たせたそうです。まだまだ人情が残ってますね。冷たいのは不動産屋(私)だけか(滝汗
Posted by poohpapa at 2026年04月11日 09:30
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